【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)7日目〜エアーズロックツアー2日目編

オーストラリアひとりたび7日目。この日は8/17(金)。

オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲) 
 ・8/17(金)
 エイヤーズ・ロック・キャンプグランド → Kata Tjuta - Valley of the Winds → カタジュタ・ビューイン・エリア → Uluru-Kata Tjuta Cultural Centre → エアーズ・ロック → Uluru car sunset viewing area → エイヤーズ・ロック・キャンプグランド


地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)


朝5:15起床。外はまだ真っ暗で、空には満点の星空が広がっている。太陽の光の下ではなく、満点の星空の下で目が覚めるのは、生まれて初めての経験だ。

寒くてスワッグの外に出る気になれない。足元と首がとても冷えている。そこの防寒はしてなかったからなぁ。次の夜は防寒用の靴下とネックウォーマーをちゃんと付けるようにしよう。

ちなみに昨夜は、防寒でヒートテック上下を着込んでいたけど、ヒートテックの下がきつくて、途中で目が覚めてしまい、夜中に脱いでしまった。とはいえ、下半身はそこまで冷えなかったので、ヒートテックの下はなくてもいいかな。

スワッグの外に出たくなかったけど、覚悟を決めて外に出る。

寒い!!まさに気持ちはこんな感じ。曲が脳内再生されながら、スワッグや寝袋を片付ける。

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ガイドの兄ちゃんが、既に焚き火を熾してくれていた。あと、朝食とコーヒーを用意してくれていたので、焚き火の前に座って、食事をとる。

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朝食はパンとバター&ジャムといった本当に簡単なもの。周囲は真っ暗闇で、明かりは焚き火の炎だけ。今が朝なのか、夜なのか、よくわからない感覚にとらわれる。

それでも、昨夜に続いて、周囲は真っ暗、空には満点の星空、目の前には焚き火という中で、寝ぼけ半分で焚き火を見ながらのコーヒーは最高だということだけは、はっきりしている。

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朝食が終わり、昨日と同じように皿を洗い、バスに乗り込む。6:20くらいに出発。

出発した時は、周囲はまだ真っ暗。6:40を過ぎると、だんだんと空が明るくなって来た。

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みんなでサンライズを見るのかと思ったけど、違った。日が昇ってもバスは止まらずに走り続けた。

7:20にシャワーを浴びれる施設があるキャンプ場に到着。エイヤーズ・ロック・キャンプグランドというキャンプ場だ。ここで、しばしシャワータイム。

ちなみにここは、今夜キャンプする場所だ。昨夜とは違って、トイレやシャワー施設がある。

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下の写真にある施設が、トイレ&シャワールーム。体がベトベトしていたので、シャワーを浴びれるのはありがたい。ちゃんと温かいお湯が出た。大満足。

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ここでの滞在時間は1時間あったので、のんびりシャワーを浴びてもまだ時間に余裕があった。余った時間でしばし周囲を散策する。シャワーを浴びて、清々しい気分での散歩はとても気持ちがいい。

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キャンプ場にあったリサイクルボックス。茶色のビン、緑のビン、透明なビン、アルミカン、ペットボトル、という5種類の分別。しっかりとしたリサイクルルールだ。

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8:30に出発。向かうはエアーズロックがあるウルル国立公園。キャンプ場からウルル国立公園までは、距離としてはとても近く、バスで走って10分もしないくらいだ。

バスの窓からはエアーズロックが見える。が、まず向かうはカタジュタ岩窟の「風の谷」(Kata Tjuta - Valley of the Winds)と呼ばれる場所。「風の谷のナウシカ」の舞台になったのでは、と噂される場所だ。エアーズロックはその後に向かう予定だ。

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風の谷に到着。昨日と同様に、水と補給食はしっかり持つようにと、かなり念を押された。ガイドの兄ちゃんの先導でいざ出発。

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風の谷のナウシカ」の舞台になったと噂されるだけあって、確かに、目に映る光景と映画のシーンが重なる部分がある気がする。

下の写真、岩の形が船のように見えて、ナウシカでいうところの、宇宙船の残骸のシーン(映画の後半、風の谷の民が、クシャナ軍に抵抗するために立てこもった船のことね)と重なって見えた。

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台湾の女性も「風の谷のナウシカ」のことは知っていたようで、iphoneで「風之谷」や「宮崎駿」の文字を見せながら話しかけてきた。私もジブリの映画は好きなので、しばしジブリ談義に花が咲いた。

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風の谷では見所が2箇所あって、「Karu Lookout」と「Karingana Lookout」という名前が付いている。風の谷のトレッキングルートとしては、その2箇所を巡りつつ、岩窟の周りをぐるっと一周するのがメインルートのようだ。

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歩き始めて20分くらいで、1つ目の見どころ「Karu Lookout」に到着。日本ではまず見れない光景だ。なんか異世界にきたような感覚にさせられる。

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ここで小休憩。ガイドの兄ちゃんが、このカタジュタ岩窟の成り立ちに関する説明をしてくれた。ただ、私にはほとんど聞き取れなかった。説明をしてくれる中、歩き回ったり写真を撮ったりするのも悪いので、その場に座って、耳を傾けつつ、周りの景色をのんびりと眺めることにする。そういう時間も悪くないね。

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話が終わり、この後は、参加者の体力に応じて、いくつかのグループに分かれて散策することになった。体力のある人はメインルートである岩窟を一周するルート、体力に自身のない人は、2つ目の見所の「Karingana Lookout」で引き返すルート、この2つに分かれて行動することになった。ちなみにガイドの兄ちゃんはバスに戻って待機しているとのことだった。私はメインルートのグループに混じる。

ここまでは割と開けた道を歩いていたが、この後は、岩と岩の間を縫うように歩いていくようなルートになる。「風の谷」はいくつかの大きな岩が集まった場所で、地形的に、その割れ目から風が入ってくる。「風の谷」と言われる所以なのだろう。

「Karu Lookout」から「Karingana Lookout」へ向かっていると、風を感じるようになってきた。

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周囲に映るのは、赤茶けた大地、乾燥した草、低い木、赤茶けた岩、雲ひとつない青空。どこを見てもそういう景色で、割と似たような景色が続くのだけど、普段見ない景色なだけあって、全く飽きずに眺められる。周囲を見つつ、写真を撮りつつ歩く。

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道中、綺麗な色をした鳥を発見。望遠カメラで一枚。こんな過酷な場所でも鳥がいるんだね。

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私は写真を撮りつつ歩いているので、自然とグループの中でも後ろの方を歩くようになってしまう。そして、台湾の女性もそこまで体力に自信があるわけではないのか、同じくグループの中でも後ろの方を歩いている。自然と一緒に歩くことが多く、自然といろんな会話も生まれてくる。

家族4人のうち、一番下の女の子は14歳だそうだ。14歳でオーストラリア旅行とか羨ましいね。その女の子はグループの中でも最前方でガンガン進んでいた。ちなみにもう1人のお子さんは男の子で、父親と一緒に歩いていたけど、母親を置いてけぼりにして先に進んでるようだった。

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たまに、こういう急な上り坂もある。(写真じゃわかりづらいかな。。。)

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2つ目の見所の「Karingana Lookout」に到着。

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岩と岩の切れ目で、その先には木々と岩窟が広がっている。ナウシカにもこういうシーンがありそうな気がする。いい眺めだ!

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ここで小休憩。給水とお菓子タイム。ドイツ人と思わしき方からビスケットを勧められて、ありがたく頂戴する。オーストラリアならではなのかはわからないが、休憩の度にお菓子を食べている。エネルギー補給のためだとは思うのだが、本当に頻繁に取っている。

いや、本来はこれが普通なのかな。世界的に見ると、きっと私の感覚の方がずれているんだろうね。ガイドの兄ちゃんも水はちゃんと持っていくようにと何度も言っているし、そう言った危機管理は本当にしっかりしていると思う。

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10分くらい休憩して先に進む。頭の中で「風の谷のナウシカ」の「鳥の人」が脳内再生されながら歩いていく。そしてなぜか、「となりのトトロ」の「風の通り道」も脳内再生される。一応「風」つながりだからかな。一応、どちらもこの光景と雰囲気はあってる。

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「Karingana Lookout」の後は平坦な道が続く。

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「Karingana Lookout」から30分くらい歩いて、再度休憩。水を汲めるので、水を補給しつつ、お菓子ももらって栄養補給。

水汲み場の案内には、「喉が乾く前に水を飲め」、「15分に1度は水を飲め」、「1時間に1リットルは水を飲め」とかなり細かく給水の案内を出している。正直細かいなと思いつつも、これが普通なんだろうね。危機管理は自己責任なので、これくらい言わないと、本当に命の危機になる場合があるということだろう。

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「風の谷」の景色をパノラマ写真でも。本当に自然しかなく、広大な景色だ。

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岩窟の周りを一周して、1つ目の見所「Karu Lookout」に戻ってきた。この眺めはとても気に入っている。「Karu Lookout」と「Karingana Lookout」のどちらが気に入ったかと言われると、私は「Karu Lookout」かなぁ。

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駐車場まで戻る。

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駐車場に戻り、ガイドの兄ちゃんと、別ルートを歩いていたグループと合流する。合流後は、屋根とテーブルの付いたピクニックができるスペースに移動して、みんなでランチ。トルティーヤに野菜、ハム、昨日の残りのパスタソースなどをサンドして食べる。天気が良く、眺めが良い中で食べるので、簡単な食事だけど、とても美味しく感じられる。

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テーブルの向かいには、バスで隣の席に座っている老婦人がいる。やはりベジタリアンなのだろうか、トルティーヤだけ食べている。なかなか体力的に厳しそうだ。確かに、さっきの道は高齢の方が歩くには大変な道だからな。


ランチの後はバスに乗り込み、カルチャルセンター(Uluru-Kata Tjuta Cultural Centre)へ向かう。が、その前に寄り道をする。今行ったカタジュタ岩窟と、これから行くエアーズロックが一望できる「カタジュタ・ビューイン・エリア」という場所だ。

周囲に何もないところに展望台だけがあり、そこからカタジュタ岩窟とエアーズロックが大パノラマで見ることができる。

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左の写真がカタジュタ岩窟で右側の写真がエアーズロック(写真中央に小さく写っています)。

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パノラマ写真でも。左側に写るのがカタジュタ岩窟で中央に小さく見えるのがエアーズロック(小さすぎて見えないかなぁ)。

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カタジュタ岩窟もエアーズロックも、そこにだけポツンと存在しており、その周囲は草原や低い木々が生えているだけだ。なぜそこにだけポツンと存在しているのか不思議でならない。

バスに戻り、カルチャルセンターへ向かう。「カタジュタ岩窟」、「カタジュタ・ビューイン・エリア」、「カルチャルセンター」、共にウルル国立公園内にあるので、それぞれが近場にあり、バスに乗って10分もしないくらいでカルチャルセンターに着いた。

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カルチャルセンター内は写真NGのようで、外観の写真は撮れたけど、中の写真は撮れなかった。この写真を撮った後、ガイドの兄ちゃんから、建物内は写真NGと注意されてしまった。

建物内にはアボリジニエアーズロックの関係を示す歴史の展示がされている。滞在が45分という短い間だったので、じっくりとはいかなかったが、日本語の案内が書かれていたので、しっかりと見ることはできた。

アボリジニエアーズロックを昔から聖地として崇めており、オーストラリア政府ができる前からずっとエアーズロックと共存してきた。ところが、オーストラリア政府でき、政府がウルル国立公園を制定した際に、エアーズロック(ウルル国立公園に含まれる)の管理をアボリジニには認めなかったようだ。そこから、アボリジニと政府との間で長い間協議が行われ、最近になってようやく、政府とアボリジニとの間でエアーズロックの管理についての協力関係が形成されたようだ。

概要編でも記載したけど、エアーズロックは2019年から登山が禁止になる。アボリジニの方はエアーズロックを聖地としており、エアーズロックには決して登らない。そのため、観光客にも登山はしないで欲しいとの想いのようで、今回それがようやく認められたとのことだ。アボリジニと政府の関係改善の結果なので、観光客からすると楽しみの一つが減ってしまうような気もするが、ここは素直に喜んであげるところなんだろうね。

www.nikkei.com
ちなみに案内は日本語のほか、中国語、イタリア語、フランス語、ドイツ語など、多くの言語で記載がされており、より多くの人に知ってもらいたいという想いが伺えた。

カルチャルセンターを後にして、いよいよエアーズロックに向かう。エアーズロックは主に周囲のトレイルを散策するか、登山するかの楽しみ方がある。今回はトレイルを歩く。登山は翌日の朝、天候が良ければ登るとのことだ。

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間近でエアーズロックを見る。第一印象としては「なんだこれは?」という感じ。巨大な一枚岩がポツンとそこにあるだけ。巨大に岩と言えばそれだけなのだが、なぜそれがここにと思うと本当に不思議でならない。

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エアーズロックには、穴が空いて空洞となっている箇所がいくつもあり、その中には、かつてアボリジニの方が描いた絵が描かれている。ガイドの兄ちゃんが絵について色々と解説してくれた。かつてのアボリジニの方はこの絵を使いながら、小さい子供に自然との共存方法を教えていたようだ。(見にくいかなぁ。左側の写真には右側に、右側の写真には左側に絵が描かれています。)

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こういう絵が描かれている場所は、2〜3箇所あり、それぞれでガイドの兄ちゃんが解説をしてくれた。長いところでは10分以上も話をしていて、ただ見るだけでなく、ちゃんと歴史を伝えようとしてくれているようだ。参加者も兄ちゃんの話に聞き入っている。

兄ちゃんの解説を交えながら、エアーズロックのトレイルを歩く。エアーズロックは遠くから見ると巨大な一枚岩。間近で見ると巨大な岩の壁。岩の壁なので、間近で見ると、さっきの「風の谷」で見た光景と同じに見えてしまう(笑

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トレイルの途中で、エアーズロックの登山道の入り口に着いた。どうやら、この日は登山が可能だったらしく、多くの観光客が登っていた。エアーズロックの登山は、天候がちょっとでも悪いとすぐに登山禁止となってしまい、登山をできる日が最も多いとされる8月でも半分くらいは禁止になるらしい。

下の写真はその登山道の写真。小さいけど写真中央部が登山道で、観光客が登っているところが写っている。本当に何もないところを登っており、確かにパッと見て危険な印象がある。天候がちょっとでも悪いと、登山が禁止になる理由がわかる。これは危ない。

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エアーズロックには神聖なエリアと定められているエリアがあり、そこでは写真や動画の撮影が禁止されているところがある。下の写真のように案内がされている。案内に注意しながら写真を撮りつつ、トレイルを進んでいく。

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途中、セグウェイの集団と遭遇。エアーズロックの周囲をセグウェイで一周しているようだ。楽しそう。ただ、これに乗ると写真は撮れないんだろうなぁ。

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1時間くらい歩いただろうか。日もいい感じに傾いてきた。

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エアーズロックでのトレイルを終えて、次はエアーズロックのサンセットを見るべく「Uluru car sunset viewing area」へ移動する。

17:45くらいにサンセットスポットに到着。サンセットスポットとなる展望台には大型バスが何台も止まっており、多くの観光客がいた。バスを見る限り、「AAT KINGS」というオーストラリアの旅行会社のツアーだろう。日本人も多くいて、周囲には日本語の会話であふれている。軽食やシャンパンの準備がされており、それらを楽しみながらサンセットを見るツアーなのだろう。

撮影スポットを探し、良さげなところに陣取り、後は写真タイム。日本語の賑やかな会話が聞こえてくる。日の入りと共に姿を変えていくエアーズロック

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18:25くらいに日の入り。大型バスに乗っていた観光客は、日の入りになると同時に引き上げてしまった。日の入りとは言え、周囲はまだ明るいし、まだまだエアーズロックを眺めていられるんだけどね。

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18:30に夕食。いつの間にか、ガイドの兄ちゃんが夕食を作ってくれていたようだ。エアーズロックを見ながらの夕食。これもまた贅沢だ!

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夕食は鶏肉のトマト煮とパスタ。フォークが足りてないらしくて、私が食事を取りに行った時にはスプーンしかなく、私の側いた参加者と、僕らはスプーンだねという会話をして笑いあった。

ちなみに、この日のパスタは失敗しなかったようで、塊になっておらず、ちゃんとしたパスタだった(笑

夕食が終わる頃には周囲は結構暗くなっていた。日の入りになってからは暗くなるのが早い。この時間になると、展望台に残っている人はいなく、私の参加しているツアーの人たちだけしか残っていなかった。

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19:00くらいだったろうか。展望台を後に、今晩のキャンプ場へ向かう。

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キャンプ場に行く前に、ガソリンスタンドによって、給油&買い出しタイム。ここで良さげなショットグラスとピンバッチが売られていたので、早速購入。この先買えるかどうかわからないし、気に入ったものがあれば今のうちにということで。後はオレンジジュースを購入。

キャンプ場に到着。今朝、シャワーを浴びに寄った施設が今晩のキャンプ場だ。簡易なコテージがあり、そこに荷物を置く。ありがたいことに電源があったので、一つを借りてカメラの充電をする。これは助かる!

カメラのバッテリーは3つ持っていたが、2つがバッテリー切れで、ラスト1個で残りの2日を凌がないと行けない状態だった。ラスト1個で不安だったが、どうやらこれで心配しなくてもよさそうだ。

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シャワーを浴びて、コテージに戻ると、参加者がお昼の余りのトルティーヤと野菜でサンドを作っていた。雰囲気から察するに翌朝の朝食を用意しているのだろうか。私もサンドを作って、バックの中にしまう。

昨日と同様にガイドの兄ちゃんが焚き火を用意してくれた。昨日よりはまともなキャンプ場ではあるが、屋外であることには変わらないので、相変わらず外は寒い。その中での焚き火はありがたい。本当に暖かい。

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スワッグと寝袋を焚き火の周りに敷いて寝る準備を整える。昨夜の反省を踏まえて、防寒として、ネックウォーマー、防寒用の靴下、ヒートテック上を着込む。防寒はこれで大丈夫なはずだ。

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さてさて寝る準備を終えて、後は気の済むまで星空の撮影タイムだ。寝場所の近くは焚き火の光で眩しかったので、少し離れたところに移動して、ひたすら写真。昨夜と同じく、空には満点の星空。

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せっかくなので、星空のタイムラプス動画も作って見たくて、時間の許す限り、ひたすらに写真を撮ることにした。

焚き火もそうなのだが、星空は人に何も考えさせなくするような、何かがあるように思えてならない。吸い込まれるような感覚というのだろうか、本当に時間を忘れてずっと見ていられる。

カメラのシャッター音、遠くから聞こえる音楽と人の陽気な声、そんな音を聞きながら星空を眺める。これもまた贅沢な時間だ。こんな雰囲気の中、綺麗な星空を一人でのんびりと眺めていられるなんて、この後の人生でもないんだろうな。

30分くらい撮っていただろうか。50枚くらいの写真が撮れた。帰国後にタイムラプスにして見たが、50枚とって約4秒の動画。こんな感じになった。

youtu.be

タイムラプス動画は初めて作って見たけど、初めてな割には上出来でしょ(笑
当たり前なんだけど、星って動いているんだね。自分で撮った写真でそれが見えると、より一層、そうなんだって実感する。

22:00になって寝袋の所へ戻る。他の参加者も流石に寝袋に入って寝ているようだ。あちこちで寝息が聞こえる。

頭上にはやはり満点の星空、視線を下げると焚き火。昨夜と同じく、寝たくないと思う夜。こういう気持ちの中で寝れるなんて、私はなんてラッキーなんだ。

オーストラリアひとり旅も翌日で終わり。
翌日は帰国の日だ。

7日目終了。8〜9日目に続く。

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8〜9日目以降のお話はこちらからどうぞ!

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