【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)5日目〜アリススプリングス編
オーストラリアひとりたび5日目。この日は8/15(水)。
オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!
この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲)
・8/15(水)
マッド モンキー バックパッカーズ → ケアンズ空港 → Alice Springs Airport → Haven Backpacker Resort → Alice Springs Station → The Rock Tour → Bojangles Saloon & Restaurant → Todd Mall Markets Alice Springs → Anzac Hill →
Our Lady of the Sacred Heart Catholic Church → The Gap → Crowne Plaza Alice Springs Lasseters → The Overlanders Steakhouse → Haven Backpacker Resort
地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)
朝6:00起床。が、寝坊できない緊張感からか、その前も何度も目が覚めていた。 覚えているだけでも1:00と4:00に目が覚めていた。
トイレで身支度を整えていると、いきなりラフな格好をした女性が中に入ってきた。どうやらシャワーを浴びたかったようで、私の姿を見るとすぐに立ち去ってしまった。男性用のトイレ&シャワールームだから入られても困るけど、流石に朝からちょっとドキッとした。
何やら、外から雨音がする。外を見ると結構な雨が降っていた。ケアンズに来て初めての雨。移動日に雨でよかった。
朝6:00という早朝の時間にも関わらず、荷物を持って移動している人が大勢いた。私と同様にアーリーチェックアウトする人は結構いるみたいだ。荷造りは昨晩のうちに済ませておいたので、身支度を整えた後は、そのまま荷物を持ってチェックアウト。
フロントにいる男性にチェックアウトの旨を伝えると、ビローケースと何度か聞かれた。なんのことかわからずに何度か聞き返し、それでもわからなかったので、google翻訳でフロントの人に単語を打ってもらう。どうやらビローケースとは枕カバーのようだ。つまり、自分が使った枕カバーをフロントまで持ってきてと言うことだった。なるほど。部屋に戻り、枕カバーを取りに行く。
昨日、フロントの方に6:30にタクシーをお願いしていたので、外でタクシーを待つ。外は雨。どんより空。
外でタクシーを待っていたが、一向にやってこない。流石に遅いと思い、6:45にフロントの方に、タクシー会社へ連絡するようにお願いして、再度外で待つ。途中、バスが一台ゲストハウスの前に止まり、人を待っているようだった。多分違うんだろうなと思いながら、空港に行くか聞いたら、やっぱり違った。
ちょうどそのやりとりをしているときに、依頼していたタクシーが来たので、それに乗り込み空港に向かう。空港へは10分くらい。20A$。
空港に到着。ゲストハウスの前では本降りだった雨は、空港に着く頃には雨は上がっていた。
早朝ということもあってか、航空カウンターに人はほとんどいない。
使うはカンタス航空。自動チェックイン機があったので、それでチェックインを行う。
実は海外で自動チェックイン機を使うのは初めてだった。とはいえ特に問題なくチェックインが完了。チケットをゲット。
航空カウンターのすぐ隣が保安検査場となっている。オーストラリア国内の移動なので検査も手荷物検査だけでとても簡単。
ちなみに空港内は日本語表記で溢れている。やはり日本人が多く訪れているということなのか。特に右側の写真なんて、英語の表記すらなく、日本語と中国語標記のみ。これだけ見たら日本にある案内と思ってもおかしくないよね。本当にケアンズは日本語にあふれている。
さてさて、乗るは8:50発のアリススプリングス行きの便だ。
搭乗まで時間があるので、朝食を食べることに。適当なファストフード店のハムチーズトースト。8A$。ケアンズに来て一番安い食事だったのではないかな。正直パン食には飽きていたけど、他のお店だと朝食として食べるには値段が高くて、そこまでお金を払ってまで食べたいものではなかった。
朝食を終えて、8:30に搭乗開始。
飛行機に乗り込む。
席は14Fで窓際の席。機内には日本人はいなさそうだ。ありがとうケアンズ!
海沿いの街から内陸の街へ。離陸直後は窓の外には海が広がっていたが、すぐに赤茶けた大地の広がる景色に変わる。赤茶けた大地というのは見たことがないので、空からその景色を見るだけでも新鮮な気分だ。
機内では半分くらいの時間は寝てて、後の半分はのんびりと景色を眺めていた。カンタス航空はLCCではないはずだけど、カメラバックを座席下においたら足の置き場に困るほど座席が狭くて、寝るのに苦労した。途中、機内食が運ばれて来たが断り、ドリンクサービスではオレンジジュースを注文。(特に機内食の申し込みはしていなかったけど、無料サービスだったのかな?)
フライト時間は2時間30分。時差が30分あるので、実質時計の針は2時間しか進まない。11時過ぎにアリススプリングスに到着。ケアンズは雨だったが、アリススプリングスは雲ひとつない快晴だ。
割と小さめな空港。建物の中にはアボリジニのアートの展示があったり、車が飾ってあったりで、なかなかオシャレな感じ。
シャトルバス乗り場に向かう。シャトルバスは泊まるホテルまで送ってくれるとのことだった。行き先を告げて、料金を払う。
40代と思われる女性が応対してくれたのだけど、PCの調子がよくないらしく、操作に手間取ったり、次のバスの時間がPCに表示されなかったりして、「ごめんねー」「問題ないですよー」みたいなやりとりを何度か繰り返した。
結局、次のバスの時間はわからなかったけど、15分くらいで来るとは言われたので、時間まで空港周りを探索する。とりあえずは空港の外観を一枚。
しかし、この街は蚊が多い。少し外を歩いただけなのに、飛んでいる音が間近で聞こえたり、顔に付いたりする。以前、オーストラリアにいた友人からそのような話は聞いていたし、「水曜どうでしょう」でも蚊が多くて大変なんて場面もあったな。
蚊が多い話は知っていたので、日本から虫除けスプレーは持って来ていた。なので、全身に虫除けスプレーをかけておく。また、日差しが強いので、日焼け止めを塗って、帽子もかぶる。
11:30くらいにバスが到着。私を含めて4〜5組が乗り込む。
アリススプリングスは周囲が岩や低い木に囲まれた、なんというか、自然公園の中にある感じのする街だ。映画のワンシーンに出てきそうな自然の光景が広がる。
バスの運転手は、運転しながら周りの景色の説明をしてくれている。私はバスの後ろの席にいたので、運転手が何を言っているのかは聞き取れなかったけど、バスの前の方にいた乗客とはアリススプリングスの街について、色々と会話をしているようだった。
街のホテルを数件廻り、私の泊まるゲストハウスが一番最後に着いた。「Haven Backpacker Resort」というゲストハウスだ。
ゲストハウスの受付でチェックインを済ませる。若い女性の方が応対してくれた。簡単な朝食を4:30から食べることができるとのこと。これはありがたい。翌朝は5:20集合なので、朝食抜きの状態でツアーに参加することにはならなさそうだ。アーリーチェックアウトの旨を伝えると、シーツだけ指定のところに置くように言われる。エアーズロックを見に行くんだと話すと、ウルルを楽しんで来てねと言ってくれた。
部屋は18番。中に入ると2段ベットが2つ、部屋の広さの割りにベットが少なく、広々としている。部屋の中にトイレ&シャワールームが付いている。部屋には誰もいなく、荷物が一つだけ置かれていた。どうやら私の他にもう1人、この部屋に泊まっている人がいるようだ。
荷物を置いて、すぐに部屋を出る。アリススプリングスの街歩き開始だ。
高い建物がなく、人も多くなく、街の中でも田舎に属しそうな印象だ。大学生の頃、アメリカのボルダーという街に2ヶ月弱滞在していたことがあるのだけど、その街と雰囲気がどこか似ていて、ふとボルダーの街のことを思い出してしまった。
大きな岩の間を縫うように道路が引かれていたり、街の一角に大きな岩があったりと、自然と共存している感じがわかる。こういう大きな岩が街の中にゴロゴロある。何度か登って見たい衝動に駆られてしまった(笑
道を歩いていると、目の前に駅の看板を発見。ゲストハウスの近くに駅があることは知っていたので、こういう小さい街の駅がどんな感じかを見て見たく、駅に行くことにする。
GoogleMapを片手に駅の方へ向かうのだが、一向に駅らしき建物は見当たらない。看板の指す方角へ歩いているし、GoogleMapでも駅と表示されているところの近くにいるはずなのだけど、それらしきものはない。線路らしきものは見えるんだけど。。。
おかしいなと思い歩いていると、目の前に扉の開いたフェンスを発見。明らかに駅の入口じゃないのはわかっているんだけど、駅の敷地内に入れるっぽいので入ってみることに。
すると、そこは駅のホームだった。人は誰もおらず、ホームと線路だけの光景が広がる。こういう光景、映画のワンシーンでありそうだ。こういう光景好きだ。
ホーム沿いに歩いていけば駅は見つかったんだろうけど、割と満足してしまったので、街の中心部に向かって歩くことにする。ちなみに、この時は28℃。季節的には真冬のはずだけど、気温だけでいうと真夏だね。
エアーズロックツアーは翌日からなのだが、前日までにリコンファームをする必要があった。なので、まずはリコンファームをしに、ツアー会社へ行く。「The Rock Tour」という会社だ。街の中心部には歩行者天国となっているショッピングエリアがあり、「The Rock Tour」はその歩行者天国の一つ手前のブロックにある。
男性の方が応対してくれ、問題なくリコンファームが完了した。寝袋をレンタルする予定だったが、こちらも問題なく予約完了。明日は5:20にゲストハウス前に迎えが来るとのことだ。寝坊は厳禁だ。
ツアーの説明を受ける中で、ウルルの写真を何枚か見せてもらった。夜の星空の写真や、夕暮れのエアーズロックの写真など、とても綺麗な写真で、それを見ただけでも心が踊る。
リコンファームも終わり、時刻はすでに13:00を過ぎていた。お腹が空いたので、お昼ご飯を食べることにする。「The Rock Tour」の隣にある、「Bojangles Saloon & Restaurant」というお店へ。
ちなみにアリススプリングスのレストラン情報は、「地球の歩き方」には載っていなかったので、トリップアドバイザーで探しました。
西部劇に出て来そうな入り口の扉。「Live A Live」というゲームの西部編を思い出す(わかる人いるかなぁ)。
店内にはバーカウンターで飲んでいる人、子供連れの家族、カップルで食事をしている人の3組程度。お昼時を少し過ぎていたので、人は少なかった。店内には、ステージライトに照らされたスペースがあって、夜なんかは賑わってそうな感じがする雰囲気だ。
カウンターでランチメニューを注文する。ステーキセットとオレンジジュース。焼き方とソースを聞かれたが、店員さんのおすすめでお願いしたところ、肉はミディアムでクリーム系のソースが出てきた。2時くらいまでのんびりと食事をする。
お店を出た後は、アンザックヒルという街を一望できる岩山へ向かう。道中、歩行者天国となっているマーケットエリアを通る。
平日で、しかも小さな街というとこもあってか、あまり人はいなかった。
途中で、おしゃれな看板を発見。東京まで6578km。思えば遠くまで来たものだ。
アンザックヒル(Anzac Hill)はマーケットエリアを越えた先にある。お昼を食べたお店から歩いて15分くらいか。
岩山を登って行く。とはいえ、そんなに高くない岩山なので5分もあれば頂上についてしまうくらいの高さ。
アンザックヒルの頂上には慰霊碑が建っている。これは、これまでオーストラリアが経験した戦争や平和活動で亡くなった方を慰霊しているようだ。
アリススプリングスではないけど、この記事を書いているちょっと前に、安倍総理もオーストラリアで戦没者の慰霊をして、ニュースになっていましたね。
平成30年11月16日 オーストラリア訪問 -1日目- | 平成30年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
アンザックヒルからはアリススプリングスの街が一望できる。高い建物がなく、遠くには「MacDonnell Ranges」という岩山が連なっている。本当に映画のセットに出て来そうな街だ。アンザックヒルの頂上にはベンチがおかれており、そこに座ってのんびり景色を眺める。
途中、幼稚園児か小学校低学年とみられる集団が、先生に引き連れられてやって来て、街の話とか、植物の話とかをしていた。課外授業かな。
あと、日本人女性2人がアンザックヒルに登ってきた。こんな小さな街で日本人に会うとは思わなかった。声をかけようかとも思ったけど、特に話すこともないしやめた。
高い建物がない分、変に視界が遮られることなく、遠くまで景色が見渡せる。思わずパノラマ写真を撮りたくなるような場所だ。
アンザックヒルを降りる。アンザックヒルへ向かうときは気づかなかったけど、降りたところの向かいには、おしゃれな教会がある。GoogleMapでは「Our Lady of the Sacred Heart Catholic Church」と書かれている教会だ。中に入ってみたかったけど、扉がしまっていて中には入れなかった。
マーケットエリアに戻り、エリア内にあるジョンフリン教会へ向かう。が、日曜日のみ開いているようで、この日は閉まっていた。ちなみに、ジョンフリンという方は、オーストラリアでフライングドクター制度を構築した偉大な人のようだ。この教会は、その人を記念して建てられた教会だ。
その向かいには、アデレードハウス博物館があり、そのジョンフリンの身の回り品の展示がされている。が、その博物館も午後2時までで、訪れた時にはすでに閉まっていた。うーん、残念。午後2時で閉まるって早すぎないかとも思ったけど、この街自体が観光の街じゃないから仕方ないのかな。
教会と博物館を後に、すぐそばにあったVisitorCenterに寄ってみる。とはいえ、特にみるものもなかったので、軽く雰囲気だけをみてさっと出る。
マーケットエリアも見終わって、少し時間を持て余し気味になってしまった。もともと、アリススプリングス自体が観光の街ではないので、旅行を計画する時も観ようと思っていたところはそこまでなく、ちゃんとは計画はしていなかったのだ。
この後どうしようかなと思い、VisitorCenterの前にあった地図を眺めてみる。すると街の南側に「Heavitree Gap」(GoogleMapでは「The Gap」)という場所を見つける。岩山(MacDonnell Ranges)の裂け目で、そこに道路が走っており、アリススプリングスの入り口となっている場所だ。ざっと3kmくらいの距離だったので、行って見ることにした。
街の南北には「Todd River」という川が流れており、その川沿いに沿って「Heavitree Gap」に向かう。街の中心部からちょっと離れるだけで、こんな景色になる。
道中、走っている人や運動目的で自転車に乗っている人と何人もすれ違った。アリススプリングスでは健康を意識した人たちが多いのだろうか。
しかし暑い。28℃もあるしなぁ。湿度は低いから空気はカラッとしていて、東京みたいな嫌な暑さではないけど、秋用のジャケットを羽織って歩くような気温ではない。ジャケットを脱いで、Tシャツ一枚になって歩く。
3kmは距離としては近いように思ったけど、暑い中歩いているので、思った以上に遠く感じる。「Heavitree Gap」はすぐそこだ。
45分くらい歩いただろうか。「Heavitree Gap」に到着。周囲は遊歩道的な道が整備されており、ピクニックをしている家族づれを数組見かけた。雰囲気からしてアボリジニの方だろうか。
大きな2枚の岩が城壁を作っているかのようにそびえていて、その間の切れ目に道路が走っている。アリススプリングの出入口となる場所だ。この切れ目が自然にできたものなのか人工的に作ったものなのかはわからないけど、なかなか面白い光景だ。
これは土でできた山ではなくて、石でできた岩山なんだよね。この部分だけ綺麗な岩山となっているのはとても不思議だ。どうやってこれが形成されたのだろう。
岩山から木が生えている。どうやって根を張っているんだろう。不思議だ。不思議なことだらけだ。
街から離れたせいか、蚊がものすごい。再度、虫除けスプレーを全身にふりかける。しばらく眺めて、今来た道を引き返す。
「Heavitree Gap」のそばにある道路標識。ここから空港に行ったり、街に行ったり、「West MacDonnells」という国立公園に行ったりと、アリススプリングスの主要な場所へ行くための分岐となる場所だ。
さてさて、アリススプリングスにも1件カジノがあって、「Heavitree Gap」へ向かう途中にそのカジノを発見していた。帰りに寄ろうと思っていたので、ここで寄ることにする。「Crowne Plaza Alice Springs Lasseters」というカジノだ。
カジノの入り口にはセキュリティーチェックはなく、何もせずに中に入れた。小さい街のカジノなので、規模は小さく、ケアンズのカジノの1/2〜1/3の規模な感じだ。
客はスロットなどのマシンゲームに数人いるくらいだった。卓には誰も付いておらず、ディーラーの方は暇そうにしてた。ブラックジャック、バカラ、3カードポーカーなど、ラインナップはケアンズと同じ。ミニマムベットが10A$で、遊べなくはないレートであったけど、遊ぶ気分でもなかったので、雰囲気だけ見てカジノを出る。
この後は、明日からのツアーに備えて水を買っておくのと、夕食を取るくらいで、時間的には余裕がある。帰り道はのんびりと歩いて行く。
行きと帰りで同じ道を通っていても、行きの時には目に入らなかったものが、帰り道で目に入って見つけるということがよくある。左側の写真、いかにも南国って感じのする木々だ。こういう木々は、歩いていた通りには結構生えていた。だけど、行きの時には全く気づかなくて、帰りの道でそれに気づいて、自分でもこういうものがあったんだなと驚いた。
街の中に戻って来た。スーパーマーケットに入って水を調達する。
翌日のツアーのリコンファームをした時に、スタッフの方から水は2リットル以上持ってくるように言われたので、念のため水を3リットル購入。これだけあれば十分でしょ。
そのままゲストハウスに向かう。ゲストハウスに向かう途中に、踏切を渡るのだけど、ちょうどそのタイミングで貨物列車が通ったので、思わずシャッターを切る。東京にいると、貨物列車を見る機会がないせいか、なかなか貨物列車が走っている光景は新鮮だね。
ゲストハウスに到着。部屋の前に行くと、扉の前に男性2人がいて、私の部屋の扉を開けていた。私も後ろから入ろうとすると、「ここの部屋の人か?」と聞かれて、「そうだ」と答えると、そそくさと部屋から去ってしまった。なんだったんだろう。怪しいな。
部屋には誰もおらず、私1人だけ。明日の出発が早いので、今のうちに荷物の整理をして、シャワーを浴びる。このゲストハウスは、部屋にドライヤーは備えられていない。当然ながらドライヤーは持って来ていないので、髪は自然乾燥だ。シャワーはちゃんとお湯が出た。ありがたい。
18:30に夕食を食べにゲストハウスを出る。流石に外は暗い。
「The Overlanders Steakhouse」というお店に行く。トリップアドバイザーで評価の高かったお店だ。
予約なしで1人と伝えると、ちょっと待つように言われた。どうやら満席らしい。トリップアドバイザーで評価が高かっただけあって人気の店のようだ。マネージャらしき人から、席が空いたら声をかけるから、それまでは店の奥のバーエリアで待つようにと言われる。
バーエリアに行くと、私の他に7人組の初老の方のグループがいて、私のすぐ後に男性1人が来た。
バーエリアに来て、何も飲まずに待つものなんか勿体無い気がしたので、ビールを注文。「CASCADE」というビールを注文する。
15分くらい待って、席に通される。賑わっている。
席には日本の国旗が掛けられていた。周りの席を見ると、いろんな国の国旗が掛けられている。どうやら、その席にいる人の国の国旗がかけられているようだ。オーストラリアの国旗が多かったけど、イタリア、アメリカの国旗はあった気がする。日本の国旗は私の席だけだった。一目でどこの国から来た人かがわかる。これは面白いね。
オニオンスープとビーフチョップというメニューを注文する。スープはすぐに出て来た。店員さんがスープが入った鍋を持って来て、鍋から皿へお玉でスープをよそいでくれた。なかなか豪快だ。
このスープがとても美味しかった。玉ねぎの甘みがすごくて、何杯でも飲めてしまいそうなくらい。本当にお代わりしようかと思った。スープが来て数分でビーフチョップも来たんだけど、ビーフチョップがくる前に飲み干してしまい、店員さんから「もう飲んでしまったのね」と言われてしまったくらいだ。
ビーフチョップは焼き方は店員さんのオススメでお願いしたが、ミディアムで出て来た。店員さんが教えてくれたのだけど、オーストラリアではミディアムで頼むのが一般的らしい。
これも美味しかった。お肉が柔らかくて脂っこくもないので、すっと食べられてしまう。人気なだけはある。オーストラリアに来て一番美味しい食事だったと思う。
食事が美味しかったので、ついついお酒も進んで「LAZY YAK ALE」というビールをパイントサイズでお代わり。お酒は弱いんだけど、追加で飲みたくなってしまうほどに美味しい食事だった。アリススプリングスでこんな美味しい食事ができるとは思っていなかったので、これは本当に大満足だった。このお店はオススメ。
食事を終えて、ゲストハウスに戻る。お店を出たのが20:30だったか。外の気温は16℃。湿度が低い分、気温に比べて肌寒く感じられる。
ゲストハウスに戻ると、部屋の中には女性1人がいた。どうやら今夜は私とその女性の2人だけのようだ。見た感じ、私よりも若い。ドミトリーの部屋で男女2人きりとは、こういうこともあるのね。
女性から、夜は冷えるから暖房をつけていいかと聞かれて、もちろんと答える。こちらも明日は朝早く出るから、起こしてしまったらごめんねと伝えておく。
明日は5:20にツアーの迎えが来るから、4:30には起床かな。22:30には床について翌日の早起きに備える。しかし、先ほどの男性2人組みはなんだったんだろうか。荷物を盗もうとでもしていたのだろうか。だとしたら、危ないところだった。
暖房あたたかい。
5日目終了。6日目に続く!
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6日目以降のお話はこちらからどうぞ!