【旅行記】南米4ヵ国ひとりたび(2017/09/14~26)5日目 〜 クスコ観光編
南米ひとりたび5日目。この日は 2017/09/18 (月)。
南米ひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!
この日は以下を見て回りました。(概要編の再掲)
・9/18(月)
[空港] アレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港 → [観光] Plaza De Armas → [観光] Cusco Cathedral → [観光] Twelve Angled Stone → [観光] Templo del San Blas → [観光] Museo de Arte Religioso → [観光] Iglesia De Santo Domingo → [観光] Witches Garden → [ランチ] cafe bar restaurante Pucara → [観光] ホステル カサ デル インカ → [観光] San Cristobal → [観光] Church of the Society of Jesus → [カフェ] Starbucks → [ディナー] Inka Grill
地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)
5日目はクスコはアレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港から。深夜発の便に乗って、リマからクスコまでやってきた。今の時間は朝7:00過ぎくらい。
昨夜は空港内と機内での仮眠で合わせて2〜3時間程度の睡眠だ。全然寝れてないし、疲れもちゃんとは取れていない。だけど、クスコを観光できるのは今日1日だけ。休んでなんかいられない!今日も一日中歩き回る予定だ!体力勝負な一日だ。
クスコの空港は小さい空港のようだね。外に出て空港の写真を一枚。
空港内のタクシーカウンターでタクシーをお願いしてカテドラルへ向かう。
15分ほど乗って料金はS/.40 (ソル)。日本円でいうと約1600円くらいかな。カテドラルがあるアルマス広場に到着!
高い建物がなく、屋根はレンガ色で統一されている。街並みがすごく綺麗。
アルマス広場をパノラマでも。
曇り空だけど、空気が清々しくて気持ちいい。日差しは少ないけど、ぽかぽか陽気って感じ。犬も気持ち良さげに寝ているね。
クスコは標高3400mという高地にあって、高山病にかかる人もいるとのことだ。今の所は空気が薄いとか、頭が痛くなるということはないかな。
アルマス広場(Plaza De Armas)に面しているカテドラル(Cusco Cathedral)に入る。
地球の歩き方によると、1550年から建設が始まって完成までに100年ほど費やしたとのことだ。すごい年月をかけて作られたんだな。
建物の中にはポトシの銀300トンを使った祭壇がある。これが本当にすごかった。建物内は写真NGだったので、写真は撮れなかったけど、この祭壇を見た瞬間に全身にゾクゾクするものが込み上げてきたのを覚えているな。人工物でここまで全身に震えがくるような感動を覚えたのは初めてかもしれない。
宗教画もすごくよかった。不思議と引き込まれるものがある。これまで宗教画をしっかり見たことはなかったけど、自分はこちらの方向にも興味があるのかもしれないな。
あと、カテドラルの中には告白部屋があった。よく見てみると、中には司祭と告白者がいる。
この光景、正直言ってかなり衝撃だった。
告白部屋での懺悔は昔の話だと思っていた。今でも実際に行われているとは思っていなかった。でもそうではなかった。
テクノロジーが発展して、超自然と呼ばれていたものが科学的に解明されつつある現代の中、こういう場所で告白する人はどういう思いで告白してるんだろう。どれほど宗教に熱心で、何を告白しに来たのだろう。
そんな疑問は、カトリックからすると疑問を湧くこと自体が奇妙なのかもしれない。宗教に疎い日本人だからこそ持つような疑問なのかも。
宗教の話はもちろんだけど、ざっくりでもいいからキリスト教の概要を調べておきたいな。キリスト教の偉人や天使の名前はなんとなくでしか知らなくて、話のつながりは全然知らない。せっかくカトリックの文化の街を巡っているのに、すごく勿体無い気がしている。ちゃんと背景知識を身につけて、廻るようにしたいな。
祭壇、宗教画、告白部屋での光景と、色んな意味で衝撃を受け、すごく感動した場所だった。この記事を書いている今でも、当時の衝撃はすごく覚えているし、また見に行きたいと思っている。(写真NGなのはわかっているけど、写真に収めたいー。)
カテドラルを後にして、次に向かうはサンブラス教会。アルマス広場に面したカテドラルの裏側の上り坂を上った先にある。
クスコの街は景観を意識しているのだろう。変に建物が近代化されておらず、高い建物が無い。昔からある建築様式を受け継いているようで、歩くだけでも面白い。
街には民族衣装を着ている人があちこちにいる。ただ、どちらかというとこれは観光客受けを狙ったもののようで、写真を撮ろうとするとチップを要求される。私も、下の写真を撮ったらチップを取られた(笑
クスコの街にはインカ時代の石材建築がいたるところに残っている。「カミソリの刃一枚すら通さない」と言われているほどに精巧に組まれている。
この石組みはインカ帝国時代に組まれたものだそうだ。耐震性が非常に優れており、過去にクスコを襲った大地震でもビクともしなかったと言われている。石組みの上の建物は、スペイン侵攻時代に建て替えられたそうなのだが、これらの建物は地震で大きなダメージを受けたらしい。石組みが組まれたこの道、インカ帝国が高い技術力を持っていたことを感じることのできる光景だ。
この石壁は12角の石と言われていて、石が12角に成形されており、それがピタリと組まれている。
これすごいよね。本当にカミソリの刃1枚通らなさそうなくらいに隙間が見えない。これ以外にも10角くらいの石も至る所にある。本当に当時の技術力の高さが伺えるね。
これは14角の石。石を組み合わせたとは思えないほどにピタリと組み合わさっている。
サンブラス教会までの道は急な上り坂だけど、この景観を見ながら歩いていると全然苦にならないね。
サンブラス教会(Templo del San Blas)に到着!
この教会は上り坂を上がった先にあるので、ここから見える景色もいい感じ♪
宗教美術博物館(Museo de Arte Religioso)。12角の石や14角の石がある石組みの上に建つ建物だ。
観光地だけあって、道中のあちこちにおみやげ屋がある。海外のおみやげ屋にふらりと入って眺めるのも結構好きだ。天井に届くまでに所狭しと並べられた商品、こういう並べ方をするのは海外の観光地ならではって感じだね。
ペルーウォーズ。かわいい。
クスコの街は本当に気に入ったな。建物は奇抜な色をしておらず、全体的に優しい色をしている。普通の建物でも絵になって見えてしまう。歩くだけで楽しい。
サント・ドミンゴ教会(Iglesia De Santo Domingo )
教会の側には博物館(コリカンチャ博物館)がある。もちろん見学!
博物館の前は広場になっている。市民の憩いの場となっているようだね。
アルマス広場とサント・ドミンゴ教会の間を歩いていると、アルパカを発見!思わず近づいてみる。GoogleMapを見るにWitches Gardenという場所みたい。
触ってみると、アルパカの毛は思った以上にゴワゴワしている。もふもふだと思っていただけにびっくり。でもかわいい。たまらん。
サン・ブラス教会から、Witches Gardenの間については、当時書いていた日記には何も書かれてなかったので、当時何を思ったかまでは覚えてない。写真には残っているから、そこに行ったことは確かなんだけど。
この旅程自体が超強行なスケジュールだったこともあって、その日のことをその日のうちに書けていなかったらな。大体は移動時間、空港の待ち時間、機内で書いていたから、2〜3日後に書いていたりしてたし、しかもその時間は睡眠時間も兼ねていたから、かなり端折って書いてたんだよな。
この記事を書いている今になって改めて思うけど、やっぱり当時何を思ったかを文字に残しておくことは大事だ。どこに行ったかは写真を見れば思い出せるけど、何を思ったかまでは写真からでは思い出せない。
大事な気づきとか想いとか感動とか、そういうのが書きそびれていたら、それはとても勿体無いことだ。こういった非日常の中での感情の高まりというのは、人生においてもすごく意味のあるものだと思う。だからこそ、そういうのは忘れずにしておきたいのだ。
ただ当時のことを思うと、端折ったところはあるにせよ、ある程度文字として残していたのは、自分を褒めてあげたい。今になっては貴重なものだ。
クスコの主要な観光地はアルマス広場を中心にあるので、何度もアルマス広場を通ることになる。朝は曇り空だったけど、お昼時になると晴れ間が出てくるようになってきた。
さてさて、時刻はちょうどお昼時。お腹がペコペコだ。そういえば朝食も取ってなかったしな。
ランチは地球の歩き方に乗っていた、Pucaraというお店に向かう。日本人が経営するレストランだ。
日本人経営とあってか、メニューは日本語表記もされていて、テレビにはNHKが映ってた。店内には日本人のお客も何名かいて、日本語の会話が聞こえてくる。
アルパカのアンティクーチョというメニューをオーダー。アルパカのお肉は初挑戦。鳥のむね肉のような感じかな。美味しかった!
あとはインカコーラ。インカコーラは初めて飲んだけど、私はあまり好きではないかな。何というか、甘ったるくて、小さい子供が飲むシロップのような味がした。
ランチ後はホテルのチェックインだ。泊まるホテルは「カサデルインカ」というゲストハウス。
地球の歩き方には乗ってなかったけど、Webで検索すると、日本人御用達のゲストハウスということで有名らしいね。
ゲストハウスはアルマス広場から階段を上った途中にある。下の写真の中央上部にアルマス広場の教会が見える。つまりはそれだけ上ったところにあるってことね。
若い美人な女性が受付をしてくれた。チェックインの時に、明日の早朝にマチュピチュにいくことと、3日後の朝に空港までのタクシーを呼んでもらうようにお願いする。明日の早朝にマチュピチュに向かい、明後日の夜に戻ってくるスケジュールなので、伝えるタイミングは今しかなかったのだ。
部屋は共同部屋。部屋にはベッドが5つある。中には男性が1人いて、他にこの部屋を利用している人はいないようだ。部屋で一息ついていると、先ほどの女性がコカ茶を持ってきてくれた。高山病に効果があると言われているお茶だ。こういうサービスありがたい。
コカ茶を飲んで一休みした後は、ゲストハウス内を少し探検。
このゲストハウスは屋上からの眺めが絶景だと口コミされている。もちろん屋上にも上がる。
確かにこれはいい眺めだね!アルマス広場が見渡せる。これは夜景も綺麗そうだ。夜にまた来てみよう。
せっかくなのでパノラマでも。
日本人御用達というのは本当みたいで、建物の中には日本語で書かれた張り紙がいたるところに貼られている。
何かと話題のカルロスゴーンの本も置いてあるね。なぜこう行った本がクスコのゲストハウスにあるんだろう?わざわざ誰かが持ち込んで、ここに置いていったというのか(笑
ゲストハウスで一息ついて、次はサン・クリストバル(San Cristobal)教会に向かう。ゲストハウス前の通りの階段を上った先にある。高山病の自覚はないけれど、急な階段を上っているといつもより早く息切れしている気がする。
サン・クリストバル協会に到着!ゲストハウスから歩いて10分もしないくらい。
視界が開けていて、クスコの街が一望できる。
パノラマでも。
そこまで大きな教会ではなく、屋上にある鐘とそこから見える景色を楽しむ感じだ。
クスコの街並みは世界遺産にもなっている。レンガ色に染められたクスコの街並みは見ていて本当に美しい。
サン・クリストバル教会を出て、アルマス広場に向かう。何度もアルマス広場を通る。その度にカテドラルの荘厳な建物を眺められる。
クスコは天候が変わりやすいのか、この日は晴れたと思ったら、急に曇りになって、雨が降って。雨が降ったと思えばすぐに晴れたりと、コロコロと天候が変わるような場所なのだろうか。とはいえ、青空の下のカテドラルを撮れたから満足!
ネコを発見。ネコを見つけると思わず写真に収めようとしてしまう。それは日本にいても海外にいても同じ。ネコにはそんな魅力があるのだ!
アルマス広場に面したラ・コンパーニア・デ・ヘスス教会(Church of the Society of Jesus)に向かう。この教会とカテドラルがアルマス広場に面した大きな教会だ。こちらも荘厳な作り。
こちらも建物内は写真NG。
教会の窓からの光景は写真OK。外は夕暮れの時間。西日が当たってアルマス広場がいい感じに赤く染まっていく。
下の写真の右上にはサン・クリストバル教会が見えるね。
ラ・コンパーニア・デ・ヘスス教会を出る。この日見ようと思っていたところはこれで全て観れた。外はいい感じに暮れて来た。
夕食をとるには少し早い時間なので、スタバに入ってのんびり。スタバもアルマス広場にある。
今日一日、クスコの街を歩いたけど、どこでも英語が通じる。そして、街の表記はほぼ全て英語とスペイン語の両方で併記されている。これはすごく助かる。
今回のひとり旅で何が一番不安だったかというとスペイン語だ。英語はなんとなくわかる。だけど、スペイン語はさっぱりだ。
言葉が通じないことが不安でかなりビクついていた。だけど、クスコで言葉に困ることはなかった。多言語で表記することってすごく大事なんだな。
そう思うと、日本って、日本語と英語の併記ってどれくらいしているんだろう。日本語しか書かれてない環境っていうのは、日本語がわからない人からすると、ものすごい不安な気持ちになるんだろうな。帰ったらチェックしてみよう。
ちょうどよく、SNSで以下のようなつぶやきを見つけて、これは本当にそうだと思える気がする。これはやってみようか。帰国した時に自分は日本の風景がどう見えるんだろうか。
海外から帰った直後の日本の風景がどう見えるかを言語化しておくことはすごい大事。なぜならこの瞬間が、日本がどういう国かを 直感的に理解できるベストチャンスだから。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) September 18, 2017
時刻は19:30くらい。夕食を食べに行こう。地球の歩き方でチェックしたインカグリル(Inka Grill)というお店へ。アルマス広場に面したところにある。20:00からアンデス音楽のライブがあるらしく、時間を見計らって行くのだ。
店に入ると、店内はほぼ満席。130人くらい入るという情報なので、すごい繁盛しているね。少し待って、2階の席に通される。
ペルーの国民食、ロモサルダードという料理と、野菜のスープ、レモネードを注文。お酒も飲みたかったけど、明日は朝早いので、そこはセーブということで。
ロモサルダードは、牛肉、玉ねぎ、トマトを炒めたもの、醤油に近い調味料で味付けしているのか、日本人好みの味だ。美味しい!
アンデス音楽を聴きながらのんびり食事。すっごい狭いところで演奏しているね。
ただ、昨夜の寝不足がたたったか、夕食の最後の方はすごい眠気に襲われて来た。というか、ほぼ寝てない状態から今日も一日中歩き回ったので、よくここまで持ったという感じか。
夕食が終わって外に出ると、外はいい感じにライトアップされている。街並みが綺麗。
街の中心部といえど暗くなると物騒になるのかなと心配していたけど、全く問題なかった。子供連れの家族とかもいて、アルマス広場は賑わっていた。
21:00過ぎにホテルに戻る。ホテルに戻ると、明日のマチュピチュツアーのバウチャー一式が届いていると受付の方が教えてくれた。これで明日のツアーもバッチリ。あとは寝坊しないだけだ。
ゲストハウスの屋上に上がって夜景を撮る。アルマス広場がライトアップされていてとても綺麗だ。この景色は映えるね。
夜景も十分取れたし、シャワーを浴びて寝よう。シャワーは共用。脱衣所がなく、着替え一式をシャワールームに持ち込む。水がかからないように袋でガードだ。こういうのは初めて。なかなか難易度が高い。そしてシャワールームの注意書きも日本語。
お湯は微温いけど、浴びれないほどではない。とはいえ、湯冷めしそうな温度なのでさっと浴びる。ちなみにドライヤーはないので、今夜は半乾き状態で寝ることになるな。
明日は4:30〜5:00にマチュピチュツアーの迎えが来る。昨夜はほとんど寝てない中で、今夜も十分には寝れなさそう。
部屋には先ほどの男性が一人だけ。ただ、荷物的に2名ほどこの部屋を利用していそうだ。明日は早いのでタイマーを3:50にセットして、23:00には就寝。他の人は起きていたので、明かりはつけたまま。寝ぼけ眼に誰か明かりを消してたのは覚えているな。
明日はいよいよマチュピチュだ!
5日目終了!6日目に続く。
==========
6日目以降のお話はこちらからどうぞ!
【旅行記】南米4ヵ国ひとりたび(2017/09/14~26)4日目 〜 イグアスの滝(ブラジル側)観光編2
南米ひとりたび4日目。この日は 2017/09/17 (日)。
南米ひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!
この日は以下を見て回りました。(概要編の再掲)
・9/17(日)
[ホテル] ポサダ エル シャダイ → [スーパー] Super Muffato Falls Shopping → [駅] Terminal de Transporte Urbano → [観光] Helisul → [観光] イグアス国立公園 → [空港] フォズ・ド・イグアス - カタラタス国際空港
地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)
朝7:00起床。本当はもっと早く起きるはずだったんだけど、どうやらタイマーをかけ忘れていたようだ。大寝坊しなくてよかった。。。
少しベットの中でゴロゴロした後でシャワーを浴びる。昨夜は水しか出なかったシャワーだけど、今朝は微温めのお湯が出た。微温いけどなんとか浴びれる範囲内だ。水でないだけマシだね。
今日はブラジル側のイグアスの滝を見た後で、そのまま空港に向かい、次の目的地であるクスコに向かう予定だ。ゲストハウスは今日チェックアウトなので、朝食前に荷造りを進める。2泊しかしていなかったけど、意外と散らかっている。
フライトは19:45の便だ。ブラジル側のイグアスの滝は既に2日目に見ているので、急いで見る必要もない。今日はのんびり行動することができるぞ。
荷造りを終えて、8:00に朝食。朝食会場には昨日お世話になった若い男性がいた。ジェスチャーで挨拶する。やっぱりスタッフの方じゃなくて、一般の人なのかな。
窓際の席でのんびり朝食をとる。メニューは昨日と同じ。全然OK!
あと、昨日は売り切れてたデザートがあった。パンケーキ、スイカ、メロン、朝からデザートも食べれるのはありがたい!
オレンジジュースもあったけど、これはミカンを絞ったような味だった。飲めなくはないけど、そんなに美味しくはなかったかな(笑
朝食会場のある建物には屋上があって、朝食後にふらっと屋上に立ち寄ってみる。周囲には高い建物もなく、閑静な街だ。この街自体はイグアスの滝の観光都市として成り立っているから、オフィスビルのような大きな建物はないんだろうね。
長期宿泊している人もいるんだろう。屋上には宿泊客のものと思われる洗濯物が干されていたね。(流石に写真には撮らなかった。)
9:00過ぎにゲストハウスを出て、ふらりと街歩き。今日は時間に余裕があるので、イグアスの滝に行く前に、ちょっと街を歩いてみたかったんだ。
GoogleMapを見るに、ゲストハウスから少し歩いたところにパラグアイとの国境があるようだ。ブラジルとパラグアイの国境には大きな橋が架けられており、「友情の橋」と呼ばれているそうだ。そこまで歩いてみようか。
ブラジルに来て3日目にして、初めて明るい時間帯に街中を歩く。人通りは少なく静かだ。どうしても治安が気になるところだけど、明るいうちは流石に何ともない。子連れの家族で歩いていたり、ジョギングしている人がいたり。
私が警戒しすぎなだけな気がするね。とはいえ見知らぬ土地、警戒するに越したことはないのは確かだよね。
通りにスーパーマーケットを発見!どんなものを扱っているか気になって、思わず中に入ってみる。ブラジルの日常を感じてみたかったんだ。
ソーセージがぶら下がっているのは、なんともブラジルっぽい。
日本のものをいくつか発見したね。パナソニックの家電とか、日清の食品とか。ちなみに、この棚に並んでいるのは全て日清の食品だ。日清すごいな。
パラグアイの国境を目指して歩いていたけど、思っていた以上に距離があることがわかって、途中で諦めて引き返す。
10:30くらいにホテルに戻って、部屋に荷物を取りに行って、そのままチェックアウト。(今更だけど、この建物の右上の部屋に泊まってました)
フロントのそばにある本棚で、10年前の地球の歩き方を発見!10年前にここを利用した日本人がいたということか。
さて、この後は飛行機の時間までブラジル側のイグアスの滝観光だ。2日目に既に1度行っているから、今日はのんびり見て回れるぞ。
ホテルを出て、バスターミナル"TTU"に向かう。
"TTU"では、入り口のゲートでスタッフの方から何か話しかけられる。行き先を聞いているのかと思い、「カタラタス」と答えてみる。すると、料金表を指差して何か言っている。そうか、入り口で料金を払うのか。バスの中で支払いのではないのね。
バスは120番のバス。これはすぐに見つかった。これまで通り、バスの前のドアから乗ろうとすると、運転手から"No"と言われ、後ろのドアから乗るように言われる。なるほど、TTUから乗るときはこういう仕組みなのか。初めて利用する人にはわからないね。
イグアスの滝国立公園はこのバスの終点の駅に当たる。降りるタイミングを気にしなくていいので楽だ。
イグアスの滝国立公園に到着!今日はすごくいい天気で、青空が広がっている。
公園に入る前にまずはヘリコプターツアーだ。絶好のヘリツアー日和。天気が良くなかった2日目に無理して参加しなくてよかった。
ツアーに参加したい旨伝えると、タイミングよく人数が揃ったようで、ほぼ待ち時間なしでツアーに参加することができた。そして席は運良く運転手の隣の席。乗客が座る席の中では特等席に当たりそうな席だ。ラッキーだ!ついてる!
そういえばヘリに乗るのは初めてかも。これ以前にヘリに乗った記憶がないな。初めてヘリに乗るという興奮と、イグアスの滝を上空から観れるという興奮で、気分はすでに最高潮だ。
遠くにイグアスの滝が見えてきた!
後ろの乗客から歓声が上がる。思わず私も歓声をあげてしまう。こんな絶景を眼の前にしたら写真を撮らずにはいられないね。
上空から見ると大地が大きく割れているのがはっきりとよくわかる。本当に、この地形はどうやってできたんだろう。
滝の上にうっすらに虹がかかっているね。
ブラジル側の展望橋と、アルゼンチン側の「悪魔の喉笛」も見えるね。
時間にしては20分程度の空中散歩。青空の広がる中、ヘリから見るイグアスの滝はやはり絶景だね。本当に晴れた時に来れてよかった。2日前に天気を調べて、今日と判断したのは正解だった。
あっという間にツアー終了。ダイナミックな地形を見れて大満足!本当に、本当に、見れてよかった!!
ヘリツアーを終えて、イグアスの滝国立公園に入る。今日は時間に余裕がある。時間もお昼時、ランチを食べにいこう。何気にブラジルに来て初めてのランチだな。昨日も一昨日も景色を見るのを優先してランチを抜いたんだっけか。
公園内を走るバスに乗ってレストランに向かう。バスでは当然ながら2階のオープン席に座る。景色を眺めつつ、風を感じたいんだ。2日目の時は肌寒いと思っていたけど、今日は暖かくて快適だ。
レストランはビュッフェ形式。テラス席が運良く空いたので、テラス席に座る。今日はすごく天気が良く、テラス席が気持ちいい。
せっかくなのでこれでもかってくらいに食べる。3回くらいお代わりしたかな。うん、食べ過ぎ(笑)
こんな景色を眺めながらの食事、まずいわけがないよね。気分は最高だ!
ランチを終えて時刻は14:30くらい。あとはひたすら滝を眺める。曇り空でも絶景だけど、やっぱり晴れていた方がより凄いよね。
やはり見てて飽きない。ずっと見ていられる。展望台から眺めていると水しぶきが飛んでくるけど、今日はそれも気持ちいい。2日目はちょっと肌寒かったからな。
展望橋にも向かう。天気がいいこともあってか、2日目よりも人は多くいた気がする。
2日目ほどには水は浴びない。ボンチョを着なくても問題ないくらいだ。むしろ水しぶきが気持ちいい。
滝に虹がかかっており、より幻想的な光景だ。
展望橋、展望台、トレイルを周りつつひたすらに滝を眺める。最高だ。
せっかくなので望遠レンズでも。滝が落ちて、水しぶきが上がっているところの写真も結構好き。
展望台で滝を眺めていると、昨日のツアーで一緒だったパラグアイ人のカップルに遭遇。言葉は通じないけど、笑顔と握手で挨拶。こういうのも旅の醍醐味だね。
さて、時刻は16:00を過ぎてきた。飛行機の時間は19:45。出発の3時間前には空港に着いておきたいから、そろそろ公園を出ることにしようか。まだまだ滝を眺めていたく、名残惜しい気持ちで一杯だけどね。
トレイルを歩き、バスに乗って、公園の入口に向かう。
イグアスの滝、すごく良かった。地球の雄大さを全身に感じられる場所。テレビでは見たことあったけど、やはりこの目で直接見ると全然違う。全身を襲うゾクゾクした感じ、たまらない。本当にこれて良かった。
公園を出て、バスに乗って空港に向かう。
バスは先払い制。バスでR$3のコインを払うと、R$0.5足りないよと言われた。このタイミングで始めてバスの料金がR$2.9ではなく、R$3.5であることに気づく。地球の歩き方には、R$2.9と書いてあったし、これまでもバスでは大きなお金で払っていたから全然気づかなかった。
そういえば、TTUの乗り場の料金表にもそんな値段が書いてあった気がするな。とはいえ、日本円にして100円程度。気にするような値段じゃない。
それにしても海外の交通機関の料金は激安だよな。日本では考えられない。・・・というか、日本が高すぎるんだよな。
17:15にフォズ・ド・イグアス国際空港に到着。
乗るは19:45発のリマ行き。2時間半前の空港着。ちょうどいい感じ。
チェックインをしようと思ったけど、航空会社のカウンターが見当たらない。スタッフの方に聞くと荷物検査の先にあると言われる。そして、確かに荷物検査を受けた先にカウンターがあった。普通はチェックインしてから荷物検査だと思うんだけど、ここは不思議なつくりをしているね。
航空カウンターには日本人の団体客が並んでいた。阪急交通社のプレートをぶら下げている。初日にこの会社のプレートを下げた団体を見た気がするけど、その方々かな。
阪急交通社の女性ガイドに話しかけて見る。なんでも、リマ、ナスカ、イカ、マチュピチュ、イグアスと巡ってきたそうだ。ここが最後の観光地で、この後はペルー、ロサンゼルスと経由して日本に帰るのだそうだ。
見た感じ、ツアーの参加者は40代以上の人がほとんどだったかな。1組、20代と思われる人もいた気がする。まぁ、こういうパッケージツアーはこの内容からすると確実に50万円以上はするだろうから、お金に余裕のある世代じゃないといけないよな。
中の待合所は小さな場所。Wi-Fiが通ってないようで、携帯のチェックができない。Global Wifiもあるけど回線が3Gで、3GだとSNSのチェックは苦しい。
待合所には先ほどの日本人団体客であふれている。
周りから日本語の会話が聞こえてくる。お弁当を食べたり、日清のカップヌードルを食べたりしている。会話の内容に聞き耳を立てて見たけど、どうやら、お弁当はイグアスの街にある日本料理屋(Miyakoという地球の歩き方にも乗っている日本料理屋)のお弁当のようだ。
時間になったので機内に乗り込む。小さな空港なので、飛行機の場所までは歩いて直接向かう。
席は21Bの中央席。左はイタリア人女性、右はアジア系の女性だ。
フライト時間は4時間30分。フライト1時間くらいで機内食。サンドイッチ、チーズ&クラッカー、ケーキ。軽めの食事だ。
食事以外は基本的にうとうと。変な姿勢で寝ていたせいか体が痛い。。。たまにストレッチしながらもうとうと。
現地時間の22:10、定刻通りペルーはホルヘチャペス国際空港に到着。ペルー入国!
入国審査に続く通路には、とても長い行列ができている。入国審査の列かと思い並んでいたけど、しばらくしてこの列は、国際線トランジット用の行列で、自分とは関係ないことに気づく。とはいえ、入国審査もなかなかの行列ができてたんだけどね。日本人団体客とはここでお別れ。
入国審査は英語だった。スペイン語じゃなくてよかった。ありがたい。フライトNoと何日滞在するかだけ聞かれたかな。
そういえば、保安検査エリアには麻薬探知犬がいたな。確かにここは南米、麻薬の密輸はよくある話なんだろうね。
入国審査を終えて、時刻は23:00頃。夜もいい時間なんだけど、空港内は人でごった返ししている。24時間稼働する大きな国際空港だからかな。 とりあえず、記念に空港の外観写真を1枚。
次のフライトのチェックインをしたかったけど、航空会社のカウンターが閉まっている。確かに次のフライトまでまだ6時間近くあるから、さすがに空いてないか。カフェに入ってコーヒーを飲みつつ時間を潰す。ここで3時間くらいは時間を潰さないとな。
3時間という長い待ち時間、日記を書いたり、SNSに写真をあげていたりしながら過ごす。荷物の盗難が怖かったので、仮眠を取ることはできず。なかなか手持ち無沙汰な時間だ。
深夜2:40にチェックイン。そのまま諸々チェックを受けて待合ゲートまで向かう。イグアス〜クスコまではTripstaという、初めて使うサイトから申し込んだけど、特に問題なく手続きはできた。
チケットをゲット!
搭乗ゲートは7番ゲート。搭乗開始までまだ1時間くらいある。周りからは子供の声がする。時刻は深夜3:00を過ぎているだけどね。私は流石に眠いよ。
ここで1時間くらい仮眠。搭乗ゲートだから流石に盗難の心配は少ないだろう。とはいえリュックを抱きかかえる形で仮眠。
搭乗開始は4:05だけど、どうやら遅れているらしい。結局出発したのは1時間遅れの5:50だった。再出発の時刻がアナウンスされなかったので(もしかしたらされていたかもしれないけど、わからなかった)仮眠後はずっと起きていた。眠い。。。
とにかく寝たくて、機内に搭乗してからはひたすらに爆睡。ドリンクサービスや軽食が出た気がするんだけど、気にせずひたすら寝てた。とはいえ、フライト時間は1時間20分程度なので全然寝れてないんだけどね。
今回乗った便は、クスコ経由のアキレバ行きという便だ。行き先を示す掲示板にはクスコとアキレバの表示が交互に表示されていた。初めはこの交互に表示される意味がわからなかったけど、そういうことだった。
飛行機はクスコに到着。クスコに着いても乗客の2/3くらいは席に座ったままだった。降りていいのかもわからなかったけど、ここは確かにクスコだ。不思議な気分になりながら飛行機を降りる。こういうスタイルのフライトもあるんだね。
さて、クスコに到着!只今の現地時間の7:00過ぎ。今日はクスコを観光して、明日はいよいよマチュピチュだ。
キリがいいので4日目はここまで。5日目に続く!
==========
5日目以降のお話はこちらからどうぞ!
【旅行記】南米4ヵ国ひとりたび(2017/09/14~26)3日目 〜 イグアスの滝(アルゼンチン側)観光編
南米ひとりたび3日目。この日は 2017/09/16 (土)。
南米ひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!
・9/16(土)
[ホテル] ポサダ エル シャダイ → [観光] イグアス国立公園 → [ディナー] Churrascaria e Pizzaria Tropicana
地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)
朝6:30起床。しばらくゴロゴロして7:00にベットから起きる。昨日は機内泊からのイグアスの滝観光で、最後はヘロヘロだったけど、8時間以上寝れたのでそこまで疲れは残ってない。
朝食があることをチェックイン時に教えてもらっていたので、7:30に朝食会場へ。パン、ハム、チーズ、卵、ソーセージ、簡単な朝食だけど、朝食はないものと思っていただけにこれはありがたい。美味しかった!
ツアーは8:30にフロント集合なので朝食後は少し時間に余裕がある。部屋でのんびりしようと思っていたら、8:15頃にフロントの人が部屋まで来て、迎えがきたことを伝えに来たので慌てて出発。そのせいか、アルゼンチン用のGlobal Wifiと、スペイン語の英単語帳を忘れてしまった。Global Wifiがないから今日はずっとオフラインだな。
このホテルからは、若い男性1人、老婦人1人、私の3人が参加する。ツアースタッフは男性ドライバー1人。この方がアルゼンチン側のイグアスの滝への送迎と、チケット購入の対応をしてくれるようだ。若い男性とドライバーの方が仲良さげに話をしている。この若い男性の方もスタッフの方なのだろうか。これは最後までわからなかった。
ホテルを出発し、2件ほどホテルを巡って、パラグアイ人のグループを乗せてバスは出発。みんな初対面のはずなのに、初対面とは思えないほどに車内は会話で賑わっている。これは南米特有の陽気な国柄によるものなのかな。日本ではまず見かけない光景だ。
会話はスペイン語。私にも何度か話しかけて来たが、私が英語オンリーだとわかると、話しかけては来なくなった。とはいえ、お互いに笑顔やジェスチャーでコミュニケーション。言葉が通じなくても、分かり合える部分はある。こういうの、何気に嬉しいんだよね。
ドライバーの兄ちゃんも言葉はスペイン語のみで英語は話せない。ドライバーの兄ちゃんとは会話しないといけなかったが、会話する内容は限られているから、なんとかなる。
ブラジルとアルゼンチンの国境に到着。
ここでパスポートを渡すように言われる。ドライバーの方が一括で出国手続きをしてくれるようだ。正直言って、パスポートの原本を知らない人に渡すのはとても怖い。他の人も渡しているので、大丈夫だとは思うんだけど、やっぱり怖い。とはいえ渡さないと先に進めないので、ドライバーの兄ちゃんにパスポートを渡す。うん、怖い。
手続きに時間がかかっているのか、30分くらい待った気がする。確かに混んでたね。休日だからかな。みんな車外に出て暇をつぶす。ちなみに下の写真の人たちが一緒にツアーに参加した人たち。
アルゼンチンに入国して少し走ると、今度は警察の検問に合いしばらく停車。ドライバーと警官で何やら話をしている。スペイン語なので何を話しているかはわからないけど。その間、若い男性からシートベルトを閉めるように言われる。パラグアイ人の人は何やらお金をドライバーの方に渡している。
そのようなやりとりがあった後に車は検問を突破。パラグアイ人の方が渡していた現金は、あれは何かの罰金なのか、それとも賄賂かなにかか。。。
10:00過ぎにアルゼンチン側のイグアスの滝国立公園に到着。
17:00に公園の入口に戻ってくるように言われる。もちろんスペイン語での会話だったが、ジェスチャーを駆使してなんとか意図を読みとる。
若い男性が我々一行を誘導してくれて、受付をしてくれた。チケットをゲット!
ちなみに、私はジャングルドライブツアーと滝壺へ潜るボートツアーに申し込んでいて、まずはそれに参加することになっている。このツアーに参加するのは、その若い男性と私の2人だ。
若い男性の誘導に従って一行は公園内の中を進む。アルゼンチン側のイグアスの滝は鉄道が走っていて、みんなで鉄道に乗って移動だ。公園内の鉄道なのでもちろん無料。
次の駅で若い男性と私が降りる。ここで他のメンバーとはお別れ。他のメンバーはどうやら、鉄道の終点にある「悪魔ののどぶえ」に向かうようだ。「悪魔ののどぶえ」はアルゼンチン側イグアスの滝でのハイライトとなる有名な展望台だ。私も「悪魔ののどぶえ」を見るのをすごく楽しみにしている。
若い男性と私でツアーの集合場所に向かう。集合時間は11:45で意外と時間がない。特に寄り道することなくまっすぐに集合場所に向かう。
その若い男性はスペイン語しか話せなさそうで、基本的にその方とは会話はなし。とりあえず、後ろについて歩いて行く。まぁ、親指を立てるジェスチャーだけ、Yesという意思は伝えられるので、なんとかなっている。
集合場所には20人くらい集まっていたかな。ジープに乗って出発だ。
ガイドの人はスペイン語と英語で解説をしてくれる。とはいえ、英語もあまり聞き取れなかったから、内容は全然頭に入ってこなかった(笑
ジャングルドライブツアーのあとはそのままボートツアーだ。
昨日買ったポンチョと水着になって乗り込む。もちろん水着は事前に着用済みね。防水バックを渡され、それに荷物一式を詰め込む。簡易なビニール袋を想像していたけど、ガチの防水袋だった。これほどのものじゃないと防げないような場所に行くということか。
複数のボートに分かれて乗り込む。ここで一緒だった若い男性とお別れ。ちょうどよくボートの先頭に座ることができた。特等席!ラッキーだ!
川を遡って滝へ目指す。周囲が崖に囲まれている中を進んで行く。これだけでもなかなかの光景だ。周囲からも歓声が上がっている。
滝の真下から見上げた光景が何とも迫力がある。そのまま滝の下に突っ込んで行くので、全身に水をかぶる格好となる。なるほど、これはガチな防水袋がないと意味がないね。ポンチョ&水着で本当によかった。
こういうところにこれから突っ込んでいくんだね。
滝に突っ込む前にスタッフの方から、防水袋に気をつけることと、フードをしっかりかぶるようにとアナウンスされる。とはいえ、この時点でも水しぶきを大量に浴びてビショビショ状態なんだけどね。
滝の中に突っ込む。写真は訳がわかんないね。いやーダイナミック。
水しぶきがすごいので目が開けられない。興奮して何度か叫んでしまったが、口の中に勢いよく水が大量に入ってくる。何度か飲んでしまった。大自然の水。スリリングで面白い。これはいいね!
ボートツアーを終えて、乗り込んだ場所とは別な場所で降ろされる。楽しかったー。
若い男性が見当たらない。先に進んだようだ。ということで、ここから一人行動の開始だ。この時点で時刻は13:30。集合は17:00で、戻る時間を考えると、あと自由に動ける時間は2時間半ってところかな。そんなに時間はなさそうだ。
アルゼンチン側のイグアスの滝に来たからには、やっぱり「悪魔ののどぶえ」は満足するまで眺めていたい。残り時間を考えると、ランチは抜きにして向かった方が良さそうだ。
今の格好はポンチョに水着という姿だ。歩き回る前にとりあえず着替えなくては。
降りたところはトレイルの途中の道で、周囲に着替えられる場所はない。着替え場所を探しつつ、上着だけ羽織ってトレイルを進む。一緒に参加した人もそんな感じだ。
アルゼンチン側のイグアスの滝にも当然ながらハナグマはいる。木陰の側からこんにちは!
トレイルを歩いていて見つけたんだけど、これ竹だよな。南米にも竹は生えているんだな。
トイレを発見したのでそこで着替える。着替えたあとで向かうは、楽しみにしていた「悪魔ののどぶえ」だ!
駅に着くと、タイミングよく鉄道が来たので、それに乗り込み「悪魔ののどぶえ」の駅まで向かう。鉄道に乗っていると駅まで結構な距離があるように思えたんだけど、歩いている人もかなりの数がいた。駅の間は歩いて行ける距離ではあるんだろうね。
駅に到着。駅から「悪魔ののどぶえ」までは1kmほどの距離がある。
道中に壊れた橋を発見。地球の歩き方によると、以前に洪水で破壊された時の残骸らしい。
「悪魔ののどぶえ」に到着!滝が真下に落ちるところを、すぐ側から眺めることができる。
この光景は圧巻だね!滝の全体を眺めるならブラジル側だけど、間近で見るならアルゼンチン側だ。周囲からも歓声が上がっているが、滝の轟音でかき消されて微かに聞こえるくらいだ。
やはり間近で見ると迫力が全然違う。本当にこんな光景が地球上に存在するとは。不思議に思う一方で、やはり地球は人間の想像を超えた存在なんだと改めて感じさせられてしまう。
滝の下のからは水しぶきが舞い上がってきていて、下を見下ろしても何も見えない。数10m下から舞い上がってくるとは、本当にすごい水量が流れ落ちているんだろう。地球の歩き方には毎秒6500トンの流量と書いてあったけど、この量はもはやイメージがつかないね。
パノラマでも。
動画でも
対岸にはブラジル側の国立公園の建物が見える。昨日はあそこにいたのだ。
1時間くらい見ていただろうか。ブラジル側で見ていた時もそうだったけど、見ていて全然飽きない。何を考えているわけでもなく、というか、轟音を全身に浴びているせいか、何も考えられない。ただ絶えず水が流れ、下に落ちて行く景色を眺めているだけだ。不思議とずっと見ていられる。なぜなんだろう。本当に不思議でしょうがない。
意味なく望遠レンズでも撮ってしまった。
時刻は15:30くらい。十分に「悪魔ののどぶえ」を堪能できた。そろそろ戻るとしよう。
駅に戻る途中、すごく綺麗な鳥を見つけたので思わず一枚。
駅に戻って鉄道に乗る。席の隣にはブラジル人(だと思う)のカップルが座っていたんだけど、いちゃつきぶりが半端なかった(笑 。さすが南米だ!
集合時間までは時間があるので、公園の入口の駅ではなく、その手前の駅で降りて、入口までは歩いて行くことにする。
ハナグマさんこんにちは!
公園の入口まで続くトレイルはグリーンロードという名前が付いていて、普通に歩いて行けるようになっている。
17:00ちょっと前に公園の入口に着いた。本当に17:00集合なのかちょっと不安だったけど(言葉ではなくジェスチャーで読み取っていたので不安だった)、入口に若い男性がいたので一安心。
パラグアイ人のグループは10分ほど遅れてやって来た。バスに乗ってホテルに戻る。
帰りは警察の検問に引っかかることなくスムーズに進む。
さて、アルゼンチンとブラジルの国境だ。行きの時はドライバーの方が入出国の手続きを全てやってくれたけど、帰りのブラジル入国については、私本人での手続きが必要だった。
陸路での入国手続きは初体験だ。とはいえパスポートを提示するだけで、特に質問をされることなく終わったので、とても楽な手続きだった。まぁ、日帰りだからそりゃそうだよね。
18:00頃にホテルに到着。ドライバーと若い男性の握手をして別れる。
時刻はちょうど夕食どき。ちょっと休んで夕食を食べに行く。今日ももちろんシュラスコだ!昨日とは別なお店で”Churrascaria e Pizzaria Tropicana”というお店。昨日は少し高級感あるお店だったけど、今日はどちらかというと庶民的なお店だ。
ホテルから少し距離があり、外も暗いので、治安的に大丈夫かなと思っていたけど、何も問題なかった。大通り沿いにお店はあったし、街灯も明るかったし、別に危険を感じることはなかった。(流石にビビりすぎかなぁ。)
お店も結構人が入っていて賑わっている。
赤ワインを飲みつつ肉を食らう!食べ方は昨日学んだ。肉を美味しく食べれるペースで、肉を切り分けてもらう。そうでない場合は一旦"No"と言う。おかけで終始美味しくお肉を食べれることができた!やったぜ自分!
このお店ではピザを焼いていて、焼きたてのピザをビュッフェ形式で食べれるようになっている。これもすごく美味しかった。サイドメニューも美味しくて、ピクルスやパスタはお代わりするほどに食べてしまった。
たらふく食べて料金がR$60くらい。昨日のお店の半分くらいだったかな。私としては今日のお店の方がお気に入りだな。全部美味しかった!
21:00過ぎにホテルに戻る。シャワーを浴びようとしたけど、水しか出なかったので、シャワーは諦め。明日の朝に浴びるとしよう。
写真をSNSにあげようとしたら、いつの間にか寝落ちしてしまった。明日の夜に上げなおしだな。
さて、明日はまたブラジル側のイグアスの滝を見て、マチュピチュに向けての移動だ。明日も楽しみ。
3日目終了!4日目に続く!
==========
4日目以降のお話はこちらからどうぞ!
【旅行記】南米4ヵ国ひとりたび(2017/09/14~26)2日目 〜 イグアスの滝(ブラジル側)観光編1
南米ひとりたび2日目。この日は 2017/09/15 (金)。
南米ひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!
この日は以下を見て回りました。(概要編の再掲)
・9/15(金)
[空港] フォズ・ド・イグアス - カタラタス国際空港 → [観光] イグアス国立公園 → [駅] Terminal de Transporte Urbano → [ホテル] ポサダ エル シャダイ → [ディナー] Bufalo Branco BBQ
地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)
2日目はフォズ・ド・イグアス カタラタス国際空港から開始。
丸一日かけて日本からここまでやって来た。今の時刻は2017/09/15の11:00(ブラジル時間)。日本を出発したのが2017/09/14の12:00(日本時間)なので、ちょうど1日って感じ。時差を最大限利用した移動だ。24時間以上飛行機に乗って、実質経過した日付は1日だけ。
向かうはイグアスの滝国立公園だ。空港から国立公園までは近い距離にあって、バスが通っている。街の中心部とは反対側にあるため、ホテルには行かずに、荷物を持ったままイグアスの滝に向かうのだ。
バス停で待機する。バス停に着いた時にちょうどバスが来たのだけど、行き先がわからず、誰も乗らなかったので様子を見ているとそのまま行ってしまった。後で気づいたんだけど、このバスはイグアスの滝行きのバスだったようで、他の人はみんな街の中心部に行くので乗らなかったようだ。
次に来たバスは街の中心部行きで、私以外の全員がバスに乗り込んだ。一人バス停で待つ。すると2〜3人のグループに「どこに行くの?」と英語で話しかけて来た。「National Park」と答えると、「Cataratas行きのバスに乗るといいよ」と教えてくれた。カタラタス(cataratas)=「滝」か。なるほど。お礼を行って、バスを待つ。
バスが来るたびに運転手に「Cataratas?」と聞いて行き先を確かめる。2本くらいやり過ごした後で、「イグアスの滝」行きのバスを捕まえる。バスは先払い制。入り口にゲートがあり、お金を払って中に入る形式。車内にゲートがある形式は初めてだ。面白いね。
空港から滝までは約1.6kmほど。バスに乗って4〜5分くらいで着いてしまう。あっという間だ。
イグアスの滝国立公園に到着!この日のイグアスは曇り空で涼しい。長袖1枚羽織ってちょうどいいくらい。
公園内に入る前にまずはヘリコプターツアーを見に行く。公園の入口の手前にあることは事前に調査済み。イグアスの滝を上空からも見て見たい!
ここでヘリコプターツアーに参加できる。
ツアーに参加したい旨を伝えると、料金がR$450(日本円で約13500円)と言われびっくり。地球の歩き方にはR$250と書かれていたので倍近く高い料金だ。曇っているし、いきなりR$450という値段を突きつけられ、ひとまずツアー参加は断って外に出る。4日目にもう一度ブラジル側のイグアスの滝を見る予定だから、その時に参加するかどうか考えようか。
イグアスの滝国立公園に入る。入園料はR$64で、これまた事前に調べていた値段よりも上がっている。(地球の歩き方にはR$56と書かれていた。)ブラジルはインフレしているのか。
園内には無料のバスが走っていて、滝の近くまでバスで行くことができる。
イグアスの滝は、ブラジル側とアルゼンチン側の両側に国立公園が設けられていて、アルゼンチン側は様々なアトラクションがある一方で、ブラジル側はトレイルがメインになっている。
バスに乗ってトレイルの入り口となる場所まで向かう。バスは2階建で2階はオープン席。当然2階に向かう。風を感じながら公園内の景色を眺めるのだ!
風がなかなか冷たい。というかちょっと寒い。。。南米に来て寒いと感じるとは。。。
トレイルの入り口のバス停に到着。ほぼ全員がここで降りた。みんなトレイルが目当てということかな。
バス停を降りた先からそこには絶景が広がっている。何段にも連なった滝が一面に広がっている。今まで見た滝とは全然規模が違う。
大地が割れている。こんな大規模に段差のある地形が広がっているなんて。そして、上から流れてくる水は枯れないのかという疑問が湧いてくる。けど、絶えず水は流れ続けている。
しばらく呆然と眺めてしまった。本当にこんな光景は初めて。全身がゾクゾクする。
トレイルのはじめの光景だけでここまで感動させされるとは。すごいんだろうなとは思っていたけど、まさかここまで想像を超えるとは。本当に来て良かったと思う。思わず笑みがこぼれてしまう。
パノラマでも。
動画でも。
トレイルを歩いていると、たくさんのハナグマに遭遇する。
人懐っこい動物なのか、人の後ろを着いて歩いている。可愛らしいなと思いながらその光景を眺めていると、突然前の人が持っているビニール袋に飛びついて、中からお菓子を奪って逃げていった。人懐っこいんじゃなくて、お菓子を狙っていたのか。
ハナグマは私の後ろにもついて来ている。立ち止まると、足元のそばで擦り寄ってくる。残念ながらお菓子は持ってないんだよな。それに、ハナグマへの餌やりは禁止だしな。
トレイルを歩きつつ滝を眺める。森林浴をしつつ絶景を眺めつつ。贅沢だ!
トレイルは2~3kmくらいの距離。ゴール地点には展望台があり、その手前には滝の前まで張り出した展望橋がある。近づくと滝からの水しぶきが大量に飛んでくる。
飛んでくる水しぶきの量が半端なく、これは雨と言っていいくらいの量だ。しかも今日は少し寒いくらいの気温なので、この状態で濡れてしまうと風邪を引いてしまう。あいにく雨具は持って来てなかったので展望橋の手前でポンチョを購入して展望橋に向かう。
私と同じような人はたくさんいたんだろうね。ポンチョが飛ぶように売れていたよ。
展望橋に向かうと、シャワーを浴びているかのような水しぶき。一眼カメラで写真を撮るのを躊躇ってしまうくらいの量。防水用のカメラを持って来たのでそれを使おうと思っても、レンズに水滴がついてしまい使い物にならない。
仕方なくiphoneのカメラで撮る。一眼カメラ、防水カメラ、iphoneを出し分けながらの写真。慌ただしい。とはいえ、こういうのもなかなか楽しい。
滝の音が大きく、周囲の人の声がかき消される。周囲は滝に囲まれているので見渡す限りに絶景が広がっている。曇っているのが残念!快晴の中でこの景色を見てみたい!
パノラマでも。
動画でも。
今日は天候は恵まれてはいないけど、人はいっぱいいる。カップルが6割、団体客が4割といったところかな。日本人の団体もいたね。ひとり旅の人は見当たらなかった。
展望橋を満喫して、展望橋のそばにある展望台に向かう。そこがトレイルの終点だ。
展望台でもイグアスの滝をのんびりと眺める。展望橋では下から見上げるような景色だったけど、展望台は滝を見下ろす形になる。世界一の滝を上からも下からも満喫する。
全身に滝の轟音を受ける。本当に何も考えることができないくらい圧倒されている。何か考えようとしても、頭が、全身が、何か別なものに囚われているような感じで、何というか頭が働かない。大自然には人をそうさせる何かがあるんだろうな。
とはいえ、この高揚感はとても心地いい。そして不思議と見てて全然飽きない。周囲の人は、少し景色を見て写真を撮ったらすぐにその場を去ってしまうが、私はずっと眺めている。
なぜ飽きないんだろう。周囲の人は短時間でその場を去ってしまっているので、おそらく私だけが特別そういう思いなんだろう。こういう景色が好きだからというのはそうなんだけど、もうちょっと深い理由がある気がしている。その理由を見つけたいな。自分の価値観とかそういったところから来ているはずだ。必要なのは価値観の言語化かなぁ。
さっきまでいた展望橋を望遠レンズで。ポンチョを羽織っている人がいる一方で、薄着で頑張っている人もそれなりにいる。絶対びしょ濡れのはず。
さらに遠くには、「悪魔ののどぶえ」と呼ばれる、アルゼンチン側イグアスの滝の展望台が見える。明日はあそこに行く予定だ。
16:00を過ぎると、さすがに疲れを感じてきた。長時間の飛行機での移動の後、そのままランチを取らずに歩き回っているから、そりゃそうだ。さてそろそろ国立公園を出ようか。
ヘリのツアーに参加したかったけど、そんな気分ではない。4日目にもう一度ここにくるから、その時に参加しようか。今日は曇っているから、上空から見ても綺麗には見れないだろうしね。
4日目の天気を調べてみると、どうやら晴れ予報のようだ。やっぱり4日目にしよう。
ちなみに、ブラジル側のイグアスの滝は、受付の建物ではWiFiが利用できる。Global Wifiは持ってきているけど、国立公園内は2Gで全く使い物にならなかった。
バスに乗り込み街の中心部へ。
時間にして40分くらい。GoogleMapを見ながら現在地を確認する。ホテルの側まで来たので、降車ボタンを押したけど、そこが終点だったようだ。地球の歩き方で 「TTU」と書かれた場所。正式名称は「Terminal de Transporte Urbano」。
街歩きもしたいけど、眠気を感じるくらいに疲れている。まっすぐホテルに向かおう。
道中にホテルの看板を見つけたので、ホテルまでは迷わずまっすぐ行くことができた。
ここがイグアスでの滞在先。Pousada El Shaddaiというゲストハウスだ。
Pousada El Shaddai in Foz do Iguacu, Brazil | Expedia
ホテルの受付の人は英語が通じた。チェックイン時にアルゼンチン側のイグアスの滝のツアーを紹介された。どうやら明日にツアーが組まれるらしく、ホテルからの送迎、入場料込みとのことだった。一人で歩き回れるか聞いたら、できると答えてくれたので、断る理由はないね。その場で申し込むことに。
アルゼンチン側のイグアスの滝へは自力で行くつもりだったけど、ツアーでいけるのであればありがたい。陸路での国境越えや、国境を跨いだ移動について、事前に調べてはいたんだけどよくわからず、タクシー使えば何とかなるだろ程度だったので、明日は不安がある1日だった。それがツアーで賄えるのでありがたい。
ゲストハウスの敷地内には数件の家が建っていて、その1室、個室タイプの部屋に泊まる。私の部屋は敷地の一番奥にある建物の2階、45番という部屋だ。ダブルベットでトイレシャワー付き。設備としては十分だ。
部屋に入って一息ついたのが、18:00頃。お腹も空いてるし、ご飯を食べに行こうと思ったんだけど、動く気にならないくらいヘトヘトで、しばらくベットの上でうとうとしていた。
19:00くらいまでゴロゴロした後で、夕食を食べに外に出る。お店は事前に調べていた、「Bufalo Branco」というお店。ゲストハウスから徒歩数分くらいの場所にある、地球の歩き方にも乗っているお店だ。楽しみにしていたシュラスコを食べるのだ!
初シュラスコ。サラダや付け合わせのおかずはビュッフェ形式。肉は串刺しにた状態で、店員さんがテーブルまで運んで来てくれて、その場で切り落としてくれる。その形式が面白い。
味は全体的に濃いめ。ビールが進む!
肉が来る度に"Yes"と返事してしまうので、食べるペースよりも肉が追加されるペースの方が早くなる。皿の上には、どんどん肉が溜っていく。これは食べ方を工夫しなきゃな。
一旦"No"としても、後でまた持って来てくれるので、自分のペースで頼めばいい。あとからそれに気づいたけど、この場ではそこまでの思いに至らず、溜まった肉が最後には冷めてしまい、少し勿体無いことをしてしまった。
個人的には、デザート的な位置付けなパイナップルのシュラスコ(?)がすごく美味しかった。これは2〜3回お代わりしちゃったよ。(下の写真の黄色いのがパイナップルのシュラスコ(?)。これも店員さんが串に刺した状態で持って来てくれました。)
食後にデザートとコーヒーも出て、大満足。これでもかってくらい肉を食った!美味しかった!
20:30頃にホテルに戻る。入り口の門がしまっていたので、ブザーを鳴らして中に入る。門が閉まるのが早い気もするけど、ここは日本ではなくブラジル。きっとこれは、ここでの当たり前なんだろうね。
フロントで明日用の水を2本購入する。750mlくらいの水2本でR$5。サンパウロの空港では350mlのコーラがR$9だったので、それに比べればとても安い。
部屋に戻ると強烈に眠気が襲って来たので、すぐにシャワーを浴びて寝ることに。シャワーはちゃんとお湯が出た。ありがたい!
シャワーを浴びて、22:00には眠ってしまった。飛行機での大移動からのイグアスの滝観光と、初日から体力勝負な1日だった。明日も歩き回るぞ。
2日目終了!3日目に続く!
==========
3日目以降のお話はこちらからどうぞ!
【旅行記】南米4ヵ国ひとりたび(2017/09/14~26)1日目 〜旅の始まり・ブラジル入国編
南米ひとりたび1日目。この日は 2017/09/14 (木)。
南米ひとりたびの概要は以下の記事をどうぞ!
この日はひたすら移動。羽田〜パリ〜サンパウロ〜イグアスと、地球の裏側まで行く大移動だ。飛行機に3回も乗って向かうのだ。フライト時間だけでも24時間を超える。
時差を最大限利用するから、イグアスに着いても日付的には1日しか経過していないんだけどね。
朝6:00に起床。ベットの中でゴロゴロしながら、6:30に起きる。
昨夜は終電帰り。寝たのは深夜2:30くらい。今日から有給を重ねて13日間も不在となるので、諸々の仕事を片付けて、同僚に仕事を引き継いで、復帰後の準備をしてと、直前まで負荷のかかる状況だった。
直近1週間は毎日終電帰りな状態だったので、起きるのがしんどい。その甲斐あってか、なんとか仕事は片付けたぞ!
実は、仕事復帰後の初日には、偉い人向けのプレゼンが予定されている。話者は私。本来なら前日まで準備をしないといけないところを、旅行前に全て終わらせ、細かな微修正は同僚にお願いするという状態だったのだ。
仕事復帰初日は、不在時の状況のキャッチアップ、プレゼン準備でいきなり大忙しな一日になりそうだ。スパルタなリハビリが待っている。
まぁ、今は仕事のことは忘れて旅を楽しもうではないか。
シャワーを浴びて出発の準備。8:00過ぎの電車に乗って、向かうは羽田空港国際線だ。
羽田空港に着いて、まずはWifiの受け取り。4カ国巡ることもあってか、機器が3つも付いていた。すでにパンパンな荷物の中に強引に押し込む。本当に何も入らないくらいにパンパンだ。
荷物はリュックとカメラバックの2つ。13日間の衣類が入るような大きさではない。シャツや下着はなるべく数日着回すつもり。そして現地で捨てていくつもり。なので、きっとどんどん荷物は減っていくはず。まぁ、衣類は最悪現地で買えばいいしね。
WiFiを受け取り次は両替。4万円分をドルに替える。地球の歩き方に、南米で両替をする場合は、日本円よりかはドルで持っていた方が良いと書かれてあったので、ドルに両替しておくのだ。
シルバーウィーク前の平日ということもあって、空港内はそこまで混雑していない。チェックインカウンターもガラガラだった。
さて、出発前の腹ごしらえ。朝からラーメン!しばらく日本食とはお別れだね。
朝食を終えて、少し展望デッキでのんびり。飛行機が飛び立つ風景を眺めていると気持ちが高まってくるね。
出発時間は11:45だが、15分遅れで飛行機は出発。まず向かうはパリだ。12時間のフライト。
これから向かう南米、治安は決して良くないみたいだし、私自身そういうイメージを持っている。知らない場所、そして、治安に不安を感じる場所に一人で行くことに対して、自分がどう感じるか。その現地で感じる思いは大事にしたいところだ。それはきっと今の自分の知らない自分のはずで、知らない自分を発見するきっかけにもなるだろう。
あと、13日間の旅行計画がうまくいくのかも気になるところだ。自分にそれだけのことを計画できる力があるのかも知ることができる。
離陸して1時間くらいでドリンク。日本酒(一ノ蔵)をオーダー。昼間から日本酒。いい気分♪(お酒弱いのでお水も一緒)
そのあと1時間くらいして機内食。和食のちらし寿司をオーダー。まだ日本な感じだね。
デザートにはなんとハーゲンダッツ!幸せだ( ̄▽ ̄)
機内での過ごし方といえば映画だけど、私は機内オーディオで映画を見るというのがイマイチ苦手だ。あの小さな画面で2時間ずっと見るというのはなかなか大変。休み休み見ながらだと、気持ちが入らず飽きてしまう。
なので私の場合、フライトマップをのんびり眺めているか、携帯ゲームをするか、機内オーディオのゲームをやったりして過ごしている。
ただ今回乗ったANAの飛行機は機内オーディオはコンテンツが充実していて(と思うのは私だけ?)、日本のTV番組やニュース番組とかがやってて、暇にならずに過ごすことができた。
NHKのサラメシとか、マツコの番組とかが入っていたね。マツコの番組では友人の行きつけのお店が紹介されていて、見ていて「おっ!」となった。今度その友人に会うときに話してみようか。
そして何よりテンションが上がったのが、私の大好きな「水曜どうでしょう」が見れたことだ!まさか地方のローカル番組が国際線の機内で見れるとは!
見れたのは「ヨーロッパリベンジ」という企画の初めの2話。どうせなら3話も流して欲しかった!「ここをキャンプとする!」という名言が出るのが3話なんだけどね。(とマニアックなことを書いて見たり。)
一通りコンテンツを見た後は、CNNを垂れ流し状態。北朝鮮の現地ルポ的な番組をやっていたな。日本ではまずやらなさそうな番組だ。
フライト時間残り2時間くらいで、機内食。白身魚の照り焼きみたいな料理。普通に美味しいね!
現地時間16:30(日本時間23:30)にパリはシャルル・ド・ゴール空港に到着!初おふらんす!
6時間のトランジットを挟んで次に向かうはサンパウロだ。時間も夕方で、6時間という中途半端な時間ということで外に出るのはやめて、空港内で過ごす。
空港内を歩いて思ったけど、この空港って思ったより小さい?数分歩けば一通り歩き回れるような広さだ。名前は有名だから勝手に巨大な空港をイメージしてたけど、そうでもないのかな?
まだ日本語の会話が聞こえるね。ブラジルに入ったらどうなるかな。
どうやら展望デッキ的なものはなさそうだし、外の景色を眺められそうなところもなさそうだ。カフェに入ってしばらくのんびりしよう。
メニュー表、値段表示がユーロだ。空港内で実感がないけど、やっぱりここはおふらんす、ヨーロッパなんだね。
1時間くらいのんびりしたけど、まだまだ時間はある。とは言っても、カフェにいるのも飽きてきた。。。早いけど搭乗ロビーの方に向かおうか。
出発の3時間前なので、さすがに搭乗ロビーはガラガラ。店も大半がしまっていて、テイクアウト専用のカフェが1件空いているだけだ。PS4ができるブースがあったけど、別にゲームしないしなぁ。
初ヨーロッパなんだけど外に出られず、暇を持て余している。せめてもの雰囲気で、クロワッサンを購入。ヨーロッパっぽいことはこれだけ。
ヨーロッパにも行ってみたいと思いつつ、なかなか行けてないなぁ。勝手な思い込みだけどヨーロッパはいつでも行けるし、体力がなくても見て回れるだろうという気がしていて、なんか優先順位が下がってしまうんだよなぁ。今は若いうちに行ける国、体力勝負な旅程で行く場所という考えがあるから、ヨーロッパに行く機会が巡ってこないんだよな。
旅日記を書きつつ、スペイン語の本を読んだり、地球の歩き方を読んだりして時間を潰す。3時間という時間、待つには長い時間だけど、昨日までが超絶忙しかった分、仕事モードから旅行モードへの切り替えという意味では、こういう時間もいいのかな。
ちなみに持って来た地球の歩き方はこの2冊。今回行く国のブラジル、ペルー、ボリビアをカバー。
アルゼンチンにも訪れるので、アルゼンチンの地球の歩き方も持って行きたかったんだけど、荷物として持って行くには2冊が限界。
一応アルゼンチンの地球の歩き方も買ったんだけど、アルゼンチンにはイグアスの滝のアルゼンチン側に行くだけなので、1冊丸々を持って行く必要もない。なので、必要なところだけ切り取って持って来た。(やりすぎな気もしたけど、安心のため。初めてなことは安心安全に構えすぎるくらいがちょうどいいと言うことで。)
ロビーにも人が集まり始めて、搭乗のアナウンスが流れてきた。アナウンスはフランス語。英語ではない。お店の店員さんとは英語で会話できるが、基本はフランス語。ここがフランスということを改めて感じさせられるね。
よくわからないフランス語のアナウンスが流れても、別に不安を感じることはなかった。それは、たとえ英語だとしても大してよくわからないからだろうな。まぁこの場では、言葉がわからなくても全く困らないしね。
ロビーにはオルガンが置かれていて、誰でも自由に弾くことができる。旅行者の男性の方が演奏をし始めた。一気に搭乗ロビーがコンサート会場に変わる。普通に上手だ。聞き惚れてしまう。曲を弾き終わるたびに周りからは拍手が起きていたね。
こういうのいいね。ピアノを弾けるようになりたいと思ってしまったよ。実は小学校の頃にピアノを習っていたんだけど、それっきりだから今はさっぱりだしな。
22:15頃に搭乗開始。長かったー。入口のチケットチェックでなぜかエラーになって、係員の方からチェックを受けたけど、あれはなんだったんだろね。
席は中央列の中央席。自由が利かない座席だ。左側には老婦人、右側には中年の女性。どちらも日本人ではない。機内に入った途端、急に眠くなってしまって、気づいたら寝てしまっていた。
フライト1時間くらいで機内食。CAさんから始めフランス語で聞かれてしまった。そうだよね、フランス発の便だからまずはフランス語で聞かれるよな。chickenかbeafを選べたので、beafをオーダー。
チーズはしょっぱく、デザートは激甘だった。まぁ、全体としてはGoodかな。
食べた後はひたすら眠る。別に疲れを感じているわけではなかったのに、すごく眠い。自覚はないけど、昨日までの蓄積分の疲れがあったのかなぁ。
フライト時間は12時間。8時間くらいは寝ていて、後の時間はぼんやりしていた。
到着2時間前くらいで機内食。器一杯のハムチーズクロワッサンだ。容器の中がパンだけってのは初めてだな。さすがフランスと言ったところか。サクサクではなく、しなしななクロワッサン。
入国カードだけ書いて、あとはひたすらぐっすり。
飛行機は定刻通り5:45にブラジルはサンパウロ、グアルーリョス国際空港に到着。早朝なので空はまだ薄暗い。
入国審査は素通りだった。初め自国民(ブラジル人)側の入国レーンに並んでしまっていて、職員さんからスペイン語で注意されてしまった。ここも英語ではない。いよいよ完全に言葉がわからない世界に来てしまったな。
税関は申告ありエリアと申告なしエリアに分かれており、申告なしエリアを通る。これ完全に性善説な仕組みだね。機内で税関カードも配られなかったしな。きっと申告ありエリアの方にそのカードがあるんだろうね。
次は3時間後にイグアス行きのフライトだ。24時間飛行機に乗って、ようやくサンパウロまで来たけど、イグアスまではまだかかる。遠い。。。
次の便までそこまで余裕はない。空港内を少し探検して外観写真を撮っておこう。あとは両替。
グアルーリョス国際空港は大きな空港のようだ。時間内に歩き回れるような広さではなさそうだ。
いい感じに建物全体を撮れそうな場所が見つからない。時間もないので、なんとなくの外観写真が撮れる場所で一枚。とりあえず記念ということで。
後は両替。US$300をブラジルの通貨リエルに両替。R$750くらい。
やはり空港で両替するとレートはよくないね。でもまぁ、替えれる時に替えてしまう方が安心なので、これはやむなしだね。「後でも大丈夫」と思えるにはもう少し海外慣れが必要だ。私はまだそこまで慣れていない。
ちなみにブラジルの物価はすごく高いようだ。コーラの350ml缶がR$9だった。日本円にすると300円くらい。うん、高い。
別に海外旅行でお金をケチる気は無いけれど、ケチる云々を言う前に買う気を失せてしまうような値段だ。
空港の外観写真を撮って、両替もできたので、やることはできた。搭乗ゲートに向かおう。
8:15に搭乗開始。飛行機まではバスで移動だ。
座席はA6で窓側の席。「上空から滝が見れるぞ!ラッキー!」と思っていたら、CAさんから座席を変わってもらうように頼まれ、1Bに移動。通路側の席だ。滝が見れなくなった。。。まぁ、仕方ないか。
飛行機は15分遅れの9:00に出発。機内はひたすら寝てるだけ。フライト時間は2時間弱。これまでの2本はどちらも12時間乗っていたので、それからすると一瞬の時間だ。
軽食でクラッカーが配られたけど、食べずにバックにしまう。ドリンクでコーラを頼んだんだけど、なぜか水を渡されてしまった。「コーラ」と「ウォータ」を聞き間違えられてしまったか。私の発音が悪かったかな。。。
フォスドイグアス空港に到着!ようやく着いた!遠かった。。。
フォスドイグアス空港はとても小さな空港。飛行機のタラップを降りたら徒歩で建物の中へ。そしてそのまま外へ。
さて、いよいよ最初の目的地、イグアスに到着だ!随分遠くまで来てしまったな。本格的に旅の始まりだ。
切りがいいので1日目はここまで。(若干2日目に入っているけど。)
1日目終了!2日目に続く。
==========
2日目以降のお話はこちらからどうぞ!
【旅行記】南米4ヵ国ひとりたび(2017/09/14~26)概要編
2017/09/14~26にかけて南米に行ってきました。これから何回かに分けてその旅行記を書こうと思います。
行った国は、ブラジル、アルゼンチン、ペルー、ボリビアの4カ国。イグアスの滝、マチュピチュ遺跡、ウユニ塩湖を巡る旅。
日付を見てわかる通り、この旅行は3年前の出来事です。かなり前の話ですが、旅行中に書いていた旅日記を元に書き起こします。当時の日記を読み返すと、やっぱりいろいろと思い出されてきますね。
この南米ひとり旅は、私の旅行経験の中でも特別な位置を占める旅でした。これは私の海外旅行の中での3回目の旅行。巡る国がスペイン語圏で英語が通じるかわからない、そして2週間という長期の旅を自力でプランニングしていくという、当時の私に取っては大きな挑戦となるような旅でした。
旅を終えて特にトラブルもなく、全て事前にプランニングした通りに進めることができて、これで世界中のどこにでも行けるなと思えるほどに自信のついた旅になったわけです。
さてさて、ハイライトとしてはこんな感じ。
(ブラジルはイグアスの滝)
(ヘリコプターから眺めるイグアスの滝。圧巻!!)
(ペルーはクスコにあるカテドラル)
(クスコ、アルマス広場の夜景)
(クスコからマチュピチュ村に向かう電車、ペルーレイルの車窓からの一枚。運良く先頭車両の最前列が当たり、この絶景を独占できました。)
(来たぜ!マチュピチュ!!)
(ボリビアはラパスのロープーウェイからの街並み)
(ボリビアのウユニ塩湖。見渡す限りの塩の大地。)
(鏡張りな世界のウユニ塩湖)
(ウユニ塩湖の側の村で遭遇したアルパカの群れ)
(ペルーはリマのサンフランシスコ教会)
◾️ スケジュール
□ 9/14(木)- 9/15(金)
- 移動:
・(日本)羽田空港(11:45発) → (パリ)シャルル・ド・ゴール国際空港(17:10着)
・(パリ)シャルル・ド・ゴール国際空港(22:55発) → (ブラジル)グアルーリョス国際空港(5:45着)
・(ブラジル)グアルーリョス国際空港(8:45発) → (ブラジル)フォス・ド・イグアス国際空港(10:28着)
- イグアスの滝観光(ブラジル側)
□ 9/16(土)
- イグアスの滝観光(アルゼンチン側)
□ 9/17(日)
□ 9/18(月)
- 移動:
・(ペルー)ホルヘ・チャペス国際空港(4:50発) → (ペルー)アレハンドロ・ペラスコ・アステテ国際空港(6:10着) - クスコ観光
□ 9/19(火)
- マチュピチュ観光
□ 9/20(水)
- マチュピチュ観光
□ 9/21(木)
- 移動:
・(ペルー)アレハンドロ・ペラスコ・アステテ国際空港(7:50発) → (ボリビア)エル・アルト国際空港(9:50着) - ラパス観光
- 移動:
・(ボリビア)エル・アルト国際空港(19:30発) → (ボリビア)ウユニ空港(20:15着)
□ 9/22(金)
- ウユニ塩湖観光
□ 9/23(土)
□ 9/24(日)
□ 9/25(月) - 26(火)
- 移動:
・(ペルー)ホルペ・チャペス国際空港(1:05発) → (アメリカ)ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(9:00着)
・(アメリカ)ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(11:44発) → (日本)成田国際空港(14:45着)
イグアスの滝、マチュピチュ遺跡、ウユニ塩湖を見るのが旅の目的。
日本からヨーロッパ経由で南米に入り、南米からアメリカ経由で日本に帰る、ぐるっと地球一周コース。
飛行機の航路を踏まえて、「イグアスの滝」「マチュピチュ遺跡」「ウユニ塩湖」の順番に回ることにしました。この3ヶ所を軸に据えると、自然と、クスコ、ラパス、リマに寄ることになるので、そこを観光するという流れになります。
今改めて見返すと、ゾッとするようなスケジュールだなと思いますね。機内泊、空港泊、早朝出発など、体が休まらないようなスケジュール。飛行機で早朝に街に着いてそのまま観光という流ればっかり。本当に体力勝負。今このスケジュールで行けと言われたら絶対に嫌だと言いたくなる。
本当はもっとゆったりな計画にしたかったのですが、13日間という日程を前提に考えると、どうしても1ヵ所を諦める必要があり、強引に押し込んだ結果がこのようなスケジュールというわけです。
南米なんてそう簡単に行ける場所ではないので、押し込めるなら強引に押し込んででも行くべきという考えで、無茶な旅程になったわけです。
なのでこの旅程はお勧めしません(笑。
体力に自信のある人だけ参考にしていただけると幸いです。
ちなみに旅行終わりの次の日は仕事でした(笑
旅行後の感想としては、クスコにはもう一泊したかったです。クスコのカテドラルは本当に綺麗だった。のんびりと街並みを眺めて、じっくりとカテドラルを見学したかった。こればっかりは仕方ないですね。リマとラパスはトランジットで観光する程度で十分でした。トランジットとはいえ、リマはほぼ1日、ラパスも半日は観光できました。
◾️ 行ったところ
期間中に行ったところに印をつけています。地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます。
□ 9/15(金)
[空港] フォズ・ド・イグアス - カタラタス国際空港 → [観光] イグアス国立公園 → [駅] Terminal de Transporte Urbano → [ホテル] ポサダ エル シャダイ → [ディナー] Bufalo Branco BBQ
□ 9/16(土)
[ホテル] ポサダ エル シャダイ → [観光] イグアス国立公園 → [ディナー] Churrascaria e Pizzaria Tropicana
□ 9/17(日)
[ホテル] ポサダ エル シャダイ → [スーパー] Super Muffato Falls Shopping → [駅] Terminal de Transporte Urbano → [観光] Helisul → [観光] イグアス国立公園 → [空港] フォズ・ド・イグアス - カタラタス国際空港
□ 9/18(月)
[空港] アレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港 → [観光] Plaza De Armas → [観光] Cusco Cathedral → [観光] Twelve Angled Stone → [観光] Templo del San Blas → [観光] Museo de Arte Religioso → [観光] Iglesia De Santo Domingo → [観光] Witches Garden → [ランチ] cafe bar restaurante Pucara → [観光] ホステル カサ デル インカ → [観光] San Cristobal → [観光] Church of the Society of Jesus → [カフェ] Starbucks → [ディナー] Inka Grill
□ 9/19(月)〜9/20(火)
※ マチュピチュツアー(地図なし)
□ 9/21(木)
[空港] インテルナシオナル・エル・アルト空港 → [ロープーウェイ駅] FFCC La Paz Train Station → [ロープーウェイ駅] Red Line Cable Car station → [観光] Church of San Francisco → [ランチ] Profumo Di Caffe → [観光] Monumento a Pedro Domingo Murillo → [観光] Cathedral Basilica of Our Lady of Peace → [観光] Palacio Legislativo De Bolivia → [観光] Museo costumbrista Juan de Vargas → [観光] Santo Domingo Church
□ 9/22(金)〜9/23(土)
※ ウユニ塩湖ツアー(地図なし)
□ 9/24(日)
[空港] ホルヘ・チャベス国際空港 → [朝食] Sanguchería El Chinito → [観光] Parroquia La Virgen Milagrosa → [ショッピングモール] Larcomar → [観光] アモール公園 → [観光] Faro La Marina → [駅] 28 de Julio → [駅] Quilca → [観光] マヨール広場 → [観光] リマ大聖堂 → [観光] サン・フランシスコ教会・修道院 → [観光] ラ・ムラジャ公園 → [観光] ファナ・アラルコ・デ・ダンメルト公園
◾️ 航空券
- 【9/14(木)】【ANA】(日本)羽田空港(11:45発) → (パリ)シャルル・ド・ゴール国際空港(17:10着)
- 【9/14(木)】【LATAM】(パリ)シャルル・ド・ゴール国際空港(22:55発) → (ブラジル)グアルーリョス国際空港(5:45着)
- 【9/15(金)】【LATAM】(ブラジル)グアルーリョス国際空港(8:45発) → (ブラジル)フォス・ド・イグアス国際空港(10:28着)
- 【9/17(日)】【LATAM】(ブラジル)フォス・ド・イグアス国際空港(19:45発) → (ペルー)ホルヘ・チャペス国際空港(22:10着)
- 【9/18(月)】【Peruvian】(ペルー)ホルヘ・チャペス国際空港(4:50発) → (ペルー)アレハンドロ・ペラスコ・アステテ国際空港(6:10着)
- 【9/21(木)】【Peruvian】(ペルー)アレハンドロ・ペラスコ・アステテ国際空港(7:50発) → (ボリビア)エル・アルト国際空港(9:50着)
- 【9/21(木)】【Amaszonas】(ボリビア)エル・アルト国際空港(19:30発) → (ボリビア)ウユニ空港(20:15着)
- 【9/23(土)】【Amaszonas】(ボリビア)ウユニ空港(20:40着) → (ボリビア)エル・アルト国際空港(21:25発)
- 【9/24(日)】【LATAM】(ボリビア)エル・アルト国際空港(4:30発) → (ペルー)ホルペ・チャペス国際空港(5:30着)
- 【9/25(月)】【Delta】(ペルー)ホルペ・チャペス国際空港(1:05発) → (アメリカ)ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(9:00着)
- 【9/25(月)】【Delta】(アメリカ)ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(11:44発) → (日本)成田国際空港(14:45着)
全てSkyScannerで調べて予約しました。イグアス〜クスコ("4"〜"5")の航路だけTripstaを利用して、それ以外は全てExpediaを利用しました。
この旅程でExpediaを多く使って、使い勝手が良かったので、以降の旅行でもExpediaから航空券を予約することが多くなりました。Tripstaは覚えてないですが、それ以降の旅行では使ってないですね。(今はサービスは終了しているみたいですね。)
https://www.skyscanner.jp
・1〜3の料金:¥110,183
・4〜5の料金:¥53.080
・6の料金 :¥11,610
・7の料金 :¥15,540
・8の料金 :¥15,300
・9〜11の料金:¥140,730
航空券代計: ¥346,443
合計金額だけ見るとかなりの金額ですけど、11回も飛行機に乗ったので、こんなもんなんでしょうかね。深夜発早朝着な便が多く、本当に強行日程でしたな。
◾️ ホテル
□ 9/15(金)〜17(日)
- Pousada El Shaddai
地球の歩き方に載っていたゲストハウス。私が借りたのは個室タイプで、エアコンやシャワーがちゃんと付いていて快適に過ごせました。おいしい朝食もついていて、私としてはいい宿を見つけたと思っています。受付の人は英語が通じました。
イグアスの滝のツアーも取り扱っています。私もチェックイン時にアルゼンチン側のイグアスの滝へのツアーを勧められて、その場で申し込みました。(ツアー料金は忘れた。。。)
料金:¥5,245 (1泊あたり¥2,623円)
□ 9/18(月)〜21(水)
- Hostal Casa Del Inka
地球の歩き方には載っていませんでしたが、「クスコ ゲストハウス」でググってみると、このゲストハウスがよく紹介されていて、評判も良かったのでこちらに決定。
クスコのアルマス広場から坂を登ったところにあるゲストハウスで、ここのベランダから見るクスコの街並みは絶景です。夜景もすごく綺麗だった。日本人御用達のゲストハウスのようで、建物内には日本語で書かれた手紙や案内が貼られてました。スタッフの人は英語が通じました。
料金:¥3,306 (1泊あたり¥1,102円)
□ 9/21(水)〜23(金)
- Hotel Jardines de Uyuni
イグアスとクスコは安宿だったこともあり、旅の最終地点のウユニでは贅沢しようと思い、1泊7000円するこのホテルを予約しました。地球の歩き方には載っておらず、Expediaで探しました。
ホテルの内装も部屋もすごく綺麗。ホテルに入った時と部屋に入った時、その綺麗さにテンションが上がったのを記憶しています。シャワーもちゃんとお湯が出たので大満足。美味しい朝食もついています。
料金:¥14,151 (1泊あたり¥7,076)
ホテル代合計:¥22,702
◾️ 現地ツアー
□ ウユニ塩湖1日ツアー
列車の墓場、コルチャニタウン、インカワシ島、塩湖と、ウユニ塩湖を満喫する1日ツアーです。私の行った9月は乾季に当たるので基本的には塩原が広がる世界なのですが、一部は水の張った鏡張りなところもあり、両方楽しむことができました。
事前に調べた時には、当日に現地で直接申し込んでも大丈夫そうだったのですが、現地でまごつくのも嫌だったので、hotholidayのツアーを申し込みました。実際は、現地で申し込んで参加した人も多くいたので、事前に予約しなくても大丈夫そうではありました。
料金: US$30
□ マチュピチュ遺跡、ワイナピチュ1泊2日 [遺跡で2時間の日本語ガイド付き]
ちょうど私が行く数ヶ月前から、マチュピチュを見学する際はガイドをつけることが義務化され、新制度の中での観光でした。新制度開始直後ということで、ネットにはあまり情報がなく、いろいろ不安だったので、これはツアーを申し込みました。
マチュピチュ遺跡 ガイド同行義務化 | 最新情報 | HIS 海外航空券スペシャリストデスク
クスコ〜マチュピチュの移動+マチュピチュ村の宿泊+2日間のマチュピチュ観光というフルセットなツアーです。かなりいい値段するのですが、この内容と新制度開始直後という状況を踏まえると、妥当な値段なのかなと思っていました。
ツアーはマチュピチュ遺跡を見学する内容と、ワイナピチュに登る内容の2本立てになっています。ただし、ワイナピチュは登頂できる人数に制限があるため、場合によっては登れません。私の場合も人数制限に引っかかり登れませんでした。なので、代わりにマチュピチュ遺跡を2回に分けて巡る内容となりました。
ワイナピチュに登るのも楽しみにしていたのですが、マチュピチュ遺跡をじっくり見て回ることができたので、それはそれで大満足でした。というか、2回に分けて見れて、心ゆくまでマチュピチュ遺跡を堪能することができたので、むしろそれで良かったとも思っています。
ちなみに、マチュピチュ遺跡は午前と午後の入れ替え制になっています。今はどうなっているかわかりませんが、私が行った時は入れ替えのチェックをしているわけではなく、時間を過ぎて滞在していても何も問題ありませんでした。
料金: US$919
現地ツアー代合計:US$ 949
◾️ ESTA
アメリカを経由するルートだったのでESTAはとりました。Webで申請してGET。
ESTA取得代: 14$
◾️ Wifiレンタル
グローバルwifiで予約。4カ国巡るということで機器は3つ付いてました。大荷物。
レンタル料金合計: ¥23,218 (13日間)
◾️ 海外保険
- t@bihoたびほ
確か最小のプランで申し込んだはず。旅先では体調を崩すわけにはいかないので、怪しい食べ物には手を出さずに、体調優先で行動しています。
料金: ¥6,120 (13日間)
◾️ 使ったお金
- 航空券代計: ¥346,443
- ホテル代計: ¥22,702
- 現地ツアー代計: US$949
- ESTA取得費用: US$14
- Wifiレンタル費用:¥23,218
- 海外保険費用: ¥6,120
- 両替したお金:(忘れた。)
- カードで使ったお金:(わからない。)
- ビザ取得代: ¥10,400
- 予防接種代: ¥10,000
当時の為替が、「US$1 = ¥112」くらいだったので、「US$ 963 = ¥107,856」とすると、合計で以下な感じですね。
合計:¥526,739 (旅行中に使ったお金を除く)
「両替したお金+カードで使ったお金」を含めて、合計は60万弱だと思います。費用の約6割が航空券代。行き先が南米で、旅程中11回も飛行機に乗ったので、まぁこんなもんでしょうかね。
確実に使ったお金以上の経験はできたので、私としては全然安いという感覚です。
◾️ ビザ
ブラジルは観光ビザの取得が必要になります。仕事の合間で頑張って取得しました。東京では五反田駅前にブラジル総領事館があるので、そこで申請&取得になります。
◾️ 予防接種
地球の歩き方には「日本から直接ペルー、ボリビア、エクアドル、コロンビアに入る場合は不要だが黄熱リスク国から入国する際は黄熱病の予防接種が必要」という記載がありました。
巡る国順によっては受けなくても良いとのことなのですが、必要なのか不要なのか、判断できなかったので受けることにしました。ちなみに私は、ブラジル→アルゼンチン→ペルー→ボリビアの順に入国しました。
予防接種を受けると黄熱病予防接種証明書である通称「イエローカード」というのがもらえます。これが携帯必須となります。
◾️ 言語
今回行った国はどこもスペイン語圏。英語が通じるかわからない中で行きましたが、今回私が訪れた場所ではどこも英語が通じました。
観光地、ホテル、レストラン、あとは街の中心部であれば周囲から聞こえる会話も英語でした。なので、旅行中にスペイン語を使うことは全くなかったです。
念のためスペイン語の本を持って行ったのですが、全く使いませんでした。
さてさて、概要編はこれくらいにして、次回から本編を書いていきます。
==========
本編はこちらからどうぞ!
16年目のYOSAKOIソーラン祭り
毎年6月の第2週、北海道は札幌で、YOSAKOIソーラン祭りが行われている。
今年は6/10(水)~6/14(日)の日程で開催される、はずだった。
はずだったのだが、今年はコロナの影響で開催中止。
2020年6月・第29回YOSAKOIソーラン祭り 開催中止のお知らせ | YOSAKOIソーラン祭り 公式ホームページ
これまで28回開催されたが、中止となるのは今回が初。
物心ついた時から毎年このお祭りがあり、踊り子、観客、関わる立場は違えど、ほぼ毎年このお祭りには参加していた。YOSAKOIソーラン祭りがない年というのは初めて。毎年楽しみにしていただけに本当に残念でならない。
去年もこういう記事を書いた。
お祭り自体も楽しい。チームの先輩後輩たちに会えるのも楽しい。そのメンバーと一緒に現役の応援をするのも楽しい。学生時代の青春が詰まったお祭りなだけに、このお祭りに参加するたびに青春が蘇ってくるし、またひと時の青春を味わうことができる。
とにかく私にとっては心が若返る期間なのだ。
毎年あると思っていただけに、それがなくなるというのは寂しいものだ。
今年はお祭り自体は中止になったけど、「Virtual YOSAKOIソーラン祭り」という過去の演舞動画をライブ配信するというイベントが企画された。このような企画をしてくれた学生実行委員会や関係者の方々には感謝しかないね。
2020年6月10日(水)~14日(日)「Virtual YOSAKOIソーラン祭り」開催! | YOSAKOIソーラン祭り 公式ホームページ
私も週末はライブ動画を垂れ流しにしてのんびりと自宅で鑑賞していた。当時の友人たちもライブ動画を見ており、Lineでやりとりしながら盛り上がった。動画越しではあるけれど、お祭りの雰囲気は感じることができた。思い入れのあるチームの演舞を見ているとやはり心が躍ってくるね。
長く自粛期間が続いて感動することから久しく遠ざかっていたので、このような心躍り胸が高鳴る瞬間というのはとても嬉しいものがある。やっぱり、感動する心、大事だ。寂しい話だけど、ここまで感情が動いたのも久しぶりなんだ。
私が当時いた学生チームの演舞も流れた。流れたのは昨年の演舞だ。昨年私が直接会場で見た演舞。
演舞の前には現役メンバーの挨拶動画が流れた。映っているは一人だけ。おそらく今年の代の代表だろう。他チームの挨拶動画では「来年の祭りを楽しみに」という話をしている中、現役たちは「今年を楽しくできるように活動する」と話していた。今年を諦める発言ではなく、今年も楽しむ、楽しませるという発言をしていて、とても嬉しくなった。
現役たちは団体として活動が自粛状態で、新歓もできてないから新入生も入っていない状況だ。大変で難しい状況に立たされていると思う。学生チームは毎年代替わりがあるから、最上級生は踊れないまま代を終えることになる。さすがにやりきれないだろうな。返す言葉も見つからない。
私もチームのOBなだけに何か力になれればとは思うけど、こればっかりはアドバイスはできない。心苦しい。
踊れなかったという状況で次の代にどのようにチームを伝えるのか、踊りを伝えるのか。本当に、本当に、難しいだろうな。遠くから応援することしかできないが、、、
このイベントの最後は例年通り学生実行委員会の挨拶と北極星というYOSAKOIソーラン祭りのエンディング曲で締め括られた。これは私としてはとても嬉しかった。毎年、学生実行委員会の挨拶を会場で聞くようにしているんだけど、何気にここが一番感動する。チームの演舞を見て泣くことはないけど、毎年ここで泣かされる。今年もそうだった。
持てるパワーを全て注いで打ち込んで来た人の、満身創痍な姿から発せられる言葉というのは、人の心を打つものがある。それは画面越しであっても変わらない。いいものが見れた。
ライブ動画形式だけど十分に楽しめたイベントだった。
でも、でも、やっぱり会場で見たいよね。
祭りの臨場感はその場にいないと味わえない。踊り子の息遣い、観客の歓声、会場の熱気、それらが作る祭りの空気を私は感じたいんだよね。大声で声援を送ったり、そのために龍角散のど飴を舐め続けたり、合間にビールを飲んで会場の雰囲気を楽しんだり、たまに飛び入り参加で踊ったり、動画を見ていると毎年やっていたことが思い出されてきて、ますます会場で見たい欲が強まってくる。
来年こそは何としても開催してほしいな。
そういうことをSNSで呟いたら公式に取り上げられてしまった。これは思わずスクショしてしまったよ(笑
やっぱり会場で直接見たいって欲が出てくるね。踊り子の息遣い、観客の歓声、会場の熱気、それらが作る祭りの空気がたまらなく好きなんだよな。https://t.co/cOCxNoBhw9#VirtualYOSAKOISoran
— shoumatch (@shoumatch) 2020年6月13日
つぶやきが取り上げられた。思わずスクショしてしまった(笑 pic.twitter.com/p4FhaWNMJ0
— shoumatch (@shoumatch) 2020年6月13日
祭りの後は余韻に浸りたくなる。のんびり物思いに浸りたくなって、しっぽりと飲みたくなって、最後は近くのバーで一人酒。本当は近しい友人たちと札幌で打ち上げしてたんだろうけどね。
この記事、改めて上から読み返してみると、やっぱり、祭りが中止になって寂しいとか、残念とそういう言葉ばかりだな。まぁ、それが一番のホンネだから仕方ない。そりゃそうだ。今年も札幌に行く気満々だったからな。
来年はどうなっているかな。
今回のような記事ではなく昨年のような記事が書けるような状況になっていてほしい。