【旅行記】台湾旅行記(2018/04/13〜18)2日目 〜 高雄・台東編

台湾旅行記2日目。この日は4/14(土)。

台湾旅行記のこれまでの話は以下の記事をどうぞ! 

shoumatch.hatenablog.com

shoumatch.hatenablog.com

 
この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲)

・4/14(土)
 佳適旅舎 → 老店興隆居傳統早點美食 → 高雄駅(Kaohsiung Station)→
 Taitung Train Station(台東駅)→ 東鼎牛肉面 → 台東県政府 →
 台東市中央市場 → 武安宮 → 鐵道藝術村(鉄道芸術村) →
 台東火車站旅遊服務中心(旧站) → 台東糖廠 → Flowing Lake →
 捷安特-台東站 → 台東南豊鉄花桟 Inn by the Village → 
 タイタン トラベラー ホテル


地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)



朝6:00のアラームで起床。7:00に1階集合なので、それまでに準備を済ませる。

シャワーを浴びようとシャワーの蛇口をひねると、水しか出てこない。昨夜はホテルについたのが遅く、シャワーを浴びずに寝たので、体がベトベト。水でも仕方ないかと半ば諦めかけたところで、なんとかお湯になってくれた。ありがたい。海外ではシャワーのお湯は贅沢品。

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7:00に1階に集合して、まずは朝ごはんを食べにいく。ホテルの近くに、美味しい肉まんのお店があることを、友人が調べていてくれて、みんなでそこに行くことに。興隆居というお店。湯包(タンパオ)という小さな肉まんが有名な店だそうだ。ホテルから歩いて5分といったところかな。

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www.tripadvisor.jp

朝7:00過ぎなのにも関わらず、すでに結構な行列ができていた。

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ここに並んでいる人はみんな、湯包が目当て。店の軒先には、蒸し器で湯包が蒸されていて、出来立てを包んでくれる。

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見ただけでも絶対に美味しいことがわかる。出来た側から飛ぶように売れていく。家族分を買うのか、1人で10個とか買うお客さんもいた。15分くらい並んでいただろうか。ようやく湯包をゲット。その先にも惣菜は並んでいる。どれも美味しそうで、ついつい手が伸びてしまう。

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会計を済ませて、店内で朝食。お客の大半がテイクアウトだったので、混雑していたけど、テーブルは空いていた。
湯包を2個、餃子、ニラ饅頭、ハムエッグ、豆乳。朝から大量。ただ、これで93元で400円しないくらい。とっても安い!

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湯包は、行列ができるだけあって、美味しかった。食べると、小籠包見たいに中から肉汁が溢れてくる。皮がモチモチ。朝から肉まんは重たいかと思っていたけど、そんなことはない!2つともぺろっと食べてしまった。友人も湯包は絶賛。これはオススメだね!

餃子は皮が薄く、胡椒が効いていて、日本にはないような餃子。これも美味!ニラ饅頭はお腹いっぱいになってしまい、袋に包んでテイクアウトした。朝から美味しいものを食べて幸せな気分(笑

朝食を終えて、一旦ホテルに戻り、荷物を取ってチェックアウトする。この後はまっすぐ台東に向かう。高雄観光する時間は取れなかった。もともとの予定通りだけど、やっぱり残念だ。

MRTで市議曾駅から高雄駅に向かう。なかなか立派な市議曾駅の入り口。(高雄駅は駅前が工事中だったので、なかなか際どいアングルの写真になってしまった。)

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8:58分発の列車に乗って台東へ向かう。2時間ちょっとの列車旅。値段は1200円くらい。

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チケットにはNoSeatと書かれている。いわゆる自由席というやつだろうか。

電車の中に乗り込むが、どこが指定席でどこが自由席かわからない。列車内にそういう記載も見当たらない。少し電車内をさまよって、空いている席があったので、とりあえずそこに座ることにする。ところが、次の駅で乗って来たお客が、どうやら、私の座っていた席に本来座るはずらしく、席をゆずる。

友人も同じように席をゆずる。うーん、よくわからないね。再び電車内をさまよう。

車両前方左側に空きスペースがあったので、そこに腰を下ろすことに。右側の空きスペースには女子高生と思わしき集団が同じく腰を下ろして談笑していた。空きスペースは割と広めだったので、男3人がそこにいたけど、そこまで窮屈に感じることなく過ごすことができた。

列車は海岸線、山の中、田園の中を走る。景色がガラッと変わるので、なかなか飽きずに見ていられる。

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2時間ちょっとの電車の旅。ふと周りを見ると、大半の人が寝ていた。電車の中で寝てしまうのは日本と同じだね。

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電車は定刻通り台東駅に到着。高雄は蒸し暑かったが、台東は全然そんなことはなく、むしろ涼しい。初夏の北海道と行った感じだった。記念に駅の外観を写真に撮る。

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タクシーに乗って、街の中心部にあるホテルに向かう。チェックインの時間はまだだけど、とりあえず荷物を預かってもらいに行く。空港からホテルまでは約200元(800円くらい)。ざっと5kmくらいの距離なので、タクシーの値段としても日本よりは安いんだろうね。運転手のおばちゃんはなかなか荒っぽい運転だった。

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ホテルはトラベラーホテルというホテル。まだお昼前ということで、部屋には入れなかったけど、荷物を預かってもらうことはできた。

この後は、友人の友人で、今回の台東トライアスロンにおいて、諸々の手続きをしてくれた台湾の友人と合流して、大会の受付やコースの下見をする予定だ。お昼を食べた後に合流ということになっていたので、まずはお昼ご飯を食べることに。

お昼ご飯を食べるお店は決めておらず、その場で適当に探した中で、口コミの評価値が高かった、東鼎牛肉麺というお店に行くことに。ホテルから歩いて5分くらいの距離。

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www.tripadvisor.jp

素朴でシンプルな味。マカオで食べたものと、どこか雰囲気が似てる。マカオも台湾も中国系だから、そりゃ当然か。あと、朝食時にテイクアウトしたニラ饅頭をここで食べる。冷めてても旨い。

お店ではお茶がセルフサービスになっており、友人がお茶を汲んで来てくれたのだが、これが、とてつもなく甘い!一口飲んで驚くくらいに甘い!少なくとも食事には合わなくて、残念ながら、これは飲めたものではなかった。。。

お昼ご飯も済んだ後で、台湾の友人との合流がもう少し先ということになり、1時間ちょっと空き時間ができた。友人2人は喫茶店で過ごすということになったんだけど、私は街を歩きたく、ここで一旦別行動することに。せっかく普段来れない場所に来たんだから、時間があるなら街を歩きたいね。

台東の中心部には旧台東駅という場所あり、そこが観光地らしい。そこに向かって歩くことにする。

台東県政府。これは前を通っただけ。

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台東市中央市場。市場を見ると、中に入りたくなる。アジアの国の市場の雰囲気は日本にはないので、全然観光地じゃないんだけど、見て回るだけでも面白い。

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マカオでもそうだったように、市場の中は活気がある。肉や魚や野菜など、いろんな食材が並んでいる光景、お客さんと店員さんがやりとりしている声、肉や魚をさばいている音、水道の流れる音、そして独特の生臭いにおい。それらが合わさって、活気ある雰囲気が生み出されている。まさにアジアって感じのする空間だ。

肉はその場で解体されて、そのまま売りに出されている。内臓や脳が上から吊るされて、ハエがたかっている。それが右側の写真。「うわっ」と思いつつ思わず写真を撮ってしまう。

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台東は地方都市という感じ。例えるなら、北海道の旭川市みたいな感じだろうか。写真は市場から旧台東駅に向かう途中にあった、市役所と警察署。こういう建物は日本でもありそう。

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台東駅の側には山がそびえており、そこに龍鳳寺という大きなお寺が立っている。そこも見てみたかったんだけど、時間的に見る余裕はなかったので、山の入り口付近にある武安宮という場所に寄って見る。

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「武」がつくってことは、昔の武将を祀っているんだろうと思うんだけど、何を祀っているのかはわからなかった。門と小さな廟しかない建物ではあったけど、山の側に立っていることもあり、なかなかいい雰囲気だった。

この武安宮の向かいに旧台東駅のある公園が広がっている。また公園の中には、鐵道藝術村という様々なイベントが行われるスペースも広がっている。ちょうど私が来た時には、大学生がイベントの設営をやっていた。 夕方〜夜にかけてイベントをやるようなタイムスケジュールの看板が掲げられていたけど、明日の大会のことを考えると、見ることはできないなぁ。

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芸術村というだけのことはあるのだろうか、可愛らしいモニュメントらしきものも立っている。左側の写真はかつての線路上を移動する出店だろうか。閉まっていたからわからないけど、アイスクリームとかを売ってそうな雰囲気。

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台東駅。プラットホームや駅看板がそのまま残っている。観光ガイドの方が観光客を連れてここを案内しており、街の中でも主要な観光場所なのがわかる。

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台東駅の側には、観光案内所(台東火車站旅遊服務中心(旧站))が立っている。これはいたって普通の建物。

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中に入ると、台東と姉妹都市である三重県の紹介ブースがあった。台東と三重県って姉妹都市だったんだね。知らなかった。

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さて、ここまで歩いたところで、集合時間が近づいて来たので、街歩きはここまでにして、ホテルのそばの喫茶店で友人と合流する。台湾の友人は家族と車で台東まで来ているらしく、彼との合流は、トライアスロンの受付場所である、台東糖廠ですることになった。友人と合流し、タクシーに乗って、台東糖廠へ向かう。

この日もトライアスロンの大会は行われており、台東糖廠はそのゴール地点になっている。私が参加する明日の大会は、オリンピックディスタンスという、トライアスロンでは一般的な距離の大会。スイムが1.5km、バイクが40km、ランが10kmの、計51.5kmの大会。ところが、この日やっていたのは、その倍以上の距離である113kmや226kmの大会。まさに超人たちが参加する大会だ。

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受付場所は倉庫のような建物の中。そして物販エリア。スポーツ用品から大会用の補給食まで、いろんな商品が並んでいる。当然日本から補給食は持って来ていたけど、こんな物販エリアがあるんだったら、わざわざ日本から持って来なくても良かったかな。

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物販エリアをうろついていると、台湾の友人が到着!奥さんと生後数ヶ月の赤ちゃん、奥さんのご両親の5人連れ。簡単に自己紹介をして受付をすませる。

受付を行い、大会の概要が書かれたパンフレットと記念品を受け取る。記念品の中に、物販エリアで使える200元分の買い物チケットが入っていたので、補給食(エナジージェル)を購入する。

そのあとは、みんなで大会のコースの確認をする。台東トライアスロンは、ホームページが中国語で書かれており、内容がよくわからなかったことに加えて、コースが載っておらず、このタイミングでも実際にどういうコースを走るのかが、わからなかった。

2018臺東普悠瑪鐵人三項


スイムのコース。大きな池をぐるっと一周するコースのようだ。

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次はバイクのコース。片道10kmの道を2往復するコース。どうやら普通の道路を走るみたい。
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最後にランのコース。川沿いの片道2.5kmの道を2往復するコース。

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コースの確認が済んだので、実際に会場に行き、コースの下見をすることに。台湾の友人は車で来ていたので、その車に乗り込みコースへ向かう。友人の奥さんやご両親とは一旦ここでお別れ。

台湾は左ハンドルの右側通行。日本とは反対。

大会会場の近くに車を止めて、コースを歩く。ここはバイクのコース。まだこの日の大会が実施中だったみたいで、バイクが何台も通り過ぎて行った。

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バイクの補給所。

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ここはスイムのコース。Flowing Lakeという池。写真下側がスタート場所で奥まで泳いで帰ってくるコース。この日の競技は終了したのか辺りは静か。右下に浮き輪で遊んでいる人がいますね。
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ちなみに、スイム会場のそばには、昔の先住民だろうか、木彫りの像が立っていた。なんだか北海道のアイヌ民族のようにも見える。これはなんだろうね。

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スイムのコースを見たあとは、トランジットエリアへ向かう。

トライアスロンでは、スイム、バイク、ランのそれぞれの間で、一旦トランジットエリアという場所に戻り、そこで着替えたり、次の競技の準備をしたりする。スイムの後に通ることになる、トランジットエリアへ行くコースを歩く。当日はここを裸足で走ることになるので、赤いシートで足元を保護するような対策がされている。

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しかし、歩けど歩けど、一向にトランジットエリアが見えてこない。赤いシートが敷かれているから、コース的には間違ってないんだろうけど、しかし遠い。友人たちも遠いなと言いながらコースを歩く。

多分、距離的に700〜800mくらいはあったんじゃないだろうか。とても遠い。素足でこの距離を走るとは、、、これは翌日は大変そうだ。もちろん、このトランジットエリアに向かう時間も競技タイムの中に含まれている。

まだこの日の競技は行われていたので、トランジットエリアは入れなかった。離れたところからそのエリアを眺める。写真は、トランジットエリアの写真(左側の写真の左側)とバイクとランのスタート&ゴール場所。

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ランのコースは、競技中だったので下見できなかった。バイクのコースは車で下見。行きの10kmは途中から上り坂になっており、行きが大変そうな印象。(写真は撮れなかった。。。)

コースの下見もできたので、次はバイクをレンタルしに、台東駅前にある自転車屋に向かう。これも台湾の友人の車で送ってもらう。捷安特-台東站というお店。ロードバイクでは有名なGiantのお店。

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台湾の友人のおかげで良いバイクをレンタルすることができた。普通に買うと30万円以上するらしい。すごい。。。(ちなみに私の持っているバイクは、型落ちで安くなっていた6〜8万円くらいの、入門者用のロードバイク。)

サドルの調整をして、軽く試乗して、問題ないことを確認する。私のバイクよりも全然軽いし、ちょっと漕いだだけで、結構速い速度が出る。

この後は、このメンバー+友人の奥さんと、そのご両親と夕食を食べる予定。台湾の友人が泊まっている台東南豊鉄花桟 (Inn by the Village)というホテルで待ち合わせの予定だ。 

台湾の友人を含めて、男4人。さすがにバイク4台+男4人は車には入らないので、台湾の友人だけ車でホテルに戻り、その他は、レンタルしたバイクに乗ってホテルに戻ることにする。

自転車屋からホテルまでは約5kmほどの距離。道路は、自転車専用の車線が用意されていて、車通りが多い通りでも安心して自転車を漕ぐことができる。自転車も危険なく道路を走れるのっていいよね。日本には自転車専用の車線は整備されてないから、それは日本も見習って欲しいところだ。

台東南豊鉄花桟につくと、そのホテルの地下にバイクを止めるスペースがあったので、今夜はここに留めておくことにする。他にも何台か、翌日の大会用と思われるバイクが留められていた。

その後、友人とそのご家族の方と夕食をとり、翌日も早いので、20:00には解散した。ちなみに、お酒は控えるつもりだったけど、勧められるままに2杯飲んでしまった(笑

ホテルに帰る途中で、セブンイレブンに寄り、翌日の朝食を買う。昨日、高雄のセブンイレブンで、おにぎりが売られているのを知っていたので、ここではおにぎりを買うことはすでに決めていた。

シャケのおにぎり2つをバナナを購入。おにぎりは1つ33元(130円くらい)。日本と同じくらいの値段だね。

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トラベラーホテルに戻る。

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部屋は1人では十分すぎるくらいに広い。ベットはダブルベット。広々と使える。

翌日は朝5:00集合なので、翌日の準備を済ませて、22:30には寝た。
翌日はいよいよ大会当日。緊張とちょっとした不安とわくわくした気分の中、就寝。

2日目終了!3日目に続く!

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3日目以降の話は以下をどうぞ。