【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)4日目〜キュランダ観光編

オーストラリアひとりたび4日目。この日は8/14(火)。

オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ! 

 

shoumatch.hatenablog.com

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shoumatch.hatenablog.com

shoumatch.hatenablog.com

この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲) 
・8/14(火)

 マッド モンキー バックパッカーズ → AL Porto Cafe → スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ → Skyrail Rainforest Cableway: Kuranda Terminal → レインフォレステーション自然公園 → FoodWorks → St Saviour's Anglican Church → Kuranda Homemade Icecream → Kuranda Railway Station → Barron Falls → Cairns station → Ganbaranba Noodle Collosseum → Cairns Night Markets → マッド モンキー バックパッカー

 
地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)
 

朝6:15起床。ウトウトして、6:30にベットから出る。部屋は昨日と同じく暗いままで、手探りでタオルとか歯ブラシとかを取って、トイレで身支度を整える。

今日は8:15にキュランダツアーのバスが来るので、それまでに朝食を済ませておく必要がある。この旅行を計画する時には、この日の朝食をどこにするかは決めていなかったけど、昨日のランチで行ったFishでの、海を見ながらの食事を気に入ってしまい、また海を見ながら食事をしたいと思い、リーフフリートターミナルに併設されている、「AL Porto Cafe」に行くことにした。ケアンズにきてから何度も見かけたお店だ。

7:00前にゲストハウスを出て、「AL Porto Cafe」に向かう。少し朝焼け感が残る、ケアンズの朝。

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通り道にエスプラネードラグーンがあるので、そこに寄ってみたけど、1人泳いでいる人がいた。ラグーンを独り占めなんて、なかなかいいね。

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「AL Porto Cafe」に到着。リーフフリートターミナルの側にあるカフェで、ツアーに参加するお客で周囲は結構賑わっている。

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メニュー名は忘れたけど、モーニングセット的なものを注文した。海側の席に陣取る。朝食は相変わらずボリューミー。やはり2人でシェアしてもいいくらいの量が出てきた。

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のんびりとはいかないけど、ツアーの時間ギリギリまで、海を見ながら食事をする。

いい眺めだ。こんなに素敵な景色を眺めながら食事をできるんだから、ケアンズの街っていいなぁと思う。大きな街ではないから、街の中で楽しめるような施設は少ないけど、例えば、老後をのんびり過ごす場所としてなら、すごくいい街だなと思えた。

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ゲストハウスへ戻る。せっかくなので、海岸の通りを歩きながら戻る。海岸の通りで景色がよく、天気もいいので、散歩するにはもってこいだ。

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せっかくなので、街中の写真も。ケアンズのバス停と、ケアンズの街では高い方に入る(と思われる)建物。

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ゲストハウスには8:10に戻ってきた。集合5分前でギリギリ。荷物を取りに一旦部屋に戻る。相変わらず部屋は暗い。ゲストハウスのフロントに戻ると、すでにバスが来ていて、フロントのスタッフの方が応対しているところだった。集合時間より早い。オーストラリアは時間を守る習慣があるのかな。ここまで時間通りに来るのは、海外では初めてくらいの経験だ。

この日参加したツアーは、この2つ。

これはキュランダ村へ行くための交通機関である、スカイレールとキュランダ鉄道の往復チケットだけをもらうツアー。ケアンズの街から、スカイレールの駅やキュランダ鉄道の駅までバスで送迎してくれる。
www.veltra.com

これはキュランダ村での観光地であるレインフォレステーションでのアクティビティ予約のツアーで、アーミーダックという水陸両用車に乗って、熱帯雨林を探検するというツアー。現地でその場で申し込みもできるようだったんだけど、キュランダ村での滞在時間も短く、参加人数によっては希望の時間に乗れなかったりもするとのことだったので、事前予約しての参加しました。


バスは僕が1人目だった。ホテルを数件廻り、20人弱の人が乗った。運転手は気さくなおっちゃんで、フランス語、英語、日本語でカタコトの挨拶をしてくれた。バスの中ではウトウトしてた。それなりに寝ているつもりなのだが、思ったより疲れが残っているのだろうか。

バスは日本の田舎を思わせるような田舎道を走る。こんな風景は日本のどこかで見たような気がする。

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バスはフレッシュウォーター駅に向かう。ここはキュランダ鉄道の駅の1つ。キュランダ鉄道でキュランダ村へ向かう人達がここで降りる。私はスカイレールに乗ってキュランダ村へ行くプランだったので、ここでは降りず。

フレッシュウォーター駅を出発して、次はスカイレールの駅。駅(スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ)に到着したのが9:20くらいだったか。

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運転手のおっちゃんからバウチャーを駅の窓口で見せるように言われた。おっちゃんの案内はここまでで、駅の入り口へ案内しただけで去ってしまった。

窓口でバウチャーを見せ、行きのスカイレールと帰りのキュランダ鉄道のチケットが一緒になったチケットをもらう。

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スカイレールはダイヤモンドゴンドラという、通常のゴンドラよりもワンランク上のゴンドラに乗る予定だ。帰りの鉄道は15:30発の電車のようだ。窓口の方から帰りはケアンズ駅まで乗るように言われる。このツアーは帰り方がわからなかったので、その情報を教えてくれるのはありがたい。

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ゴンドラへ乗る列に並ぶ。普通のゴンドラは大行列だったが、ダイヤモンドゴンドラの列には誰も並んでいなかった。私が先頭で待っていて、少し後で、日本人女性2人が後ろに並んできた。30代後半という印象だ。

この3人でダイヤモンドゴンドラに乗り込む。ケアンズの観光ゴンドラに偶然にも日本人だけの組み合わせで乗るという展開。

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ダイヤモンドゴンドラは足元がガラス張りになっていて、足元からも熱帯雨林を観察できるというもの。こんな感じ。

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ただ、これはいらなかったかも。熱帯雨林を真上から見てもよくわからいし、何より酔う(笑。

ゴンドラに乗っている間は、足元の景色はほとんど見ないで、普通に窓から見える景色を眺めていた。

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ゴンドラは、キュランダに到着するまでに2度ほど途中駅に停車する。1つ目の駅が見えてきた。

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1つ目の駅、レッドピーク駅に到着。熱帯雨林のど真ん中にある駅。特に何かあるというわけではなく、駅の周辺をぐるっと歩いて回る遊歩道があるだけだ。駅に降りて、遊歩道を歩く。

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森林浴で気持ちがいい。手を伸ばせば普通に触れるくらいの距離に熱帯雨林の木々が広がっている。

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なかなか木をじっくり眺めるということがない分、見方がよくわからない。とはいえ、せっかくの機会なので、それっぽく眺めながら遊歩道を歩く。

展望台のような場所もあり、そこからはキュランダの熱帯雨林を一望できる。

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遊歩道自体は10分もあれば周れるくらいの小さな遊歩道。ゴンドラに乗っている間の小休憩として歩くような感じの大きさだ。駅に戻って次のゴンドラに乗り込む。キュランダまで後4.8km。

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先ほど一緒だった日本人女性2人と一緒にゴンドラに乗る。周囲は見渡す限りの熱帯雨林だ。

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ゴンドラから見える景色は、確かに一面の森で圧巻ではあるのだけど、正直言うと、そこまでグッと来るものではなかった。見渡す限りの森というのは、これまでも見たことはあるので、珍しさというのは私にはなかった。ゴンドラという閉鎖的な空間で眺めているので、風とか匂いとかを一緒に感じられなかったから、というのもあると思うんだけど、感動具合でいうとそこまでじゃなかったかな。

ゴンドラ自体は確かに珍しいものではあると思うんだけど、ゴンドラから見る景色という点では、昨年行ったラパスという街で乗ったゴンドラから見た景色の方がすごかったかも。


写真はそこそこに撮りつつ、景色を眺める。途中、ゴンドラの進む先に滝を見つける。バロン滝というキュランダ観光の目玉の一つである滝だ。

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2つ目の駅、バロンフォールズ駅に到着。ここも先ほどの駅と同様に、駅の周囲が遊歩道となっていて、ここで一旦降りて、遊歩道を散策して、再度乗り込むというスタイルだ。

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ここにも展望台がある。そこからは、ゴンドラから見たバロン滝が見える。写真の左上には小さいけどキュランダ鉄道が映っていて、どうやら、キュランダ鉄道もバロン滝では停車して、景色を眺めたり写真を撮ったりすることができるようだ。

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ちなみに、駅の案内板には日本語の表記がある。ゴンドラのスタッフの方も日本語で案内してくれており、本当に言葉には困らない。

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再び、ゴンドラに乗り込む。日本人女性2人と一緒のゴンドラ旅。次は終点キュランダ駅だ。せっかくなので、iphoneのパノラマ写真で撮った1枚を。

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10:40くらいにキュランダ駅に到着。約1時間程度のゴンドラの旅。

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キュランダ駅に着いてからは、まずはレインフォレステーションのバス乗り場に向かう。バスの時間を確認したかったのだ。バス乗り場は、キュランダ駅からキュランダ村のメインストリートを突っ切った先にある。キュランダ村を巡るのは後にして、メインストリートの雰囲気を見つつ、バス乗り場へ向かう。

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キュランダ村は熱帯雨林の中にある村ということもあり、村の中にも熱帯雨林の木々があちこちに目につく。そして、観光をメイン産業にしている村なので、メインストリートはお土産屋やレストランばかりだった。そして街を行く人々もほとんどが観光客だ。

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キュランダ村のメインストリートを超えた先にキュランダ村の観光センターがある。なかなかオシャレな建物。

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観光センターのそばにオシャレな案内を発見。こういう案内板好きだ。思わず写真に撮りたくなる。日本って、こういうオシャレな案内板ってないよなぁ。(私が知らないだけ?)

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さてさて、観光センターの裏側にレインフォレステーションのバス乗り場がある。大きな看板で表示されているので、迷わずに発見できた。次のバスは11:15に出るようだ。出発まで後10分程度の時間でちょうどいい時間。

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バス乗り場でバスを待っていると、先ほどゴンドラで一緒だった女性2人組も一緒に並んできた。目があって軽く会釈する。

バスが到着。

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30人くらいが乗り込んだか。バスのチケットを買おうとすると、緑色のチケットを渡してくれて、レインフォレステーションの中で清算してくれとのことだった。ここで支払いではないのか。踏み倒そうと思えば踏み倒せそうな気もするのだが大丈夫なのか。

バスは10分もしないで、レインフォレステーションに到着。

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中に入る前に、帰りのバスの時間も確認しておく。こういうの大事。

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レインフォレステーション内の窓口でバスチケットの清算と、アーミーダックツアーの受付をすませる。12:00に2番乗り場に来るように言われる。ちなみに私の後ろにはやはり先ほどの日本人女性2人組。

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15分程度時間があったので、建物内を少し散策。建物の中には、お土産屋とレストランとネイチャーパークがあることをチェック。ネイチャーパークは後でのんびり回るとして、すぐにアーミーダックツアーの列に並ぶことにする。

アーミーダックツアーは、水陸両用車に乗って熱帯雨林の中を走るというツアー。下の写真のような車に乗る。

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車に乗り込むと、先ほどから一緒だった日本人女性2人組が私の前列のシートに座っていた。これまで、特に会話とかはしていかなったのだけど、スカイレールからここまでの流れが全く一緒だったので、「よく一緒になりますね〜」的な流れから少しお話をした。 

なんでも、女性2人でケアンズに5日間旅行をしているようだ。旅程は旅行会社とかを使わずに全て個人手配で、今日私と一緒の流れになっているのは全くの偶然だったようだ。昨日や一昨日はグリーン島やポントゥーンで遊んでいたらしく、これも私の昨日一昨日の流れと似ている。エアーズロックには行かないようだ。

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ツアーの開始。乗車前に渡されたパンフレットには、ツアーで通るルートとそこで見れる熱帯雨林の植物の解説があり、それに沿って、ガイドのおっちゃんが解説してくれる。ちなみにパンフレットは日本語で、他にもいろんな言語のパンフレットが用意されているようだった。

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ガイドのおっちゃんは丁寧に説明をしてくれていて、それはありがたいのだが、容赦ない早口の英語だったので、全く聞き取れなかった。かすかに聞き取れる英語の内容から、今どの地点を走っていて、どの植物の解説をしているのかをパンフレットから探して、植物を眺めるという感じだった。

ツアー中に動物は現れなかった。一瞬青い鳥が飛んでいるのを発見したくらいで、あとは熱帯雨林の植物を観察するだけであった。

動く車の中からの写真を撮っていたので、ブレブレでちゃんとした写真はあまり取れなかった。それっぽく取れた写真を2枚ほど。右側の写真はバナナの木。

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バナナが生えているのを見るのは初めてかも。帰国してから調べて見たけど、バナナって植物学的には「草」なんだね。僕らが食べている部分は果実。右側の写真にも、僕らがよく目にするバナナが上の方に成っている。そして下にぶら下がっているのは花みたい。バナナってこういう形で成っているんだね。

ツアーの途中に湖のような場所があり、水陸両用車ということでそのまま中に突っ切って入る。

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水陸両用車に乗るのは初めてだったので、なかなかこれは面白い。湖をぐるっと一周。

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このツアーは水陸両用車に乗って熱帯雨林を観察するというものなので、ダイナミックに熱帯雨林や水の中を駆け巡るという類なものではない。このツアーを申し込んだ時は割とそういうツアーなのかなと想像していていたが、実際はそうじゃなかった。

12:45にアーミーダックツアーが終了。帰りは14:00のバスに乗ることにして、残りの時間でネイチャーパークを見ることに。コアラ、カンガルー、ワニなどが飼われている、ちょっとした動物園だ。

木に座っているコアラと、丸くなって寝てるコアラ。かわいい。写真を撮らずにはいられない。

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ワニとトカゲ。

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カンガルーの群れ。

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カンガルーはローアングルからも。

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いやぁ、幸せなひとときだ!

思う存分動物と戯れて、ネイチャーパークを後にする。まだバスの時間までは少し時間がある。ランチを取ろうかとも思ったんだけど、レストランはビュッフェ形式で30A$だった。朝食がなかなかヘビーで、そこまでお腹が空いていなかったことと、この値段からランチはやめて建物内を散策することにした。

広くはないけど植物園的な場所もあり、そこには日本では見られなさそうな綺麗な花が咲いていた。

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あと、レインフォレステーションにはアボリジニの文化を体験できるツアーもあるようだ。私は今回参加しなかったけど、時間がもうちょっとあれば参加していたな。ただ、今回申し込んだスカイレール&キュランダ鉄道のチケットの時間を考えると、時間的に無理だなぁ。写真はアボリジニのグッズを売っているお土産コーナー。

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レインフォレステーションの入り口の看板。日本にはなさそうな、いかにも海外って感じの看板だ。

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時間も14:00になり、バスに乗ってキュランダ村へ戻る。

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帰りの電車は15:30発で、後1時間半程時間がある。あとは、のんびりとキュランダ村の観光だ。とは行っても、見るところはないので、あてもなく街歩きだ。

まずは観光センターの向かいにある、ショッピングセンターに入ってみる。

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中は全てお土産屋だった。特に買うものもなかったので、ふらっと土産物を眺めてすぐにお店を出る。

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メインストリートを歩いていると、横道に「FoodWorks」というスーパーマーケットを発見。ただのスーパーマーケットなのはわかっているし、中も特別なものはないのはわかっているんだけど、異国のスーパーマーケットというだけで、なんか入りたくなってしまう。そういう気分になるの私だけかな?

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わかっていた通り、中はいたって普通だ。日本にはない店作りなので、物珍しさ的なものはあるけどね。何も買わずに出るのも悪いので、明日の分のお水を買ってお店を出る。

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メインストリートを歩いていると、小さな教会を見つける。旅行中は、教会を見つけたら、なるべく入るようにしているので、ここも例に漏れず入ることにする。「St Saviour's Anglican Church」という教会だ。

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中はシンプル。誰もいない。でも、このしんと静まり返った空間は好きだ。

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街を歩いている途中で、キュランダ村で有名なアイスクリームのお店があるのを思い出した。お店の名前と場所を忘れていた(というか旅行前にメモしていなかった)ので、Google先生に聞いて、場所と名前を確認する。お店の名前は「Kuranda Homemade Icecream」という名前のようだ。ただ、Googleにはお店は営業時間外で14:00までの営業との記載があった。だが、他のサイトでは営業しているように見えて、とりあえずはダメ元で行ってみることに。するとやはり営業していた。やっぱり行ってみるものだね。

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お店の人にオススメを聞くと、ブルーベリーのアイスと教えてくれたので、それを注文することに。4A$。美味い!歩き回っている中での甘いものは、たまらなく美味しい。

さてさて、帰りの電車に乗る時間が近づいてきた。短い滞在であったけど、キュランダ村ともお別れ。駅に向かうことにする。

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キュランダ村には、道のあちこちに、かわいいオブジェがある。歩きながらこういうのを探すのもなかなか楽しい。左はカマキリで、右はカエルとヘビ。

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キュランダの鉄道駅に到着。

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改札やプラットフォームはレトロな感じ。

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自分の乗る座席は13号車の12番。窓側の席だった。ラッキー!!
電車は1列4席で2列が向かい合ったような作り。

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自分の座った列には両側に初老の男性が座っていた。仲良く談笑していて、おそらく7人組のグループなんだろうな。

15:30に電車は時間通りに発車した。出発後、なぜかものすごい眠気に襲われて、いきなり車内でうとうとしてしまった。意外と歩き疲れていたのかな。電車は10分ほど走った後に、バロン滝のところで停車した。行きのスカイレールで、展望台から見た時に電車が止まっていたのと同じ場所だ。

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10~15分くらい停車してくれるそうだ。車窓から見える列車と滝。いい景色だ。

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私も列車から降りて、景色を眺めつつ写真を撮る。バロン滝は大きな滝ではないのでダイナミックさはないけど、熱帯雨林&レトロな電車&滝という組み合わせでそれがとてもいい雰囲気になっている。

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ちなみに写真を撮っている途中で、今回の道中で何度も一緒になった女性2人組も見かけた。本当に終始一緒の行程だったんだな。

出発の合図の汽笛が鳴る。名残惜しくも電車に乗り込む。

電車の中では、またウトウトしてしまっていた。途中、電車が滝のそばを通るタイミングがあり、停車はしなかったけど、徐行運転をしてくれて、写真を撮れるタイミングがあった。はじめウトウトしたため、それに気づかなかったんだけど、隣の席の初老の男性が気を利かせて起こしてくれた。ただ、結局タイミングを逃して撮れなかった。かろうじて取れた一枚。みんな窓にへばり付き。

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そのあとはウトウトすることなく、窓から見える景色をのんびりと眺める。窓には鉄格子の柵でレトロな感じだ。

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キュランダ村は高地にあるので、帰りのキュランダ鉄道では山道を下っていくルートになる。ほとんどの時間は森林の景色だけなのだが、たまに視界が開けてくると、遠くに街並みが見えてくる。

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電車は木々のすれすれを走ることがあるのだけど、開けたところだと窓の外に手を出して写真を撮ることもできる。そんな状態で取れた電車の前側と後ろ側の車両。雰囲気あるよねぇ。

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キュランダ村からケアンズ駅までは約2時間。乗るにしては長い時間だ。車内は先ほどの私と同様に、ウトウトする人で溢れている。キュランダ村を観光した後だと、そりゃそうなるよね。

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キュランダ鉄道は山を下り終えて、田園風景の中を走る。ケアンズ駅まではすぐそこだ。

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ケアンズ駅には17:30に到着した。駅のホームで電車の写真を一通り撮る。キュランダの観光もこれで終わり。

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僕らを載せていた電車が去って、誰もいなくなったプラットフォーム。なんだか物寂しい感じがする。そういえば、こういう大きなプラットフォームで人が誰もいないという状況は初めてだな。なんというか、この世界に自分1人だけになってしまったような感じがした。映画の世界に迷い込んだかのような不思議な気分で、なかなか貴重な経験だった。

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ケアンズ駅に着いたあとは、そのままゲストハウスに戻る。

明日は早朝の便でアリススプリングスへ向かう予定だ。ゲストハウスのフロントで、明日の朝のアーリーチェックアウトと、空港までのタクシーの手配をお願いする。

部屋に戻ると部屋は真っ暗。これにはびっくり。横になっている人もいたが、1人は暗い中で荷物の整理をしていた。私も明日のチェックアウトに向けて荷物の整理をしたかったので、気にせず部屋の明かりをつける。ってか、18:00の時間で電気が消えているとかって流石にないでしょ。

荷物の整理をして、いつでもチェックアウトできるような状態にする。荷物の整理が終わって、夕食を食べにゲストハウスを出る。

既にオーストラリアの食事に飽きていたので、日本的な食事が食べたいと思い、これまでの街歩きの中で見つけていた、ラーメン屋に行くことにする。がんばらんば(Ganbaranba Noodle Collosseum)というお店。

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オーストラリアに来てラーメンか、って思いたくもなるけど、オーストラリア(ケアンズ)に出しているラーメンって、どんなものかを知りたくもあるしね。何はともあれ、オーストラリアの食事に飽きているときに、こういう日本食が食べられるお店があるっていうのはありがたい!!

店員さんは日本人。店内はほぼ満席で私がお店を出る頃には行列ができていた。IKEMENというメニューを注文。12A$。海外で食べるラーメンとしては、まずまずという感じかな。

お店を後にして、まだ食べれそうな感じだったので、せっかくなので、昨夜行ったナイトマーケットにある中華屋さんをはしごをすることに。普段だったら、食事をはしごすることはまずないんだけど、旅行中だからね。

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お店はバイキング形式。皿の大きさで値段が決まっており、皿に入る分だけ料理を好きなだけ乗せていいというスタイル。Mediumサイズの皿を注文したのだが、サービスでMediumサイズの値段でLargeサイズの皿を使わせてもらった。こういうサービス嬉しいね。

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バイキングとなるとついつい多く乗せてしまう。さっきラーメンを食べたばっかりなんだけど(笑

フライドライス、ビーフン、麻婆豆腐、炒め物、海老の揚げ物など、これでもかと載せる。うまい!こういう味を欲していた!!ありがたい!!

以前は現地の料理だけで全然OKで、日本食を食べなくても問題なかったんだけど、今回はなぜかどうしても和食っぽいものが無性に食べたくなった。なんでだろ。

とにかく、食べたいものをお腹いっぱいに食べれて大満足。

帰りはシールズストリートを通って帰る。ケアンズに来て何度も通った通りだ。歩行者天国の通りにライトアップがされていい雰囲気だ。

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また、この通りにあるライトには、キャラクターや模様を映し出すライトがあって、思わず足を止めて見てしまう。こういうの素敵だ。

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シールズストリートを通ってゲストハウスに戻るときは、必ず下の写真のお店を通ることになる。何度もこのお店の横を通り過ぎて、たまに中を覗きつつ、結局一度も中に入ることはなかったな。次ケアンズに来るようなことがあれば寄ってみたいな。

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21:00過ぎにゲストハウスに到着。部屋は相変わらず暗い。この部屋はずっと暗かったな。

この日がこのゲストハウスに泊まるのが最後なので、バーに行ってこの日に撮った写真を眺めつつのんびりと過ごす。ジントニックを飲みながら。

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バーには4〜5人のグループが2組と、1人でいる人が3人。夜はそこまで遅い時間ではなかったけど、昨日に比べてとても静かだった。

のんびり静かにバーで過ごすケアンズ最後の夜。いいね。

明日は、明後日からのエアーズロックツアーに向けて、ツアーの出発地点であるアリススプリングスへ向かう日だ。

4日目終了。5日目に続く。

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5日目以降のお話はこちらからどうぞ!

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【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)3日目〜ケアンズ観光編2

オーストラリアひとりたび3日目。この日は8/13(月)。

オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ! 

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲) 
・8/13(月)
 マッド モンキー バックパッカーズ → Meldrums Pies in Paradise → Telstra Store Cairns Central → Cairns Station → (グレートバリアリーフセスナツアー) → Cairns Art Gallery → Tha Fish → ケアンズ図書館 → St Monica's Cathedral → マンロー・マーティン・パークランズ → ケアンズ水族館 → ケアンズエスプラナード・ラグーン → Dundee's Restaurant → The Reef Hotel Casino → Cairns Night Markets → マッド モンキー バックパッカー


地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)
朝6:50にアラームを鳴らして起床。周りの人はまだ寝ており、自分もそれに合わせてうとうとする。結局、7:30に起きる。けど、周りはまだ寝ている。部屋は真っ暗。電気をつけるのも悪いので、暗い部屋の中、手探りでタオルとか歯ブラシとかを探して、トイレで身支度を整える。

外は明るいし、他の部屋では部屋を出入りしている人も結構いるんだけど、僕の部屋だけ特別ねぼすけの集まりなのだろうか。

今日は、9:30からグレートバリアリーフのセスナツアーに参加する予定だ。このゲストハウスまで迎えに来てくれるということで、今朝は時間に余裕がある。

朝食を食べに、8:00くらいにゲストハウスを出る。向かうは、昨日行けなかった「Meldrums Pies in Paradise」だ。

外に出ると何やら騒がしい声がする。旗を持った集団が何かを叫びながら行進している。何かのデモだろうか。

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Meldrums Pies in Paradise」この日はちゃんと空いていた。数多くの受賞歴のあるケアンズでは随一と評判のパイショップだそうだ。

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店のテラス席では、日本人と思われる女性2人が、子供を連れて食事をしていた。店内にも日本人のカップルが食事をしていた。日本人本当に多い。逆に、安心感はあるけどね。

メニューを探していると、店の人から何を聞かれるわけでもなく、日本語のメニューを出される。見た目で僕が日本人だとわかったのだろうか。ステーキ&ベーコン&チーズのパイがオススメと言われたので、それを注文する。それとホットコーヒー。店内の窓際の席に座り、外の景色を眺めながら食べる。

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パイの中を割るとこんな感じ。

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ステーキ&ベーコン&チーズということで、名前の通りかなりガッツリでボリューミー。美味しかった!けど、朝に食べるにはちょっと重たいかな。ランチや夕食に食べるにはすごくいいと思うけど、朝に食べるものではないかも。

8:40くらいに店を出る。セスナツアーの集合時間まで少し時間があったので、散歩がてらにケアンズ駅へ向かうことに。この日も雲ひとつない快晴。いい天気だ!

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ケアンズ駅はゲストハウスのある通りの一本隣の通りにある。駅の前にはショッピングセンターが建っていて、ぱっと見ると、ショッピングセンターではなくそれが駅の建物のように見えてしまう。

Telstra Store Cairns Central」というショッピングセンター。これ、駅っぽく見えない?

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だけど、建物の中はショッピングセンター。

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このショッピングセンターを抜けた先に駅がある。駅の両側は駐車場となっている。なんか窮屈な印象があるね。両側の駐車場がなければいい景観なんだろうなと思ったり。

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ケアンズ駅は思った以上に小さい。駅の中は改札しかなくて、その先にホームがあるだけだ。ケアンズって思ったよりも小さな街なんだな。グレートバリアリーフで有名な街だから、とても大きい街というイメージがあったんだけど、そうではなさそうだね。

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9:00過ぎにゲストハウスに戻る。部屋は相変わらず真っ暗で、部屋の人はまだみんな寝てる。流石に寝過ぎじゃないかね。

セスナツアーのバスが到着するまで、まだちょっと時間があったので、ゲストハウス内を写真撮影。とはいえ、見返してみると、大した写真を取っていなかった。これくらい。

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ゲストハウスは結構広くて、敷地内に建物が3つくらいあり、それぞれにドミトリーの部屋がある。右側の写真は、ソファーベットがあるエリア。夜はここで映画が上映されていて、毎夜このソファーベットが満員になるくらい人がいて、映画を見ている。私もここで見てみたいと思ったのだが、いつも人でいっぱいだったので、結局見ることはできなかった。

集合時間の10分前くらいにゲストハウスの外に出てバスを待つ。途中、ゲストハウスの前の通りを歩いていた人から突然、「2A$くれ。」ということを言われた。訳がわからず、2〜3回聞き返した後で、結局状況を理解できず「No」とだけ答えたけど、後になってあれは物乞いだったということに気づいた。

バスは、集合時間通り9:30に来た。日本人スタッフで、バスの中にいた参加者も全員日本人だった。バスは途中、ホテルにより、日本人家族1組を乗せる。個人での参加は私だけのようだ。

ちなみに参加したツアーはこちら。
www.veltra.com
セスナの乗り場は空港のそばにある。バスで10分もしない距離だ。到着して待合室のような場所に入る。

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ここで、セスナツアーの説明を一通り受け、重量を計るために体重を計り(操縦のバランスを取るために乗客全員の重量を知る必要があるそうだ)、 セスナに乗り込む。

セスナは6人乗りのサイズ。パイロット、私、夫婦で参加の2人、6人家族で参加したグループの中の2人が乗り込む。

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セスナは思っていたよりも古い、というか作りが簡易というか(セスナってこんなものだっけ?)、機体はそこまで頑丈という印象がない感じだった。乗っているときに揺れるんじゃないかと思ったけど、いざ乗って見ると全然そんなことはなかった。

いざテイクオフ!ケアンズの街並みが見える。やはり上空から見ても、そこまで高い建物はなく、やはりケアンズの街がそこまで大きな街ではないことがわかる。

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セスナでの私の席は、操縦席の隣。パイロットの操縦している姿が真横に見える。私の前にも機体を操縦する機器やいろんなメータがある。つまりここも操縦席の一つだ。なかなか貴重な席に座らせてもらったんだな。

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セスナ乗り場は海岸線のそばにあるので、離陸してすぐ、目の前には海が広がる。

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昨日はクルーズ船から見たグレートバリアリーフを、今日は空の上から眺める。空、海、サンゴ、どれも言葉にすれば「青色」ということになるのだろうが、それぞれが異なる青色をしている。私の持っている言葉では表現できないほどに、いろんな青色の世界が広がっている。

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サンゴのあるところとないところで、くっきりと色が分かれていて、それがまた綺麗だ。

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途中セスナは、コアラの形をしたサンゴを通る。わざわざパイロットの方が説明してくれて、しばらくその場を旋回してくれたので、ここがセスナツアーでもハイライトな場所であることがわかる。確かにコアラに見えなくもないかな。

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サンゴが広がる一帯で、所々砂浜のような陸地を見かける。パイロットの方の話だと、それはサンゴの死骸によってできた陸地(砂浜)で、これが長い年月をかけて大きなサンゴ礁でできた島になっていくんだそうだ。

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グレートバリアリーフで人気のグリーン島がまさにサンゴの砂でできた島らしく、これは約6000年という年月をかけて今の島になったようだ(下の写真がグリーン島)。

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機内には、機体の振動の音とプロペラの回る音しか聞こえない。他の参加者の会話は、それらの音でかき消されていて聞こえてこない。空は快晴。温かい日差しを浴びながら、機械の音を耳に、グレートバリアリーフの神秘的な景色を眺める。

本当にこの青い色の世界は綺麗で神秘的だ。空も、海も、サンゴも一括りに「青い色の世界」という言葉でしか表現できないことをもどかしく思うほどに。この時ほど、自分の語彙力のなさを、自分の表現力のなさを情けなく思ったことはない。

ツアーは45分という短い時間。酔うことなくあっという間に終わってしまった。操縦席にいるので、着陸の様子も目の前に見ることができる。これはなかなか貴重な経験&光景だ。

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着陸の瞬間。

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フライトを終えると、そのままバスに乗り込み、街に戻る。好きなところで下ろしてくれるということだったので、街中で他の客が降りるタイミングで私も下車することにした。

街中に戻ってきたのが11:30くらい。2時間弱の出来事だったんだな。密度の濃い2時間だった。

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時間はちょうどお昼時。昼食はリーフフリートターミナルの近くのFishというお店に行こうと思っていたが、開店が12:00からで少し時間があったので、街中をふらつくことにした。

すると、ふと目の前にお土産屋さんを見つけ、中に入ってみた。私は海外にいくときはいつも、自分へのお土産としてショットグラスとピンバッチを購入するようにしている。なので、お土産屋さんでは、自分の気に入るショットグラスとピンバッチがあるかを常にチェックしている。今回、入ったお店にはどちらも取り扱っていて、とりあえずはケアンズでショットグラスとピンバッチは手に入るということだけはわかった。荷物になるので、翌日買いに行くことにしよう。

お土産屋さんを見て入るうちに、ちょうどいい時間になってきたので、Fishへ向かう。すると、通り道に、「Cairns Art Gallery」という美術館を発見。入場無料という文字を見つけ、無料だしせっかくだから見てみることにした。

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美術館というよりかは、個人の作品を展示するようなスペースのようだった。絵画もあれば、アートな動画が流れていたりもして、歴史的な展示というよりかは、今のアートを展示している感じだ。あと、アボリジニが使う道具の展示もされていたな。

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正直、アートにはそこまで造詣が深くないので、さらりとみて美術館を後にする。

昼食に行こうと思っていた、Fishに到着。

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開店したばかりだからか、そこまで混雑はしていない。Fishはヨットハーバに面したお店で、外の景色が眺められるテラス席に案内してくれた。

席からはこんな景色が眺められる。こんな景色を眺めながらのランチなんて、なんて贅沢なんだ。

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隣のテーブルには日本人カップル。女性の方の仕事だろうか、証券がらみの話をしていた。

メニューは英語のみで写真がなく、食べ物の想像が難しかった。パスタが食べたかったので、パスタとザリガニのローストを注文する。あと、飲み物でレモネード。

ただ、レモネードお願いしたのに出てきたのはスプライトだった。オーストラリアでは「レモネード=スプライト」なのだろうか。(帰国後に調べてみたら、本当にレモネード=スプライトみたい)

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のんびりスプライトを飲みながら、海を眺める。目の前がヨットハーバーで本当に眺めがいい。なぜか不思議とずっと眺めていられる。思えば、これまでの旅行先で海を眺めるような経験はなかったからなぁ。おそらくそれが理由かな。

ザリガニのローストが到着。

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ザリガニのローストを食べた後でパスタを出してくれた。一度に出すのではなく、順番に出してくれる。景色を見ながらのんびりと食べたかったので、そういう提供の仕方はありがたい。

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パスタを食べた後で、店員さんから「食後のデザートはいかが?」と勧められた。私は食事でデザートを注文することはまずないんだけど、この席から眺める景色がとても気に入ってしまい、もう少しここにいたくて、デザートを追加注文することにした。ティラミスとコーヒー。

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結局、ここには1時間半くらいいた。1人でのランチでこんなに時間をかけたのは初めてだな。何をするわけでもなく、ただのんびりとランチをしながら景色を眺める。何をするわけでもないんだけど、不思議と退屈な時間ではない。たまにはこういうのも悪くないね。

ちなみに、会計は72A$だった(約6300円)。別に値段は気にしないけど、レシートを見たときはさすがにその値段に目を疑った。

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長めのランチを終えて、この後は、ケアンズの街を歩く。まずはケアンズのカテドラルを目指す。

通り道の途中にエスプラネードラグーンがある。ケアンズの中心部にあって、このリゾート感。いいねぇ。

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カテドラルがあるアボットストリートを歩いていると、歴史的な建物と思われる建物を発見。よく見ると図書館のようだ。このときは単に写真だけ撮って通り過ぎてしまったけど、今思い返すと、中に入っておけばよかったな。建物の中がどうなっているのか、どういう本が置かれているのか、この記事を書いているときに気になってしまった。

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カテドラル(St Monica's Cathedral)に到着。カテドラルの横には修道院学校が並んでおり、どこから入っていいのかわからず、ちょっとややこしい。

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中は簡素な作りで、中央にはキリストが掲げられた十字架があるだけだ。両側にはステンドグラスがあり、地球の歩き方にも書いてあった通り、これは見応えがあった。他の教会のステンドグラスにあるような、キリストの像やマリアの像でも、聖書の一節を模した絵でもなく、天地創造から今の大地が出来上がるまでのストーリーが両面のステンドグラスに描いている。ステンドグラスの中にはカンガルーも描かれており、これはさすがオーストラリアと言ったところか。

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教会内のベンチに座り両側のステンドグラスを眺める。教会内には私の他に一般客はおらず、修道院の学生と思われる黒い服を着た若者数人が談笑していた。

第二次世界大戦後に建てられた建物なので、建物自体は比較的新しい。そして、そのせいか私のこれまで見てきたカテドラルとは印象が異なる佇まいだ。私の知るカテドラルは三角形の屋根があって、そこに十字架が掛けられていて、鐘があって、いかにも教会っていう感じの建物なのだが、こういう平面で、なんというか、のっぺらぼうな印象のあるカテドラルは見るのは初めてだ。

ちなみにカテドラルの隣には、修道院の学校がある。

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カテドラルの近くには、マンロー・マーティン・パークという大きな公園があり、そこが気になっていて、行って見ることに。ただ、周りは柵に囲まれていて、しかも入り口と思われるゲートが軒並み閉まってる。なんでだ?と思いながらも公園の周囲を歩いて入ると、張り紙を見つけ、整備中のため閉園中で8/21から開園とのことだった。この日は8/13。ちょっと惜しかったな。

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さてさて、公園の周囲を歩いたのちに、次はケアンズ水族館に向かう。カテドラル、マンロー・マーティン・パーク、ケアンズ水族館はそれぞれが近くに建っていて、歩いて数分のレベルでついてしまう。

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ケアンズ水族館は2017年にオープンしたらしく、まだ1年と経っていない新しい建物だ。入場料が40A$(約3600円)と結構いい値段。やはり、オーストラリアは物価が高い。

水族館に来るのは本当に久しぶりだ。少なくとも社会人になってからは行ってないので10年近くは行ってないはず。やはり、グレートバリアリーフのあるケアンズの水族館ということで魚とサンゴがセットになっている展示が多い。

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サンゴ&ニモな組み合わせの展示もあって、流石にこれはテッパンだね。(ちょっとボケてる(^_^;))

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館内は空いていて、他のお客は子供連れがほとんどだった。特にニモの周りには子供が群がっていた。

これまで、グレートバリアリーフを船上、海中、空中から見てきて、サンゴや魚を間近で見てきた分、これまで以上に興味を持って眺めていたと思う。水族館なので、これまでとは異なり、じっくりとサンゴや魚を眺めることができる。やはり綺麗だね。見ていて全然飽きない。

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この写真の右側のサメは、顔が顔文字っぽくて面白かった。(・_・) な感じに見えない?

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水族館はなかなかの広さで、周るのに1時間以上かかった。見応え十分!グレートバリアリーフは十分に満喫した!

ケアンズ水族館を出て、シールズストリートに向かって歩く。ケアンズではいたるところに日本語表記のお店を見かける。例えば、これはメディカルセンターなんだけど、普通に「ケアンズ24時間日本人医療サービス」と書かれている。それだけ日本人が多いってことなんだろう。

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日本語って、日本でしか使われていない、割とマイナーな言語だと思うのだけど、こうして英語が標準語である国で日本語標記の看板を見かけるのは不思議な気分だ。

さて、午後からずっと歩きっぱなし&立ちっぱなしで疲れてきたので、カフェに入って一休みすることに。シールズストリートにあって、エスプラネードラグーンの斜め向かいにあるカフェだ。

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エスプラネードラグーンは今回の旅行では泳がなかったけど、そこの眺めや雰囲気はとても気に入っている。今回の旅行でも、ここは何度も通ったけど、その度にこの眺めを眺めた。ラグーンは人で混雑しているわけでもなく、友人と来ていたなら絶対ここで楽しんでたなという気がしている。

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ちなみに夜になるとライトアップされて、これがまたいい雰囲気になる。利用時間とかないから、夜でも泳いでいいし。

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ラグーンのそばでは男性が路上ライブをしている。雰囲気いいね。

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さてさて、夜もいい時間になってきたので、夕食を食べに行く。昨日、人がいっぱいで入ることができなかった「Dundee's Restaurant」へ。

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店内は割と空席があるように見える。昨日は満席だったんだけど、あれは昨日が休日だったからなのかな。屋内の4人席に通される。後ろと横のテーブルには日本人グループ。ウェイターの人も日本人だった。日本語のメニューを出してくれた。「地球の歩き方」にオススメと書いてあったオーストラリアン・サンプルプレートと本日のスープ(ジャガイモのスープ)を注文。

ビールはオススメを聞いて、オーストラリアではポピュラーらしい「JAMES BOAGS」というビールを注文。

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ビールは日本と同じくらいに濃い味がした。昨日飲んだビールもそうだった。マカオや台湾で飲んだビールは薄かったけど、オーストラリアはそうではないようだ。

本日のスープとオーストラリアン・サンプルプレートが到着。やはり結構な量がある。複数人でシェアするようなメニューなんだろう。バッファロー、ワニ、カンガルーといったオーストラリアならではの肉をBBQとして食べることができる。午後はひたすらに歩き回り、お腹が空いていたのでペロリと平らげる。美味しかった!

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20:00過ぎにレストランを出る。会計の際にチップをどうするか聞かれた。オーストラリアに来てチップを聞かれたのは初めてだ。オーストラリアのチップの相場を知らず、まごまごしていたら、スタッフの方が適当に1A$と入れてくれた。後になって調べてみたら、だいたい値段の10%程度みたいね。この時の会計が60A$だったので、チップとしては無いようなもの。店員さんに気を使われてしまったかな。

レストランを出た後は、ケアンズで唯一のカジノ(The Reef Hotel Casino)へ向かう。旅行前にケアンズの街を調べていた時に、ケアンズに1件だけカジノがあることを発見していたのだ。特にカジノで遊ぶつもりはなかったんだけど、中の雰囲気くらいは見ておきたかった。マカオのカジノと何か違うのかも気になっていたしね。

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入り口は特にパスポートの提示もなく素通りだった。さすがにマカオと比べたら小規模だ。ミニマムベットはブラックジャックは20A$、ルーレットは2.5A$、大小は5A$、3カードポーカーが10A$、バカラが50A$といったところ。ゲームのラインナップもミニマムベットの相場もそれはマカオと変わらないかな。

ブラックジャックでミニマムベットが10A$だったら少し遊んでもいいかなとも思ったけど、20A$ならやらない。そこまで現金持ってなかったし。カジノはマカオで十分に楽しんだので、あえてここでやる必要はないね。さらりと雰囲気だけ楽しんでカジノを出る。

ちなみに、マカオでのカジノのお話はこちらをどうぞ。

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カジノの入り口には煌びやかなモニュメントがあって、それはマカオのカジノと同じ。カジノの入り口に煌びやかなモニュメントというのは、どのカジノ共通なのだろうか。

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カジノからゲストハウスに戻る道中に、ナイトマーケット(Cairns Night Markets)があり、この日の最後はそこに寄って終わり。

ナイトマーケットは昨日の朝食で訪れた「3060 Cafe Restaurant」のすぐ横にある。ケアンズの夜は人が少なくて静かなんだけど、ナイトマーケットの中にはたくさんの人がいた。

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建物の中はほとんどが観光客向けのお土産屋さんだ。

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フードコートもあって、中華やエスニック系の屋台も並んでいる。これはありがたい。オーストラリアに来てからは、ずっと肉やパンといった食事ばかりで、実はちょっと食事に飽きていたところだった。明日はここで食事するのもありだな。

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マーケット内を歩き回っていると、突然カタカナで「ホホバ」と書かれたお店を発見。

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ホホバってなんだ?お店の名前か?と思っていたら、どうやら植物の名前らしい。美容成分のある植物で、その成分を抽出した化粧品を売っているようだ。女性の店員さんがしきりに日本人の女性に、ホホバの説明をしながら商品を勧めていた。しかし、でっかくカタカナで書いて店前に貼るほどに、日本人がホホバの商品を買っているということなんだろうな。

お土産屋はお菓子、宝石類、ガラス細工、木工品、服といった、どこの国のお土産屋でも売っていそうなラインナップだ。僕もショットグラスとピンバッチでいいものがないか探したけど、欲しいと思えるものはなかったので、何も買わずにマーケットを出た。


ゲストハウスに戻ると、昨日までいた女性が1人いなくなり、代わりに男性が1人入って来た。それ以外は昨日と同じメンバー。部屋に戻ったのが、22:30くらい。外のバーがまだ営業していたので、一杯飲むことにした。

バーは昨夜ほど賑やかではなく、3〜4人のグループが2〜3組いるくらいだった。騒いでるわけでもなく、酒を飲みながら普通に話をしている感じだ。

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ジントニックを注文。1杯5A$。手頃な値段だ。これまで撮った写真を眺めつつ、のんびりとお酒を楽しむ。

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バーは24:00に閉店して、ライトも消えて真っ暗になった。部屋に戻ろうとすると、酔っ払った客だろうか、トイレで何か叫んでいる。さっきまで静かだったんだけどなぁ。

部屋に戻り、明日の支度をして、この日は終了。
明日は、8:15からキュランダ観光だ。

3日目終了。4日目に続く。

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4日目以降のお話はこちらからどうぞ!

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【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)2日目〜ケアンズ観光編1

オーストラリアひとりたび2日目。この日は8/12(日)。

オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲) 
・8/12(日)
 (ケアンズ空港)→ マッド モンキー バックパッカーズ(GoogleMapだと「ボヘミア セントラル バックパッカーズ」) → 3060 Cafe Restaurant → Reef Fleet Terminal → (グレートバリアリーフクルーズツアー) → Bushfire Flame Grill → マッド モンキー バックパッカー

地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)


昨夜、20:25発のケアンズ行きの飛行機は、予定よりも少し早い4:30にケアンズ国際空港に到着。ケアンズの時間は日本よりも1時間早いので、日本時間でいうと深夜3:30だ。

案内板には英語と中国語(かな?)と日本語の表記がある。

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入国審査は機械で実施。パスポートを機械にかざすだけ。(指紋も取ったっけかなぁ、覚えていないや。)機械なので入国のスタンプはもらえず。そして税関は素通り。楽な入国だ。

空港から街へはバスで向かう、バス乗り場の場所は案内板に日本語で書かれているので、迷うことなく行ける。

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バス乗り場にスタッフらしき人がいて、ケアンズの中心部へ行きたい旨を伝える。すると、「日本人ですか?」といきなり日本語で返事を返され、「そうだ」と答えると、建物内にバスのチケット売り場があるので、そこでチケットを買うようにと日本語で教えてくれた。日本語が通じるんだね。

この時点で、時間は朝の5時過ぎ。早朝と言える時間帯だけど、真冬の季節なので、外は真っ暗だ。

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チケット売り場で、街へ行くバスのチケットを買う。どうやら、バスは乗客の泊まるホテルへ送迎してくれるタイプのようだ。ホテルの名前を伝えて、バスチケットをゲット。チケットは16A$、1A$が90円くらいなので、だいたい1500円ってところかな。(写真の左側のオレンジ色のお店がバスチケット売り場。その右は両替所。早朝4:30くらいでも空いていたので、オーストラリアドルの両替はここでも大丈夫だった。)

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バスの出発は6:30とのこと。50分くらい時間がある。カフェでコーヒーを買って、バスの時間まで待ち。コーヒーは5A$。先ほどのバスのチケット台の値段も考えると、物価は決して安くはなさそうだ。ちなみに、コーヒーはとても薄かった。アメリカーノよりもさらに薄い。

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周りには、まだ人がたくさん。ほとんどが日本人だ。JTBのツアーの団体客のようで、JTBのスタッフの人がしきりに参加者の確認と、チャーターしたバスへの誘導を行なっている。

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ちなみに、空港のトイレは、扉が2重扉になっていて、扉を開けた先にさらに扉がある。初めはびっくりして、間違ってトイレじゃないところに入ったのかと思い、一旦トイレの外に出て看板を確認してしまったくらいだ。オーストラリアの文化なのだろうか。(ただ、この構造は空港でしか見かけなかった。)

バスの時間になり、バス乗り場へ向かう。外が白んできた。

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バスには15人くらい乗っていた。家族連れや友人グループの集まりで、一人旅は私だけのようだ。日本人は私のほかに、女性2人組のグループが1組いた。

バスは乗客の泊まるホテルへ向かって走る。空港とケアンズの中心部は近い距離にあるようで、バスで10分もしないうちに着いてしまった。最初についたホテルで日本人女性2人組が下車。高級そうなホテルだ。すごいところに泊まるんだなぁと窓越しに眺める。私は1泊2000円ちょっとのゲストハウスなんだが。

私の席の前列と右側の列には中国系の家族連れのグループが座っている。前列(1席)には母親、右側の列(3席)には父親と子供2人。前列の席の窓が若干空いているようで、冷たい風が入ってくる。母親はとても寒そうにしていて、窓を閉めてあげようと思ったのだけど、閉めようとしても窓がとても硬くて、びくともしない。こりゃ無理だと思い、母親には「閉まらないね」的なジェスチャーをして、閉めるのを諦めてしまった。

僕のホテルは一番最後についた。マッドモンキーバックパッカーズというゲストハウスだ。

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時間は7時過ぎ。チェックインは無理だとしても荷物くらいは預かってもらいたいと思い、ゲストハウスへ入る。が、扉が閉まっていて中に入れない。他の扉がないか探してみたけど、他に扉は見当たらない。なんでだ?と思っていたら、近くにいた人(上の写真に写っている女性グループ)が、「8時にならないと開かないよ。」と教えてくれた。確かに入り口にある張り紙には8時からと書いてある。

この日は、グレートバリアリーフのクルーズツアーに参加する予定で、8:30までに受付をするようにとバウチャーに書かれてある。受付の時間を考えると、荷物を預けるのは時間的に厳しい。大荷物を持ってクルーズツアーに参加するのはちょっとな、という気もするが、まぁ仕方ない。

とりあえず、お腹が空いたので、朝ごはんを食べることにする。朝ごはんの場所はすでに決めていて「Meldrums Pies in Paradise」というパイで有名なお店だ。7:00から空いていることは事前に調査済み。このゲストハウスからも徒歩5分くらいの場所だ。

7時過ぎという時間もあってか、人はほとんどいない。高い建物もなく、のどかな雰囲気だ。

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Meldrums Pies in Paradise」に到着。
が、扉が閉まっていて、いかにも今日はやっていません的な雰囲気を醸し出している。店の入り口には"Close"の看板がかけてある。開店が遅くなっているだけかと思ったが、なんと、日曜日は週に1度の定休日の日だった。なんてこったい。。。事前の調べが足りなかった。。。

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仕方ないので、朝食の第2候補の「3060 Cafe Restaurant」に行くことにする。

シールズストリートという通りを通る。ケアンズ駅からトリニティ湾へと続く通りで、途中、歩行者天国のエリアもある。おそらくここが、ケアンズの街の中でも中心部に位置するところなんだろうね。

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途中、サムライギャラリーという建物を発見。日本の刀、甲冑、掛け軸などが展示されているギャラリーらしい。このギャラリーは「地球の歩き方」にも取り上げられていて、個人的にはかなり気になっていていたんだけど、今回の旅の中ではどうしても日程が合わずに見ることはできなかった。うーん、残念。

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3060 Cafe Restaurant」に到着。ここはちゃんと空いていた。(お店の写真とるの忘れた(´Д` ))

背の高い美人女性がウェイターをやっていて、オープンテラスの道路側の席に案内してくれた。ちなみに真冬の季節なのにワンピース1枚の格好。僕は厚手のジャケットを着ているのに。。。あの格好には驚きだ。

ウェイターの女性から、「どこから来たの?」と聞かれ、「日本から来た。」と答えると、日本語のメニューを出してくれた。日本語のメニューがあるってことは、日本人が多く来てるってことなんだな。

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エッグベネディクトとブラックコーヒーを注文する。オーストラリアに来たからにはエッグベネディクトは是非とも食べてみたかった。早朝にテラス席でコーヒーを飲みながら、景色を眺める。贅沢な時間だ。

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後ろの席には日本人夫婦。お店にいるお客のうち、日本人は1/3くらいはいた気がする。日本人多い。

エッグベネディクトは、バターたっぷりのトースト(マフィン?)3枚、大きなベーコン、ポーチドエッグ2つ、たっぷりのチーズでかなりボリューミーだった。朝からガッツリ、ハイカロリー。2人でシェアしても十分なくらいの量だと思う。1人わしわし食べる。美味しかった!

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8:00くらいに店を出て、そのままクルーズツアーの受付をするために、リーフフリートターミナル(Reef Fleet Terminal)へ向かう。

3060 Cafe Restaurant」からリーフフリートターミナルへは徒歩で10分もしないくらいの距離。途中、トリニティ湾のそばにある人工プールである「エスプラネードラグーン」を発見。誰でも無料で利用できるプール。目の前は海なので、雰囲気は最高だ。友人とかと来たら最高に楽しいんだろうな。

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リーフフリートターミナルに到着。建物の中はクルーズ会社の受付カウンターでいっぱいだ。

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私の参加するツアーのカウンターは空いていて、すぐに受付ができた。ちなみに、参加したツアーはこちら。
www.veltra.com
受付は日本人の方が対応してくれた。荷物を預かってくれないか尋ねたけどダメで、クルーズ船内に持ち込んでくれとのことだった。近くにコインロッカーがないか聞くと、さっきのエスプラネードラグーンのそばにコインロッカーがあることを教えてくれた。

クルーズ船の乗船まで少し時間があったので、そこのコインロッカーへ向かうことに。コインロッカーはすぐに見つかった。異国のロッカーを利用するのは初めてだ。ロッカーは電子ロッカーで言語は日本語を選択できた。日本語選択ができたおかげで操作は楽だったのだけど、預ける時間が8時間までとなっていて、延長した時の対応がわからなかったので、ここで預けるのは諦めた。仕方なく、クルーズ船の中に持ち込むことに決めた。

クルーズツアー中は、海で泳いだり、体験ダイビングをするから、その間は荷物は放置することになり、盗難を気にするのが嫌だから預けたかったんだけどね。

リーフフリートターミナルに引き返す。この日はとてもいい天気。そして街も綺麗で静かなので、歩くだけでもとても気持ちがいい。

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クルーズ船に乗り込む。意外と他の乗客もキャリーバックとかバックパックとか大きな荷物を持っていた。これだけ大きな荷物がたくさんあるのであれば、盗難で狙われることはないかなと、とりあえず一安心。家族連れや友人グループで参加がほとんどで、1人で参加している人は私以外に見かけなかった。

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クルーズ船の甲板から見えるケアンズのヨットハーバー。こういう景色大好きだ。

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クルーズ船の中には貴重品を入れる電子ロッカーが備え付けてある。なので速攻で1つ利用する。先ほどのロッカーとは異なり、こちらは時間制限なし。一回6A$だ。このロッカーは継続使用ができて、1度鍵を開けた後でも、継続使用するか、利用を終了するか選べて、継続使用を選ぶと引き続き鍵をかけることができる。小さい荷物ならこの中に入れて出し入れできるから便利だ。

クルーズ船はポンツーンに向けて出発。空は快晴、海も綺麗、真冬の季節だけどそこまで寒くなく、風が気持ちいい。

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途中、スタッフから呼び出しを受けて、体験ダイビングの説明を受ける。Makieさんという日本人の方が対応してくれた。日本語で対応してくれるっていうのはありがたい。

その説明の時間以外は基本的にはデッキでのんびり。2時間弱の船旅。デッキの椅子に腰掛けて、何も考えずのんびりと海を眺める。本当に景色が綺麗なので、ずっと見ていられる。

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11:15くらいにポンツーンに到着。この人工浮島以外に周りには何もなく、透明な海が広がっている。

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体験ダイビングは13:00からなので、先に昼食を食べてからの参加となる。

昼食の時間まで少し時間があったので、ポンツーン内を散策する。乗客は早速泳ぐ準備をしている。基本的に荷物はポンツーン内のテーブルや椅子の上に放置している感じだ。

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ポンツーンの中には、海中展望室もあって、屋内から海中の様子を見ることができる。窓の外には魚でいっぱい。ちらっと覗こうと思っただけなのに、あまりに多くの魚が窓の外で泳いでいて、思わず「おぉ」となって、しばらく眺めていました。

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12:00にランチ。ビュッフェ形式。朝に食べたエッグベネディクトがなかなかボリューミーで、そこまでお腹は減っていなかったけど、ビュッフェとなると、ついつい多く取ってしまう。味は、正直言って普通かなぁ。クルーズ船のビュッフェということで、割と豪華な食事をイメージしていたんだけど、そうじゃなかった(笑

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食事が終わり、13:00から体験ダイビングの開始だ。参加者は私の他に、中国人の夫婦1組で、合計3人。海に入る前に酸素ボンベの使い方について一通り受けてからダイビングの開始。

水中ではガイドの方と他の参加者で腕を組んで一列になって進んで行く。体験ダイビングということで、自由に泳ぎ回っていいという訳にはいかないようだ。ダイビング中は写真撮影NGだったので、写真は撮れなかった。ただ、途中でガイドの方が写真を撮ってくれた。うまい具合に大きな魚が入った写真を撮ってくれたけど、これって偶然なのかな、それとも餌とかで誘導したのだろうか。どちらにしても参加者からすると嬉しい一枚だ。

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サンゴ礁や魚がとても綺麗で、それを間近で見ることができて、とても素敵な思いをしていたんだけど、実は一方で、すごくトイレに行きたくて、ダイビングの後半1/3くらいの時間は、ずっと我慢するので精一杯だった(笑。海の中だし、いっそのこと・・・という思いはよぎったものの、私の後方にガイドの方が1人泳いでいて、絶対にバレると思い、そこは思いとどまった。

なんとかやらかすことなく、ダイビングは終了。ソッコーでトイレに行く。久々にギリギリまで追い込まれた(笑。(ちゃんと間に合いました)

そのあとは自由時間なので、今度はシュノーケリングを楽しむ。ダイビングで使ったウェットスーツはそのまま使っていいとのことだったので、ありがたく利用する。ちなみにウェットスーツは有料レンタルで、この季節(8月)はウェットスーツを着る人と着ない人で半々くらいだそうだ。

ちなみにシュノーケリングの道具の利用は無料で、仕切られた一定の範囲(といっても十分広いけど)で自由に泳いでいいとのことだ。

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ダイビング中は写真NGだったので、ここで思う存分写真を撮る。海中に潜るとそこは一面のサンゴ礁と魚の群れ。シュノーケルで潜れる深さでも十分に魚やサンゴを見れるというのはさすがグレートバリアリーフだ。

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正直言って、このグレートバリアリーフサンゴ礁を見るまでは、サンゴ礁について少し気持ち悪いという印象を持っていた。これまでサンゴ礁はTVでしか見たことがなく、その形がどうも私には気味悪く映ってしまっていたのだ。

だけど、実際に海中の中で泳いで、サンゴ礁を直接この目で見て、印象がガラッと変わった。その色、形、硬さがまるで異なる様々なサンゴが、眼に映る範囲で一面に広がっている。波で揺らいでいるサンゴの中を、魚が動き回っている。それが本当に綺麗で、自分の日常にはない世界なのでどこか不思議な気分でもあって。とにかく、純粋に綺麗な世界だと思った。

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TVでは見た覚えのある光景なんだけど、それが実際にこの目で見るだけで、こうも違うのかって、自分でも驚いた。

手を伸ばせば触れられそうな位置に魚が泳いでいて、サンゴがそこにある。(サンゴに触れるのは禁止されているので触れてはいないけど。)

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海を泳ぐって経験はこれまでほとんどなかったけど、海もいいね。これまでの旅行では海には縁がなかったけれど、今後の旅行では海というキーワードをちゃんと覚えおくことにしよう。

せっかくなので動画でも。手を伸ばせば触れられる距離で大量の魚が泳いでいる。

youtu.be

ウェットスーツを着ているとはいえ、やはり海中は結構寒い。ずっとは泳いではいられない。手がかじかんできて、カメラのシャッターボタンも押せなくなってくる。海から上がったりしながら、休み休みで思う存分、シュノーケリングを楽しむ。


1時間くらい泳いでいただろうか。体も冷え切って割と限界に近かったので、海から上がる。元の服装に着替えて、フロントでコーヒーをもらって、体を休める。冷えた体に温かいコーヒーは本当に沁みる。

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本当にいい天気、空も海も蒼くて本当に綺麗だ。そんな中、ダイビングとシュノーケリングを楽しめたので、私はラッキーだ。

最後に、魚の餌やりイベントがあって、それを見学する。餌を投げると魚が一斉に集まって来て、それを上から眺める。

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なかなか圧巻な光景で、大勢の人がその光景を眺めている。当然、私もその中の1人。

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さてさて、15:15くらいにポンツーンを出発。名残惜しいけど、クルーズ船に乗り込む。

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帰りの船内では、体験ダイビングやシュノーケリング中に撮った写真の販売が行われていた。私も体験ダイビングの写真は欲しいと思い、値段を確認すると、なんとデジタルデータで写真6枚が100A$(約9000円!)という驚愕の高さ。一瞬目を疑ったけど、値段に間違いはなさそうだ。

しかしながら、写っている写真を見てしまうと、記念にどうしても欲しくなってしまう。ケチって後悔するのも嫌なので、100A$払って写真を購入。こりゃ、いい商売しているね。

 

写真の購入以外は船内でのんびり、いつの間にかウトウトとしてしまい、気づいたらもうケアンズ港到着間近だった。周りの人も同じような感じで、ほとんどの人がウトウトしていた。

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クルーズ船は、17:15にリーフフリートターミナルに到着。いいツアーだった。

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リーフフリートターミナルに着いたあとは、そのままゲストハウスへ直行。朝にケアンズを歩いた時は早朝だったせいか人も車もほとんどなかったけど、夕方の時間だと、街の中はなかなか賑わっている。

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ゲストハウスでは、女性スタッフが受付の応対をしてくれた。が、かなりの早口で3割くらいしか聞き取れなかった。オーストラリアに来てからここまで、英語は大体聞き取れていたんだけど、本気を出されると私の英語力ではまだまだと言ったところなんだろうな。とはいえ、シャワー、トイレ、部屋の場所まで説明しながら案内してくれてたので、聞き取れなくても言いたいことは大体伝わったので全然OK。

このゲストハウスは施設内にバーが隣接していて、若者たちで賑わっている。チェックインしたのが18:00くらいだったけど、すでに結構盛り上がっていた。

部屋は204号室。2段ベットが3つ備えられた6人部屋で、私を含め3人が男性、3人が女性だった。ドミトリーで女性と同じ部屋というのは初めてだ。ただ、女性の方は全く気にしていないようだ。普通に目に入る場所で荷物を出し入れしていたな。

19:00くらいまで部屋でのんびりして、夕食を食べに外へ出る。夕食は「地球の歩き方」に載っていた「ダンディーズ」というお店に行こうと思ってたのだが、行って見るとすでに満席で、予約なしだと1時間以上待つと言われてしまった。さすがにそこまで待つ気はないので、明日の19:00で予約を入れて、この店を後にした。ちなみに店の前はヨットハーバで、ライトで海とヨットが照らされて、なかなかいい雰囲気になっている。

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ダンディーズ」を諦めて、明日行こうと思っていた、「Bushfire Flame Grill」というお店に向かう。これも「地球の歩き方」に載っていたお店だ。

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このお店にはすんなり入れた。オーストラリアのお肉をシュラスコの要領で提供してくれるお店だ。

海外のレストランに来た時は、現地で人気のビールを店員さんに尋ねて、それをオーダーするようにしている。事前にレストランを調べる時は、何を食べるかは調べるけど、どういうお酒を飲むかまでは調べないし、せっかくなら、現地のお酒を飲みたいしね。

そして、「この国のビールを飲みたいんだけど、この国で人気のビールを教えて」と聞くと、大抵の店員さんは笑顔で教えてくれて、そのやりとりも楽しかったりするんだ。

店員さんに、オーストラリアのビールで人気のビールは何かと尋ねると、「xxxx GOLD」(エクストラゴールドと読むらしい)だと教えてくれたので、それを注文する。お酒弱いので、この1本で満足だ。

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シュラスコは、昨年ブラジルへ旅行した時に食べ方を学んだ。店員さんが肉を配りに来てくれるのだが、たくさん取りすぎたり、来る度にもらっていると、肉が冷めてしまい、美味しくなくなるので、美味しく食べられるペースでもらうのがベター。「お肉いかがですか?」と聞かれると、ついつい「お願い」と言ってしまいそうになるのだけど、そこは一旦「No, thank you.」として、自分のペースで食べるのが大事。

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付け合わせの料理が大量で、これだけでもお腹いっぱいになるんじゃないかと思えるくらいの量だ。お肉は、牛の他にも羊やワニの肉も扱っていて、バリエーションがある。個人的には、牛肉と焼きパイナップル(デザート的な位置付け)がお気に入りで何度もおかわりした。

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お店の中にいるお客のうち半分は日本人だったと思う。あちこちで日本語が聞こえた。それは街の中でも同じで、それは夏休み時期だからなのか、いつもこんな感じなのか、どっちなんだろう。

21:00くらいまでのんびりしていた。会計は67A$。結構いい値段だが、旅行中に値段なんか気にしちゃいけないね。

ゲストハウスへ戻る途中に偶然スーパーマーケットを見つけたので、水(1リットル×2)を購入する。これで、明日、明後日の水の確保はバッチリだ。

ゲストハウスに着くと、バーがかなり盛り上がっていてとても賑やかだ。部屋がそのバーの近くだったので、部屋の中でもバーの賑やかぶりが伝わって来る。バーで1杯くらい飲んでも良かったけど、昨夜は機内泊でそのままの流れでクルーズツアーに参加で、なかなか疲れていたので、シャワーを浴びてそのまま寝てしまった。

シャワーは温かいお湯が出たので大満足。基本的にベットがあって、温かいシャワーを利用できれば、宿としては文句はないね。

翌日は、グレートバリアリーフのセスナツアーと、ケアンズの街歩きだ。

2日目終了、3日目に続く。

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3日目以降のお話はこちらからどうぞ!

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【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)1日目〜日本出国編

オーストラリアひとりたび1日目。この日は8/11(土)。

オーストラリアひとりたびの概要は以下の記事をどうぞ!

shoumatch.hatenablog.com

 
この日は、ただの移動日。特に何を見たというわけではないですが、ちゃんと書いていきます。(以下は、概要編の再掲)
 ・8/11(土)
  − 移動: 成田空港(20:25)→ ケアンズ国際空港(04:50)

朝7:30起床。この日から夏季休暇の始まり。そして、この日からオーストラリア旅行の始まり。

この日の前日には、久石譲のコンサートがあって、その次の日からの旅行ということで、夏季休暇のスタートとしては最高の流れだ。

shoumatch.hatenablog.com

 
荷造りをしていなかったので、出発までは荷造りの時間。洗濯機を回しつつ、せっせと荷造り。日本では真夏の季節だけど、オーストラリアは南半球なので、真冬の季節。持っていく荷物も冬用の荷物だ。

真冬といえども、ケアンズやウルル(エアーズロックのある街)は日中は20度を超える気温なので、そこまで寒いというわけではなさそう。ただ、ウルルの夜は1桁台まで冷え込むこのことで、そして今回、ウルルでは外でキャンプをする予定なので、防寒系の荷物はしっかりしないといけない。

1桁台の気温の中でキャンプなんてしたことないので、どこまで防寒したらいいのかよくわからない。なので、事前に冬キャンプについて書かれているサイトを見ながら、以下のグッズを用意しておいた。

ヒートテック
・防寒用アウトドアソックス
・テントシューズ
・ネックウォーマー
・ホッカイロ

先に結論だけ書いてしまうと、ヒートテック、防寒用アウトドアソックス、ネックウォーマーは大活躍でした。テントシューズとホッカイロは持って行ったけど使いませんでした。ヒートテック、アウトドアソックス、ネックウォーマーだけで、夜は寒さを感じずに寝ることができました。(あくまで30代男性の感想ということで。)

さてさて、防寒用の衣服とは別に、グレートバリアリーフで泳ぐように水着も忘れずに詰め込む。冬用の防寒グッズと海で泳ぐ用の水着を両方持っていくなんて、不思議な気分だ。

詰め切った後の荷物はこんな感じ。いつものことながら、荷物はパンパン。
リュックとカメラバッグ。旅行に行く時のいつものスタイルだ。

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荷造りを終えて、家を出たのが14:30くらい。向かうは成田空港。

電車の中ではひたすらに爆睡。夏期休暇に入る前は、仕事を切りのいいところまで片付けないといけないので、どうしても忙しくなってしまう。なので、これまでの疲れも残っていたのか、電車に座った時点ですぐにぐっすり。

成田空港に到着したのが17:00くらい。
飛行機はJetstarなので、乗り場は第3ターミナルだ。第2ターミナルでwifiを受け取り、第3ターミナルへ続く連絡道を歩く。

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第3ターミナルはここ最近よく利用する。前回の台湾も、その前のマカオの時も、出発は第3ターミナルだった。そしてこれまでの時もそうだったように、今回も連絡道の間にある、ナリタニストという広告を見ながら進む。
 

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これから行く、エアーズロックの写真を発見。
(うーん、写真が下手!この写真とメッセージは好きだから、ちゃんと綺麗に写真に収めたいんだけど、変に光が入ってしまって毎度上手く撮れないんだよなぁ。)


第3ターミナルに到着。入り口の目の前がJetstarのカウンターだ。すでにケアンズ行きの受付が開始されていて、すでに結構な人が並んでいた。

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私もこの行列に並ぶ。30分くらい待って、チェックインを完了。搭乗券をゲット!

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リュックの重量検査をされるかと思ったけど、今回はされなかった。手荷物として機内に持っていける。よかったよかった。

預けても別に困らないんだけど、到着後に荷物が出るのを待つのが億劫だし、ロストバゲージの心配をするのも嫌なので、荷物は極力機内に持ち込むようにしている。(前回の台湾の時は、バニラエアで重量チェックがされて、重量オーバーで機内へ持ち込めなかった。)

受付の後は夕食。第3ターミナル内にあるリンガーハットで。これでしばらく日本食とはお別れ。

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その後は、出発前に日本円をオーストラリアドルに両替をする。事前に調べた限りだと、日本の空港で両替しても、オーストラリアの空港で両替してもレートは大して変わらないとのことだったので、ここで両替。オーストラリアに着くのは早朝なので、両替所がしまっていても困るしね。2万円を225A$に両替。

搭乗券もゲットしたし、現地のお金も手に入れたし、腹ごしらえもすんだ。準備は万端ということで、出国審査を受けて、待合ゲートへ。乗るは、20:25発のケアンズ行きの便。

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搭乗ゲートで搭乗時間まで待ち。上手く撮れなかったけどこれから乗る飛行機が見える。

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19:50くらいに登場開始。いよいよケアンズに向けて出発だ。

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席は53Dで。中央列で3席ある中の左側で通路側の席。隣には小学生くらいの男の子とその母親、前列に父親ともう1人の子供。

お盆で夏休み時期だからか、周りには子供連れの家族が多い。小さい子供がオーストラリアへ行けるのかぁ。すごいなぁ。僕が初めて海外に行ったのは大学生の時だなぁ。

席は思った以上に広かった。LCCだから席が狭くて寝れないのを覚悟していたんだけど、十分足を伸ばせるくらいのスペースがあった。わかりにくいだろうけど、身長175cmの体格の私でもそこまで窮屈を感じることはないくらいに広い。

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そして、USBポートがあり、携帯の充電ができる!

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映画やTVは有料サービスだったけど、フライトマップは無料で見れた。私は機内で映画やTVを見ないので、全然問題なし。あと、毛布や枕も無料で提供してくれた。なんか、LCCじゃない感じ。これまで利用したLCCではない航空会社と同じくらいの快適さ。Jetstarなめてたな。。。

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隣の子供がそわそわしながらしきりに母親に話しかけている。機内サービスのゲームができないとか、TVがみれないとか、落ち着かなさそうだ。離陸前で不安で気を紛らわそうとしているのだろうか。

20:50に離陸。周囲の子供達から歓声が上がる。そうだよね。滅多に見れる光景じゃないし、離陸時のふわっと浮く感覚も滅多に味わえるものでもないしね。声は上がるよね。僕も子供の頃に飛行機に乗った時には、こういう歓声をあげていたのかなぁ。全く覚えていないなぁ。今でも飛行機が離陸する光景を眺めるのは好きだけど、もう歓声までは上がらないな。ちなみに、隣の席の子供からは歓声は上がっていなかった。

フライト時間は7時間程度と短く、翌日は朝からクルーズツアーなので、夜更かしは厳禁。離陸して少ししたら、寝る体制にして、いつの間にか寝てしまった。

そういえば、この便は定刻で出発したな。国際線のLCCで遅延なく出発したのは初めてかも。Jetstarやるね!

1日目終了。2日目に続く。

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2日目以降のお話はこちらからどうぞ!

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【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)概要編

 2018/8/11~19でオーストラリアに行ってきました。一週間の夏休みを取り、前後の土日を含めての9日間。これから数回に分けてその旅行記を書きたいと思います。

 以前からエアーズロックを見てみたいと思っていて、しかも、エアーズロックが2019年で登山が禁止になるという話を聞いて、これは今のうちに行くしかないと思い、「いざ!」ってな感じ。

www.nikkei.com

 あと、自然をこれでもかってくらい満喫したくて、エアーズロックのほか、世界最大のサンゴ礁であるグレートバリアリーフも見たいってなって、オーストラリアに行くことに決定!

 そして、期待した通りこれでもかってくらい大自然を満喫してきました!!!ハイライトとしてこんな感じ!

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 詳しくは、次回以降の記事で書くとして、まずは概要編。

■ スケジュール
 ・8/11(土)
  − 移動: 成田空港(20:25)→ ケアンズ国際空港(04:50)
 ・8/12(日)
  − ケアンズ観光:グレートバリアリーフクルーズツアー
 ・8/13(月)
  − ケアンズ観光:グレートバリアリーフセスナツアー、ケアンズ街歩き
 ・8/14(火)
  − キュランダ観光:アーミダックツアー、スカイレール+キュランダ鉄道ツアー
 ・8/15(水) 
  − 移動: ケアンズ国際空港(8:50)→ アリススプリングス空港(10:45)
  − アリススプリングス街歩き
 ・8/16(木)
  − エアーズロック 2泊3日キャンプツアー (キングスキャニオン)
 ・8/17(金)
  − エアーズロック 2泊3日キャンプツアー (オルガ岩群、エアーズロック
 ・8/18(土)-8/19(日)
  − エアーズロック 2泊3日キャンプツアー (エアーズロック
  − 移動: エアーズロック空港(14:10)→ シドニー国際空港(17:40)
       シドニー国際空港(21:45)→ 広州国際空港(5:25)
       広州国際空港(9:15)→ 羽田空港(14:20)


 ケアンズでのグレートバリアリーフ観光とエアーズロック観光が今回の旅行のメイン。今回観たところは事前予約が必要なものばかりだったので、ほぼ全てで現地ツアーに申し込んで参加しました。

 8/15(水)に行ったアリススプリングスは、エアーズロックにツアー参加する場合の、その出発点となる街。

 エアーズロック観光では、単にエアーズロックだけを見るのではなく、その周辺のオルガ岩群(カタジュタ)やワタルカ国立公園(キングスキャニオン)も見るのが一般的で、ツアーで参加する場合は、たいていエアーズロックと合わせてその両方を見るプランになっているようです。で、ツアーの出発点としては、エアーズロックのあるウルルという街か、アリススプリングスのどちらかの街から参加するという感じのようです。


■ 行ったところ
 地図に、8/12〜8/18で行ったところに印をつけています。地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます。


・8/12(日)
 (ケアンズ空港)→ マッド モンキー バックパッカーズ(GoogleMapだと「ボヘミア セントラル バックパッカーズ」) → 3060 Cafe Restaurant → Reef Fleet Terminal → (グレートバリアリーフクルーズツアー) → Bushfire Flame Grill → マッド モンキー バックパッカー

・8/13(月)
 マッド モンキー バックパッカーズ → Meldrums Pies in Paradise → Telstra Store Cairns Central → Cairns Station → (グレートバリアリーフセスナツアー) → Cairns Art Gallery → Tha Fish → ケアンズ図書館 → St Monica's Cathedral → マンロー・マーティン・パークランズ → ケアンズ水族館 → ケアンズエスプラナード・ラグーン → Dundee's Restaurant on the Waterfront → The Reef Hotel Casino → Cairns Night Markets → マッド モンキー バックパッカー

・8/14(火)
 マッド モンキー バックパッカーズ → AL Porto Cafe → スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ → Skyrail Rainforest Cableway: Kuranda Terminal → レインフォレステーション自然公園 → FoodWorks → St Saviour's Anglican Church → Kuranda Homemade Icecream → Kuranda Railway Station → Barron Falls → Cairns station → Ganbaranba Noodle Collosseum → Cairns Night Markets → マッド モンキー バックパッカー

・8/15(水)
 マッド モンキー バックパッカーズ → ケアンズ空港 → Alice Springs Airport → Haven Backpacker Resort → Alice Springs Station → The Rock Tour → Bojangles Saloon & Restaurant → Todd Mall Markets Alice Springs → Anzac Hill →
 Our Lady of the Sacred Heart Catholic Church → The Gap → Crowne Plaza Alice Springs Lasseters → The Overlanders Steakhouse → Haven Backpacker Resort

・8/16(木)
 Haven Backpacker Resort → エルデュンダ・ロードハウス → ワタルカ国立公園(GoogleMapだと「ウォーターカ国立公園」) → Kings Creek Station → カーティン・スプリングス

・8/17(金)
 エイヤーズ・ロック・キャンプグランド → Kata Tjuta - Valley of the Winds → カタ・トジャッタ・ビューイン・エリア → Uluru-Kata Tjuta Cultural Centre → エアーズ・ロック → Uluru car sunset viewing area → エイヤーズ・ロック・キャンプグランド

・8/18(土)-19(日)
 エイヤーズ・ロック・キャンプグランド → Uluru car sunset viewing area → エアーズ・ロック → Yulara Visitor Centre → Imalung Lookout → エイヤーズ・ロック空港 → シドニー国際空港 → 広州国際空港 → 羽田空港


■ 使ったお金
・ 航空券:
 − 成田〜ケアンズ           : ¥129,290 (Jetstar)
 − ケアンズアリススプリングス    : ¥55,520 (カンタス航空)
 − エアーズロックシドニー〜広州〜羽田: ¥106,130 (ヴァージンオーストラリア航空、中国南方航空)

 航空券代計:¥290,940

・ ホテル
 - [ケアンズ](3泊): ¥6,747 (1泊当り¥2,249)
 - [アリススプリングス](1泊): ¥2,166

 ホテル代計:¥8,913

・ 現地ツアー

 - グレートバリアリーフ クルーズツアー: ¥28,247
 - グレートバリアリーフ セスナツアー: ¥17,601
 - キュランダ アーミダックツアー: ¥2,170
 - キュランダ スカイレール+キュランダ鉄道ツアー: ¥11,548
 - エアーズロック 2泊3日キャンプツアー : ¥33,249

 現地ツアー代計:¥92,815

・ 海外保険(9日分): ¥3,780

Wifiレンタル(9日分): ¥3,163

・ 両替したお金: ¥20,000

・ 食事代とか、諸々の雑費: ざっくり¥30,000

合計:¥449,611

 思った以上に高くついてしまった。使ったお金の大半は飛行機代と現地ツアー代。

 この予約を取ったのが出発の1ヶ月前という割と直前だったことと、旅行期間がバッチリお盆時期だったので、飛行機代が思いっきり高くついてしまった。オフシーズンだったら、飛行機代はもっと安くなるかな。

 旅行中はお金を節約したわけでは無いけど、変な無駄遣いとかはしていないです。なので、現地ツアーのお金がハイシーズン/オフシーズンでどれくらい金額が変わるのかはわからないけど、今回のような旅程で行く場合、航空券代を安くしない限りは、これくらいの金額になってしまうんだろうなぁとは思います。

 とはいえ、使った金額以上の経験ができたのは間違いないので、使った金額に対しての後悔とかはこれっぽっちもないんですけどね。

▪️ 航空券
 今回の航路は全てスカイスキャナーから検索。結果、東京〜オーストラリアは、Jetsterのサイトで直接申し込み、ケアンズアリススプリングスエアーズロック〜東京へはExpedia経由としました。どこからチケットを予約するかは、所要時間、値段、航空会社、予約サイトの使い勝手あたりですかね。

www.skyscanner.jp



▪️ ホテル
 私の愛用のbooking.comから予約。航空券や現地ツアーで結構いい値段することがわかっていたので、ホテルはなるべく安上がりなところを探しました。

 ということで、ゲストハウスを中心に探して、その中で口コミの内容が良かった2つを押さえました。

 ・ [ケアンズ]:マッド モンキー バックパッカー

www.booking.com
 ・ [アリススプリングス]:Haven Backpackers Resort

www.booking.com

 
 どちらもドミトリータイプの部屋で予約しました。(というかそれしか空いていなかった。)

 ゲストハウスで、かつドミトリータイプの部屋だったので、当然質はあまり良くはないです。あくまで安く泊まるためのお宿。ただ、シャワーはちゃんと温かいお湯が出たので、私としてはそれだけで十分ですね。

 どちらのゲストハウスも、ドミトリーは男女関係なくベットが割り当てられるようで、私が止まった部屋でも、宿泊客の半分は女性でした。

 そういうものなのだろうか。お互い気にしなければ良いだけなのだけど、初めに部屋に入ったとき、普通に女性がいて、少しびっくりしました。

 ちなみに、ケアンズのゲストハウスでは日本人は見かけず、アリススプリングスのゲストハウスでは日本人の女性グループがいました。


▪️ 現地ツアー
 今回訪れた場所は、事前予約が必要なものばかりだったので、現地ツアーを使いました。現地ツアーを申し込む時は主に下記サイトを使っています。

 

www.veltra.com

 

www.hotholiday.jp


 veltraは扱っているツアーが豊富でサイトが使いやすいです。現地ツアーを探す時はまずこのサイトを見ています。

 ホットホリデーはツアーの値段が安いです。あと、一人旅として利用しやすいツアーが揃っているので、veltraを見ていいのがなかった時にはホットホリデーを見ています。


 今回のオーストラリア旅行でもこの2サイトから申し込みました。


 ・ グレートバリアリーフ クルーズツアー:

www.veltra.com


 ケアンズから参加するグレートバリアリーフツアーで有名なのが、グリーン島に行くツアーなようです。

 で、初めそのツアーにしようかと思ったのですが、veltraやtripadvisorの口コミを見ていると、海が綺麗というコメントと、人が多くて汚いというコメントの両方が見られて、判断に困ったので、グリーン島に行くツアーはやめて、ポンツーンという、クルーズ催行会社が所有する人工浮島に行くツアーに申し込みました。クルーズ催行会社が所有する浮島に行くツアーなので、浮島はロケーションの良い場所にあって、綺麗ですし、人も多くないですし、景色も最高です。

 ツアー内容としては、体験ダイビングがついたプランで申し込みました。日本人ガイドの方がいて、日本語で案内をしてくれ、快適に過ごすことができました。もちろん、大満足でした!


 ・ グレートバリアリーフ セスナツアー:

www.veltra.com


 クルーズツアーでグレートバリアリーフをクルーズ船&海から堪能できるから、あとは空からでしょ!という思い出申し込みました。ガイドの方は日本人で、終始日本語でガイドしてくれました。こちらも大満足。


 ・ キュランダ アーミダックツアー:

www.veltra.com


 ・ キュランダ スカイレール+キュランダ鉄道:

www.veltra.com

 キュランダ村は熱帯雨林に囲まれた村で世界遺産にも指定されています。

 ケアンズ観光というと、グレートバリアリーフとキュランダを見るというのが一般的みたいですね。(あとは、「パロネラ・パーク」というジブリラピュタの世界観が味わえると言われている遺跡とか。今回は私は行かなかったけど。)

 で、キュランダ村に行くには、スカイレールというゴンドラに乗るか、キュランダ鉄道という鉄道に乗るかがあって、行きと帰りでそれぞれに乗るのが一般的みたいです。

 キュランダ村は小さい村で、お土産屋とレストランくらいしかないです。街歩きするにしても1時間あれば十分なかんじ。ほとんどの観光客はキュランダ村から少し離れた「レインフォレステーション・ネイチャーパーク」に行くようです。私もそうでしたし、他の観光客もそんな感じでした。

 ツアーは、ケアンズからの送迎+スカイレール+キュランダ鉄道+レインフォレステーション・ネイチャーパークがセットになった団体ツアーもあったのですが、私としては自分のペースで回りたかったので、個人で回れるように、スカイレールとキュランダ鉄道の乗車券だけがついたツアーと、アーミダックツアーというレインフォレステーション・ネイチャーパークのツアーで水陸両用車に乗って熱帯雨林を観察するツアーをそれぞれ申し込みました。

 キュランダ鉄道は「世界の車窓から」のオープニングで使われていたことがあって、是非とも乗ってみたかったというのが、このツアーに申し込んだ理由です。


 ・ エアーズロック 2泊3日キャンプツアー :

www.hotholiday.jp

 アリススプリングス発でエアーズロック空港解散の2泊3日キャンプツアー。

 本当は、エアーズロックもツアーに申し込まずに自分のペースで見ようと思ったのですが、エアーズロックのホテルが全て埋まっていて、宿の確保ができず、宿を確保せずにエアーズロックに行く方法を探した結果、このキャンプツアーにたどり着きました。

 ワタルカ国立公園(キングスキャニオン)、オルガ岩群(カタジュタ)、エアーズロックを見るツアーで、夜は全てキャンプ。

 キャンプでは、テント泊ではなく、スワッグという1人用のマットレスを地べたに敷いて、その上で寝袋を敷いて寝るスタイル。野宿に近い形で寝るのですが、空には満点の星空。こんなに寝たくないと思った夜はあっただろうか、こんなに贅沢な夜はあっただろうかと思えるほどに、最高な夜でした。

 ワタルカ国立公園、オルガ岩群、エアーズロックはもちろん良かったのですが、私としてはこのキャンプも同じくらいに最高な体験でした。このツアーは本当にオススメです。


 ちなみに、もしエアーズロックでホテルが取れていたら、ウルルホップオンホップオフというバスを利用して、エアーズロックとオルガ岩群を見ようと思っていました。

Uluru Hop On Hop Off | Affordable, friendly, direct transfers to visit Uluru and Kata Tjuta.

 

 あと、ホットホリデーのツアーの大元はこのツアー。TheRockTourというアリススプリングスのツアー会社が主催しているツアーです。

3 Day Uluru - Alice Springs to Ayers Rock (Uluru) | The Rock Tour


▪️ 海外保険
 私にとっては「いつもの」の「たびとも」で申し込みました。

www.hs-sonpo.co.jp

 

▪️ wifiレンタル
 こちらも私にとっては「いつもの」の「グローバルwifi」で申し込みました。
ただ、エアーズロックツアー中は充電の機会がなかったので、基本電源をOFFにしていたのと、たまにONにしてもwifi圏外だったりして、ツアー中はほとんど使っていませんでした。実質はケアンズアリススプリングスでのみ使ったって感じですね。

townwifi.com


さてさて、概要編はこれくらいにして、次回から旅行記を書いていきます。

==========
 本編はこちらからどうぞ!

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挑戦と無謀のあいだ

ってことを最近考えていた。仕事の話。

正直そこまで考えがまとまっていないんだけど、とりあえず、文章として残しておきたいので書いておく。

何か新しいことをしようとする。
ここで言う新しいことというのは、割と大きい話での新しいこと。
例えば、新しいプロジェクトに参画するとか、新しい部署に異動しての業務をするといった、仕事内容や職場環境が大きく変わる、そういうレベルの話。
そしてそれを、上からの命令ではなく、自分から希望した場合の話。

そのとき、その新しいことって、自分にとって「挑戦」になるのだろうか、それとも「無謀」になるのだろうか。

「挑戦」も「無謀」も何かに挑むときに使われる言葉だと思う。
「挑戦」はプラスの意味で使われ、「無謀」はマイナスの意味で使われる。

では、自分の経験のない、未知の仕事をするときに、それは「挑戦」なのだろうか、「無謀」なのだろうか。挑む前に事前に判断できるものなのだろうか。それを分ける境界ってあるんだろうか。そもそも「無謀」ってよくないことなのだろうか。

ってことを最近考えていた。

なぜそういうことを考えたか。

それは、直近の半年で自分が携わったプロジェクトにおいて、初めは「挑戦」のつもりで挑んだのだけど、途中から気持ちがついて行かず、精神的にきつくなってしまい、これが果たして「挑戦」だったのが、「無謀」だったのか、わからなくなってしまったからだ。

この内容についても、別記事で詳しく書こうと思ったんだけど、それはやめる。
(途中まで記事は書いていたんだけど、内容的に色々バレそうなので諦めました。)

ざっくりいってしまうと、私の専門とは全く畑違いで、且つ未経験な業務をすることになり、基本的なコミュニケーションが英語で、世界の複数拠点の人と同時に仕事をするような内容で、言ってしまえば、異業界に転職とか新人に戻って仕事するくらいの大きな変化があったわけだ。プロジェクト自体は、上司にヘルプを出して、プロジェクトの小区切りのタイミングで変えてもらい、今となっては終わった話なのだけど、控えめに言ってもかなりきつかったわけで。

なので、そういうこともあって、「挑戦」と「無謀」の境目ってなんだろうと考えてしまったわけなのだ。

ーーーーーーーーーー
まず「挑戦」と「無謀」を辞書で調べてみる。
定義はこうだ。

挑戦

1 戦いや試合をいどむこと。「挑戦に応じる」「世界チャンピオンに挑戦する」「挑戦状」
2 困難な物事や新しい記録などに立ち向かうこと。「世界記録に挑戦する」「エベレスト登頂に挑戦する」

 

挑戦(ちょうせん)の意味 - goo国語辞書

無謀
結果に対する深い考えのないこと。また、そのさま。無茶。無鉄砲。「無謀な旅程」「無謀運転」

無謀(むぼう)の意味 - goo国語辞書


辞書的な意味から推測すると、「挑戦」と「無謀」の違いは、事を始める前に「結果」に対して事前に考えているかどうかの違いだろうかか。

じゃあ、「事を始める前に、結果を考える」とはどういうことなのだろうか。

何を考えるべきか。

それは少なくとも、「ゴールの定義」、「ゴールに至るための戦略」あたりだろうか。
その事を始めるにあたって、自分のとっての「ゴールは何か」を定める。そして、「どうやってゴールにたどり着くか」を決める。

ーーーーーーーーーー
「ゴールは何か」の話。
新しいことに挑む時の理由なんて人それぞれだ。
例えば、それをすることによって得られるスキルや知識を身に付けたいとか、周りから評価されたいとか。今いる環境が嫌だから環境を変えたくてという理由もあるだろう。
とはいえ、共通して言えるのは、「なんでそれをしたいの?」と「どうなっていたいの?」という事を明確にするという事だろう。

こういう問いかけをするのであろうか。
・それを行う事で、自分は何を目指しているのか。どういう状態になっているのか。
・ゴールに至った時の姿は、自分が本当に目指しているものと一致しているのか?
・挑もうとしている物事の、その先にあるものは何だろうか、何が待っているのだろうか?

つまりは、「目的」というキーワードになるだろうか。
あと、これは仕事についてのトピックなので、上についても仕事についての問いなのだが、仕事はあくまで人生の一部。そこで目指しているものって、自分の人生で大事にしている価値観と矛盾していないかとか。

次に、「どうやってゴールにたどり着くか」の話。
思いつく限り、こういう問いかけか。
・自分の武器は何で、新しいものに挑む際に何が活かせそうか?
・助けてくれる仲間はいるか、どういう形で助けてくれるか。
・感覚的にできそうかできなさそうか。明らかに現実的でないものに挑もうとしていないか。
・やる気を持続できそうな想いはあるか。

あと、「ゴールは何か」と「どうやってゴールにたどり着くか」以外に、もう一つ、「挑もうとしている領域」も判断材料だと思う。

つまり、それが自分の専門を突き詰めるようなものなのか、自分の可能性を新規開拓するようなものなのかというものだ。

そういったときに思い浮かぶキーワードが「選択と集中」だ。

選択と集中
選択と集中とは自社の得意とする事業分野を見極め、その事業分野に対して経営資源を集中的に投下することによって経営効率や業績を高め、競合他社との差別化を図る攻めの経営戦略です。

事業における「選択と集中」とは?メリット、成功・失敗事例をご紹介 | BizHint(ビズヒント)- 事業の課題にヒントを届けるビジネスメディア


本来はビジネスで使われる用語だが、個人においても通用する内容だと思うし、この方針で行くのが原則のように思っている。

つまりは、仕事で新しい事を始める際にも、基本的には自分の専門性を活かせる領域とすべきということだ。

もちろん、新たな専門性を切り開くために、新しい分野に挑むのも必要だ。だが、そこに自分のメインのパワーを割くような始め方は適切ではない。でないと失敗した時のリカバリが大変になってしまう。

あくまで「集中」するための「選択」であって、その選択肢を増やすために自分のメインのパワーを注いで「集中」できないというのは本末転倒というものだ。自分のメインのパワーは専門性を活かしたところで活かしつつ、余力のパワーで新規開拓すべきという事だ。

正直言って、選択肢を増やすために専門から逸れた事を仕事の中でするのは難しいと思う。それができるかどうかは、あくまで携わる仕事次第であって、つまりが運次第ってこと。だから基本的には仕事以外の場で開拓することになるんだろうか。


ーーーーーーーーーー
ここまで整理して、改めて上から眺めてみると、つまりは事前に「リスク管理」をしなさい、ということなのだろうか。

これから挑もうとしている対象について、ゴールを定めて、自分のことや周りの環境に対するプラスの事項とマイナスの事項を挙げて、それに対するリスクと対策を並べて、挑むかどうかを判断する。

いわゆるプロジェクトマネジメントの話だ。ビジネスの場では当然のようにやっていることだ。進行中のプロジェクトをマネジメントをするように、自分の仕事も自分自身のプロジェクトとしてマネジメントするってことだ。

「自分を自分1人のプロジェクトとしてマネジメントする」っていうキーワードは、割とよくあるフレーズだと思う。

そして冒頭に書いた、「無謀」ってよくないのだろうか、という問いに対してだが、自分としてはやはり良くないと思う。ここに書いた「リスク管理」をしていない以上、仮に「無謀」で始めて、結果的にゴールに至ったとしても、それはたまたま運が良かったからに過ぎない。非常にリスキーな選択であることには変わりがない。

結論としては、「挑戦」と「無謀」を分けるラインっていうのは、事前に「リスク」に対する備えをしているかどうか、ってことなのだろうか。

正直言って、あまり特別な事を発見したわけではないし、当たり前のことしか書いていない気がする。

特別でない当たり前のようなキーワード、知ってはいたけど、その意図を理解して行動していなかったということ。

それでも、ここまでつらつら書いたのは、やはり上のようなことを、経験として思い知らされたので、忘れないように書いておきたかったからだ。

あと、良い出来事も悪い出来事も、終わってしまえば「今となっては良い思い出」となってしまい、当時のきつかった思いが残らなくなってしまうと思ったから。辛いことはやっぱり辛いわけで、回避できるなら回避するに越したことはないわけで。「今となっては良い思い出」とかにしてしまって、かつての辛い経験をあとになってまた経験するのもやだなと思ったからだ。

自分自身の戒めの意味も込めて、新しい事を始めようと思った時には、これを読み返すようにしたい。

【体験記】(大会翌日)伊豆大島の御神火ライドに参加してきました!(2018/09/07〜09)

2018/09/07〜09にかけて、伊豆大島の御神火ライドというイベントに参加して来ました!

今回、その体験記を書いています。
大会前日編と大会当日編は以下をどうぞ。

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今回は大会翌日編。09/09(日)。

朝5:45起床。なぜこんなに早く起きたかというと、昨日の宴会の時に、翌朝天気がよければ、みんなで自転車で三原山へ登ろうという話が上がり、集まれる人は朝6:00集合という話になったからだ。

みんな、昨日のイベントでは、チャレンジコースでエントリーしており、悪天候から大島ぐるっと1周コースとなり、三原山には登る予定だったのが、登れていなかったのだ。正直、宴会の時は悪ノリ的に上がった話だったので、たぶん、誰も登らないだろうけど、一応起きて天候を確認する。

外を見ると、山の方は雲がかかっていて、山の頂上の方は全く見えない。昨日の宴会には、宿のオーナーの方も一緒にいて、翌朝に山の状況を教えてくれるという話もしていたので、宿のオーナーの方にも聞いてみたけど、やっぱり雲がかかっていて、自転車で行くのは大変かもとのことだった。

内心ホッとしながら、三原山の山登りは中止の方針で。あと、体がバキバキだったので、そもそも自転車で登るのは無理だった気がする。

トライアスロンでも、ここまで筋肉痛にはならなかったんだけどなぁ。47km走っただけなのに。それだけ道がハードだったということなのかな。

もうちょっと寝たかったので、再度布団に入る。7:00まで寝ていようと思っていたけど、起きたら7:30だった。

実は、本当に6:00に集合していた人がいて、その人たちは、自転車では大変ということで、レンタカーで三原山へいったようだ。

宿は素泊まりなので朝食はでない。なので、すぐにチェックアウトできるような状態にして、朝ごはんを食べに出かける。

とてもいい天気だ。

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朝からやっているお店は、ここくらいしか知らなかったので、こちらのお店で。

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べっこう丼を注文。島名物。白身魚島とうがらしと醤油につけた丼料理。大島に来たからには食べておきたいよね。

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さてさて、朝食後は宿に戻って、そのままチェックアウト。この後は、13:20発のフェリーで竹芝港に帰る予定で、それまでは自由時間。

友人はフェリーの時間まで釣りをしたいということで、私はもう少し自転車で走りたく、11:30に御神火温泉で集合という約束だけして、別行動。

荷物だけ宿に置かせてもらって、後は時間の許す限りでサイクリング。ちなみに止まっていた宿は「もりおの家」というゲストハウス。
前回、伊豆大島に来た時もこの宿を利用させてもらった。オーナーが気さくで素敵な方。たぶん、次に伊豆大島に来るときも、この宿に泊まるんだろうなと思う。

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ちなみに、チェックアウトをする時に、上の写真のところで、オーナーさんからのお願いで、私と友人の写真を一枚撮った。なんでもお客さんの写真を、部屋一面に飾るのが夢だそうで、チェックアウトの時に毎回写真を撮っているのだそうだ。

そういうの素敵だね。確かに、ゲストハウスの食堂の壁に写真が貼り付けてあったな。今の貼り付け具合からして、部屋一面を埋め尽くすのは、まだまだ当分先の話なんだろうと思うけど、是非とも続けていいって欲しいと思うし、次、このゲストハウスに来た時に、どれだけ埋まっているのかを見るのも、お客さんの立場としても楽しみに思う。

さてさて、ゲストハウスを出発。とりあえず、気ままに海を見ながら走りたくて、海岸線の道を走る。いやぁ、やっぱり海っていいよね。ゆっくりとした時間のなかで、のんびりと自転車を漕ぎつつ、海を眺める。

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昨日までのイベントの会場にも立ち寄る。片付けが進んでて、テントとかステージとかは跡形もなく片付けられていた。

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 早朝は雲がかかっていた山の方も、今は晴れ模様。

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走りつつ、いい景色があれば止まって、眺めて、また走って。こういうのがやりたかった。海岸線の綺麗な景色でそういうことができるのは気持ちがいい。

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昨日のイベントの参加者だろうか、サイクリストの方とも何人もすれ違った。すれ違うたびに挨拶する。

道路は車がほとんど通らず、また人も通るような道ではないので、気ままに走ることができる。本当に走っていて、気持ちがいい。

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昨日のイベントでも来た、ぶらっとハウスに立ち寄る。

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お目当てであったソフトクリーム。牧場の風景を眺めつつ、心地よい風を感じつつ、ソフトクリームをぱくり。

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ぶらっとハウスまで来た段階で、時間もちょうどいい時間になって来たので、来た道を戻る。昨日のイベントの看板がまだ残ってますね。

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しかし、こういう景色が、東京中心部から、数千円と数時間で来れるんだよね。たまに静かな時間が欲しいときは、大島に来るというのは本当にありだな。これはいい発見だね!

そのまま、宿に戻って荷物を持って、御神火温泉へ。軽く汗を書いたので、ひとっ風呂浴びに。

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11:30に友人と合流して、そのままお昼ご飯へ。元町港の2階にあるレストランへ。

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岩のりの乗った塩ラーメンとべっこう寿司を注文。港のレストランってそこまで期待していなかったんだけど、普通に美味しかった。島の名物を満喫。お昼時だったせいか、私の後には行列ができていた。

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食事の後は、もう帰る準備。
港の外で自転車を輪行できる状態にして、船の時間を待つ。

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準備が終わって一息ついて、ちょっと周りを見渡して見ると、伊豆大島の案内が書かれた案内板を発見。大島を自転車で一周する人向けのコーナーもある。昨日イベントの「大島ぐるっと1周コース」と同じコースだ。

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ただ、案内を見ると、「時計回りが比較的楽」との記載が。昨日のイベントは逆時計回りに回ったぞ。なぜ、あえて比較的楽じゃないルートを回ったんだろうか(笑

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帰りの船が来た!

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乗り場で並んで、乗船を待つ。

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帰りは特2等席。いわゆる寝台席。

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いよいよ大島ともお別れ。

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この綺麗な海ともお別れ。また!

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船は定刻通り13:20に出発して、竹芝港に到着したのが18:10。
いやぁ、充実した週末だった。

さてさて、御神火ライド、島を1周するという面白い経験ができた。私自身、自転車歴が短く、そこまで自転車を乗り回している訳ではなく、島を自転車で1周するというのは初めての経験だった。街中、海岸線、山道と色々な景色を一度に味わえ、街の人からは応援の声をいただいて、気持ちよく走ることができた。

ただ、私としては、自転車で島を1周するというのはとても楽しいのだけど、こういうイベントとして参加するというのは、もう十分かなという気もする。

というのも、私の楽しみ方として、やっぱり気になる景色があれば、そこで止まって、気のすむまで眺めて、写真を撮ってというふうにしたいのだが、こういうグループで進むようなイベントだと、そういうのはどうしてもできない。グループ行動をする以上は、自分のペースでというのは難しいよね。

コースと時間制限だけ定めて、後は個人で好きなように周っていい、というようなスタイルなら参加してもいい気はする。(これは、単純に私のサイクリングの楽しみ方の話なので、御神火ライドがどうだったという話ではないです。)

とはいえ、楽しかったのは間違いないし、このゆったりとした時間は非常に心地よかった。

素敵な休日でした。