【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)4日目〜キュランダ観光編
オーストラリアひとりたび4日目。この日は8/14(火)。
オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!
この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲)
・8/14(火)
マッド モンキー バックパッカーズ → AL Porto Cafe → スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ → Skyrail Rainforest Cableway: Kuranda Terminal → レインフォレステーション自然公園 → FoodWorks → St Saviour's Anglican Church → Kuranda Homemade Icecream → Kuranda Railway Station → Barron Falls → Cairns station → Ganbaranba Noodle Collosseum → Cairns Night Markets → マッド モンキー バックパッカーズ
地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)
朝6:15起床。ウトウトして、6:30にベットから出る。部屋は昨日と同じく暗いままで、手探りでタオルとか歯ブラシとかを取って、トイレで身支度を整える。
今日は8:15にキュランダツアーのバスが来るので、それまでに朝食を済ませておく必要がある。この旅行を計画する時には、この日の朝食をどこにするかは決めていなかったけど、昨日のランチで行ったFishでの、海を見ながらの食事を気に入ってしまい、また海を見ながら食事をしたいと思い、リーフフリートターミナルに併設されている、「AL Porto Cafe」に行くことにした。ケアンズにきてから何度も見かけたお店だ。
7:00前にゲストハウスを出て、「AL Porto Cafe」に向かう。少し朝焼け感が残る、ケアンズの朝。
通り道にエスプラネードラグーンがあるので、そこに寄ってみたけど、1人泳いでいる人がいた。ラグーンを独り占めなんて、なかなかいいね。
「AL Porto Cafe」に到着。リーフフリートターミナルの側にあるカフェで、ツアーに参加するお客で周囲は結構賑わっている。
メニュー名は忘れたけど、モーニングセット的なものを注文した。海側の席に陣取る。朝食は相変わらずボリューミー。やはり2人でシェアしてもいいくらいの量が出てきた。
のんびりとはいかないけど、ツアーの時間ギリギリまで、海を見ながら食事をする。
いい眺めだ。こんなに素敵な景色を眺めながら食事をできるんだから、ケアンズの街っていいなぁと思う。大きな街ではないから、街の中で楽しめるような施設は少ないけど、例えば、老後をのんびり過ごす場所としてなら、すごくいい街だなと思えた。
ゲストハウスへ戻る。せっかくなので、海岸の通りを歩きながら戻る。海岸の通りで景色がよく、天気もいいので、散歩するにはもってこいだ。
せっかくなので、街中の写真も。ケアンズのバス停と、ケアンズの街では高い方に入る(と思われる)建物。
ゲストハウスには8:10に戻ってきた。集合5分前でギリギリ。荷物を取りに一旦部屋に戻る。相変わらず部屋は暗い。ゲストハウスのフロントに戻ると、すでにバスが来ていて、フロントのスタッフの方が応対しているところだった。集合時間より早い。オーストラリアは時間を守る習慣があるのかな。ここまで時間通りに来るのは、海外では初めてくらいの経験だ。
この日参加したツアーは、この2つ。
これはキュランダ村へ行くための交通機関である、スカイレールとキュランダ鉄道の往復チケットだけをもらうツアー。ケアンズの街から、スカイレールの駅やキュランダ鉄道の駅までバスで送迎してくれる。
www.veltra.com
これはキュランダ村での観光地であるレインフォレステーションでのアクティビティ予約のツアーで、アーミーダックという水陸両用車に乗って、熱帯雨林を探検するというツアー。現地でその場で申し込みもできるようだったんだけど、キュランダ村での滞在時間も短く、参加人数によっては希望の時間に乗れなかったりもするとのことだったので、事前予約しての参加しました。
バスは僕が1人目だった。ホテルを数件廻り、20人弱の人が乗った。運転手は気さくなおっちゃんで、フランス語、英語、日本語でカタコトの挨拶をしてくれた。バスの中ではウトウトしてた。それなりに寝ているつもりなのだが、思ったより疲れが残っているのだろうか。
バスは日本の田舎を思わせるような田舎道を走る。こんな風景は日本のどこかで見たような気がする。
バスはフレッシュウォーター駅に向かう。ここはキュランダ鉄道の駅の1つ。キュランダ鉄道でキュランダ村へ向かう人達がここで降りる。私はスカイレールに乗ってキュランダ村へ行くプランだったので、ここでは降りず。
フレッシュウォーター駅を出発して、次はスカイレールの駅。駅(スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ)に到着したのが9:20くらいだったか。
運転手のおっちゃんからバウチャーを駅の窓口で見せるように言われた。おっちゃんの案内はここまでで、駅の入り口へ案内しただけで去ってしまった。
窓口でバウチャーを見せ、行きのスカイレールと帰りのキュランダ鉄道のチケットが一緒になったチケットをもらう。
スカイレールはダイヤモンドゴンドラという、通常のゴンドラよりもワンランク上のゴンドラに乗る予定だ。帰りの鉄道は15:30発の電車のようだ。窓口の方から帰りはケアンズ駅まで乗るように言われる。このツアーは帰り方がわからなかったので、その情報を教えてくれるのはありがたい。
ゴンドラへ乗る列に並ぶ。普通のゴンドラは大行列だったが、ダイヤモンドゴンドラの列には誰も並んでいなかった。私が先頭で待っていて、少し後で、日本人女性2人が後ろに並んできた。30代後半という印象だ。
この3人でダイヤモンドゴンドラに乗り込む。ケアンズの観光ゴンドラに偶然にも日本人だけの組み合わせで乗るという展開。
ダイヤモンドゴンドラは足元がガラス張りになっていて、足元からも熱帯雨林を観察できるというもの。こんな感じ。
ただ、これはいらなかったかも。熱帯雨林を真上から見てもよくわからいし、何より酔う(笑。
ゴンドラに乗っている間は、足元の景色はほとんど見ないで、普通に窓から見える景色を眺めていた。
ゴンドラは、キュランダに到着するまでに2度ほど途中駅に停車する。1つ目の駅が見えてきた。
1つ目の駅、レッドピーク駅に到着。熱帯雨林のど真ん中にある駅。特に何かあるというわけではなく、駅の周辺をぐるっと歩いて回る遊歩道があるだけだ。駅に降りて、遊歩道を歩く。
森林浴で気持ちがいい。手を伸ばせば普通に触れるくらいの距離に熱帯雨林の木々が広がっている。
なかなか木をじっくり眺めるということがない分、見方がよくわからない。とはいえ、せっかくの機会なので、それっぽく眺めながら遊歩道を歩く。
展望台のような場所もあり、そこからはキュランダの熱帯雨林を一望できる。
遊歩道自体は10分もあれば周れるくらいの小さな遊歩道。ゴンドラに乗っている間の小休憩として歩くような感じの大きさだ。駅に戻って次のゴンドラに乗り込む。キュランダまで後4.8km。
先ほど一緒だった日本人女性2人と一緒にゴンドラに乗る。周囲は見渡す限りの熱帯雨林だ。
ゴンドラから見える景色は、確かに一面の森で圧巻ではあるのだけど、正直言うと、そこまでグッと来るものではなかった。見渡す限りの森というのは、これまでも見たことはあるので、珍しさというのは私にはなかった。ゴンドラという閉鎖的な空間で眺めているので、風とか匂いとかを一緒に感じられなかったから、というのもあると思うんだけど、感動具合でいうとそこまでじゃなかったかな。
ゴンドラ自体は確かに珍しいものではあると思うんだけど、ゴンドラから見る景色という点では、昨年行ったラパスという街で乗ったゴンドラから見た景色の方がすごかったかも。
写真はそこそこに撮りつつ、景色を眺める。途中、ゴンドラの進む先に滝を見つける。バロン滝というキュランダ観光の目玉の一つである滝だ。
2つ目の駅、バロンフォールズ駅に到着。ここも先ほどの駅と同様に、駅の周囲が遊歩道となっていて、ここで一旦降りて、遊歩道を散策して、再度乗り込むというスタイルだ。
ここにも展望台がある。そこからは、ゴンドラから見たバロン滝が見える。写真の左上には小さいけどキュランダ鉄道が映っていて、どうやら、キュランダ鉄道もバロン滝では停車して、景色を眺めたり写真を撮ったりすることができるようだ。
ちなみに、駅の案内板には日本語の表記がある。ゴンドラのスタッフの方も日本語で案内してくれており、本当に言葉には困らない。
再び、ゴンドラに乗り込む。日本人女性2人と一緒のゴンドラ旅。次は終点キュランダ駅だ。せっかくなので、iphoneのパノラマ写真で撮った1枚を。
10:40くらいにキュランダ駅に到着。約1時間程度のゴンドラの旅。
キュランダ駅に着いてからは、まずはレインフォレステーションのバス乗り場に向かう。バスの時間を確認したかったのだ。バス乗り場は、キュランダ駅からキュランダ村のメインストリートを突っ切った先にある。キュランダ村を巡るのは後にして、メインストリートの雰囲気を見つつ、バス乗り場へ向かう。
キュランダ村は熱帯雨林の中にある村ということもあり、村の中にも熱帯雨林の木々があちこちに目につく。そして、観光をメイン産業にしている村なので、メインストリートはお土産屋やレストランばかりだった。そして街を行く人々もほとんどが観光客だ。
キュランダ村のメインストリートを超えた先にキュランダ村の観光センターがある。なかなかオシャレな建物。
観光センターのそばにオシャレな案内を発見。こういう案内板好きだ。思わず写真に撮りたくなる。日本って、こういうオシャレな案内板ってないよなぁ。(私が知らないだけ?)
さてさて、観光センターの裏側にレインフォレステーションのバス乗り場がある。大きな看板で表示されているので、迷わずに発見できた。次のバスは11:15に出るようだ。出発まで後10分程度の時間でちょうどいい時間。
バス乗り場でバスを待っていると、先ほどゴンドラで一緒だった女性2人組も一緒に並んできた。目があって軽く会釈する。
バスが到着。
30人くらいが乗り込んだか。バスのチケットを買おうとすると、緑色のチケットを渡してくれて、レインフォレステーションの中で清算してくれとのことだった。ここで支払いではないのか。踏み倒そうと思えば踏み倒せそうな気もするのだが大丈夫なのか。
バスは10分もしないで、レインフォレステーションに到着。
中に入る前に、帰りのバスの時間も確認しておく。こういうの大事。
レインフォレステーション内の窓口でバスチケットの清算と、アーミーダックツアーの受付をすませる。12:00に2番乗り場に来るように言われる。ちなみに私の後ろにはやはり先ほどの日本人女性2人組。
15分程度時間があったので、建物内を少し散策。建物の中には、お土産屋とレストランとネイチャーパークがあることをチェック。ネイチャーパークは後でのんびり回るとして、すぐにアーミーダックツアーの列に並ぶことにする。
アーミーダックツアーは、水陸両用車に乗って熱帯雨林の中を走るというツアー。下の写真のような車に乗る。
車に乗り込むと、先ほどから一緒だった日本人女性2人組が私の前列のシートに座っていた。これまで、特に会話とかはしていかなったのだけど、スカイレールからここまでの流れが全く一緒だったので、「よく一緒になりますね〜」的な流れから少しお話をした。
なんでも、女性2人でケアンズに5日間旅行をしているようだ。旅程は旅行会社とかを使わずに全て個人手配で、今日私と一緒の流れになっているのは全くの偶然だったようだ。昨日や一昨日はグリーン島やポントゥーンで遊んでいたらしく、これも私の昨日一昨日の流れと似ている。エアーズロックには行かないようだ。
ツアーの開始。乗車前に渡されたパンフレットには、ツアーで通るルートとそこで見れる熱帯雨林の植物の解説があり、それに沿って、ガイドのおっちゃんが解説してくれる。ちなみにパンフレットは日本語で、他にもいろんな言語のパンフレットが用意されているようだった。
ガイドのおっちゃんは丁寧に説明をしてくれていて、それはありがたいのだが、容赦ない早口の英語だったので、全く聞き取れなかった。かすかに聞き取れる英語の内容から、今どの地点を走っていて、どの植物の解説をしているのかをパンフレットから探して、植物を眺めるという感じだった。
ツアー中に動物は現れなかった。一瞬青い鳥が飛んでいるのを発見したくらいで、あとは熱帯雨林の植物を観察するだけであった。
動く車の中からの写真を撮っていたので、ブレブレでちゃんとした写真はあまり取れなかった。それっぽく取れた写真を2枚ほど。右側の写真はバナナの木。
バナナが生えているのを見るのは初めてかも。帰国してから調べて見たけど、バナナって植物学的には「草」なんだね。僕らが食べている部分は果実。右側の写真にも、僕らがよく目にするバナナが上の方に成っている。そして下にぶら下がっているのは花みたい。バナナってこういう形で成っているんだね。
ツアーの途中に湖のような場所があり、水陸両用車ということでそのまま中に突っ切って入る。
水陸両用車に乗るのは初めてだったので、なかなかこれは面白い。湖をぐるっと一周。
このツアーは水陸両用車に乗って熱帯雨林を観察するというものなので、ダイナミックに熱帯雨林や水の中を駆け巡るという類なものではない。このツアーを申し込んだ時は割とそういうツアーなのかなと想像していていたが、実際はそうじゃなかった。
12:45にアーミーダックツアーが終了。帰りは14:00のバスに乗ることにして、残りの時間でネイチャーパークを見ることに。コアラ、カンガルー、ワニなどが飼われている、ちょっとした動物園だ。
木に座っているコアラと、丸くなって寝てるコアラ。かわいい。写真を撮らずにはいられない。
ワニとトカゲ。
カンガルーの群れ。
カンガルーはローアングルからも。
いやぁ、幸せなひとときだ!
思う存分動物と戯れて、ネイチャーパークを後にする。まだバスの時間までは少し時間がある。ランチを取ろうかとも思ったんだけど、レストランはビュッフェ形式で30A$だった。朝食がなかなかヘビーで、そこまでお腹が空いていなかったことと、この値段からランチはやめて建物内を散策することにした。
広くはないけど植物園的な場所もあり、そこには日本では見られなさそうな綺麗な花が咲いていた。
あと、レインフォレステーションにはアボリジニの文化を体験できるツアーもあるようだ。私は今回参加しなかったけど、時間がもうちょっとあれば参加していたな。ただ、今回申し込んだスカイレール&キュランダ鉄道のチケットの時間を考えると、時間的に無理だなぁ。写真はアボリジニのグッズを売っているお土産コーナー。
レインフォレステーションの入り口の看板。日本にはなさそうな、いかにも海外って感じの看板だ。
時間も14:00になり、バスに乗ってキュランダ村へ戻る。
帰りの電車は15:30発で、後1時間半程時間がある。あとは、のんびりとキュランダ村の観光だ。とは行っても、見るところはないので、あてもなく街歩きだ。
まずは観光センターの向かいにある、ショッピングセンターに入ってみる。
中は全てお土産屋だった。特に買うものもなかったので、ふらっと土産物を眺めてすぐにお店を出る。
メインストリートを歩いていると、横道に「FoodWorks」というスーパーマーケットを発見。ただのスーパーマーケットなのはわかっているし、中も特別なものはないのはわかっているんだけど、異国のスーパーマーケットというだけで、なんか入りたくなってしまう。そういう気分になるの私だけかな?
わかっていた通り、中はいたって普通だ。日本にはない店作りなので、物珍しさ的なものはあるけどね。何も買わずに出るのも悪いので、明日の分のお水を買ってお店を出る。
メインストリートを歩いていると、小さな教会を見つける。旅行中は、教会を見つけたら、なるべく入るようにしているので、ここも例に漏れず入ることにする。「St Saviour's Anglican Church」という教会だ。
中はシンプル。誰もいない。でも、このしんと静まり返った空間は好きだ。
街を歩いている途中で、キュランダ村で有名なアイスクリームのお店があるのを思い出した。お店の名前と場所を忘れていた(というか旅行前にメモしていなかった)ので、Google先生に聞いて、場所と名前を確認する。お店の名前は「Kuranda Homemade Icecream」という名前のようだ。ただ、Googleにはお店は営業時間外で14:00までの営業との記載があった。だが、他のサイトでは営業しているように見えて、とりあえずはダメ元で行ってみることに。するとやはり営業していた。やっぱり行ってみるものだね。
お店の人にオススメを聞くと、ブルーベリーのアイスと教えてくれたので、それを注文することに。4A$。美味い!歩き回っている中での甘いものは、たまらなく美味しい。
さてさて、帰りの電車に乗る時間が近づいてきた。短い滞在であったけど、キュランダ村ともお別れ。駅に向かうことにする。
キュランダ村には、道のあちこちに、かわいいオブジェがある。歩きながらこういうのを探すのもなかなか楽しい。左はカマキリで、右はカエルとヘビ。
キュランダの鉄道駅に到着。
改札やプラットフォームはレトロな感じ。
自分の乗る座席は13号車の12番。窓側の席だった。ラッキー!!
電車は1列4席で2列が向かい合ったような作り。
自分の座った列には両側に初老の男性が座っていた。仲良く談笑していて、おそらく7人組のグループなんだろうな。
15:30に電車は時間通りに発車した。出発後、なぜかものすごい眠気に襲われて、いきなり車内でうとうとしてしまった。意外と歩き疲れていたのかな。電車は10分ほど走った後に、バロン滝のところで停車した。行きのスカイレールで、展望台から見た時に電車が止まっていたのと同じ場所だ。
10~15分くらい停車してくれるそうだ。車窓から見える列車と滝。いい景色だ。
私も列車から降りて、景色を眺めつつ写真を撮る。バロン滝は大きな滝ではないのでダイナミックさはないけど、熱帯雨林&レトロな電車&滝という組み合わせでそれがとてもいい雰囲気になっている。
ちなみに写真を撮っている途中で、今回の道中で何度も一緒になった女性2人組も見かけた。本当に終始一緒の行程だったんだな。
出発の合図の汽笛が鳴る。名残惜しくも電車に乗り込む。
電車の中では、またウトウトしてしまっていた。途中、電車が滝のそばを通るタイミングがあり、停車はしなかったけど、徐行運転をしてくれて、写真を撮れるタイミングがあった。はじめウトウトしたため、それに気づかなかったんだけど、隣の席の初老の男性が気を利かせて起こしてくれた。ただ、結局タイミングを逃して撮れなかった。かろうじて取れた一枚。みんな窓にへばり付き。
そのあとはウトウトすることなく、窓から見える景色をのんびりと眺める。窓には鉄格子の柵でレトロな感じだ。
キュランダ村は高地にあるので、帰りのキュランダ鉄道では山道を下っていくルートになる。ほとんどの時間は森林の景色だけなのだが、たまに視界が開けてくると、遠くに街並みが見えてくる。
電車は木々のすれすれを走ることがあるのだけど、開けたところだと窓の外に手を出して写真を撮ることもできる。そんな状態で取れた電車の前側と後ろ側の車両。雰囲気あるよねぇ。
キュランダ村からケアンズ駅までは約2時間。乗るにしては長い時間だ。車内は先ほどの私と同様に、ウトウトする人で溢れている。キュランダ村を観光した後だと、そりゃそうなるよね。
キュランダ鉄道は山を下り終えて、田園風景の中を走る。ケアンズ駅まではすぐそこだ。
ケアンズ駅には17:30に到着した。駅のホームで電車の写真を一通り撮る。キュランダの観光もこれで終わり。
僕らを載せていた電車が去って、誰もいなくなったプラットフォーム。なんだか物寂しい感じがする。そういえば、こういう大きなプラットフォームで人が誰もいないという状況は初めてだな。なんというか、この世界に自分1人だけになってしまったような感じがした。映画の世界に迷い込んだかのような不思議な気分で、なかなか貴重な経験だった。
ケアンズ駅に着いたあとは、そのままゲストハウスに戻る。
明日は早朝の便でアリススプリングスへ向かう予定だ。ゲストハウスのフロントで、明日の朝のアーリーチェックアウトと、空港までのタクシーの手配をお願いする。
部屋に戻ると部屋は真っ暗。これにはびっくり。横になっている人もいたが、1人は暗い中で荷物の整理をしていた。私も明日のチェックアウトに向けて荷物の整理をしたかったので、気にせず部屋の明かりをつける。ってか、18:00の時間で電気が消えているとかって流石にないでしょ。
荷物の整理をして、いつでもチェックアウトできるような状態にする。荷物の整理が終わって、夕食を食べにゲストハウスを出る。
既にオーストラリアの食事に飽きていたので、日本的な食事が食べたいと思い、これまでの街歩きの中で見つけていた、ラーメン屋に行くことにする。がんばらんば(Ganbaranba Noodle Collosseum)というお店。
オーストラリアに来てラーメンか、って思いたくもなるけど、オーストラリア(ケアンズ)に出しているラーメンって、どんなものかを知りたくもあるしね。何はともあれ、オーストラリアの食事に飽きているときに、こういう日本食が食べられるお店があるっていうのはありがたい!!
店員さんは日本人。店内はほぼ満席で私がお店を出る頃には行列ができていた。IKEMENというメニューを注文。12A$。海外で食べるラーメンとしては、まずまずという感じかな。
お店を後にして、まだ食べれそうな感じだったので、せっかくなので、昨夜行ったナイトマーケットにある中華屋さんをはしごをすることに。普段だったら、食事をはしごすることはまずないんだけど、旅行中だからね。
お店はバイキング形式。皿の大きさで値段が決まっており、皿に入る分だけ料理を好きなだけ乗せていいというスタイル。Mediumサイズの皿を注文したのだが、サービスでMediumサイズの値段でLargeサイズの皿を使わせてもらった。こういうサービス嬉しいね。
バイキングとなるとついつい多く乗せてしまう。さっきラーメンを食べたばっかりなんだけど(笑
フライドライス、ビーフン、麻婆豆腐、炒め物、海老の揚げ物など、これでもかと載せる。うまい!こういう味を欲していた!!ありがたい!!
以前は現地の料理だけで全然OKで、日本食を食べなくても問題なかったんだけど、今回はなぜかどうしても和食っぽいものが無性に食べたくなった。なんでだろ。
とにかく、食べたいものをお腹いっぱいに食べれて大満足。
帰りはシールズストリートを通って帰る。ケアンズに来て何度も通った通りだ。歩行者天国の通りにライトアップがされていい雰囲気だ。
また、この通りにあるライトには、キャラクターや模様を映し出すライトがあって、思わず足を止めて見てしまう。こういうの素敵だ。
シールズストリートを通ってゲストハウスに戻るときは、必ず下の写真のお店を通ることになる。何度もこのお店の横を通り過ぎて、たまに中を覗きつつ、結局一度も中に入ることはなかったな。次ケアンズに来るようなことがあれば寄ってみたいな。
21:00過ぎにゲストハウスに到着。部屋は相変わらず暗い。この部屋はずっと暗かったな。
この日がこのゲストハウスに泊まるのが最後なので、バーに行ってこの日に撮った写真を眺めつつのんびりと過ごす。ジントニックを飲みながら。
バーには4〜5人のグループが2組と、1人でいる人が3人。夜はそこまで遅い時間ではなかったけど、昨日に比べてとても静かだった。
のんびり静かにバーで過ごすケアンズ最後の夜。いいね。
明日は、明後日からのエアーズロックツアーに向けて、ツアーの出発地点であるアリススプリングスへ向かう日だ。
4日目終了。5日目に続く。
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5日目以降のお話はこちらからどうぞ!