【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)8〜9日目〜エアーズロックツアー3日目〜日本帰国編

オーストラリアひとりたび8〜9日目。この日は8/18(土)-19(日)。

オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ! 

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲) 
・8/18(土)-19(日)

 エイヤーズ・ロック・キャンプグランド → Uluru car sunset viewing area → エアーズ・ロック → Yulara Visitor Centre → Imalung Lookout → エイヤーズ・ロック空港 → シドニー国際空港 → 広州国際空港 → 羽田空港

地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)

朝5:10起床。防寒対策が良かったのか、昨日ほど寒さを感じることなく起きることができた。 

ガイドの兄ちゃんが既に焚き火を熾してくれていていた。寒さを感じることなく起きることができたとは言え、やはり寒いことには変わりなく、起きてしばらくは焚き火の前にしゃがんで暖をとる。

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体が温まってきたところで、スワッグと寝袋を片付けて、朝食をとる。コーヒーと昨夜作ったサンド。

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昨日と同様、外は真っ暗で空には星が輝いている。目の前には焚き火。そんな環境での食事は今回が最後だ。この先も、あったとしても数えるくらいにしかないのだろう。忘れられない食事になりそうだ。

ちなみに、朝食として食べたこのサンドは、実はランチ用だったらしい(後で気づいた)。そんな説明あったっけかな?まぁ、あったところで聞き取れなかったと思うけど(笑

荷物をバスに積み込み、6:15に出発。エアーズロックの日の出を見に、昨日のサンセットを見た展望台(Uluru car sunset viewing area)へ向かう。

出発して10分もせずに展望台に到着。地平線に太陽の光が映る。

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昨日はここで日の入りの写真を撮った。昨日の日の入りの空(前回の記事にあります)は紫に近い青色、日の出前の空は深い青色をしている。日の入りと日の出では、空の色って違うんだな。しみじみそう思いながら景色を眺める。

そんな景色のなかに映るエアーズロック

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この展望台には10分くらいしか滞在せず、ここで日の出を見ることはできなかった。バスは出発し、今度はエアーズロックの麓に向かう。

バスはエアーズロックの登山口で一旦停車し、ガイドの兄ちゃんが登頂できるかどうか確認してくれた。が、どうやら今日は登頂NGなようだ。なんでも、風が強くで危険と判断されたらしい。うーん、残念だけど、こればっかりは仕方ないか。

登山ができなかったので、代わりにエアーズロックの周囲のトレイルを歩くことになった。

エアーズロックは周囲をぐるっと1周できるトレイルが整備されており、BaseWalkという名前が付けられている。昨日エアーズロックを散策した時も、このBaseWalkを歩いており、今回は昨日歩いていないルートを歩く。昨日歩いたルートを合わせれば、ちょうどエアーズロックをぐるっと一周したことになる。

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空は白んでいるけど、まだ日の出前という状態でトレイルがスタート。さっき、今日は風が強いとガイドの兄ちゃんが言っていた通り、強い風が吹いている。風を感じながら歩く。

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歩き出して5分もしないうちに、陽の光がエアーズロックを照らし出し、刻一刻とエアーズロックの色を変えていく。

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この時間帯のエアーズロックは本当に神秘的だった。陽が昇り、空が白んだ空から青みがかった空へと変わり、その中で真っ赤に染まったエアーズロックが佇んでいる。風の音がする中でこの光景というのは、なんとも神聖な感じがする。アボリジニがここを神聖な場所としているのがわかる気がする。私も何かインスパイアされるような気持ちになった。

ここの景色は本当に綺麗だった。登頂していたらこの景色は見れなかっただろうから、逆に登らなくてよかったのかもしれない。そう思えるくらいにこの景色は素晴らしくて、久々に全身に鳥肌が立った。

そんな神々しい景色に包まれながらトレイルを歩く。

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陽が昇りきると、光景としては昨日と同じ。雲ひとつない青空、赤茶けた岩と大地、低い気と乾いた草、そんな中を進む。神々しくて神聖な雰囲気は、日の出直後の数分間にだけ現れるんだな。

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このトレイルでも、台湾の女性と一緒に話しつつ、景色を見つつ、写真を撮りつつ歩く。日本では東京ディズニーランドの話、台湾では九份の話、あとは日本と台湾の英語教育についての話なんかをしたかな。せっかくなので、LINEのIDを交換する。日本に帰ってから連絡を取ってみよう。

話しながら、写真を撮りながら歩いているので、歩くペースはかなり遅い。どうやら私たちは相当後ろの方を歩いてしまっていたようだ。前方に歩いているはずの人を見失ってしまった。しばらく歩いて、途中の休憩所で、他のメンバーと合流。私たちを待っていてくれていたようだ。

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ここはトレイルの出発地点でもあり、バス停と駐車場らしきスペースがあった。とはいえ周囲には何もなく、道路はあるけど、本当に道路だけな風景。

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休憩所で水を汲んで、少し休んで再度出発。

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早朝という時間帯もあってか、歩いているのは私たちのグループだけ。人の声は全く聞こえず、歩いている音と風の音だけが聞こえてくる。そんな中で、エアーズロックを見ながら歩く。贅沢すぎる時間だ。f:id:shoumatch:20181209232556j:plain
1時間30分くらい歩いただろうか。ゴールとなる駐車場に到着。

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駐車場では、ガイドの兄ちゃんがパンケーキを用意してくれていた。補給食だろう。本当にオーストラリアは補給をしっかりしている。

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まだ出発まで時間があるらしく、駐車場からエアーズロックの方へ真っ直ぐに向かった先にある、「Mutitjulu Waterfall」へ行くことにする。というか、気づいたら他のメンバーがいなく、ガイドの兄ちゃんにみんなどこに言ったのか聞いたら、そこに言ったと教えてくれたので、私もそこへ向かったのだ。

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「Mutitjulu Waterfall」は歩いて10分もしないくらい。今は枯れているが、かつては水が流れていたらしく、それがわかるような地形になっている。何千年前、何万年前は、ここが滝として水が流れるような気候や地形をしていたんだな。

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駐車場に戻り、これでエアーズロックとはお別れ。本当に不思議なところだった。本当にどうやってこの地形ができたのだろう。大自然の神秘と言うとチンケになってしまうが、本当に地球ってすごいなと感じてしまう。

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バスは出発し、これまで何度か寄ったカルチャーセンターでトイレタイムを取り、その後、エアーズロックリゾート(GoogleMapでは「Yulara Visitor Centre」)へ向かう。エアーズロック空港に向かう人はここで降りるようにと聞こえた。

どうやら、エアーズロックリゾートから無料シャトルバスで空港に行けるらしい。青いシャツを着たカップル2人が降りて行った。台湾の家族もガイドの兄ちゃんに話をしていたが、どうやらバスに残るようだ。

私も、ガイドの兄ちゃんに、ここで降りた方が良いか聞いたら、ここで降りてバスの時間まで待つようにと言われたので、ここで降りることにした。台湾の女性から、残っても大丈夫的なことを言われたが、飛行機の時間を伝えると納得したようにも見えた。荷物を取り、みんなに別れを告げてバスを降りる。ここら辺、もうちょっと英語力があればなと思った瞬間ではあった。

バスを降りる際に、ガイドの兄ちゃんからランチを持ったかと聞かれ、クーラーボックスを開けてくれた。中には、昨夜参加者が作ったサンドが入っていた。この時になって初めて、私が昨夜作って今朝食べたあのサンドは、朝食用ではなくランチ用であったことに気づいた。そうだったのか。。。やっぱり聞けてるようで聞けてないな(汗

バスを降りてみんなを見送る。きっと、降りなくても大丈夫だったのだろうな。私の意図が兄ちゃんに伝わっていなかったか、もしくは、兄ちゃんの英語を聞き取れていないだけなのか。とにかく、一方通行なコミュニケーションになっているのは事実だな。

みんなを見送ったあと、エアーズロックリゾート内に入る。

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この3日間は特に整理もせずに荷物の出し入れをしていたので、カバンの中がぐちゃぐちゃになっていた。まずは荷物の整理したくて、施設内の大きなベンチのあるところで荷物を整理する。

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荷物を整理していると、いつの間にか、一緒にバスを降りた青いシャツを着たカップルが隣に座っていた。二人とも大きなバックパックを背負っている。特に男性の方は前にもバックを背負っている。この二人は、どれくらいの期間旅行をしているのだろう。少なくとも、短期間の旅行という荷物量ではない。気になったが、特に話しかけることもなく、黙々と荷物の整理を続ける。

20分くらいかけて荷物の整理を終える。

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コーヒーを飲みたいと思い、カフェをうろつくが、どこも満員。コーヒーを飲むのは諦めて、リゾート内の施設を散策する。日本人もそこそこいて、日本語もあちこちで聞こえてくる。

お土産屋をうろつく(何も買う気はなかったけど)。

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スーパーマーケットもうろつく。

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この日も外は暑く、歩き疲れていたこともあり、アイスを購入。美味し!

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アボリジニの文化を紹介するイベントも催されていた。

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ツアーのバスを降りるときに、ガイドの兄ちゃんから10:30から1時間おきにバスが出ていると教えられた。時間は10:30近くになり、バス乗り場に向かう。看板には20分毎という記載がされている。1時間おきではなく20分毎なのだな。

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飛行機の時間は14:10だ。空港には12:00くらいに着けばいいと思い、すぐにはバスに乗らず、もう少しリゾート内を散策することにした。青いシャツを着たカップルも空港に向かう予定なのだろう。バス乗り場でバスを待っていた。

エアーズロックリゾート内には、エアーズロックを眺められる展望台があり、そこへ向かうことにする。

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トレイルの入り口から展望台へは歩いて10分もしないくらい。歩いているときにも数組の日本人とすれ違った。やっぱり日本人多い。

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遠くにエアーズロックが見える。

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飛行船(アドバルーンかな?)も遠くに見える。

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バス乗り場に戻ると、先ほどの青いシャツを着たカップルがまだそこにいた。20分おきにバスが出ると書かれていたが、まだ来ていないのか。

青いシャツを着たカップルと一緒にバスを待つ。5分くらいしてバスが来た。運転手に空港まで行くかと聞いたが、このバスは行かないということだった。

カップルの女性の方が話に加わる。どうやら、何度かバスが来ていたようなのだが、どれも空港には行かないバスだったようで、空港行きのバスはいつ来るのか知りたがっているようだ。ところが、運転手の方が言うには、このバス乗り場からは空港行きのバスは出ていないということだった。ガイドの兄ちゃんはこのバス乗り場から行けると言っていたのだが。。。

ここからは空港に行けないと言うことで、空港行きのバス乗り場を探さないといけない。先ほど、エアーズロックリゾート内を散策していたときにInformation Centerがあることは知っていたので、Information Centerに聞きに行こうと提案し、カップルの女性の方と一緒に向かう。男性の方はバス乗り場で待ちだ。

僕らがInformation Centerに行く間に空港行きのバスが来たら大変だねという話をしながらInformation Centerへ向かう。

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Information Centerで話を聞くと、やっぱり乗り場が違っており、別な場所にあるとのことだった。私の乗るシドニー行きの飛行機は11:50にバスが出て、カップルが乗るケアンズ行きの飛行機は13:20に出るようだ。バス乗り場が書かれた地図をもらい、カップルの男性と合流する。バスの出る時間は違えど、乗り場は同じなので、その場所まで一緒に向かう。

本当のバス乗り場は、歩いて10分程のところにあるホテル前にあった。

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空港行きシャトルバスの看板を発見。どうやらここで間違いなさそうだ。一安心。

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40分ほど時間があったので、ホテル周辺を散策する。なんか、外観も建物の中も、リゾートって感じがするね。中庭にはプールも備えられてあったしな。誰かと一緒ならこういうホテルもありだけど、ひとり旅には無用だね。

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外で小鳥を発見。思わず一枚。

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バスは時刻通りに来た。早速乗り込む。エアーズロックともこれでお別れだ。

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こういう景色を見るのもこれで終わり。

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エアーズロックリゾートから空港までは割と近い距離にあるようで、10分もせずに着いてしまった。これなら歩いてでも行けたのではないかと思えるくらい。

エアーズロック空港に到着!

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1階建ての小さな空港だ。航空カウンターの隣が保安検査エリア。保安検査エリアの先にはお店があるようだが、その前には何もない。

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着いたそばから航空カウンターへ向かう。カウンターは空いていなかったけど、バスに乗車した人数から見て、激混みになるのはわかっていたので、先に並んで待つということで。ちなみに私の後ろには日本人家族が並んでいた。

チケットをゲット。

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そのまま保安検査エリアへ。

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お昼ご飯を食べてなかったけど、特に食べたいものがなかったので、スナック菓子を買いつつ、搭乗時間までロビーで待ち。

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すると、アナウンスがあり、そのアナウンスを受けて急に周囲がざわつき始めた。なんだろうと思い、再度流れたアナウンスに耳を傾ける。どうやら、一部の飛行機の到着が遅れていて、出発時間が予定よりも3時間程度遅れるとのことだ。

その便が自分の便なのかがわからず、スタッフの方に聞く。もし自分の乗る便だったら次の乗り換えが間に合わないという事態になってしまう。

が、遅延しているのは、どうやら自分の乗る便ではなさそうだった。遅れているのはメルボルン行きの便で、私の乗るシドニー行きの便ではなかった。とりあえずは一安心だ。スタッフの人とそのやり取りをした後で、その姿を見ていたのか、数人の日本人が私に話しかけて来た。私と同じくシドニー行きの便に乗る人達で、彼らもホッとしたようだった。

そういえば、メルボルン行きといえば、台湾の家族が乗る便じゃなかったっけか。ロビーにいるかなと思い、周囲を見渡して見たけど姿は見えなかった。

ロビーで搭乗を待っていたが、搭乗時間の13:40になってもアナウンスが流れず、出発時間の14:10になっても何もアナウンスがない。カウンターにスタッフもいない。電光掲示板には 「on time」の表示がされているのだが。。。

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14:10を過ぎると、電光掲示板の「on time」の表示が消えた。やっぱり私が乗る便も遅延しているようだ。アナウンスがなく、スタッフの方もいないので状況を知ることができない。流石にこれは勘弁してほしい。。。

私の隣に座っている日本人女性は、次の便の乗り換え時間が短いらしく、次の便に間に合わなかった時に備えて、代わりの飛行機の空き状況を確認している。私は、次の便の乗り換えが4時間なので、2時間程度の遅延なら問題ないのだけど、内心ドキドキしながら、事態が動くのを待っていた。

14:50になって、ようやく搭乗開始のアナウンスが流れた。どうやら、1時間遅延での出発のようだ。これで、次の便の乗り換えは大丈夫そうだ。ちなみに、この時まで何のアナウンスも無し。アナウンス無しってのは勘弁してほしいな。

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搭乗の列に並んでいると、遠くで台湾の家族を発見。向こうも私に気づいてくれたようで手を振ってくれた。やはり、遅延しているメルボルン行きの便に乗る予定のようだ。こちらも手を振り、別れを告げ、機内に乗り込む。

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飛行機の座席は24Aで翼の側の窓際席。後ろには日本人家族、隣はオーストラリア人の夫婦が座っていた。窓の外からはエアーズロックが見える。これで見納め。ありがとうエアーズロック

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フライト時間は5時間程度。半分の時間は寝てて、もう半分の時間はのんびりと景色を眺める。オーストラリアの大地、赤茶けて乾いた大地というのは、普段見ることがないので、新鮮な気持ちで眺めていられる。

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フライト時間が短いということで、機内食では軽食が出て来た。パンプキンケーキとドライフルーツ。

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シドニー到着は18:40。到着することには外は真っ暗だ。

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シドニー到着前、機体がものすごく揺れた。軽く動揺を覚えるくらい。問題なく着陸したんだけど、周りからは拍手が起きていた。

シドニー国際空港に到着。そのまま国際線に乗り換える。

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シドニー国際空港では、国内線から国際線への乗り換えはバスを使う。バスに乗り、10分程で国際線乗り場へ到着。国内線の建物から国際線の建物までバスで10分なんて、結構な距離離れているんだな。

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次に乗る便は中国南方航空で、チェックインカウンターはKカウンターという場所にある。が、歩いても歩いてもKカウンターにつかない。Kカウンターは、カウンターエリアの一番離れた場所にあった。そしてチェックインカウンターには大行列。1時間くらい並んでようやくチェックイン完了。

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チェックインを終えると、搭乗時間まで余り時間は残っていなかった。もともと乗り換えは4時間あったけど、飛行機が遅延したのと、チェックインの行列で時間が取られたので、ここでのんびりとできるような時間は余っていなかった。そのまま保安検査場へ向かう。

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出国審査は自動化されていて、機械にパスポートをかざすだけだった。楽な出国だ。

余ったオーストラリアドルを日本円に再両替する。レートは悪いんだろうけど、使えない紙幣を持ち続けるよりかはマシってことで。お金は、小銭をのぞいて115A$残っていた。半分近く使わなかったということか。ほとんどのお店でカードが使えたからなぁ。

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乗るのは、21:45のGuangzhou(広州国際空港)行きだ。

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実は、ここら辺から急に体調が悪くなって来ていた。腹痛と吐き気に襲われて、何度もトイレに駆け込むような事態だった。何か悪いものでも食べただろうか。時間的には先ほどの飛行機の中で食べたパンプキンケーキかドライフルーツあたりな気がするが。

待合ゲートで搭乗を待つ間、かなりきつい状態が続いていた。一刻も早く横になりたい気持ちと戦いつつ、搭乗時間を待つ。

ようやく搭乗時間になり、機内に入る。

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もし隣の席が空いているようだったら横になろうと思っていたけど、残念なことに隣の席には人が座っていた。

胃からこみ上げてくるものがあり、その都度耐えて、これはもう寝て凌ぐしかないという思いで、席に着くと同時に寝る体制を整えて目を閉じていた。

しかし、何度か我慢の限界が来て、その都度エチケット袋を持ってトイレに駆け込んだ。結局吐くまでにはいかなかったけど、割とこの時が体調の悪い時のピークで、全身ふらふらな状態だった。

幸い後ろの席が小さい子供ですぐに寝てしまっていたので、特に気を使うことなくリクライニングを倒して休むことができた。

当然ながら機内食は断り、ドリンクサービスでは温かいお茶をお願いした。この時は機内食の匂いがしんどくて、その匂いでまた何度か吐き気に襲われた。本当にこの時はしんどかった。

フライト時間は全て睡眠の時間。とにかく寝て、体調を戻すことに専念する。途中、目が覚めては水をお願いし、また寝るの繰り返し。変な病気を持って帰るようなことをしていたら大変だなと思いつつ、ひたすらに寝る。

ずっと寝ていたおかげか、広州国際空港に着く頃にはだいぶ回復することができた。体のだるさはあるものの、気合でなんとかなる範囲だ。

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広州国際空港に到着。次の乗り換えが最後だ。

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広州国際空港では、ただの国際線内の乗り換えなのに、色々な検査をさせられた。病原菌の検査、チケットの確認、手荷物検査と、こんなに検査を受けるものだったっけかな。

手荷物検査で何かに引っかかったらしく、職員から何か聞かれた。ただ、中国語で聞かれたのでさっぱりわからず。英語でお願いと言っても、職員は英語がわからないらしく、ひらすら中国語で話しかけてくる。埒が開かないと思ったのか、カバンをガサゴソと探られてしまった。な、特に問題はなく検査は通ったんだけどね。

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広州国際空港は綺麗で広い。到着が早朝であったので、お店の大半が閉まっている。空港内を散策しながら、朝食を取れるお店を探す。正直、食欲はなかったのだけど、昨日は朝食の後から何も食べていなかったので、何か食べなきゃという思いにかられていた。

中国の空港なので、中華粥が食べれるお店があるはずだと思い、お店を探していると、案の定、中華粥を食べれるお店を見つけたので、早速入る。

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白粥を注文。胃の調子は回復していなく、これ以外は食べたいとは思えなかった。体調を崩した後で、こういう優しい味は本当にありがたい。

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朝食を終えて、最後のフライトのゲートに向かう。ゲートはA160だ。

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チケットは、シドニー国際空港の時に取得済みなので、改めてチェックインする必要はなし!

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乗るは、9:15の羽田空港行きの便だ。

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体調が回復しきれていないのか、寒気がしてきた。温かい飲み物を頼もうとお店を探す。が、見つけたSUBWAYにはホットドリンクは取り扱っていなかった。そして次に見つけたマクドナルドでは、なぜか中国のクレジットカードか、中国のお金でないと扱えないと言われ、買うことができなかった。国際線の保安検査エリア内なのに、中国のカードか中国のお金しか使えないなんて、そんなことってあるのか。

結局、適当なお店でホットティーをゲット。ただ、このお店も注文してから商品が出てくるまで10分以上待たされて、なんだかなぁって気分になってしまった。まぁ、ホットティーは美味しかったからいいんだけどね。甘いレモンティー。体が温まる。

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待合ゲートで搭乗時間を待つ。目の前にあるテレビには、野生動物保護のドキュメンタリー番組が流れている。合間のCMでは悪質な融資話に注意的なCMが何度も流れていた。中国語の英語字幕なので、何を言おうとしているのかはなんとなくわかる。

日本行きの便であるにも関わらず、日本人は少ないようだ。日本語は聞こえず、聞こえるは中国語ばかり。これはちょっと意外だ。

さてさて、いよいよ搭乗時間。最後のフライトだ。

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席は51Cで通路側。隣は日本人の男性の方だった。通路側なので窓からの景色は撮れなかった。

離陸して1時間くらいして機内食が運ばれて来た。朝は食欲がなく白粥しか食べられなかったが、今回はちゃんと食べることができた。ただ、蕎麦は、わさびを気にせず全部入れたら、容赦なく辛くなってしまい、食べれたものではなくなってしまった。一口入れた途端に猛烈にむせてしまい、隣の日本人男性に思いっきり見られてしまった(笑

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さてさて、日本に帰って来た!

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日本に着く頃には体調はすっかり元に戻っていた。やっぱり悪いものを食べてしまったんだろうな。これまで、旅行先で体調を崩すということはなく、今回が初めてであったので、これは怖いものだと気付いた。

ひとり旅で、言葉もうまく通じない中で、動けなくなるほどに体調を崩すというのはとても危険だ。今後の旅行でも体調管理だけは気をつけるようにしよう。

さてさて羽田空港に到着!

9日間のオーストラリアひとり旅もこれにて終わり。

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行きたいところはまだまだたくさん。
次はどこに行こうかな。