【旅行記】南米4ヵ国ひとりたび(2017/09/14~26)3日目 〜 イグアスの滝(アルゼンチン側)観光編
南米ひとりたび3日目。この日は 2017/09/16 (土)。
南米ひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!
・9/16(土)
[ホテル] ポサダ エル シャダイ → [観光] イグアス国立公園 → [ディナー] Churrascaria e Pizzaria Tropicana
地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)
朝6:30起床。しばらくゴロゴロして7:00にベットから起きる。昨日は機内泊からのイグアスの滝観光で、最後はヘロヘロだったけど、8時間以上寝れたのでそこまで疲れは残ってない。
朝食があることをチェックイン時に教えてもらっていたので、7:30に朝食会場へ。パン、ハム、チーズ、卵、ソーセージ、簡単な朝食だけど、朝食はないものと思っていただけにこれはありがたい。美味しかった!
ツアーは8:30にフロント集合なので朝食後は少し時間に余裕がある。部屋でのんびりしようと思っていたら、8:15頃にフロントの人が部屋まで来て、迎えがきたことを伝えに来たので慌てて出発。そのせいか、アルゼンチン用のGlobal Wifiと、スペイン語の英単語帳を忘れてしまった。Global Wifiがないから今日はずっとオフラインだな。
このホテルからは、若い男性1人、老婦人1人、私の3人が参加する。ツアースタッフは男性ドライバー1人。この方がアルゼンチン側のイグアスの滝への送迎と、チケット購入の対応をしてくれるようだ。若い男性とドライバーの方が仲良さげに話をしている。この若い男性の方もスタッフの方なのだろうか。これは最後までわからなかった。
ホテルを出発し、2件ほどホテルを巡って、パラグアイ人のグループを乗せてバスは出発。みんな初対面のはずなのに、初対面とは思えないほどに車内は会話で賑わっている。これは南米特有の陽気な国柄によるものなのかな。日本ではまず見かけない光景だ。
会話はスペイン語。私にも何度か話しかけて来たが、私が英語オンリーだとわかると、話しかけては来なくなった。とはいえ、お互いに笑顔やジェスチャーでコミュニケーション。言葉が通じなくても、分かり合える部分はある。こういうの、何気に嬉しいんだよね。
ドライバーの兄ちゃんも言葉はスペイン語のみで英語は話せない。ドライバーの兄ちゃんとは会話しないといけなかったが、会話する内容は限られているから、なんとかなる。
ブラジルとアルゼンチンの国境に到着。
ここでパスポートを渡すように言われる。ドライバーの方が一括で出国手続きをしてくれるようだ。正直言って、パスポートの原本を知らない人に渡すのはとても怖い。他の人も渡しているので、大丈夫だとは思うんだけど、やっぱり怖い。とはいえ渡さないと先に進めないので、ドライバーの兄ちゃんにパスポートを渡す。うん、怖い。
手続きに時間がかかっているのか、30分くらい待った気がする。確かに混んでたね。休日だからかな。みんな車外に出て暇をつぶす。ちなみに下の写真の人たちが一緒にツアーに参加した人たち。
アルゼンチンに入国して少し走ると、今度は警察の検問に合いしばらく停車。ドライバーと警官で何やら話をしている。スペイン語なので何を話しているかはわからないけど。その間、若い男性からシートベルトを閉めるように言われる。パラグアイ人の人は何やらお金をドライバーの方に渡している。
そのようなやりとりがあった後に車は検問を突破。パラグアイ人の方が渡していた現金は、あれは何かの罰金なのか、それとも賄賂かなにかか。。。
10:00過ぎにアルゼンチン側のイグアスの滝国立公園に到着。
17:00に公園の入口に戻ってくるように言われる。もちろんスペイン語での会話だったが、ジェスチャーを駆使してなんとか意図を読みとる。
若い男性が我々一行を誘導してくれて、受付をしてくれた。チケットをゲット!
ちなみに、私はジャングルドライブツアーと滝壺へ潜るボートツアーに申し込んでいて、まずはそれに参加することになっている。このツアーに参加するのは、その若い男性と私の2人だ。
若い男性の誘導に従って一行は公園内の中を進む。アルゼンチン側のイグアスの滝は鉄道が走っていて、みんなで鉄道に乗って移動だ。公園内の鉄道なのでもちろん無料。
次の駅で若い男性と私が降りる。ここで他のメンバーとはお別れ。他のメンバーはどうやら、鉄道の終点にある「悪魔ののどぶえ」に向かうようだ。「悪魔ののどぶえ」はアルゼンチン側イグアスの滝でのハイライトとなる有名な展望台だ。私も「悪魔ののどぶえ」を見るのをすごく楽しみにしている。
若い男性と私でツアーの集合場所に向かう。集合時間は11:45で意外と時間がない。特に寄り道することなくまっすぐに集合場所に向かう。
その若い男性はスペイン語しか話せなさそうで、基本的にその方とは会話はなし。とりあえず、後ろについて歩いて行く。まぁ、親指を立てるジェスチャーだけ、Yesという意思は伝えられるので、なんとかなっている。
集合場所には20人くらい集まっていたかな。ジープに乗って出発だ。
ガイドの人はスペイン語と英語で解説をしてくれる。とはいえ、英語もあまり聞き取れなかったから、内容は全然頭に入ってこなかった(笑
ジャングルドライブツアーのあとはそのままボートツアーだ。
昨日買ったポンチョと水着になって乗り込む。もちろん水着は事前に着用済みね。防水バックを渡され、それに荷物一式を詰め込む。簡易なビニール袋を想像していたけど、ガチの防水袋だった。これほどのものじゃないと防げないような場所に行くということか。
複数のボートに分かれて乗り込む。ここで一緒だった若い男性とお別れ。ちょうどよくボートの先頭に座ることができた。特等席!ラッキーだ!
川を遡って滝へ目指す。周囲が崖に囲まれている中を進んで行く。これだけでもなかなかの光景だ。周囲からも歓声が上がっている。
滝の真下から見上げた光景が何とも迫力がある。そのまま滝の下に突っ込んで行くので、全身に水をかぶる格好となる。なるほど、これはガチな防水袋がないと意味がないね。ポンチョ&水着で本当によかった。
こういうところにこれから突っ込んでいくんだね。
滝に突っ込む前にスタッフの方から、防水袋に気をつけることと、フードをしっかりかぶるようにとアナウンスされる。とはいえ、この時点でも水しぶきを大量に浴びてビショビショ状態なんだけどね。
滝の中に突っ込む。写真は訳がわかんないね。いやーダイナミック。
水しぶきがすごいので目が開けられない。興奮して何度か叫んでしまったが、口の中に勢いよく水が大量に入ってくる。何度か飲んでしまった。大自然の水。スリリングで面白い。これはいいね!
ボートツアーを終えて、乗り込んだ場所とは別な場所で降ろされる。楽しかったー。
若い男性が見当たらない。先に進んだようだ。ということで、ここから一人行動の開始だ。この時点で時刻は13:30。集合は17:00で、戻る時間を考えると、あと自由に動ける時間は2時間半ってところかな。そんなに時間はなさそうだ。
アルゼンチン側のイグアスの滝に来たからには、やっぱり「悪魔ののどぶえ」は満足するまで眺めていたい。残り時間を考えると、ランチは抜きにして向かった方が良さそうだ。
今の格好はポンチョに水着という姿だ。歩き回る前にとりあえず着替えなくては。
降りたところはトレイルの途中の道で、周囲に着替えられる場所はない。着替え場所を探しつつ、上着だけ羽織ってトレイルを進む。一緒に参加した人もそんな感じだ。
アルゼンチン側のイグアスの滝にも当然ながらハナグマはいる。木陰の側からこんにちは!
トレイルを歩いていて見つけたんだけど、これ竹だよな。南米にも竹は生えているんだな。
トイレを発見したのでそこで着替える。着替えたあとで向かうは、楽しみにしていた「悪魔ののどぶえ」だ!
駅に着くと、タイミングよく鉄道が来たので、それに乗り込み「悪魔ののどぶえ」の駅まで向かう。鉄道に乗っていると駅まで結構な距離があるように思えたんだけど、歩いている人もかなりの数がいた。駅の間は歩いて行ける距離ではあるんだろうね。
駅に到着。駅から「悪魔ののどぶえ」までは1kmほどの距離がある。
道中に壊れた橋を発見。地球の歩き方によると、以前に洪水で破壊された時の残骸らしい。
「悪魔ののどぶえ」に到着!滝が真下に落ちるところを、すぐ側から眺めることができる。
この光景は圧巻だね!滝の全体を眺めるならブラジル側だけど、間近で見るならアルゼンチン側だ。周囲からも歓声が上がっているが、滝の轟音でかき消されて微かに聞こえるくらいだ。
やはり間近で見ると迫力が全然違う。本当にこんな光景が地球上に存在するとは。不思議に思う一方で、やはり地球は人間の想像を超えた存在なんだと改めて感じさせられてしまう。
滝の下のからは水しぶきが舞い上がってきていて、下を見下ろしても何も見えない。数10m下から舞い上がってくるとは、本当にすごい水量が流れ落ちているんだろう。地球の歩き方には毎秒6500トンの流量と書いてあったけど、この量はもはやイメージがつかないね。
パノラマでも。
動画でも
対岸にはブラジル側の国立公園の建物が見える。昨日はあそこにいたのだ。
1時間くらい見ていただろうか。ブラジル側で見ていた時もそうだったけど、見ていて全然飽きない。何を考えているわけでもなく、というか、轟音を全身に浴びているせいか、何も考えられない。ただ絶えず水が流れ、下に落ちて行く景色を眺めているだけだ。不思議とずっと見ていられる。なぜなんだろう。本当に不思議でしょうがない。
意味なく望遠レンズでも撮ってしまった。
時刻は15:30くらい。十分に「悪魔ののどぶえ」を堪能できた。そろそろ戻るとしよう。
駅に戻る途中、すごく綺麗な鳥を見つけたので思わず一枚。
駅に戻って鉄道に乗る。席の隣にはブラジル人(だと思う)のカップルが座っていたんだけど、いちゃつきぶりが半端なかった(笑 。さすが南米だ!
集合時間までは時間があるので、公園の入口の駅ではなく、その手前の駅で降りて、入口までは歩いて行くことにする。
ハナグマさんこんにちは!
公園の入口まで続くトレイルはグリーンロードという名前が付いていて、普通に歩いて行けるようになっている。
17:00ちょっと前に公園の入口に着いた。本当に17:00集合なのかちょっと不安だったけど(言葉ではなくジェスチャーで読み取っていたので不安だった)、入口に若い男性がいたので一安心。
パラグアイ人のグループは10分ほど遅れてやって来た。バスに乗ってホテルに戻る。
帰りは警察の検問に引っかかることなくスムーズに進む。
さて、アルゼンチンとブラジルの国境だ。行きの時はドライバーの方が入出国の手続きを全てやってくれたけど、帰りのブラジル入国については、私本人での手続きが必要だった。
陸路での入国手続きは初体験だ。とはいえパスポートを提示するだけで、特に質問をされることなく終わったので、とても楽な手続きだった。まぁ、日帰りだからそりゃそうだよね。
18:00頃にホテルに到着。ドライバーと若い男性の握手をして別れる。
時刻はちょうど夕食どき。ちょっと休んで夕食を食べに行く。今日ももちろんシュラスコだ!昨日とは別なお店で”Churrascaria e Pizzaria Tropicana”というお店。昨日は少し高級感あるお店だったけど、今日はどちらかというと庶民的なお店だ。
ホテルから少し距離があり、外も暗いので、治安的に大丈夫かなと思っていたけど、何も問題なかった。大通り沿いにお店はあったし、街灯も明るかったし、別に危険を感じることはなかった。(流石にビビりすぎかなぁ。)
お店も結構人が入っていて賑わっている。
赤ワインを飲みつつ肉を食らう!食べ方は昨日学んだ。肉を美味しく食べれるペースで、肉を切り分けてもらう。そうでない場合は一旦"No"と言う。おかけで終始美味しくお肉を食べれることができた!やったぜ自分!
このお店ではピザを焼いていて、焼きたてのピザをビュッフェ形式で食べれるようになっている。これもすごく美味しかった。サイドメニューも美味しくて、ピクルスやパスタはお代わりするほどに食べてしまった。
たらふく食べて料金がR$60くらい。昨日のお店の半分くらいだったかな。私としては今日のお店の方がお気に入りだな。全部美味しかった!
21:00過ぎにホテルに戻る。シャワーを浴びようとしたけど、水しか出なかったので、シャワーは諦め。明日の朝に浴びるとしよう。
写真をSNSにあげようとしたら、いつの間にか寝落ちしてしまった。明日の夜に上げなおしだな。
さて、明日はまたブラジル側のイグアスの滝を見て、マチュピチュに向けての移動だ。明日も楽しみ。
3日目終了!4日目に続く!
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4日目以降のお話はこちらからどうぞ!