【旅行記】台湾旅行記(2018/04/13〜18)4日目 〜 台東・台北編

台湾旅行記4日目。この日は4/16(月)。

台湾旅行記のこれまでの話は以下の記事をどうぞ! 

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲)
・4/16(月)
 タイタン トラベラー ホテル → 北港小吃部 → 
 Taitung Tianhou Temple(台東天后宮)→ 台東空港 → 松山機場 → 行天宮 → 
 迪化街 → 永楽市場(布市場) → Taipei Xiahai City God Temple(霞海城隍廟) →
 臺北府城 北門 → 台湾総督府交通局鉄道部 → 士林夜市 → 品格子旅店3S宿舎

地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)

朝6:00に起床。シャワーを浴びる。

昨日のトライアスロンの筋肉痛はそこまで酷くない。これまでのトレーニングの成果なのか、補給食が効いたのかはわからないけど、この後の旅行でも歩き回る予定なので、筋肉痛が酷くないというのはありがたい。

朝7:00に友人1人が台東を出発するということで、ロビーで見送る。

その後、残りの友人1人と朝食を食べに行く。ふらっと目についた店に入ろうと思っていたのに、なかなか空いている店が見つからない。先月行ったマカオでは、朝から空いているお店がたくさんあったので、台湾でも普通にあるだろうと思っていたけど、そうではないのかな。まぁ、台湾だからと言うよりかは、台東という街だからかな。15分くらいホテルの周囲をさまよい、見つけたお店に入る。北港小吃部というお店。

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お店では、ひき肉のそぼろが入った麺を注文。地元の人が通うようなお店で、味はまずまずといったところ。

この日は、11:45発の台東空港発、台北は松山国際空港行きの飛行機に乗る予定だ。2時間前には空港に着いておきたく、ホテルを9:30に出るように友人と話をして、それまでは自由時間とすることに。

少し時間があったので、散歩がてら街を歩くことにした。ホテルに近くに、Taitung Tianhou Temple(台東天后宮)という寺があり、そこへ行くことにする。台東に来てからこの場所を知り、気になっていた場所だ。

この日は月曜日。平日だが外はあまり人がいなく、静かな感じ。

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台東天后宮に到着。ホテルからも、朝食を食べたお店からも、徒歩10分くらいの距離。大きく、広く、豪華な建物。

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正面の大きな門をくぐってもさらに豪華な建物が広がっている。

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建物の屋根部分には、これまた豪華な装飾。あと、狛犬も飾られているね。昨日の龍鳳寺もそうだったけど、台湾の寺はとにかく豪華だ。

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寺の内部も煌びやか。

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朝早い時間帯に来たせいか、人はあまりいなかった。割とのんびりと寺の中を見て回る。

寺がこんなに豪華なのは、これは別に宗教的なものというよりかは、台湾とか中国の文化によるものなのかな。「お寺は豪華に〜」みたいな教義はないだろうしな。先日読んだ宗教の本にも、そんなこと書かれていないしね。

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台東で見たいと思っていたところは、これで全部見ることができた。よかったよかった。集合時間が近づいていたので、寺を後にして、ホテルに戻る。

ホテルに戻る道中に、台湾銀行という建物があり、その前に行列ができていた。開店を待っている人の行列だろうか、下の写真でいう、GIANTのお店の前くらいまで、人が並んでいた。銀行に行かなきゃできない手続きが、台湾にはまだ、たくさんあるってことなんだろうな。

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ホテルに到着。荷造りはほとんど終わっていたので、部屋に戻り、荷物だけ持って、ロビーに行き、フロントのスタッフにタクシーの手配をお願いする。

ロビーでタクシーを待っていると、外で見慣れた車を見かける。外に出て見ると、クロネコヤマトのトラックだった。クロネコヤマトは台湾にも進出しているんだね。

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タクシーに乗り、友人とともに、台東空港へ向かう。ホテルからは200元くらい。台東駅〜ホテルが約5kmで200元だったから、それと同じ値段ってことは、ホテル〜台東空港も約5kmくらいの距離なのかな。

10:00くらいに台東空港に到着。建物内に入る前に、外観や周囲のエリアを散策する。

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11:45のUNIAIR(ユニ航空)の便に乗る予定。

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ユニ航空のカウンターが空いていなかったので、空港のロビーでしばらく待つことに。台東空港は小さい空港。空港内を探索するほどの広さもないので、のんびりベンチに座って、カウンターが開くのを待つことに。

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出発1時間前くらいになって、ユニ航空のカウンターが開き、チェックインを済ませる。そのまま、保安検査を受け、登場ロビーで再び待ち。バニラエアでは重量制限に引っかかったけど、ユニ航空では特にそういうものはなかった。荷物を預けることなく中に入れた。

ちなみに、保安検査場の入り口には、国内線用の入り口と国際線用の入り口とがあり、台東空港は小さい空港ながらも、国際空港であることがわかる。

窓の外には、私たちが乗るであろう飛行機が見える。プロペラ機だ!

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出発時間が近づいていたが、一向に機内に入れる雰囲気にはならない。どうやら遅延しているようだ。出発時間を過ぎたくらいで、出発が1時間以上遅れるとのアナウンスがあった。飛行機の遅延はよくある話だけど、旅行中の遅延は、観光できる時間が減るから勘弁してほしい。。。

お昼時の便の遅延ということで、航空会社がお弁当を用意してくれた。お弁当と飲み物を受け取る。お弁当はご飯の上に焼豚、昆布、煮卵、野菜が乗っかったもの。飲み物はレモンティー

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ちょうど台湾旅行の前月に、「世界ふしぎ発見」で台湾の特集がされており、台湾の駅弁が美味しいという紹介がされていた。それを見ていたので、遅延というアクシデントはありつつも、ここで台湾のお弁当を食べれるというのはちょっと嬉しい。

www.tbs.co.jp

結局、飛行機は1.5時間の遅延で出発。私は窓際の席で、友人は隣の席。1時間弱のフライトなのであっという間に到着する。

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台北に着いた後は、友人(最後の1人)と別れて別々に行動する予定。私は18日(2日後)まで台湾にいる予定だけど、友人はこの日の深夜便で日本に帰る予定だ。

空港に到着する間近に、窓の外から大きな建物が見えたので、思わず写真を一枚撮る。写真中央部の大きな建物は、観光地かなと思ったけど、たぶん、これは圓山大飯店というホテルのようだ。その右側(写真右側中央、プロペラの右側にある赤い屋根の横長の建物)は忠烈祠かな?(今回の旅行では行かなかったけど。)

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松山国際空港(松山機場)に到着。

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手持ちの台湾ドルが少なくなって来たので、外貨両替所で5000円を台湾ドルに両替する。ここで友人とお別れ。以後はひとりたび。

この時点で時刻は15:30。飛行機が遅延したこともあって、結構いい時間になっている。

本当はこの後、青葉というお店でお昼ご飯を食べる予定であったのだけど、飛行機遅延の関係で、お昼営業の時間も終わってしまっている。有名なお店らしく、気になっていたんだけど、まぁ仕方ないね。青葉は諦め。

4travel.jp

まずは行天宮を目指す。松山国際空港は街の中にあるので、台北の中心部へは歩いて行けなくもない。なので、松山国際空港から行天宮までは歩いて行くことにした。街並みも見て見たいしね。


空港のそばには、"Welcome to Taiwan"的なモニュメントが立っている。来たぜ台北

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台北は東京と同じくらいの気温。涼しい。歩きやすい天気だ。

台北は東京までとはいかないが、街中は本当に都会。日本でもこういう都市がありそう。道はちゃんと整備されているし、高層ビルもバンバン建っている。看板には日本語で書かれたものも結構あるし、日本語の会話も、ちらほら聞こえてくる。

高雄でもそうだったように、海外ながら海外さを感じない。そんな場所。

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行天宮は松山国際空港から3kmくらいの距離。近いと思っていたけど、周りの景色をいろいろ見ながら歩いていたので、思ったより時間がかかるし、大荷物を背負って歩いているので、意外と疲れてくる。

うーん、この日は大して歩いてもいないのに、これくらいで疲れを感じるなんて、やっぱり昨日の影響が出ているのかなぁ。


行天宮に到着。

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写真を見る限りでは周囲に何もないように見えるけど、街の中心部で、大きな道路がある通りにあり、周りはビルに囲まれている。立地の雰囲気としては、札幌の時計台と似たような感じかな。

私も地図を見ながら行天宮を探していたけど、あまりに周囲が街中だったので、本当にこんな場所にあるのかと思いつつ、また、見つけた時は、「あっ、これか」という感じだった。

行天宮は三国志の蜀の武将、関羽を祀っている。入り口の門からして豪華だね。平日の夕方の時間帯ではあったけど、多くの人が来ていた。

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中では大勢の人が、熱心にお経を読んでいる。そして台東の龍鳳寺でもそうだったように、ここでも拝拝を行なっていた。拝拝をしている人の中には、もちろん観光客も大勢いたが、明らかに現地の人もいて、しかも明らかに僕より若い、学生さんと思われる人もたくさんいた。
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拝拝って台湾の人にとってどういうものなのかな。宗教的な意味合いが強いものなのか、それとも、日本人でいう神社のおみくじ程度の、気楽な占い程度のようなものなのかな。気になる。

正面から見たらこんな感じ。奥に祀られているのは関羽かな?

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ちなみに、写真左下の方に、手をついて祈っている女性がいるけど、祈り方には作法があって、手をついて祈る際には、男性は手のひらを下に向け、女性は手のひらを上に向けて祈るようだ。

私も形だけ祈ってみようかなと思ったけど、人が多くて、またひっきりなしに人が入れ替わっていくので、大きな荷物を持っている中でするのもなんなので、やらなかった。

この後ろ側にはお経を読むエリアが広がっている。写真からはちょっと見にくいけど、青い服を着た人がいて、これらの人はみんなお経を読んでいる。

そしてこれらの人は、お寺の人ではなく一般の人。一般の人が、青い服に着替えて、お経を読んでいるのだ。それだけ、宗教に大して熱心なものを持っているということなんだろう。

その感覚は、私にとってはやっぱり不思議に思う。無宗教といっていいくらいに宗教を信じていないので、どういう思いで、お経を読んでいるのか、不思議に思う。

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行天宮を出て、次は、迪化街というところに向かう。地図では、地下鉄(MRT)で3駅分。ざっと3kmくらいの距離に見える。MRTを使ってもよかったけど、せっかく台北の街に来たので、周囲の景色や雰囲気を肌で感じたく、歩くことにした。

歩き疲れた感はあるんだけど、それでも、街の空気を肌で感じることの方が、私にとっては大事なのだ。

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迪化街に向かって歩く。海外にいる気がしないくらい、日本に似ていると言ってはいるが、個々の建物や、少し狭い路地とかを見ると、その雰囲気はやっぱり日本とは違う。日本というよりかは、先月行ったマカオの方が雰囲気的には近い感じがする。

と、行ってるそばから。いかにも日本的なお店を発見。これだけ見ると、完全に日本にある居酒屋ですな。というか日本語しかなくて、台湾の要素がゼロ(笑
(ちゃんと台湾で撮った写真ですよ。)

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行天宮から迪化街へは、行天宮の前の通りを、ひたすらまっすぐ西に進むだけ。一本道で迪化街の通りにいけるので、とっても楽。

 

これは途中で通った、MRTの民權西路站。駅が綺麗。 

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迪化街に到着。迪化街の通りを示す看板が見る。

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迪化街は清時代の街並みが残った一帯だそうだ。

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昔の建物だとは思うのだけど、車やバイクがある中の光景なので、そこまで古いという感じがしない。バロック建築というものらしいけど、建築については無知な私。。。

迪化街は、かつては、薬を扱うお店の通りだったらしく、その流れが残っているのか、薬や漢方を扱うお店が多く並んでいた。漢方系の食材が山のように積まれているのはなんとも中国っぽい。

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迪化街を進むと、Taipei Xiahai City God Temple(霞海城隍廟)という廟が立っている広場に出る。霞海城隍廟は縁結びのご利益がある廟らしく、女性の方が多くいた。大きな荷物を持った男が来るところではなかったかな(笑

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廟の中には、いかにも中国文化って感じの絵が飾られている。

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霞海城隍廟の裏側には、 永楽市場(布市場) が建っている。マカオでも、台東でもそうだが、市場はただ眺めて見ているだけでも面白い。訪れた時は夕方の時間帯だったので、ほとんどのお店が閉まっていたけど、雑貨や衣類のお店は開いており、通りすがら眺めることができた。(写真撮り忘れた。。。)

外に出ると、いい感じに夕暮れ時。

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迪化街の通りを南に抜けた先には、北門が建っている。ライトアップされていて、なかなかいい雰囲気。門の中はくぐることはできるけど、建物の中に入ることはできない。外周をぐるっと回って見ただけで終わってしまった。台北では有名なところなんだけど、さっと見たら十分って感じの建物かな。

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外もいい感じに暗くなってきた。ふと北門の後ろを振り返ると、なかなかいい感じの夜景が広がっていたので思わず写真を一枚。写真左側にある建物がなかなかオシャレだと思った。あとで調べて見ると、台湾総督府交通局鉄道部という建物らしい。日本の写真だと言われても、納得しちゃいそうな光景だ。

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この後は、ホテルにチェックインした後で、夜市に行く予定だ。ホテルは、北門からすぐ近くのところにある。北門から歩いて5分もしないくらいの距離かな。

ホテルは品格子旅店3S宿舎というゲストハウス。看板を見る感じだとネットカフェみたいな印象を受けるね。ゲストハウスの中はとても綺麗でおしゃれ。最近の若者向けっていう感じ。

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フロントの方は終始日本語で応対してくれた。でも、やっぱり私は英語で返してしまう。自分でも不思議に思うほど、とっさに日本語ではなく英語が出てしまっていて、なんでだろうと思ってしまう。

海外で日本人でない人と日本語で話すということに違和感を感じているからだろうか。それとも日本語で返しても相手にはわからないだろうという思い込みがあるからだろうか。おそらくその両方だとは思う。

チェックインを済ませて部屋に入る。部屋はD10。フロントを右に曲がって左、左と曲がり突き当たりの左側の部屋。部屋は2〜3畳くらい。ベットと物を置く台があるだけ。本当に寝るだけといった部屋だ。一人旅なので、これで全然十分。荷物を置いてすぐに出発する。

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向かうは士林夜市という台北最大の夜市。台北駅からMRTで劍潭駅へ向かう。
台北駅は夜のライトアップがされていて、なかなか綺麗だ。

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台北駅から劍潭駅までは、10分〜15分くらいだろうか。台北駅は地下にあるが、途中から地上を走り、劍潭駅は地上にある。札幌の地下鉄と同じだね。

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劍潭駅では1番出口に士林夜市の案内があり、特に迷うことなく行ける。

駅を出る途中で、通りすがりの人に、「Welcome to Taiwan!」と声をかけられる。カメラを抱えて、片手に地球の歩き方を持っている私は、いかにも海外の観光客って姿に映ったんだろうね。そういう言葉をかけてもらえるのは、なんだか嬉しいね。

駅を出たら、すぐそこが士林夜市。広大な敷地に屋台が並んでいる。

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士林夜市は、台北最大の夜市と言われているだけあって、平日の夜なのにすごい人。観光客っぽい人ももちろん多いけど、台湾の若者や仕事帰りのサラリーマン的な人も結構多く見かけた。

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食べ物を売っているお店、ファッションや雑貨を扱っているお店、ゲームセンターなどいろんなお店が並んでいる。広大な敷地に広がっており、また狭い道で入り組んでいるので、方向感覚がつかめなくなる。これは本当に迷子になる。というか、半分迷子になってた(笑

たい焼きのお店もありますね。

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歩いていると、時々、鼻を突く、ものすごい臭いがしてくる。なんの臭いだろうと周囲を見て見ると、どうやら臭豆腐という料理のお店のようだ。正直、私は臭いだけでNGなのだが、普通に買い食いしている人もいて、また、臭豆腐を扱っているお店があちこちにあったので、台湾の人からするとメジャーな食べ物なのだろう。海外から見た、日本の納豆的な位置付けの食べ物なのかな。

台湾ではUFOキャッチャーが人気なのか、ゲームセンターがイコールでUFOキャッチャーと言っていいくらいにUFOキャッチャーしかなかった。

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ゲームセンターの看板に、大きく日本語表記がされており、「おっ」と思い見て見ると、そこには、「スーパーミニマツソ」という記載が。

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「マツソ」ってなんだ??
さっぱりわからず、しばらくモヤモヤしながら歩いていたんだけど、他のお店の同様の看板に答えが書いてあった。

これはどうやら「マシン」のようだ。「スーパーミニマシン」ね。いかにもって感じな間違いだ。カタカナって難しいね(笑

お腹も空いていたので、買い食いをしながら夜市を散策する。目についたのが、ジャンボチキンフライのお店。ちょうど肉肉しいのが食べたかったので、早速購入。

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が、正直ここは美味しくなかった。なんか、生臭くて美味しくなかった。生姜とかで臭みを取れば、美味しく食べれると思うのだが、残念だ。食べ物は残したくないんだけど、半分くらい食べて、本当にもう無理って感じになってしまったので、止むを得ず残してしまった。

次に食べたのが、サツマイモボールというお菓子。これは美味しかった。もちもちしてて、ちょうど良い甘さ。このお店は行列ができていたんだけど、行列ができる理由がわかる。

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屋外に屋台的にお店が出ているものあれば、屋内でフードコートみたいな形式でお店が出ていたりする。

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ご飯ものが食べたくなったので、お店の前で客引きをしていた人に、誘われるがままにお店に入る。メニューは中国語、英語、日本語で表記されている。写真付きなので、どういう料理なのかがとてもわかりやすい。周りからは日本語の会話があちこちから聞こえてくる。

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牛肉そぼろご飯、牛肉麺、小籠包を注文。ガッツし食べて満腹、満足!

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食事後は散歩がてらに夜市を歩き回る。食べ歩きもでき、UFOキャッチャーもでき、雑貨やファッションなどのショッピングもでき、友人とかカップルとかで来るととても楽しそう。

個人でも十分楽しめるけど、買い食いと雰囲気を楽しむという楽しみ方になるのかな。私はそういう楽しみ方だった。

夜市を後に、ホテルに戻る。ホテルに着いたのが、22:00くらいだったか。
翌日は朝早くに出発する予定なので、24:00前には就寝した。

4日目終了!5日目に続く!

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5日目以降の話はこちらをどうぞ。 

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【旅行記】台湾旅行記(2018/04/13〜18)3日目後半〜台東街歩き編

台湾旅行記3日目。この日は4/15(日)。

台湾旅行記のこれまでの話は以下の記事をどうぞ! 

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲)

・4/15(日)
 旺旺鶏肉飯 → 原台東神社忠魂碑 → 龍鳳仏堂 → 龍鳳宝玉塔 →
 蕭家有夠讚肉圓 → 捷安特-台東站 → 鐵道藝術村(鉄道芸術村) →
 台東県私立長青老人養護中心 → 海浜公園 → 炒上鮮平価熱炒 →
 タイタン トラベラー ホテル

地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)



この日は、夜も明けきらぬ時間から、台東トライアスロンに参加しており、競技が終わってホテルに戻って来ても、まだお昼過ぎという時間。

バイクを返す必要があったんだけど、ちょっと休みたいという声があり、ひとまず15時までは自由時間。

まずはシャワーを浴びて、汗を流す。

お腹が減った。

トライアスロン後で、且つ、お昼時ということもあり、お腹はペコペコ。お昼ご飯を食べに行く。友人の1人は休みたいということだったので、もう1人の友人とお昼を食べに行く。

激しい運動の後だったけど、体の方は大丈夫。動けないほどの疲労ではないし、筋肉痛もまだ来ていない。

運動後のクールダウンということで、のんびり歩きながらお店を探す。ふらっと見つけた旺旺鶏肉飯というお店に、ふらっと入る。

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お腹は空いていたけど、激しい運動後のせいか、そこまでガッツし食べたい気分でもなく、炒飯と野菜炒めを注文。なんだが無性に米が食べたかった。運動後のご飯はやっぱり美味しい!

昼食後、15時までまだ時間があったので、街を歩くことにした。友人とはここで一旦別れて単独行動。体力的にはまだまだ大丈夫。昨日行けなかった龍鳳寺に行くことにする。

龍鳳寺は鯉魚山という山の麓に立っている。旧台東駅のすぐ側にある。
遊歩道が整備されており、遊歩道の入り口をまっすぐ進んで行くと、赤い鳥居のようなものが見えてくる。

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鳥居の先には原台東神社忠魂碑という塔が立っていた。

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入り口が閉ざされていたので、建物の中には入れず、外観だけを眺める。側では小さな娘さんとその父親が遊んでいた。

そこから少し歩くと、龍鳳寺(龍鳳仏堂)が見えてくる。地球の歩き方にも載っている、台東の見所の一つと思われる場所。

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とても大きな建物。1階は事務所。あと、なぜかカラオケの設備が用意されていて、外にも思いっきり聞こえるほどの大音量で、カラオケの音が流れている。もちろん歌っている人の声も丸聞こえ。そして、このお寺だけでなく、龍鳳寺の敷地のあちこちからも、カラオケと思われる音と歌声が聞こえてくる。

このお寺は観音菩薩を祀っているようなのだけど、そんな施設で大音量でカラオケを歌ってるって、なんだか不思議。お寺の中では、複数人のグループで歌っているのか、男性の歌声と女性の歌声が聞こえた。神聖な場所で何やっているんだかと思いつつも、これも、もしかしたら台湾(台東?)の文化なのかな。少なくとも私は、こういう場所でのカラオケはゴメンだなぁ。

建物の中は見学が自由。見学客は私以外に、家族と思われるグループが1組いたくらい。カラオケの音もあまり響いては来ず、静かな空気が流れている。

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家族と思われるグループは祭壇の前(写真右側)で、赤い木片2つを床に投げては拾い、投げては拾いの繰り返しのことをやっていた。お参りの一種かなと思い眺める。

調べて見ると、どうやら、台湾式のお参り、「拝拝」と呼ばれるものらしい。願い事を込めて、赤い木片2つを投げて、表裏の出方により占うものらしい。

龍鳳寺のそばには、龍鳳宝玉塔という塔が立っている。上まで登ったら眺めが良さそうだなと思い、上まで登れるかわからなかったが、とりあえず向かって見ることに。

途中、猫に遭遇。すっごい警戒されてる。。。

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龍鳳宝玉塔。なかなか色が派手な塔だ。

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塔には装飾として龍が飾られている。

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上に登る階段があり、閉ざされているわけでもなかったので、登って見る。塔の中には、遺骨を納めていると思われる一室があり、明らかに観光客が来るような場所ではなさそうだ。とはいえ、係員の人から何も言われなかったので、まぁ、気にしない。

急な階段を登り、7階くらいまで登って、頂上に着いた。街を一望できる、良い眺め。もちろんこの場所で見ている人は私1人だけ。この景色を独り占め。曇りなのがちょっと残念。

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景色を眺めていると、旧台東駅(上の写真の中央右部の緑地帯)の奥に教会らしき建物を発見した。台湾にきて教会を見たことがなかったので、とっても気になる。時間があったら行ってみよう。
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ちなみに、高いところから撮った龍鳳寺。個人的には上で載せた龍鳳寺の写真よりも、こっちの写真の方が好き。

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ちなみに、ここからもカラオケの音は聞こえてきた。日本の昔の曲も流れていて、両親世代の聞いたことがある曲だったんだけど、曲名までは思い出せなかった。

龍鳳宝玉塔を降りると、雨が降ってきた。この後、自転車を返す予定なので、雨は勘弁してほしい。約束の時間が迫ってきていたので、ここでまたホテルに戻る。

ホテルに戻り、友人と合流。バイクを返しに行く。昨日借りたレンタルバイク屋台東駅の近く。ホテルからは5kmくらいの距離。

小雨が降る中、バイクを返しに向かう。途中、蕭家有夠讚肉圓というお店の前で信号待ち。すると、この店に寄って見たいと友人に誘われる。なんでも、店の外では、肉まんを油で揚げたような料理を作っており、それがなんとも美味しそうで、食べて見たかったようだ。私としては、小雨が降っており、本降りになる前にバイクを返したく、先に進みたい気持ちもあったが、友人2人が入る気満々だったので、それに合わせて寄ることにする。

店の中に入る。バイクには鍵をかけておらず、盗難が怖かったので、外に置いたバイクをチラチラ確認しながら、席に座る。そわそわしてちょっと落ち着かない。

料理は、肉まんを揚げたものとスープを注文。3人でシェア。

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肉まんはなかなか独特な味。ふっくらというよりかは、もちもちといった食感。確かに初めて食べるような料理だ。

店の中で料理を食べていると、いよいよ雨が本降りになってきた。やり過ごせるような強さではなかったので、諦めてこの店で雨宿りをすることにする。雨宿りしている間、カンボジア在住の友人が、中国語で店の人たちと食材について色々会話をしていた。ちょっとびっくり。いつの間に中国語を覚えたのだろう。

10分くらい待つと、雨も弱まってきた。レンタルバイク屋(捷安特-台東站)に向けて再出発。特にずぶ濡れになることなく、バイクは返却。バイクを返却した時点で、時間が大体16:00くらい。

この後の予定は決めておらず、レンタルバイク屋の近くにある、台東駅で作戦会議をする。友人2人は、この後、台東の近くにある、知本という温泉が有名な街に行きたいと言う。私としては、この時間から知本に行っても温泉に入って終わるだけで、知本の街を歩けるわけではなく、また、台東の街も歩けなくなるので、いろいろもったいない気がして、その誘いには断ることにした。

19:00に再集合する約束をして、ここで再び単独行動をすることに。駅のホームまで彼らを見送る。

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タクシーに乗って、再び旧台東駅へ戻る。値段は200元くらい。雨はすっかり止んでいる。ありがたい。

台東駅について、散策開始。鐵道藝術村(鉄道芸術村)を見て回る。なかなかオシャレな建物が並んでいる。下の写真はコンテナで作られたショッピングエリア。

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公園内ではフリーマーケットが行われていたり、イベントブース(?)の上で寝ている犬がいたりと、平和な日常な光景。

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先ほど、龍鳳宝玉塔で見つけた、教会らしき建物が気になっていたので、そこに向かうことにした。教会らしき建物は、教会ではなく、台東県私立長青老人養護中心という高齢者福祉施設だった。教会だったら中に入って見みようと思ったけど、流石にここは入れないね。
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この建物は海沿いに立っており、すぐそばには海浜公園が広がっている。

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海沿いの公園で、しかも夕暮れ時ということで、なかなか良い雰囲気。家族連れ、カップル、友人同士、結構な人が散歩していた。

砂浜の方まで歩いて行く。久々に波の音を聞いた気がする。波が砂浜の方に押し寄せてきて、波が引くときに、波が砂利を鳴らす音がなんとも心地いい。やっぱり自然が作る音ってのは良いね。とてもリラックスできる。

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のんびり公園を歩く。散歩するにはちょうどいい広さだ。

18:30くらいにホテルに戻る。集合は19:00なので、その時間まで帰りの荷造りをする。もともと荷物がパンパンだった上に、トライアスロンの受付時にいろんなグッズをもらったので、それが全部収まるか心配だったけど、捨てた服(2日分)のスペース分、バックに空きが出たので、そこになんとか押し込む。

夕食は、台湾の友人がオススメの、炒上鮮平価熱炒というお店に行く予定。19:00に現地集合ということになった。

外を見ると、また雨が降り出していた。外に出るのをためらってしまうような強さ。雨具は持ってきていなかったので、仕方なく、トライアスロンでもらった帽子をかぶって、お店に向かう。ちょうど私が店についたタイミングで、友人たちもお店に着いた。

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席は、外のスペースで、天井だけ覆われている、屋台のような雰囲気がするエリア。

タイガービールというシンガポールのビールが5本で300元というセットがあり、それを注文する。お店の人は英語が通じたので、中国語で書かれたメニューを見ながら、これは何かと聞きまくり、料理をオーダーする。

鶏の揚げ物、炒飯、客家小炒(スルメ、豚肉、厚揚げの炒め物)、炒麺、海鮮鍋(写真撮り忘れた。。。)、麻婆豆腐、焼き鯖、マグロの刺身を注文。これらの料理とお酒を合わせても1600元(約6000円)くらいしかかからなかった。うん、安い!

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どれも美味!さすが台湾の友人のオススメのお店!海外での刺身は少し抵抗があったが、普通に美味しかったし、何の問題もなかった。台東は海が近いので海鮮が美味しいようだ。

トライアスロンの話や、カンボジアの話(友人の1人はカンボジア在住)、互いの近況に着いて盛り上がる。

21:00くらいにお店を出て、ホテルに戻り、私の部屋で2次会。が、私はここで疲れ&酔いが回ったらしく半分くらい寝てしまっていた。友人たちは洗濯をしに何度か部屋を出入りしていたらしいが、あまり覚えていない。


あまり覚えていないけど、24:00過ぎに解散していたと思う。
友人の1人は、明日、7:00に台東を出発して高雄に戻るようだ。寝ぼけながらも7:00に見送ることを伝えて、そのまま寝てしまった。

3日目終了!4日目に続く。

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4日目以降の話はこちらをどうぞ。 

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日目以降の話は以下をどうぞ。

 

【旅行記】台湾旅行記(2018/04/13〜18)3日目前半〜台東トライアスロン編

台湾旅行記3日目。この日は4/15(日)。

今回は、4/15(日)の前半、台東トライアスロンに参加した時の内容を書きます。ちなみに、今回は旅行要素はゼロです。

後半に台東の街の旅行記を書きます。

台湾旅行記のこれまでの話は以下の記事をどうぞ!  

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この日はいよいよ、トライアスロン当日。
朝3:45のアラームで起床。うとうとしながら、4:00にベットから出てシャワーを浴びる。

昨日の夜に買ったおにぎりとバナナを食べる。おにぎりは具はシャケで、マヨネーズで味がつけられていた。日本でもよくありそうな味。ちゃんと口に合う食事を取れたのはよかった。セブンイレブンに感謝!朝食を食べて、着替えをして、5:00に1階ロビーへ向かう。

トライアスロンの荷物としては、スイムの時に着るスイムスーツ、補給食(エナジージェルとスポーツようかん)、ドリンク(ポカリスウェット)、タオル、財布、携帯電話くらい。

これらを受付の時に支給されたビニール袋の中に入れる。これらの荷物を入れるには袋が小さく、実は日本からも荷物を入れる袋は持って来ていたんだけど、盗難が怖かったので、目立たない支給された袋を用いることにした。

大会中、荷物は大会側で預かってくれるわけではなく、基本的にはずっとトランジットエリアに置くことになる。トランジットエリアにスタッフがいないわけではないので、盗られることはほぼないと思うんだけど、海外にいるときは性悪説をもとに動いている私としては、ちょっとでもリスクを減らせるのであれば、そうするようにしている。

ちなみに、私以外のみんなは、個人の入れ物を利用していて、大会支給のビニール袋に荷物を入れていたのは私だけだった。

バイクを取りに台東南豊鉄花桟ホテルへ向かう。友人2人は、受付の時に支給されたTシャツを着ている。私もそうすれば良かった。私は大会用のトライスーツしか来ておらず、また、上着系のものは持って来ていない。確かに、競技後とか体が冷えるかもしれない。とはいえ、戻る時間もないので、そのままにすることに。

5:15に台東南豊鉄花桟ホテルに着き、バイクを回収して、競技会場へ向かう。

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会場までは、ホテルの前の通りをひたすら進むだけで、一本道で行ける。特に迷うことなく到着。5:30くらいに着いただろうか。

トランジットエリアに、バイクを置き、スイム用のスイムスーツを着て、靴とか、補給食とか、ドリンクとか、大会中にスムーズに動けるように並べて置き、準備万端。大会の開会式会場に向かう。

開会式は6:00から。それまでは準備運動をして待つ。友人たちも思い思いに準備運動をしている。

6:00に開会式が始まり、お偉いさんの挨拶。当然ながら中国語で、内容はさっぱりわからなかった。その後は準備運動。おばちゃん3人が見本として前に立って、音楽に合わせて運動している。それに合わせて、私も準備運動。

スイムスーツを着た状態で準備運動をしており、なかなか動きにくかったが、体は温まって着た。準備運動後はいよいよ大会の開始。

参加者が多いので、スタートは、ある程度の塊ごとに行われる。友人を含め、私のスタートは、第一グループの1番目。最初の最初でスタートする組だ。どうやらアスリート組な位置付けのグループらしい。全然アスリートではないんだけどな(笑

ちなみに今回の大会には、時間制限があり、スイムは50分、バイクは1時間40分、ランが80分という制限がある。私の目標は、スイムが40分、バイクが1時間30分、ランが60分。私はバイクに苦手意識があるので、バイクをいかに遅れずにゴールするかが鍵だ。

池の前で一列に並びスタートを待つ。(スイムのスタート地点。2日目の写真の再掲。)

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レース開始のブザーが鳴る。

選手が一斉に水の中に飛び込む。スタート開始直後は一斉に選手が飛び込むので、水の中が混んでいて、思うように前に進めないため、一瞬間をおいてから池の中に飛び込む。

泳ぎ始めて初めの200mくらいは、スイムスーツが体を圧迫して、とても息苦しかった。本当にしんどくて、息継ぎが思うように行かず、止まってしまいたくなるような誘惑に、何度もかられてしまった。

実は、スイムスーツを着て泳ぐのは、前回のトライアスロン以来で、約8ヶ月ぶり。日々の練習でも、スイムスーツを着て泳ぐことはできたんだけど、まぁいいやと思って、スイムスーツを着て練習はしていなかった。それが仇となったか。

その後は徐々に体が慣れて着たのか、息苦しくなくなり、いつも通り泳げるようになって着た。

ところが、今度は、思うように前に進まない。大きな池なので、方向感覚がつかめない。まっすぐ進まないといけないのに、ジグザグに泳いでしまっている。

プールとかだったら、床に線が引かれていたり、ロープでレーンが仕切られているので、進んでいる方向とかは特に意識しなくても問題ないんだけど、オープンな場所となると、途端にそれがわからなくなる。

頻繁に顔を上げて方向を確認する。これまでの経験から、私はクロールで10搔きすると25mほど進むことはわかっている。だいたい40掻きすれば100mは進んでいるはずなので、頭の中でカウントして、40掻きで顔を上げて方向を修正するようにした。

が、顔を上げるたびに変な方向に進んでいることに気づかされ愕然とする。「なぜだ!?」と思いたくなるほどのコースからの逸れっぷり。

池の中央には、行きと帰りのコースを仕切っているロープがある。コースをジグザグにさまよっているうちに、偶然にそこに行き着き、ロープを発見する。ロープに沿って進めばまっすぐ進めることに気づき、しめしめと思いながら、以後、ロープに沿って進む。

750m泳いだところで、折り返し地点。折り返して、来た道を戻る。帰り道は、来た道程にはジグザグに泳ぐことはなかったが、意図せず、池の岸の方に向かって泳いでしまっていたので、以後は岸に沿って泳いでいた。(進行方向に対して右側に逸れて泳いでいて、いつのまにか右側の岸に着いてしまったのだ。)

ジグザグに泳いでいたこともあり、距離的には1.5km以上は泳いでいたはず。ただ、練習で泳ぐときは、毎回1.5kmを泳ぐようにしていたので、1.5km以上を泳ぐことは全然問題ではない。どちらかというと、真っ直ぐ進めないことに対する、精神的な焦りと戦うことの方が問題だった。

コース自体は池なので、波も小さく、とても泳ぎやすかった。ゴール地点では、係りの人が手を引っ張ってくれて、岸まで上げてくれた。スイムはクリア。

続いてはバイク。昨日下見した、トランジットエリアまでのルートを小走りに通る。スイムスーツは泳ぐには適しているけど、当然走るためのスーツではないので走りにくい。しかも裸足。脱げる範囲でスイムスーツを脱ぎつつ走る。遠いなぁと思いながら、とにかく小走りに向かう。

トランジットエリアについて、スイムスーツを脱ぎ、補給食のようかん1つとエナジージェル1つを食べて、バイクを開始する。友人たちのトランジットエリアを見ると、まだバイクが置いてあった。つまりは、私が1番乗りということか。
(2日目に撮った写真。写真中央から左側に続く、バイクが大量に置かれたエリアがトランジットエリア。)

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バイクは、コースの始めに大きな橋があるのだが、そこの風がものすごく強く、全然スピードが上がらない。気持ち的には、バイク40kmを1時間30以内には走りたいと思っており、少なくとも時速25km以上で走りたい思いがあった。ところが、ここでは時速20kmくらいしか出ない。このペースだと2時間かかることになり、時間制限に引っかかってしまう。

このままではタイムアウトになってしまう。不安になるし、焦りも出てくるが、風が強くスピードは一向に上がらない。

ところが、周りを見ると、他の人も同じようなペースで走っており、どうやら、私だけが遅いわけではなさそうだ。なので、「自分がダメだったら他の人もみんなダメだ」という気持ちに切り替え、とにかく前に進む。橋を渡っても引き続き風が強い。ひたすらに向かい風。何度か風に煽られて転倒しそうになったけど、なんとかこらえる。

折り返し地点が来て、来た道を戻る。来たときは向かい風だった分、帰りは追い風。これまでのキツさが嘘であるかのように、とても楽に走れるようになった。来たときは、どんなに頑張って漕いでも20km-25km/hくらいしか出なかったけど、帰りは、特に頑張らなくても、簡単に30km-40km/h の速さが出た。どうやら、前半の遅れは後半で取り戻せそうだ。

行きは向かい風で大変だが、帰りは追い風で楽。台東トライアスロンのバイクはそういうコースなんだな。タイムアウトの不安はなくなったので、あとは、自分の体力に無理をせずに漕ぐことを意識してバイクを続ける。

途中、バイクを漕いていて、後ろから追い抜かれる時に、「どこから来たのか?」と英語で声をかけられた。一瞬、友人かと思ったけど、そうでもない。「日本から来た!」と応えると、「頑張ろうぜ!」と声をかけて追い抜いていった。

台東トライアスロンは、参加者のほとんどが中国系の人で、選手のゼッケンには漢字で名前が書かれている。ところが、我々は登録の際にローマ字で登録しており、ゼッケンには英語(ローマ字)で名前が記載されていた。それが珍しかったんだろうか。ほんの一瞬のやりとりではあったが、競技中にそういう言葉のやりとりができて、気持ちが楽になった。

2周目の行きは、相変わらず風が強く、1周目の時と同じようなスピード。とはいえ、帰りの楽さがわかっている分、気持ちとしては楽に漕ぐことができた。風が強いせいか砂埃もすごく、目がきつかった。バイク用のメガネを用意しておけばよかったな。

2周目の帰りは、ほぼバイクが終わったような気分で漕ぐ。簡単にスピードが上がるというのは、なかなか気持ちいい。最高で45km/hくらいは出ただろうか。時速40km以上で坂道を下っていると、「私は風!」みたいな気分になる(笑。ここまで来ると、そう思えるくらいの、気持ちの余裕ができていた。

バイクが終わり、再びトランジットエリアへ戻る。友人のエリアには、バイクは置かれていない。まだ私が一番のようだ。ところがすぐ後ろに友人が迫っていた。そして、私がトランジットエリアで補給食を食べている間に、もう1人の友人がトランジットエリアに入って来た。

スポーツようかん2つと、エナジージェル1つを食べて、ポカリスウェットで流し込み、ランに入る。友人の1人は先にランに入っており、ここで追い抜かれてしまったようだ。
(2日目の写真の再掲。トランジットエリアから、バイクとランのスタート地点)

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足がつるのを気にしていたので、足を気にしつつ、なるべく歩幅を小さくしながら走る。1kmで5分30秒くらいのペースを意識して走る。途中で、先ほど追い抜かれた友人に追いついた。どうやら、彼はランの途中で足がつったみたいで、立ち止まったり、ペースを落としたりしていたようだ。頑張ろうぜと声をかけて抜き去る。

2.5km地点で折り返し。折り返した証としてリストバンドを受け取る。片道2.5kmのコースを2往復するコースなので、友人とは何度もすれ違う。その度に声を掛け合う。「頑張ろうぜ」や「やぁ」といった一言でも、気持ちは楽になって、まだまだ走れる気分になる。一緒に頑張る人がいるってのは、なんともいいものだね。

7.5km地点で、再度折り返した証のリストバンドを受け取る。補給食のおかげか、足に負担をかけないように小幅で走っていたおかげか、足をつることなく、ペースも落とすことなく走りきることができた。

10km完走して、トライアスロンゴール!なんとか完走できた!

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バイクは目標通りのタイム。スイムとランは思ったよりもいいタイムだった。合計で3時間10分のタイム。ここまで来たら3時間切るくらいのタイムを目指したくなるね。

ゴール地点では、友人の奥さんとご家族の方が見てくれていた。挨拶をして、あと10分くらいで旦那さんがゴールする旨伝える。一旦、トランジットエリアへ戻り、財布と携帯を取り、再びゴール地点に戻る。

私のゴールの後、5分くらいして友人が1人、その後また5分くらいして、台湾の友人がゴール。

ゴールしたあとはみんなで写真を撮って、健闘を讃えあう。このために、これまでジムに通って練習していたので、達成感は半端ないね。

競技は3〜4時間かかるものであるけど、開始が早朝ということもあり、午前中には競技が終わってしまう。片付けをして、ホテルに戻ってもまだ昼過ぎというところ。

この日のこの後の予定は、バイクを返すだけで特に予定はなし。少し休みたいという声もあり、バイクを返すのは15時くらいとして、それまでは各自自由時間ということになった。

ちなみに、台湾の友人は、ご家族との用事があるので、トライアスロンの会場でお別れ。本当に諸々の手続きありがとう!彼がいなかったら、確実に台湾でトライアスロンはできなかった。

また機会があれば、彼とも一緒にやりたいね。

3日目の前半はここまで、ここまでがトライアスロンの出来事。3日目の後半に続く。

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3日目以降の話は以下をどうぞ。

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【旅行記】台湾旅行記(2018/04/13〜18)2日目 〜 高雄・台東編

台湾旅行記2日目。この日は4/14(土)。

台湾旅行記のこれまでの話は以下の記事をどうぞ! 

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲)

・4/14(土)
 佳適旅舎 → 老店興隆居傳統早點美食 → 高雄駅(Kaohsiung Station)→
 Taitung Train Station(台東駅)→ 東鼎牛肉面 → 台東県政府 →
 台東市中央市場 → 武安宮 → 鐵道藝術村(鉄道芸術村) →
 台東火車站旅遊服務中心(旧站) → 台東糖廠 → Flowing Lake →
 捷安特-台東站 → 台東南豊鉄花桟 Inn by the Village → 
 タイタン トラベラー ホテル


地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)



朝6:00のアラームで起床。7:00に1階集合なので、それまでに準備を済ませる。

シャワーを浴びようとシャワーの蛇口をひねると、水しか出てこない。昨夜はホテルについたのが遅く、シャワーを浴びずに寝たので、体がベトベト。水でも仕方ないかと半ば諦めかけたところで、なんとかお湯になってくれた。ありがたい。海外ではシャワーのお湯は贅沢品。

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7:00に1階に集合して、まずは朝ごはんを食べにいく。ホテルの近くに、美味しい肉まんのお店があることを、友人が調べていてくれて、みんなでそこに行くことに。興隆居というお店。湯包(タンパオ)という小さな肉まんが有名な店だそうだ。ホテルから歩いて5分といったところかな。

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www.tripadvisor.jp

朝7:00過ぎなのにも関わらず、すでに結構な行列ができていた。

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ここに並んでいる人はみんな、湯包が目当て。店の軒先には、蒸し器で湯包が蒸されていて、出来立てを包んでくれる。

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見ただけでも絶対に美味しいことがわかる。出来た側から飛ぶように売れていく。家族分を買うのか、1人で10個とか買うお客さんもいた。15分くらい並んでいただろうか。ようやく湯包をゲット。その先にも惣菜は並んでいる。どれも美味しそうで、ついつい手が伸びてしまう。

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会計を済ませて、店内で朝食。お客の大半がテイクアウトだったので、混雑していたけど、テーブルは空いていた。
湯包を2個、餃子、ニラ饅頭、ハムエッグ、豆乳。朝から大量。ただ、これで93元で400円しないくらい。とっても安い!

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湯包は、行列ができるだけあって、美味しかった。食べると、小籠包見たいに中から肉汁が溢れてくる。皮がモチモチ。朝から肉まんは重たいかと思っていたけど、そんなことはない!2つともぺろっと食べてしまった。友人も湯包は絶賛。これはオススメだね!

餃子は皮が薄く、胡椒が効いていて、日本にはないような餃子。これも美味!ニラ饅頭はお腹いっぱいになってしまい、袋に包んでテイクアウトした。朝から美味しいものを食べて幸せな気分(笑

朝食を終えて、一旦ホテルに戻り、荷物を取ってチェックアウトする。この後はまっすぐ台東に向かう。高雄観光する時間は取れなかった。もともとの予定通りだけど、やっぱり残念だ。

MRTで市議曾駅から高雄駅に向かう。なかなか立派な市議曾駅の入り口。(高雄駅は駅前が工事中だったので、なかなか際どいアングルの写真になってしまった。)

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8:58分発の列車に乗って台東へ向かう。2時間ちょっとの列車旅。値段は1200円くらい。

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チケットにはNoSeatと書かれている。いわゆる自由席というやつだろうか。

電車の中に乗り込むが、どこが指定席でどこが自由席かわからない。列車内にそういう記載も見当たらない。少し電車内をさまよって、空いている席があったので、とりあえずそこに座ることにする。ところが、次の駅で乗って来たお客が、どうやら、私の座っていた席に本来座るはずらしく、席をゆずる。

友人も同じように席をゆずる。うーん、よくわからないね。再び電車内をさまよう。

車両前方左側に空きスペースがあったので、そこに腰を下ろすことに。右側の空きスペースには女子高生と思わしき集団が同じく腰を下ろして談笑していた。空きスペースは割と広めだったので、男3人がそこにいたけど、そこまで窮屈に感じることなく過ごすことができた。

列車は海岸線、山の中、田園の中を走る。景色がガラッと変わるので、なかなか飽きずに見ていられる。

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2時間ちょっとの電車の旅。ふと周りを見ると、大半の人が寝ていた。電車の中で寝てしまうのは日本と同じだね。

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電車は定刻通り台東駅に到着。高雄は蒸し暑かったが、台東は全然そんなことはなく、むしろ涼しい。初夏の北海道と行った感じだった。記念に駅の外観を写真に撮る。

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タクシーに乗って、街の中心部にあるホテルに向かう。チェックインの時間はまだだけど、とりあえず荷物を預かってもらいに行く。空港からホテルまでは約200元(800円くらい)。ざっと5kmくらいの距離なので、タクシーの値段としても日本よりは安いんだろうね。運転手のおばちゃんはなかなか荒っぽい運転だった。

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ホテルはトラベラーホテルというホテル。まだお昼前ということで、部屋には入れなかったけど、荷物を預かってもらうことはできた。

この後は、友人の友人で、今回の台東トライアスロンにおいて、諸々の手続きをしてくれた台湾の友人と合流して、大会の受付やコースの下見をする予定だ。お昼を食べた後に合流ということになっていたので、まずはお昼ご飯を食べることに。

お昼ご飯を食べるお店は決めておらず、その場で適当に探した中で、口コミの評価値が高かった、東鼎牛肉麺というお店に行くことに。ホテルから歩いて5分くらいの距離。

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素朴でシンプルな味。マカオで食べたものと、どこか雰囲気が似てる。マカオも台湾も中国系だから、そりゃ当然か。あと、朝食時にテイクアウトしたニラ饅頭をここで食べる。冷めてても旨い。

お店ではお茶がセルフサービスになっており、友人がお茶を汲んで来てくれたのだが、これが、とてつもなく甘い!一口飲んで驚くくらいに甘い!少なくとも食事には合わなくて、残念ながら、これは飲めたものではなかった。。。

お昼ご飯も済んだ後で、台湾の友人との合流がもう少し先ということになり、1時間ちょっと空き時間ができた。友人2人は喫茶店で過ごすということになったんだけど、私は街を歩きたく、ここで一旦別行動することに。せっかく普段来れない場所に来たんだから、時間があるなら街を歩きたいね。

台東の中心部には旧台東駅という場所あり、そこが観光地らしい。そこに向かって歩くことにする。

台東県政府。これは前を通っただけ。

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台東市中央市場。市場を見ると、中に入りたくなる。アジアの国の市場の雰囲気は日本にはないので、全然観光地じゃないんだけど、見て回るだけでも面白い。

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マカオでもそうだったように、市場の中は活気がある。肉や魚や野菜など、いろんな食材が並んでいる光景、お客さんと店員さんがやりとりしている声、肉や魚をさばいている音、水道の流れる音、そして独特の生臭いにおい。それらが合わさって、活気ある雰囲気が生み出されている。まさにアジアって感じのする空間だ。

肉はその場で解体されて、そのまま売りに出されている。内臓や脳が上から吊るされて、ハエがたかっている。それが右側の写真。「うわっ」と思いつつ思わず写真を撮ってしまう。

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台東は地方都市という感じ。例えるなら、北海道の旭川市みたいな感じだろうか。写真は市場から旧台東駅に向かう途中にあった、市役所と警察署。こういう建物は日本でもありそう。

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台東駅の側には山がそびえており、そこに龍鳳寺という大きなお寺が立っている。そこも見てみたかったんだけど、時間的に見る余裕はなかったので、山の入り口付近にある武安宮という場所に寄って見る。

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「武」がつくってことは、昔の武将を祀っているんだろうと思うんだけど、何を祀っているのかはわからなかった。門と小さな廟しかない建物ではあったけど、山の側に立っていることもあり、なかなかいい雰囲気だった。

この武安宮の向かいに旧台東駅のある公園が広がっている。また公園の中には、鐵道藝術村という様々なイベントが行われるスペースも広がっている。ちょうど私が来た時には、大学生がイベントの設営をやっていた。 夕方〜夜にかけてイベントをやるようなタイムスケジュールの看板が掲げられていたけど、明日の大会のことを考えると、見ることはできないなぁ。

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芸術村というだけのことはあるのだろうか、可愛らしいモニュメントらしきものも立っている。左側の写真はかつての線路上を移動する出店だろうか。閉まっていたからわからないけど、アイスクリームとかを売ってそうな雰囲気。

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台東駅。プラットホームや駅看板がそのまま残っている。観光ガイドの方が観光客を連れてここを案内しており、街の中でも主要な観光場所なのがわかる。

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台東駅の側には、観光案内所(台東火車站旅遊服務中心(旧站))が立っている。これはいたって普通の建物。

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中に入ると、台東と姉妹都市である三重県の紹介ブースがあった。台東と三重県って姉妹都市だったんだね。知らなかった。

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さて、ここまで歩いたところで、集合時間が近づいて来たので、街歩きはここまでにして、ホテルのそばの喫茶店で友人と合流する。台湾の友人は家族と車で台東まで来ているらしく、彼との合流は、トライアスロンの受付場所である、台東糖廠ですることになった。友人と合流し、タクシーに乗って、台東糖廠へ向かう。

この日もトライアスロンの大会は行われており、台東糖廠はそのゴール地点になっている。私が参加する明日の大会は、オリンピックディスタンスという、トライアスロンでは一般的な距離の大会。スイムが1.5km、バイクが40km、ランが10kmの、計51.5kmの大会。ところが、この日やっていたのは、その倍以上の距離である113kmや226kmの大会。まさに超人たちが参加する大会だ。

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受付場所は倉庫のような建物の中。そして物販エリア。スポーツ用品から大会用の補給食まで、いろんな商品が並んでいる。当然日本から補給食は持って来ていたけど、こんな物販エリアがあるんだったら、わざわざ日本から持って来なくても良かったかな。

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物販エリアをうろついていると、台湾の友人が到着!奥さんと生後数ヶ月の赤ちゃん、奥さんのご両親の5人連れ。簡単に自己紹介をして受付をすませる。

受付を行い、大会の概要が書かれたパンフレットと記念品を受け取る。記念品の中に、物販エリアで使える200元分の買い物チケットが入っていたので、補給食(エナジージェル)を購入する。

そのあとは、みんなで大会のコースの確認をする。台東トライアスロンは、ホームページが中国語で書かれており、内容がよくわからなかったことに加えて、コースが載っておらず、このタイミングでも実際にどういうコースを走るのかが、わからなかった。

2018臺東普悠瑪鐵人三項


スイムのコース。大きな池をぐるっと一周するコースのようだ。

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次はバイクのコース。片道10kmの道を2往復するコース。どうやら普通の道路を走るみたい。
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最後にランのコース。川沿いの片道2.5kmの道を2往復するコース。

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コースの確認が済んだので、実際に会場に行き、コースの下見をすることに。台湾の友人は車で来ていたので、その車に乗り込みコースへ向かう。友人の奥さんやご両親とは一旦ここでお別れ。

台湾は左ハンドルの右側通行。日本とは反対。

大会会場の近くに車を止めて、コースを歩く。ここはバイクのコース。まだこの日の大会が実施中だったみたいで、バイクが何台も通り過ぎて行った。

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バイクの補給所。

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ここはスイムのコース。Flowing Lakeという池。写真下側がスタート場所で奥まで泳いで帰ってくるコース。この日の競技は終了したのか辺りは静か。右下に浮き輪で遊んでいる人がいますね。
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ちなみに、スイム会場のそばには、昔の先住民だろうか、木彫りの像が立っていた。なんだか北海道のアイヌ民族のようにも見える。これはなんだろうね。

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スイムのコースを見たあとは、トランジットエリアへ向かう。

トライアスロンでは、スイム、バイク、ランのそれぞれの間で、一旦トランジットエリアという場所に戻り、そこで着替えたり、次の競技の準備をしたりする。スイムの後に通ることになる、トランジットエリアへ行くコースを歩く。当日はここを裸足で走ることになるので、赤いシートで足元を保護するような対策がされている。

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しかし、歩けど歩けど、一向にトランジットエリアが見えてこない。赤いシートが敷かれているから、コース的には間違ってないんだろうけど、しかし遠い。友人たちも遠いなと言いながらコースを歩く。

多分、距離的に700〜800mくらいはあったんじゃないだろうか。とても遠い。素足でこの距離を走るとは、、、これは翌日は大変そうだ。もちろん、このトランジットエリアに向かう時間も競技タイムの中に含まれている。

まだこの日の競技は行われていたので、トランジットエリアは入れなかった。離れたところからそのエリアを眺める。写真は、トランジットエリアの写真(左側の写真の左側)とバイクとランのスタート&ゴール場所。

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ランのコースは、競技中だったので下見できなかった。バイクのコースは車で下見。行きの10kmは途中から上り坂になっており、行きが大変そうな印象。(写真は撮れなかった。。。)

コースの下見もできたので、次はバイクをレンタルしに、台東駅前にある自転車屋に向かう。これも台湾の友人の車で送ってもらう。捷安特-台東站というお店。ロードバイクでは有名なGiantのお店。

www.facebook.com

 

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台湾の友人のおかげで良いバイクをレンタルすることができた。普通に買うと30万円以上するらしい。すごい。。。(ちなみに私の持っているバイクは、型落ちで安くなっていた6〜8万円くらいの、入門者用のロードバイク。)

サドルの調整をして、軽く試乗して、問題ないことを確認する。私のバイクよりも全然軽いし、ちょっと漕いだだけで、結構速い速度が出る。

この後は、このメンバー+友人の奥さんと、そのご両親と夕食を食べる予定。台湾の友人が泊まっている台東南豊鉄花桟 (Inn by the Village)というホテルで待ち合わせの予定だ。 

台湾の友人を含めて、男4人。さすがにバイク4台+男4人は車には入らないので、台湾の友人だけ車でホテルに戻り、その他は、レンタルしたバイクに乗ってホテルに戻ることにする。

自転車屋からホテルまでは約5kmほどの距離。道路は、自転車専用の車線が用意されていて、車通りが多い通りでも安心して自転車を漕ぐことができる。自転車も危険なく道路を走れるのっていいよね。日本には自転車専用の車線は整備されてないから、それは日本も見習って欲しいところだ。

台東南豊鉄花桟につくと、そのホテルの地下にバイクを止めるスペースがあったので、今夜はここに留めておくことにする。他にも何台か、翌日の大会用と思われるバイクが留められていた。

その後、友人とそのご家族の方と夕食をとり、翌日も早いので、20:00には解散した。ちなみに、お酒は控えるつもりだったけど、勧められるままに2杯飲んでしまった(笑

ホテルに帰る途中で、セブンイレブンに寄り、翌日の朝食を買う。昨日、高雄のセブンイレブンで、おにぎりが売られているのを知っていたので、ここではおにぎりを買うことはすでに決めていた。

シャケのおにぎり2つをバナナを購入。おにぎりは1つ33元(130円くらい)。日本と同じくらいの値段だね。

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トラベラーホテルに戻る。

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部屋は1人では十分すぎるくらいに広い。ベットはダブルベット。広々と使える。

翌日は朝5:00集合なので、翌日の準備を済ませて、22:30には寝た。
翌日はいよいよ大会当日。緊張とちょっとした不安とわくわくした気分の中、就寝。

2日目終了!3日目に続く!

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3日目以降の話は以下をどうぞ。

 

【旅行記】台湾旅行記(2018/04/13〜18)1日目 〜 日本出国・高雄編

台湾旅行記1日目。この日は4/13(金)。

台湾旅行記の概要は以下の記事をどうぞ!

shoumatch.hatenablog.com

 
この日は、以下を見て回りました。(移動だけですが、、、)(概要編の再掲)
・4/13(金)
 成田空港→高雄国際空港→六合夜市→佳適旅舎

地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)


この日から台湾旅行開始。

4/13(金)、4/16(月)〜4/18(水)と4日間有休を取り、6日間の日程。4/19(木)〜 4/20(金)も休めれば、土日を含めて、プラス4日間長くいることができるんだけど、流石にそこまでは仕事の調整ができなかった。台南とか、台中とか、行ってみたかったんだけどね。ま、それはまた台湾に行けば良いだけの話なので、またリベンジということで。

飛行機は夕方の便なので、朝はのんびりできる。とはいえ、朝は7:30くらいに起きる。4日間有休を取るために、前日まで仕事を押し込んだこともあり、荷造りがちゃんとできてなくて、朝の時間で荷造りをする。

普段、旅行で持って行くものは着替えくらいしかなく、6日間分の荷物だけだったら、大した荷物にはならないんだけど、今回はトライアスロンに参加するため、そのための荷物を持って行く必要がある。なので、荷物がすでにパンパン。(写真は2日目の朝に撮った写真。バックがパンパン。)

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旅行では、行く時の荷物は、バッグに余裕を持たせて行くのが良いと、聞いたことがあるけど、すでにパンパン。お土産を入れるスペースもない。なので、持って行く服や下着は、捨てるだけのボロボロの物だけにして、行く先々で捨てて行き、徐々に荷物を空けて行く作戦にする。(そのために、日常では、捨てるだけの服もとっておくようにしています。)

家から空港までは約2時間程度の距離。14時過ぎに家を出る。(ちなみに家を出るまで、マカオ旅行記の4日目の記事を書いてました。)

16時過ぎに成田空港に到着。第二ターミナルで、レンタルwifiを受け取り、バニラエアのカウンターがある、第三ターミナルへ向かう。

第三ターミナルへ行く途中にあるナリタニストという広告を眺めながら向かう。このメッセージにはつくづく共感させられる。本当にその通りだと思う。(写真失敗した。。。とても見難い。。。)

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第三ターミナルに到着。平日なのになかなかの人。

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空港に着き、いよいよ海外に行くというタイミングなのに、不思議と、緊張もワクワクもしていない。なぜだろう。

マカオひとりたびから、ひと月も経っていないからだろうか。海外に行くこと自体が、私の中で非日常でなくなったからだろうか。もしくは、前日まで仕事モードだったので、単に非日常を感じるまでの心の準備ができていないだけだろうか。

できれば、海外に行くときは、少なからず非日常になるので、ドキドキワクワクしたい気持ちではあるのだけど、そういう気持ちになっていないというのは、自分でも不思議というか、なんというか。。。

ここで友人と合流し、搭乗のチェックインをする。荷物を預けるつもりはなかったんだけど、バックが重量オーバーで、預けないといけないことに。

バニラエアは機内持ち込みの重量が7Kg以下という制限があるのだが、それを考慮せずに荷造りをしていた。というか、これまでの旅行で、荷物の重量で引っかかったことがなかったので、重量については完全にノーマークだった。

私のバックの重量は8Kg台。さすがに、どうしようもないので、バックを預けることに。ロストバゲージが怖かったり、到着後に荷物が出てくるのを待つ時間が億劫なので、できるなら預けたくないんだけどね。

しかし、7Kgって厳しい制限だなぁ。感覚的には10KgくらいまではOKにして欲しいんだけどなぁ。


乗る便は18:45の高雄行きの便。高雄は、中国語読みでは「ガオシェン」、日本語読みだと「たかお」。機内では「たかお」でアナウンスされてた。

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機内の席は通路側の席。非常口のある列で、席がゆったりめ。夜のフライトで、外は暗く、景色も見れないので、窓側でなくても全然OK。

前の列の席に友人(前の列も非常口のある列でゆったりめの席)、私の列には、窓側の席に台湾か中国の人が1人だけで、他の席は空席だった。個人的には、LCCは席が狭くて、長時間のフライトにはキツイので、追加料金で広い席を指定するのが良い選択だと思っているのだけど、そのような選択をしている人は少ないのかな。

現地時間21:25(日本時間22:25)に高雄に到着。機内の外に出ると、とっても蒸し暑い。機内アナウンスで、現地の気温は32℃と言っていたから、そんなに暑いのかと思ったけど、本当に暑かった。日本の熱帯夜という感じ。

入国審査は何も聞かれずに素通り。預けた荷物を受け取る。税関の先に外貨両替所があり、そこで、15000円を台湾元に両替する。

高雄国際空港はそこまで大きくはない空港。記念に外観を一枚。外に出た時の、むあっとした感じ、まさに日本の夏って感じ。

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建物の中はとても綺麗。高雄国際空港からは、MRT(地下鉄)に乗って、街の中心部まで移動する。MRTの乗り場は案内板に書かれているので、特に迷うことなく行ける。

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MRTの乗り場に向かう。MRTの雰囲気は、日本の地下鉄とほとんど同じ。うーん、なんか、海外にいる気がしない。

台湾では、悠々カードという、日本でいうSuicaのようなカードが売られており、それを買いに券売機に向かう。券売機を眺めていると、係員の人が声をかけてくれ、悠々カードを買いたい旨伝えると、窓口で買えることを教えてくれた。

MRTの窓口。雰囲気は日本そっくり。

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窓口で悠々カードをゲット!200元を支払い、100元分がカードのデポジット、100元分が事前チャージ。カードがおしゃれ。

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ゲートの入退場方法も日本と同じで、カードをセンサーにかざすだけ。そして建物内の雰囲気も、日本と同じ感じがする。

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MRTに乗り込む。駅のアナウンスは、中国語、英語、日本語だった。日本語が流れたことにはびっくり。マカオでも一部日本語でアナウンスは流れていたけど、台湾でもそうなんだな。

内部はこんな感じ。日本でもこんな電車ありそう。

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高雄國際機場から美麗島へ向かう。

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高雄國際機場駅のアナウンスでは日本語が流れていたけど、他の駅では、中国語と英語だった。どうやら、乗り換えのある駅では日本語が流れるようだ。駅の特性によってアナウンスする言語を使い分けているのって、なんだか面白い。ちなみに、電光掲示板の案内は中国語と英語。吊革広告はさすがに中国語オンリーだった。

23:00くらいに美麗島駅に到着。駅では、友人その2が待っていてくれた。彼は普段カンボジアで働いており、今回は高雄で合流して、翌日一緒に台東に向かうことになっている。約半年ぶりの再会。半年ぶりだし、そんなに久しぶりって感じではない。

改札を出て、11番出口に出る。外に出て、自分でもびっくりしたのだが、そこに広がっていた光景は、ここは日本ではないかと思いたくなるほどに、日本にあるような光景だった。

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道路の作り、建物、看板、電灯、街の匂い。台湾のはずなのに、日本にいる感覚。とても不思議な感覚にとらわれた。そんな感覚にとらわれていたせいか、ここの光景は、この旅行記を書いてる今でも、目に焼き付いている。

駅の出口を出た先に六合夜市が広がっている。

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こういう雰囲気大好き。お祭りっていう感じがする。台湾ではこれを毎日やっているんだよな。いいなぁ。

六合夜市を抜けた先に宿泊するホテルがあるので、夜市巡りは後回しにして、まずはホテルに向かう。店を眺めながら歩く。ところどころに日本語表記が混ざっている。

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六合夜市を抜けた先にある佳適旅舎というホテルが、高雄での宿泊先。(写真は翌日の朝に撮った写真。

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チェックインをしようと受付に行くと、「チェックインですか?」といきなり日本語で聞かれた。こういうとき、日本語で返した方が良いのか、英語で返した方が良いのか、迷ってしまう。異国の地で、日本人じゃない人と、日本語で話すという事態に頭がついて来れず、とっさに英語で返してしまったけど、その後のやりとりも日本語でやってくれた。

台湾の地で、台湾人が日本語で話し、日本人が英語で応えるというなんとも奇妙な光景(笑

部屋は1110号室。エレベーターを降りてすぐ左側の部屋。部屋は狭いけど、綺麗な部屋。壁面のアートがなかなかおしゃれ。

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荷物を置いて、すぐに1階に戻り、友人と合流し、夜市に繰り出す。

夜市の屋台の中央部にはテーブルと椅子が置いてあり、買ったものをそこで食べることができる。屋台を物色しつつ、食べ物を購入。屋台の人も、中国語がメインだけど、片言で日本語も話せる人は多い。英語と日本語は、通じる度合いが同程度って感じかな。

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台湾ビールの金牌と屋台で買った料理で乾杯!

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エビの唐揚げ、カニの甲羅揚げ、焼きそば、焼き鳥などなど。蒸し暑い外で、ビールとともに屋台の料理を食べる、もう、最高だよね!!

台湾は料理が美味しいというけど、本当にその通りで、屋台の料理でもとても美味しい。ビールは、海外のビールだけあって、薄い感じもするけど、蒸し暑い夜にはちょうどいい。

夜市の通りは、車は通行不可だけど、バイクは通行できるみたいで、私たちの背後をバンバン走っていく。そういうのは、日本にはないものなので、なかなか面白い。

ここにいる友人2人は、翌々日のトライアスロンに一緒に出るメンバー。大会に備えて飲み過ぎは控えて適度に飲み食いする。

24:00を過ぎると、夜市も少しずつ閉まる店も出てきた。夜市自体が、遅くまで営業していないみたい。金曜の夜なので、もっと人がいてもいいし、もっと遅くまでやっていてもいいのではとも思うのだけど、これは日本人的な考えなのかな。

24:15くらいに席を立つ。帰りに夜市の近くにあるセブンイレブンに寄って水を買う。800mlの水が28元(約100円)。値段は日本と同じくらいかな。

あと、トライアスロンの大会に備えて、朝食として食べれそうな惣菜を探す。台東トライアスロンは早朝に開催されるので、当日の朝ごはんをどうするかが懸念だった。大会当日の食事として、食べたことないものを食べるのも嫌だし、しかもそれが口に合わなかったら最悪だし。

するとセブンイレブンには、なんとおにぎりが売られていた!びっくり!あと、ざるそばも売られていた。とても助かる。朝食はなんとかなりそうだ。台東に着いたらセブンイレブンの場所はチェックしておこう。

あと、マカオでもそうだったように、日本語で書かれた製品がそのまま売られていた。ビールもキリンビールアサヒスーパードライが日本語のまま売られていた。ちなみにビールは海外のビールばかりで、台湾のビールは棚の一番下の段に並ばれていた。台湾は海外のビールがメジャーなのだろうか。

セブンイレブンを出て、ホテルに戻る。通り道に、I Love Tokyo のモニュメントを発見。なんか嬉しいね。

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そしてその側にはTimesの駐車場。日本を感じさせるようなものがいたるところにある。本当に日本が近い。

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街の雰囲気という面でも、言葉の面でも、本当に日本にいるような気分になる。言ってみれば、ちょっと訛りの強い日本の地方都市に来た感じだろうか。なんというか、そんな印象を持った。いろんな意味で日本と距離が近い国だ。

明日は7:00集合を確認して、部屋に戻る。翌日の準備とかをしていたら、いつの間にか、26:00を過ぎていた。翌日は台東に行って、トライアスロンの準備だ!

1日目終了!2日目に続く!

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2日目以降の話は以下をどうぞ。

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【旅行記】台湾旅行記(2018/04/13〜18)概要編

 2018/04/13〜04/18で台湾に行って来ました。今回から数回に分けて、この旅行記を書きたいと想います。

 前回のマカオひとりたびから、1ヶ月もしない中での台湾旅行。台湾へ行った目的は2つありました。

 一つは台湾観光(当然!)。もう一つは、4/15(日)に台東で開催された台東トライアスロンに参加するためでした。

 トライアスロンは2年前からするようになって、年に1回のペースでやっているのですが、海外の大会に出るのは今回が初めて。カンボジアにいる友人に誘われ、ひょんなことから台湾でトライアスロンをやることになりました。

 普段、旅行はひとりたびなのですが、今回はトライアスロンに出ることもあり、途中まで友人と一緒に、途中からひとりたびでした。

今回は概要編、旅行記は次回から。

■ スケジュール
 ・4/13(金)
  − 飛行機: 成田空港(18:45)→ 高雄国際空港(21:50) Vanilla Air
 ・4/14(土)
  −  移動(高雄〜台東)、台東散策、トライアスロン準備
 ・4/15(日)
  −  台東トライアスロン、台東散策
 ・4/16(月)
  −  移動(台東〜台北)Uni Airways、台北散策
 ・4/17(火) 
  − 猴硐散策、十份散策、九份散策
 ・4/18(水)
  − 台北散策&移動
  − 飛行機: 桃園国際空港(13:55)→ 成田空港(18:15) Vanilla Air

 主に台東と台北に滞在していました。高雄は寄っただけという感じ。もっと時間があれば、高雄や台中なども見てみたかったのですが、間にトライアスロンを挟んでいたこともあり、このようなスケジュールになりました。

 4/19(木)〜4/20(金)も仕事を休めれば、プラス4日間で、じっくり台湾を回れたと思うのですが、そう甘くはないですね。今回、旅行しても思ったのですが、台湾は本当に行きやすい国なので、本当に行きたくなったらまたリベンジするということで。

■ 行ったところ
 地図に、4/13〜4/18で行ったところに印をつけています。地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます。

 ちなみに下の順序で歩き回りました。上の地図と合わせてどうぞ。

・4/13(金)
 成田空港→高雄国際空港→六合夜市→佳適旅舎

・4/14(土)
 佳適旅舎 → 老店興隆居傳統早點美食 → 高雄駅(Kaohsiung Station)→
 Taitung Train Station(台東駅)→ 東鼎牛肉面 → 台東県政府 →
 台東市中央市場 → 武安宮 → 鐵道藝術村(鉄道芸術村) →
 台東火車站旅遊服務中心(旧站) → 台東糖廠 → Flowing Lake →
 捷安特-台東站 → 台東南豊鉄花桟 Inn by the Village → 
 タイタン トラベラー ホテル

・4/15(日)
 旺旺鶏肉飯 → 原台東神社忠魂碑 → 龍鳳仏堂 → 龍鳳宝玉塔 →
 蕭家有夠讚肉圓 → 捷安特-台東站 → 鐵道藝術村(鉄道芸術村) →
 台東県私立長青老人養護中心 → 海浜公園 → 炒上鮮平価熱炒 →
 タイタン トラベラー ホテル

・4/16(月)
 タイタン トラベラー ホテル → 北港小吃部 → 
 Taitung Tianhou Temple(台東天后宮)→ 台東空港 → 松山機場 → 行天宮 → 
 迪化街 → 永楽市場(布市場) → Taipei Xiahai City God Temple(霞海城隍廟) →
 臺北府城 北門 → 台湾総督府交通局鉄道部 → 士林夜市 → 品格子旅店3S宿舎

・4/17(火)
 Taipei Main Station(台北駅)→ Houtung Station(猴硐駅)→ 猴硐猫村 → 
 猴硐煤礦博物園區 願景館 → Shifen Station(十分駅)→ 十分老街 → 静安吊橋 →
 十分瀑布 → Ruifang Train Station(瑞芳駅)→ 九份老街 → 哲面 台北開封街店 →
 品格子旅店3S宿舎

・4/18(水)
 中山堂(旧台北公会堂) → 中華民国総統府西本願寺 → 艋舺地蔵王廟 →
 龍山寺 → 艋舺公園 → 新富市場 → Lizhengmen(臺北府城 南門)→
 国立中正紀念堂台湾桃園国際空港 → 成田空港

■ かかったお金
・ 航空券:
 − 成田〜高雄        : ¥20,620 (Vanilla Air) ※
 − 台東〜台北(松山国際空港): ¥8,400 (Uni Airways)
 − 台北(桃園国際空港)〜成田: ¥18,830 (Vanilla Air) ※
 ※ 追加料金を支払って、広いシートを座席指定しました。

・ ホテル
 - [高雄](1泊): ¥3,861
 - [台東](2泊): ¥9,044 (1泊当たり¥4522)
 - [台北](2泊): ¥6,247 (1泊当たり¥3123)

・ 海外旅行(6日分): ¥1,830

Wifiレンタル(6日分): ¥1,653
  

・現地で両替したお金:¥20,000


合計:¥90,485


 特に節約していたわけでもなく、普通に飲み食いして遊んだのですが、10万円も使ってなかったんですねぇ。10万円あれば、1週間弱の台湾旅行が余裕できるということですね。

 ちなみに、台湾ではクレジットカードを全く使わなかったです。というか使える店はホテルを除いてほとんどありませんでした。台湾もまだ現金社会なんですかね。日本と同じかな。

■ 予約
・航空券:
 トラベルコとskyscanerで調べたところ、日本〜台湾間は、Vanilla Airのサイトで直接申し込むのが一番安い結果でした。早朝とか、深夜帯の便を選べば、別な航空会社で、安く行けるものもありましたが、日中帯の時間だとVanillaAirでした。

www.tour.ne.jp

www.skyscanner.jp Vanilla Air は国内旅行や帰省などで良く利用しているので、予約はいつも通りという感じ。LCCなだけあって座席は狭いので、追加料金を払って、広めの座席を予約しました。個人的な経験から、LCCのような狭い座席は正直2時間が限界です。日本〜台湾は約4時間30分のフライトなので、LCCにするなら追加料金を払って、広い座席にするのが賢い選択という気がします。(追加料金も大した金額でもないので。)

www.vanilla-air.com


 台東〜台北間はSurpriseというサイトを利用して予約しました。

www.surpricenow.com


 このサイトを利用するのは初めてでしたが、HISが運営しているサイトなので、割と安心して利用しました。使い勝手が悪いとか、予約で困るようなことはなかったです。このサイトだったら今後も利用できるなと思いました。

・ホテル
 高雄と台東のホテルはExpediaで、台北のホテルはbooking.comで予約しました。高雄と台北のホテルは日本語が通じました。台東のホテルは日本語はダメでしたが、英語は通じるので、チェックイン/チェックアウトの手続きで困るようなことはなかったです。

 高雄はJia's Inn Liouhe(佳適旅舍)というホテル。街の中心部にあり、駅近で夜市も近くにあり、とても利用しやすいホテルでした。部屋は狭かったですが、中はおしゃれで、ホテルでは寝るだけという人にとっては十分すぎるくらいの部屋だと思います。

jiasinn.wixsite.com

 台東ではトラベラーホテル。バスタブ付き&ダブルベットで1人だと広すぎるくらいのお部屋。近くに大衆食堂的なお店が多くあり、徒歩圏内にセブンイレブンもあり、滞在で困ることはなかったです。

www.travelerhotel.tw 台北では、3S スイーツゲストハウス(品格子旅店3S宿舎)というホテル。ゲストハウスなので、部屋はベットだけしかないようは本当に狭い部屋。ただ、台北駅の近くにあり、立地は最高です。

www.nice3s.com
 高雄、台東、台北と泊まりましたが、どこも広さにこだわらなければ、3000円〜5000円のホテルが多く見つかると思います。今回のホテルはどこも綺麗でした。私としては大満足。今回泊まったホテルだったら、どこも、また泊まってもいいなと思えるようなホテルでした。

・海外旅行
 海外保険は「たびとも」というサイトを利用しました。プランは出来うる限りの最小限プラン。海外保険比較サイトとかで見積もりすると、大抵ここが一番安く出てくるので、いつもここを利用しています。

www.hs-sonpo.co.jp


Wifi
 いつもGlobalWifiを利用しているので、今回もGlobalWifiを利用しました。メルマガ会員になっていると割引料金になり、通常よりも安くなります。それにしても、とても安かった。最初見積もりを見たときは何かの間違いなんじゃないかと思ったくらい。マカオの時は5日間で4000円弱だったのに、台湾は6日間でその半額以下の値段。台湾ってこんなにやすく借りれるんだな。

townwifi.com

 

■ 言葉
 台湾は日本人に人気の国ですし、親日の国ということもあってか、街のあちこちに日本語標記がされています。街の表記は、中国語、日本語、英語が標準という印象です。お店の人も日本語が話せる人が多く(店でのやり取りでは、カタコトだけど日本語で対応できました。)、安心感があります。そしてあちこちで日本語が聞こえてきます。都会や観光地であれば、言葉で困ることはまずないと思います。
 なので、初めての海外旅行という人にとっては、台湾はとてもおすすめな国だと思います。
 ただ、都会や観光地じゃない街(台東)では、流石に日本語は通じませんでした。ただ英語は通じるので、なんとかなります。(中学英語ができればなんとかなります。)


旅行の概要はこれくらい。
次回から旅行記を書いて行きます。


==========
本編は下記からどうぞ。  

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5月13日

忘れられない日というのがある。忘れたくない日というのがある。

5月13日は、私にとって、そういう日。

良い日か、良くない日かと言われると、たぶん良くない日だ。

なぜ「たぶん」という表現を使っているかというと、時間が経つにつれて、だんだんと当時のことを忘れていって、だんだんと当時の気持ちが薄れていって、ふと、あの出来事に対して、どう向き合っていくのかが、わからなくなる時があるからだ。

5月13日が良くない日になったのは、もう10年以上も前の話。学生時代の話だ。

10年以上も時間が経っているなら、いろんなものが薄れていくのも当然なのかもしれない。

さすがに、5月13日という日は忘れない。

ただ、5月13日という日を単に覚えている”だけ”な気がしている。

5月13日という日を思い出しても、何の情緒も湧いて来ない時がある。自分でもとっても気持ちが悪い。単に出来事だけを覚えているだけで良いのだろうか。

当時の気持ちを忘れたくないと思いつつも、やっぱりどんどん忘れていく。

10年以上前のこの日、僕らは過ちを犯した。周りに迷惑をかけた。それで長い間、気持ちが沈んでいた。それは思い出せる。

ただ、断片的にしか思い出せなくなっている。深いところの想いまでは思い出せない。

忘れたくないと思いつつも、だんだんと忘れていっている。

人間は忘れる生き物だ。
人間は忘れることができるからこそ生きていける。

という言葉はよく聞く。否定はしない。正しい。

ただ、忘れたくないと思っていることまで忘れてしまうっていうことは、悲しいことのように思える。

その日以降、毎年5月13日は、関係者でその場所に集まり、せめてもの償い、戒めとして、その場所のゴミ拾いをしている。

社会人になるまでは、たしか毎年、5月13日にその場所を訪れていたはず。「たしか〜はず」という表現を使っているのは、社会人になるまで毎年行っていたかどうかすら思い出せなくなっているから。

社会人になってからは、地元を離れてしまったので、ずっと訪れていなかった。去年、5月13日は、土曜日で休日だった。社会人になって初めて行くことができた。

今年は日曜日。来年からまた5月13日は平日になるので、もしかしたら、行くのが今年最後になるかもしれないと思い、行くことにした。

行かないと一生後悔する気がした。集まった人は少なかったが、それでも当時を知っている人たちがそこにはいた。

ゴミ拾いをしつつ、当時のことについて想いに耽る。
当時のことを、忘れていたものを、思い出したかというと、そういうわけではない。

ただ、なにか、心の底から気持ちをプラスの方向に引き上げてくれるような、何かが湧いてくるような気がした。初心というやつだろうか。うまい言葉が見当たらない。

当時はその出来事を思い出すのが辛かった。今は、落ち着いてその出来事に向かい合い、その事実を受け止め、これからの自分達、関係者の人達にどう活かしていくかを考えられるようになった。良くない日であることは今も変わりはないが。

ゴミ拾いをしながら、改めてそういうことを思った。
この場所で、改めてそういうことを思えたのは嬉しい。

これからも、どんどん忘れて行くだろう。その中でも、今回思ったことだけは忘れないでいようと思う。

今日一緒にいた、同期のS、一つ下のI、二つ下の、S、K、S、Y、当時のメンバーではないが、八つ下のM、今日はありがとう。

そして、今年の5月13日はちゃんと言葉に残しておこうと思う。
この日を忘れないために。

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