【旅行記】南米4ヵ国ひとりたび(2017/09/14~26)1日目 〜旅の始まり・ブラジル入国編
南米ひとりたび1日目。この日は 2017/09/14 (木)。
南米ひとりたびの概要は以下の記事をどうぞ!
この日はひたすら移動。羽田〜パリ〜サンパウロ〜イグアスと、地球の裏側まで行く大移動だ。飛行機に3回も乗って向かうのだ。フライト時間だけでも24時間を超える。
時差を最大限利用するから、イグアスに着いても日付的には1日しか経過していないんだけどね。
朝6:00に起床。ベットの中でゴロゴロしながら、6:30に起きる。
昨夜は終電帰り。寝たのは深夜2:30くらい。今日から有給を重ねて13日間も不在となるので、諸々の仕事を片付けて、同僚に仕事を引き継いで、復帰後の準備をしてと、直前まで負荷のかかる状況だった。
直近1週間は毎日終電帰りな状態だったので、起きるのがしんどい。その甲斐あってか、なんとか仕事は片付けたぞ!
実は、仕事復帰後の初日には、偉い人向けのプレゼンが予定されている。話者は私。本来なら前日まで準備をしないといけないところを、旅行前に全て終わらせ、細かな微修正は同僚にお願いするという状態だったのだ。
仕事復帰初日は、不在時の状況のキャッチアップ、プレゼン準備でいきなり大忙しな一日になりそうだ。スパルタなリハビリが待っている。
まぁ、今は仕事のことは忘れて旅を楽しもうではないか。
シャワーを浴びて出発の準備。8:00過ぎの電車に乗って、向かうは羽田空港国際線だ。
羽田空港に着いて、まずはWifiの受け取り。4カ国巡ることもあってか、機器が3つも付いていた。すでにパンパンな荷物の中に強引に押し込む。本当に何も入らないくらいにパンパンだ。
荷物はリュックとカメラバックの2つ。13日間の衣類が入るような大きさではない。シャツや下着はなるべく数日着回すつもり。そして現地で捨てていくつもり。なので、きっとどんどん荷物は減っていくはず。まぁ、衣類は最悪現地で買えばいいしね。
WiFiを受け取り次は両替。4万円分をドルに替える。地球の歩き方に、南米で両替をする場合は、日本円よりかはドルで持っていた方が良いと書かれてあったので、ドルに両替しておくのだ。
シルバーウィーク前の平日ということもあって、空港内はそこまで混雑していない。チェックインカウンターもガラガラだった。
さて、出発前の腹ごしらえ。朝からラーメン!しばらく日本食とはお別れだね。
朝食を終えて、少し展望デッキでのんびり。飛行機が飛び立つ風景を眺めていると気持ちが高まってくるね。
出発時間は11:45だが、15分遅れで飛行機は出発。まず向かうはパリだ。12時間のフライト。
これから向かう南米、治安は決して良くないみたいだし、私自身そういうイメージを持っている。知らない場所、そして、治安に不安を感じる場所に一人で行くことに対して、自分がどう感じるか。その現地で感じる思いは大事にしたいところだ。それはきっと今の自分の知らない自分のはずで、知らない自分を発見するきっかけにもなるだろう。
あと、13日間の旅行計画がうまくいくのかも気になるところだ。自分にそれだけのことを計画できる力があるのかも知ることができる。
離陸して1時間くらいでドリンク。日本酒(一ノ蔵)をオーダー。昼間から日本酒。いい気分♪(お酒弱いのでお水も一緒)
そのあと1時間くらいして機内食。和食のちらし寿司をオーダー。まだ日本な感じだね。
デザートにはなんとハーゲンダッツ!幸せだ( ̄▽ ̄)
機内での過ごし方といえば映画だけど、私は機内オーディオで映画を見るというのがイマイチ苦手だ。あの小さな画面で2時間ずっと見るというのはなかなか大変。休み休み見ながらだと、気持ちが入らず飽きてしまう。
なので私の場合、フライトマップをのんびり眺めているか、携帯ゲームをするか、機内オーディオのゲームをやったりして過ごしている。
ただ今回乗ったANAの飛行機は機内オーディオはコンテンツが充実していて(と思うのは私だけ?)、日本のTV番組やニュース番組とかがやってて、暇にならずに過ごすことができた。
NHKのサラメシとか、マツコの番組とかが入っていたね。マツコの番組では友人の行きつけのお店が紹介されていて、見ていて「おっ!」となった。今度その友人に会うときに話してみようか。
そして何よりテンションが上がったのが、私の大好きな「水曜どうでしょう」が見れたことだ!まさか地方のローカル番組が国際線の機内で見れるとは!
見れたのは「ヨーロッパリベンジ」という企画の初めの2話。どうせなら3話も流して欲しかった!「ここをキャンプとする!」という名言が出るのが3話なんだけどね。(とマニアックなことを書いて見たり。)
一通りコンテンツを見た後は、CNNを垂れ流し状態。北朝鮮の現地ルポ的な番組をやっていたな。日本ではまずやらなさそうな番組だ。
フライト時間残り2時間くらいで、機内食。白身魚の照り焼きみたいな料理。普通に美味しいね!
現地時間16:30(日本時間23:30)にパリはシャルル・ド・ゴール空港に到着!初おふらんす!
6時間のトランジットを挟んで次に向かうはサンパウロだ。時間も夕方で、6時間という中途半端な時間ということで外に出るのはやめて、空港内で過ごす。
空港内を歩いて思ったけど、この空港って思ったより小さい?数分歩けば一通り歩き回れるような広さだ。名前は有名だから勝手に巨大な空港をイメージしてたけど、そうでもないのかな?
まだ日本語の会話が聞こえるね。ブラジルに入ったらどうなるかな。
どうやら展望デッキ的なものはなさそうだし、外の景色を眺められそうなところもなさそうだ。カフェに入ってしばらくのんびりしよう。
メニュー表、値段表示がユーロだ。空港内で実感がないけど、やっぱりここはおふらんす、ヨーロッパなんだね。
1時間くらいのんびりしたけど、まだまだ時間はある。とは言っても、カフェにいるのも飽きてきた。。。早いけど搭乗ロビーの方に向かおうか。
出発の3時間前なので、さすがに搭乗ロビーはガラガラ。店も大半がしまっていて、テイクアウト専用のカフェが1件空いているだけだ。PS4ができるブースがあったけど、別にゲームしないしなぁ。
初ヨーロッパなんだけど外に出られず、暇を持て余している。せめてもの雰囲気で、クロワッサンを購入。ヨーロッパっぽいことはこれだけ。
ヨーロッパにも行ってみたいと思いつつ、なかなか行けてないなぁ。勝手な思い込みだけどヨーロッパはいつでも行けるし、体力がなくても見て回れるだろうという気がしていて、なんか優先順位が下がってしまうんだよなぁ。今は若いうちに行ける国、体力勝負な旅程で行く場所という考えがあるから、ヨーロッパに行く機会が巡ってこないんだよな。
旅日記を書きつつ、スペイン語の本を読んだり、地球の歩き方を読んだりして時間を潰す。3時間という時間、待つには長い時間だけど、昨日までが超絶忙しかった分、仕事モードから旅行モードへの切り替えという意味では、こういう時間もいいのかな。
ちなみに持って来た地球の歩き方はこの2冊。今回行く国のブラジル、ペルー、ボリビアをカバー。
アルゼンチンにも訪れるので、アルゼンチンの地球の歩き方も持って行きたかったんだけど、荷物として持って行くには2冊が限界。
一応アルゼンチンの地球の歩き方も買ったんだけど、アルゼンチンにはイグアスの滝のアルゼンチン側に行くだけなので、1冊丸々を持って行く必要もない。なので、必要なところだけ切り取って持って来た。(やりすぎな気もしたけど、安心のため。初めてなことは安心安全に構えすぎるくらいがちょうどいいと言うことで。)
ロビーにも人が集まり始めて、搭乗のアナウンスが流れてきた。アナウンスはフランス語。英語ではない。お店の店員さんとは英語で会話できるが、基本はフランス語。ここがフランスということを改めて感じさせられるね。
よくわからないフランス語のアナウンスが流れても、別に不安を感じることはなかった。それは、たとえ英語だとしても大してよくわからないからだろうな。まぁこの場では、言葉がわからなくても全く困らないしね。
ロビーにはオルガンが置かれていて、誰でも自由に弾くことができる。旅行者の男性の方が演奏をし始めた。一気に搭乗ロビーがコンサート会場に変わる。普通に上手だ。聞き惚れてしまう。曲を弾き終わるたびに周りからは拍手が起きていたね。
こういうのいいね。ピアノを弾けるようになりたいと思ってしまったよ。実は小学校の頃にピアノを習っていたんだけど、それっきりだから今はさっぱりだしな。
22:15頃に搭乗開始。長かったー。入口のチケットチェックでなぜかエラーになって、係員の方からチェックを受けたけど、あれはなんだったんだろね。
席は中央列の中央席。自由が利かない座席だ。左側には老婦人、右側には中年の女性。どちらも日本人ではない。機内に入った途端、急に眠くなってしまって、気づいたら寝てしまっていた。
フライト1時間くらいで機内食。CAさんから始めフランス語で聞かれてしまった。そうだよね、フランス発の便だからまずはフランス語で聞かれるよな。chickenかbeafを選べたので、beafをオーダー。
チーズはしょっぱく、デザートは激甘だった。まぁ、全体としてはGoodかな。
食べた後はひたすら眠る。別に疲れを感じているわけではなかったのに、すごく眠い。自覚はないけど、昨日までの蓄積分の疲れがあったのかなぁ。
フライト時間は12時間。8時間くらいは寝ていて、後の時間はぼんやりしていた。
到着2時間前くらいで機内食。器一杯のハムチーズクロワッサンだ。容器の中がパンだけってのは初めてだな。さすがフランスと言ったところか。サクサクではなく、しなしななクロワッサン。
入国カードだけ書いて、あとはひたすらぐっすり。
飛行機は定刻通り5:45にブラジルはサンパウロ、グアルーリョス国際空港に到着。早朝なので空はまだ薄暗い。
入国審査は素通りだった。初め自国民(ブラジル人)側の入国レーンに並んでしまっていて、職員さんからスペイン語で注意されてしまった。ここも英語ではない。いよいよ完全に言葉がわからない世界に来てしまったな。
税関は申告ありエリアと申告なしエリアに分かれており、申告なしエリアを通る。これ完全に性善説な仕組みだね。機内で税関カードも配られなかったしな。きっと申告ありエリアの方にそのカードがあるんだろうね。
次は3時間後にイグアス行きのフライトだ。24時間飛行機に乗って、ようやくサンパウロまで来たけど、イグアスまではまだかかる。遠い。。。
次の便までそこまで余裕はない。空港内を少し探検して外観写真を撮っておこう。あとは両替。
グアルーリョス国際空港は大きな空港のようだ。時間内に歩き回れるような広さではなさそうだ。
いい感じに建物全体を撮れそうな場所が見つからない。時間もないので、なんとなくの外観写真が撮れる場所で一枚。とりあえず記念ということで。
後は両替。US$300をブラジルの通貨リエルに両替。R$750くらい。
やはり空港で両替するとレートはよくないね。でもまぁ、替えれる時に替えてしまう方が安心なので、これはやむなしだね。「後でも大丈夫」と思えるにはもう少し海外慣れが必要だ。私はまだそこまで慣れていない。
ちなみにブラジルの物価はすごく高いようだ。コーラの350ml缶がR$9だった。日本円にすると300円くらい。うん、高い。
別に海外旅行でお金をケチる気は無いけれど、ケチる云々を言う前に買う気を失せてしまうような値段だ。
空港の外観写真を撮って、両替もできたので、やることはできた。搭乗ゲートに向かおう。
8:15に搭乗開始。飛行機まではバスで移動だ。
座席はA6で窓側の席。「上空から滝が見れるぞ!ラッキー!」と思っていたら、CAさんから座席を変わってもらうように頼まれ、1Bに移動。通路側の席だ。滝が見れなくなった。。。まぁ、仕方ないか。
飛行機は15分遅れの9:00に出発。機内はひたすら寝てるだけ。フライト時間は2時間弱。これまでの2本はどちらも12時間乗っていたので、それからすると一瞬の時間だ。
軽食でクラッカーが配られたけど、食べずにバックにしまう。ドリンクでコーラを頼んだんだけど、なぜか水を渡されてしまった。「コーラ」と「ウォータ」を聞き間違えられてしまったか。私の発音が悪かったかな。。。
フォスドイグアス空港に到着!ようやく着いた!遠かった。。。
フォスドイグアス空港はとても小さな空港。飛行機のタラップを降りたら徒歩で建物の中へ。そしてそのまま外へ。
さて、いよいよ最初の目的地、イグアスに到着だ!随分遠くまで来てしまったな。本格的に旅の始まりだ。
切りがいいので1日目はここまで。(若干2日目に入っているけど。)
1日目終了!2日目に続く。
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2日目以降のお話はこちらからどうぞ!