【旅行記】イスラエルひとりたび(2019/09/14~23)3日目 〜 エルサレム旧市街観光編1

イスラエルひとりたび3日目。この日は9/16(月)

イスラエルひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!

 この日は以下を見て回りました。(概要編の再掲)
・9/16(月)
  [観光] Napis I Love Jerusalem → [観光] Jaffa Gate → [観光] 聖墳墓教会 → [観光] The Lutheran Church of the Redeemer → [観光] 嘆きの壁 → [観光] The Burnt House(הבית השרוף) → [観光] Cardo → [観光] Tower of David → [観光] DamascusGate → [観光] 聖墳墓教会 → [観光] マハネ・イェフダ市場 → [ディナー] Jozef Burger & Bar

地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)

 朝8:45起床。やってしまった、思いっきり寝坊した。。。一瞬で目が覚めて飛び起きしてしまうくらい。アラームが鳴った形式があるんだけど、止めた記憶が全くない。 

 9:00にはホテルを出れたらいいなくらいに考えていたんだけど、その時間に起きるという失態。速攻でシャワーを浴びて出発の準備&朝食。ホテルの朝食の時間が何時までかは把握してなくて、ダメ元で朝食会場に行って見たけど、かろうじて空いていた。助かる。

 スタッフにルームNoを伝えて席に座る。自分以外に誰もない。

 朝食はビュッフェ形式。パン、付け合わせ、おかず、それぞれが数種類用意されていて豪華だ。ベジタリアンな料理なのか、肉料理はない。

 どれもパンにあう料理で、パンに乗せて食べるといくらでも食べられそう。メニューは毎日ほぼ固定だったけど、毎日食べても飽きない美味しさ。オリーブとオリーブのペーストが私のお気に入りだった。


 本当はゆっくり食べたかったんだけど、早く出発したかったので駆け足に食べて、すぐにホテルを出る。

 いい天気!昨日ほどには暑くない。写真を撮りつつ旧市街に向けて歩く。街は茶色い岩の壁のような建物で作られている。旧市街との景観を意識しているのだろうか。

 ホテルから旧市街までは近い距離にある。歩いて15分くらいかな。旧市街の外壁が見えて来た。

 旧市街の手前に"I Love Jerusalem"のモニュメントを発見!こういうのあるよね。そして写真を撮りたくなってしまうよね。

 そのままヤッフォ門に向かって城壁に沿って歩く。右手は道路、左手には城壁。壁の向こうに人類の半数近くの価値観の基になった聖地が広がっていると思うと心が踊る。天気もいいので写真も映える。

 ここがヤッフォ門。聖地の入り口だ!


 ヤッフォ門を入って右手にはダビデの塔があり、そこも大きな観光スポットだ。もちろんここも見るつもりだけど、まずは聖墳墓教会だ。聖墳墓教会はイエスの墓がある教会でキリスト教の聖地だ。とりあえず、ダビデの塔を写真に収める。(ダビデの塔の入り口の門だけ)

 聖墳墓教会に続く道には市場が広がっている。昨日のテルアビブのカルメン広場のような雑然さ。活気付いていていい雰囲気。

 道が細く入り組んでいるので、すぐに道がわからなくなってしまう。地球の歩き方の地図も、GoogleMapも役に立たないくらいの道の入り組みようだ。道にある案内板を頼りに進んでいく。

 ちなみに、上の写真にある"Church of the Holy Sepulchre"が聖墳墓教会だ。

 聖墳墓教会に行く道はいくつかあるけど、下の写真はその道の一つ。右側の小さな門をくぐった先に聖墳墓教会がある。偉大な聖地に至る入り口の門がこんな小さいものなんて不思議な感じもするね。

 聖墳墓教会に到着!


 ここは、かつてイエスが処刑されたとされるゴルゴダの丘の場所と考えられている場所だ。イエスの墓の他、様々な聖堂などがある。

 教会の入り口にはイエスの聖骸に香油を塗ったと言われている場所がある。そこには祈りを捧げる人、香油を体に塗る人、手紙に浸している人などがいる。私も周りに倣って手を添えて額につける。雰囲気でそれっぽくね。(写真はこの場所で祈りを捧げられていた時に撮った写真)


 香油のある場所を左に進むとイエスの墓がある。大きな箱のような建物だ。建物の中は小さな墓石が置かれていて、一般の人も入れるようだ。

 が、ものすごい行列!パッと見て1時間以上は並びそうな雰囲気だ。そりゃここにキリスト教の始祖が眠っているんだもんね。並んで見たくはなるよね。中に入るつもりだったけど、これは後回しにしよう。

 イエスの墓は外観だけ眺めて次に進む。次に行くは聖ヘレナ聖堂。ここは絵画がとても綺麗。イエスの墓は巨大な箱という感じで絵画が描かれていたわけではない。一方で聖ヘレナ聖堂は絵画で飾られていて見てて綺麗だ。これも惹かれるものがあるね。


 イエスが十字架に張り付けられたとされる場所も聖墳墓教会内にあり、今はそこで祈りを捧げられる場所になっている。やはりそこは大行列。さすがに私は祈りを捧げるつもりはなかったので、少し離れたところからその光景を眺める。

 やはりキリスト教徒の人はここで祈りを捧げたいと思うんだろうね。ただ、ここで何を祈っているのだろうか。神社でするような願掛けに近いものなのか、もしくは、それこそ審判の日に神の国に行けるように祈っているのだろうか。それはすごく気になってしまう。


 天井や壁面には鮮やかな装飾や絵画が描かれている。旧約聖書にある、アブラハムが息子のイサクを神への生贄に捧げようとする場面も描かれていたな。絵画を見て聖書のこの一説だと気付けるのも事前に予習をしたおかげだ。やっぱり事前に予習しておいてよかった。

 ここにキリスト教の始祖が眠っていて、こういう歴史に想いを寄せていると、全身にこみ上げてくるものがあるね。雰囲気も神聖な感じがするからだろうか、より一層感受性が高まっている気がするね。

 聖墳墓教会で1時間くらい滞在していたのかな。ずっと見たいと思っていた場所に来ることができて、心が満たされている。やはり、行きたいと思ったところに、行きたいと思えているうちに行くって大事なことだね。旅の日程自体はまだまだ序盤だけど、すごく満たされた気持ちだ。

 聖墳墓教会を出たところで、大きな十字架を持った人と神父が大勢の信者(?)を連れて聖書の一節を読んでいる。これもキリスト教の活動の一つかな?もしくは何かのツアー?

 聖墳墓教会を出たところには"Lutheran Church of the Redeemer"(贖いの教会)があり、立ち寄って見る。パイプオルガンの音色が響いている。聖墳墓教会のそばにあるにも関わらず、中には私以外に一人しかいない。

 席に座ってパイプオルガンの音色に耳を傾ける。教会内の壁に反響して本当に心地よい音色となって耳に入る。教会とパイプオルガンの組み合わせっていいよね。ただ、オルガンは見当たらないので、おそらくは録音なのだろう。それはそれでいい。

 聖堂には、ただ祭壇だけが置かれている。建物自体は大きい方だと思うけど、中はとてもシンプルだ。休憩も兼ねて10分くらい、のんびり座って雰囲気を味わう。

 次に向かうは神殿の丘だ。イスラム教第3の聖地、岩のドームがある場所だ。相変わらず道が入り組んでおり、GoogleMapや地球の歩き方の地図は役に立たないので、道中になる看板を頼りに進む。とりあえず嘆きの壁("Western Wall")に向かって進む。

 嘆きの壁は、地球の歩き方には"Wailing Wall"と書いてあるんだけど、おそらく正しくは"Western Wall"なのだろう。旧市街の案内はどれも"Western Wall"という表記だ。ただ、"Wailing"も「嘆き」という意味だから間違ってはいないと思うけど。

 嘆きの壁への入り口には手荷物検査場があり、検査を受けてから中に入る。嘆きの壁だ。

 よく見ると、男性は小さな帽子(キッパ)を被っている。ユダヤ教の男性がかぶる帽子のようだ。ユダヤ教の男性の方は黒い帽子、黒いコート、黒いズボンという認識だったので、これは知らなかったな。

 嘆きの壁は男女で祈る場所が分かれており、壁の左側は男性のエリア、右側は女性のエリアだ。中央に仕切りが入っており、男女が一緒に祈ることができない。男性用の入り口と女性用の入り口と用意されているんだけど、初めそれに気づかず、右側の女性のエリアに入ろうとして注意されてしまった(笑
(わかりにくいけど右側に女性用の入り口がある。男性用の入り口は切れちゃって見えない。。。)

 なにやら中央の仕切り付近に男性と女性が集まっていて、賑やかに物を投げあっている。これはなんだろう。何かの儀式だろうか。これはこれでなんか面白い。

 男性用の入り口には貸出用のキッパが置かれている。ここはユダヤ教の聖地、郷に行っては郷に従えで私もキッパを被って祈りのエリアに入る。

 パッとみた感じ、祈りのエリアにいる人の半分近くが観光客って感じ。カメラは制限されてないので、迷惑にならない程度に写真に収める。

 ユダヤ教正統派の人が壁に向かって聖書(もしくはトーラかな?)を読んでいる。片手で本を持ち、もう片方の手は壁に触れている。そういう人を結構見かける。そういう祈り方なのだろうか。

 私も周りの方に倣って壁に手を添える。ユダヤ教に馴染みのない私にとってはなんてことはないただの壁なのだが、これがユダヤ人の悲願の地だと思うと感慨深い気もしなくはないね。

 嘆きの壁の一部は建物内にも続いていて、建物の中でも祈りを捧げている人がいる。本当に宗教の教えに基づいて行動している人たちなのだろうな。宗教に寛容な日本人からすると不思議な光景に見える。


 建物の中には本棚が置かれており、そこにある本は一般の人も自由に手に取ることができる。
 一冊手に取ってみる。 古そうな本だ。

 表記はヘブライ語。さっぱりわからない。後日、ヘブライ語がわかる友人から、これは安息日の祈りが書かれているとのことだった。なるほど〜。
 こういう宗教色が強い場所に来るとその度に思うんだけど、宗教に基づく行動をしている人たちは、宗教の教えと現代のテクノロジーとどう切り分けて考えているんだろうか。本当に創造主を信じているのか、それとも心の拠り所、民族意識として考えているのだろうか。

 話ができるタイミングがあれば聞いてみたい気もしつつ、きっとタブーな質問である気がしてならない。どうなんだろうね。

 嘆きの壁を一通り見て、時刻はお昼すぎ。嘆きの壁の近くに神殿の丘に行ける入場ゲートがある。なので次は神殿の丘に行こうと思ったけど、神殿の丘は入場時間が午前と午後で設定されていて、今はちょうど境目の時間。

 午後の入場時間まで1時間ちょっとある。お昼を食べて時間を潰そう。

 近くを歩いて目に止まったお店に入る。

 店員さんのオススメのケバブとピタとサラダのセットを注文。サラダはセルフサービスだ。
 美味しかったけどこれで100NIS。物価が高いのはわかってるんだけど、やっぱり高いと思ってしまうなぁ。感覚的には40NIS(1200円)くらいが相場な気もするんだけどな。

 お昼を食べて、時間もちょうどよく午後の入場開始時間になってきた。神殿の丘の方に向かう。が、そこには驚くほどの大行列!一瞬でこれは並ぶのは無理だと思えてしまうくらい。
 この行列、思わず動画でも撮ってしまった(笑

 朝は7:30から入場できるということなので、これは明日の朝一に行くのが賢明だろうね。ということで明日に回そう。

 今日はダビデの塔を見ておこうと思っていた。嘆きの壁から旧市街の南側、ユダヤ人地区を通って戻ることにしよう。

 行こうと思っていた神殿の丘をやめた分、時間には余裕がある。色々と気になるところを寄り道しながら進んで行く。


 バートンハウスという紀元前時代の邸宅跡を保存した施設があり、そこに寄ってみることにする。

 中を見ようと思ったが、ガイドの時間が14:30からなので、それまで待つように言われてしまった。今の時刻は14:00過ぎ。30分近く待つことになるので、今回は断念。ダビデの塔を見ようと思っている中で、時間が中途半端になってしまう。翌日以降で時間があればリトライしてみようかな。

 そういえば、受付の人から「学生か?」と聞かれた。そんなに若く見えるかな、もう30歳をすぎているんだが(笑

 次に向かうはカルドだ。カルドは6世紀に作られた地図にも載っていたとされる歴史のあるメインストリートだ。相変わらず道がめちゃめちゃに入り組んでいるので方向感覚がわからなくなるし、GoogleMapや地球の歩き方の地図が全く役に立たない。

 道中にある地図を発見するたび、今の場所と大まかな進み先を確認しながら進む。 


 カルドに到着!写真の右側にある門がカルドの入り口だ。入り口付近の壁には小さなパッチワーク(?)で作られたダビデの旗(?)が飾られていた。アートの1つかな。

 おしゃれでかわいい。

 カルドの中は過去の遺跡が残りつつも、基本的にはお店が連なっている。1000年以上を経ても変わらず市場としての役割を担っているようだ。 

 何を買うわけでもないので、カルドの雰囲気だけ感じつつカルドの通りを抜ける。お店があったかと思うと、すぐ隣に遺跡があったりする。見るにまだまだ発掘中な雰囲気。どうなんだろ?

 絵画的なものも。


 カルドを抜けてダビデの塔へ向かう。今日の残りの時間はダビデの塔を見学するつもりだ。

 ダビデの塔の前にはポリスの人たちが楽しげに談笑している。旧市街の中でも頻繁にポリスの人を見かけた。おかげで、旧市街の中ではそこまで警戒せずに安心して歩き回ることができた気がするなぁ。とはいえ、彼らも防弾チョッキに小銃という重装備。いつでも有事に対応できる格好だ。

 ダビデの塔では夜にナイトスペクトラムというプロジェクションマッピングのイベントが毎夜開催されている。もちろん観るつもりだ。

 受付の方にナイトスペクトラムのチケットを買いたいというと、次にチケットが空いているのは土曜日と言われ、それまでは満席とのことだった。土曜日は友人と会う予定でもあったので、ひとまずこの場では買うのをやめる。友人と調整しよう。

 ダビデの塔は建物それ自体は遺跡だけど、中は博物館になっている。ダビデの街が生まれてから現在に到るまでの豊富な展示だ。行きの飛行機で予習したおかげで、ざっくりとした予備知識は付いていたので、その知識とヒットする展示がいくつかあった。やはり事前の予習は大事。


 しかし、改めて歴史を見て見ると、イスラエルという国やユダヤ人は本当に悲劇の連続だったのだな。故郷を追われたり、奴隷にされたり、自身の宗教を信仰するのを禁止されたり、その繰り返しの歴史だったんだな。

 そんな悲劇的な状況だからこそ、現世以外に救いを求めていたんだろうな。その救いとしてユダヤ教が生まれたんだろうね。

 イスラエルは選ばれし民で、イスラエルの民は約束の地に住み最後は救われるという、未来に希望を持てる思想がユダヤ教だ。逆にそういう思想でないと生きていられなかったんだろうな。そんなことを思いされられる。

 イスラエルの歴史の展示なので宗教に特化した展示ではない。キリストについても、ナザレのキリストという一段落にまとめられていた程度だった。下の写真がそれ。

 ユダヤ教からなぜキリスト教が生まれたのか知りたくなってきたな。確か以前読んだ「日本人のための宗教言論」に書かれていた気もするが、忘れてしまったな。日本に帰ったら読み直してみようか。 

 ダビデの塔の建物自体も、そこから見える旧市街の街並みもなかなか絶景!


 中央に聖墳墓教会、右側に岩のドームが見える。この雑然とした感じ、まさに歴史ある旧市街って感じだ。

 せっかくなのでパノラマでも。


 1時間半くらい見学して、16:00にダビデの塔を出る。本当はもっとじっくり見たかったんだけど、閉館時間が16:00までなので仕方ない。最後は駆け足で見る感じになってしまった。見学時間としては2時間は欲しいね。

 ダビデの塔を出たところで、近くに腰を下ろしていた初老の男性が話しかけてきた。どうやら私が日本人に見えたようで、私が「日本人だ」と答えると嬉しそうに色々話しかけてきた。

 なんでも、その初老の男性には娘さんが2人いて、どちらも日本に短期留学した経験があるそうだ。2人とも大学生で、今はイスラエルパレスチナの大学にそれぞれ通っているが、一時期、一人は東京に、もう一人は埼玉の大学に通っていたそうだ。私が東京や埼玉の地名を挙げると、「その地名は聞いたことあるよ」と嬉しそうに話してくれた。

 私が後日、ベツレヘムとエリコに行くことを話すと、車で案内してあげようかと誘ってくれたけど、さすがにそこはお断りした。お話は楽しかったし、誘いはありがたい話だけど、信用していいかは判断できないし、トラブルになるのも嫌だしね。

 旧市街は大抵の施設が16:00で閉まってしまうので、旧市街を観光するのも16:00というのは一つの区切りの時間のようだ。観光客も旧市街から出る方向に向かって歩いている。私としてはもう少し旧市街を散策して見たかったので、どこに行くわけでもなく歩いてみることにする。

 旧市街はほぼ入り組んだ細い路地な道か、露店が並ぶ道かのどちらかだ。散策がてら、早いけど自分用のお土産のショットグラスとピンバッチを購入することにしよう。

 このタイミングでどっちもゲットしたんだけど、実はピンバッチはぼったくられてしまった。。。

 大抵のお店でショットグラスは扱っていたんだけど、ピンバッチを扱っている店は全然見つからなくて、ようやく見つけたお店で、1つ50NISで買ってしまった。(1つ1500円くらい!)

 確かに値段を言われたときは高いなと思った。だけど、それは物価が高いからが故で、ぼったくられているとは思ってなかったんだよなぁ。他で見つからなかった分、ここで買わなきゃ買えないという気持ちになってしまって買ってしまったんだよなぁ。

 でも、ピンバッチが全然見つからなかったのは本当で、エルサレムでは売ってないんじゃないかと思ってしまったくらいだ。ピンバッチは絶対買いたいという思いだったので、買うしかないと思って買ってしまったけど、冷静に考えると、この段階で買う必要は全くなかったんだよな。エルサレムの街にはあと3日は滞在するんだし。

 ドバイでもぼったくりにあってそこでも反省したんだけど、その反省が活かされてないなぁ。

 ちなみに、後日、別な店でピンバッチを扱っている店を発見したんだけど、そこでは1個10NISで売られていた。つまり私は5倍の値段で買ってしまったということだ!

 物価が高いとはいえ、5倍の値段は流石にありえないよな。物を買うときはまず落ち着くということ、こういうときは迷ったらNoという精神かな。

 とりあえずは反省だな!損した金額以上の教訓として心に刻んで置いて、あとあと良い出来事だったと思えるようにしよう。損したといえど、たかだか数千円程度!金銭的なダメージは少ないからな!(とはいえ、「やられた!」という精神的なダメージは大きいんだけどね。。。)

 自分用のお土産を買って、時刻は17:00くらい。ホテルに戻るにはまだ早い時間かな。この時間でも見学できる施設がないか改めて「地球の歩き方」を眺めていると、朝に行った聖墳墓教会は21:00までやっていることに気づく。これはいい。イエスの墓を見れなかったので、そこを見に行くことにしよう。

 教会の中に入って見ると、ちょうど夕方のミサが行われていた。キリスト教の聖地で行われるミサ。貴重な時間に立ち会うことができた。

 動画でも。


 イエスの墓には相変わらずすごい行列ができていた。時間に余裕があるので、今度はその行列に並んでいたけど、待っても待っても一向に列が進まない。どうやらミサが行われている最中はイエスの墓の見学は中断されるようだ。しかもその行列は整列されているわけではないので、密集していてとても暑い。30分くらい並んでいたけど、一向に進まないこの状況に我慢できなくなって列から出てしまった。

 行列待ちというのは苦手だ。明日の朝一で行こう。ミサはまだ行われていたので、しばしミサを見学。1回のミサは何分くらい行われるんだろう。1時間近くはやっている気がするなぁ。ミサの途中で聖墳墓教会を後にする。

 ダマスカス門を通ってダマスカス門の前にあるLRTに乗ってホテルに戻る。


 ホテルに戻ってきたのが、18:45くらい。ちょうど夕食時だ。夕食は"Jozef Burger&Bar"というハンバーガのお店に行くつもりだ。

 なんとなくお店の方向に向かって歩いていると、大きな市場を発見したので、そこを通ってみる。あとあと調べてみると、「マハネ・イェフダ市場」という「地球の歩き方」にも載っている市場だった。肉や野菜が売られている一方で、Barも隣接されているようで、夜の時間になってもかなりの賑わいだ。活気があって、歩いているだけでの楽しい雰囲気を味わえる。

 "Jozef Burger&Bar"に到着!カウンターの席に座る。なかなかおしゃれなBarだ。一人で食事をしている人もちらほらといたね。

 エルサレムのビールとハンバーガーを注文。ハンバーガーは"Classic Jozef Burger"の240gを頼もうとしたら、"Angus Burger"の方が同じ肉量で豪華なのでオススメと勧められたので、そちらを注文。

 ビールを飲みつつ今日撮った写真を眺めていると、割とすぐに料理が運ばれてきた。

 美味しかった!ビールによくあう!思いっきりハンバーガにかぶりついては、そのままビールをがぶ飲み。1/2Lのビールを頼んでいたけど、もう1杯頼んでもいいなと思えるくらい。

 お酒は弱いので、ビールのおかわりはやめたけど、本当にビールによく合うハンバーガーだった。明日もまた来ようかな。

 ホテルに戻って、シャワーを浴びたらなんだかんだでもう23:00過ぎだ。今日はもう寝よう。明日も引き続き旧市街の散策だ。明日も楽しみ。

3日目終了!4日目に続く!

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4日目以降のお話はこちらからどうぞ!

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