15年目のYOSAKOIソーラン祭り

毎年6月の第2週、北海道は札幌で、YOSAKOIソーラン祭りが行われている。

www.yosakoi-soran.jp


今年も6/5(水)~6/9(金)の日程で開催された。私も6/7(金)から札幌入りして、3日間お祭りを楽しんで来た。

私は2005年に大学のYOSAKOIソーランサークルに入部して以来、このお祭りにはずっと関わっている。今年で気付けば15年目になっている。

大学生の時に4年、社会人になってから1年、チームの踊り子として参加し、それ以外は大学の時に所属したYOSAKOIサークルのOBとして、後輩の応援&観客として参加している。

踊り子としてガッツし踊っていた時から10年以上が経つ。チームのOBとして見ると、OB歴12年目だ。干支が一周してしまうくらいの時間。当然ながらOBの中でも古い方の人間だ。

若いOBも古いOBも、このお祭りの時にはみんな札幌に集結して、みんなで現役のサポートをするわけだが、やはり年々、かつてから知っているOBの参加は少なくなり、私の知らない若いOBが増えてくる。当然ながら現役の人は全く知らない。

どこか物寂しい思いにならないかといえば嘘になる。確かにそういう思いに駆られるのは事実だ。だけど、毎年このお祭りに行くのは楽しみだし、毎年行ってよかったと思えている。そしてそれは今年もそうだった。

彼ら(現役)は、ファイナルステージに立ちたい、大賞を取りたいという思いでまっすぐだ。純粋に全力でひたむきだ。その姿はまさに青春そのものだ。その姿を見ていて、心の底から湧き上がってくるものがある。見ててゾクゾクするし、本当に心が揺すぶられる。

そしてその姿は、かつて自分たちがそうであった姿で、だからこそOBになってもその姿は応援したくなる。当時の自分たちの姿を今の彼らに重ねているところもあり、応援には熱が入ってしまう。

一回り年の違うOBと一緒になって、現役たちを応援する。OBが一緒になって、心の底から応援して、声が枯れるまで声援を送る。

年を取っても想いは同じ。現役を応援する気持ちには変わりはない。OBになっても、仲間と一緒に、こういう純粋な想いから行動できるというのは嬉しいことだ。こういう時間がとてつもなく心地いい。これもまた一つの青春だ。

仲間と想いを一つに純粋な気持ちで行動する。これを青春と呼ばずになんというか。OBになっても青春。いいじゃないか。

社会人になると、仲間と一緒に純粋な想いで行動するということがなかなか難しい。

仕事でこういう思いはそうできるものではない。というか、全くと言っていいほどない。だからこそ、こういう場面で、そういう想いに触れ、そういう想いを思い出すことは大事だと思う。

そして、こういう想いは、頭の中で思い出すのではなく、心(五感)で感じるものであるとも思う。だからこそ、こういう場面は定期的に関わるようにしたい。

そう思える時間を持てていること、そのような場を持てていることに感謝だね。そしてOBとして、そのような想いを持って関わることができるのも、今の現役たちがチームを作り、次の世代に繋いでいてくれているからであり、それには確実に感謝だね。

僕は恵まれていると思う。

今年、結果としては、現役たちはファイナルステージに上がることはできなかった。残念という気持ちがないわけではない。当然ながらファイナルステージには上がって欲しかった。だけども、それ以上に、現役には今の環境を最大限利用して、楽しんでほしいという気持ちが強くある。それができているのであれば、私としては、結果はさておき、満足であるのだ。

少なくとも、お祭りが終わるまで、現役の顔はとてもいい顔をしていた。その顔を見れて、安心したし、心から良かったと思う。

YOSAKOIソーラン祭りの後も、現役の活動は続いて行くが、これまでの縁、これからの縁を大切にしつつ、今の環境を最大限利用して楽しんでほしいと思う。

なんというか、心が若返った3日間だった。

来年も行こう。

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【旅行記】ドバイひとりたび(2019/04/29〜05/05) 1日目〜日本出国編

ドバイひとりたび1日目。この日は4/29(月)。
ドバイひとりたびの概要は以下の記事をどうぞ!

shoumatch.hatenablog.com

 
この日は、ただの移動日。特に何を見たというわけではないですが、ちゃんと書いていきます。(以下は、概要編の再掲)
 ・4/29(月)
  - 移動: 羽田空港(10:45発) → 広州国際空港(14:25着、19:05発) → ドバイ国際空港(23:55着)

朝5:00起床。この日は10連休の3日目。前回のオーストラリア旅行から8ヶ月振りの旅行だ。

この日の前日は、大学の先輩の結婚式があり、終電近くまで飲んでいた。まだ体の中にお酒が残っている感じがする。だんだんとお酒の耐性がなくなっている気がするな。久しぶりに会う友人も多く、その中には、これから海外で働く予定の人もいた。今後の旅行先の候補になりそうだ。

朝6:00に家を出る。5月とはいえ、朝はまだひんやりしている。少し厚めのジャケットを羽織って移動。きっとドバイでは使わないんだろうな。

7:40頃に羽田空港国際線に到着。出発3時間前の到着で少し早すぎる気もしたが、GWで混雑していると思われたので、余裕を持った移動ということで。出国で羽田空港を利用するのは久しぶりだ。

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まっすぐ中国南方航空のカウンターに並ぶ。搭乗手続きは7:45から開始らしく、時間的にはちょうどいいタイミングで来た感じだ。そしてそこまで行列ができていない。10分も待たずチェックインが完了!搭乗券をゲット!

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ドバイへは、中国は広州(英語表記ではGUANGZHOU)を経由して向かう。ここでは広州までのチケットが渡されて、広州〜ドバイの航空券は広州の空港で再度チェックインをしてくれとのことだった。

そのまま保安検査を受けようと思い、保安検査場へ行くと、そこには長蛇の列!さすがGW!

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延々と列が続く。。。

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並ぶ気を無くすくらいの長蛇の列。まずは朝食を取って様子を見ようと思い、お店を探しつつ、空港内を散策する。

空港内には、端午の節句の時期ということもあり、5月人形やこいのぼりが飾られている。5月人形の横には、英語や中国語で解説も添えられており、日本文化の紹介がされている。

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朝食のお店を探したが、食べたいと思う店がなく、結局は朝食を取らずに保安検査の列に並ぶ。先ほどの大行列は少し解消されており、20分くらい並んで保安検査を通過。

保安検査の次は出国審査。ここは、まだ日本人限定だが、機械による自動審査になっていた。これは、ようやく日本もかって感じだ。これまで訪れた国では、入出国は機械による自動審査になっているところが多くて、この点では日本はまだ遅れているという印象だった。


出国審査を経て制限エリア内に入る。制限エリアに入ると、免税店の香水に匂いが漂ってくる。この香り、これから海外に行くんだって感じにさせてくれる。この日は早朝の移動で、眠い目をこすりながらの移動だったので、気分が高まるような感じではなかったが、この香りを嗅ぐと少しずつ気分が高まってくる。

まずは両替。3万円分をUAEの通貨DH(ディルハム)へ交換する。840DHをゲット。1DHあたり35円くらい。正直レートはかなり悪かった(と思う)。為替的には1DHあたり30円くらいなので、1割以上が手数料ということになるのか。うーん、失敗した。

これは旅行後の感想だけど、ドバイはほぼ全てのお店でカードが使えるので、現金はなくても良くて、余裕を持っても1万円分を両替していれば十分という気がしています。

両替も済ませて、出発前の準備は全て終わり。出発前の腹ごしらえということで、ようやくの朝食を取ることに。フードコートにある天丼のお店。これでしばらく日本食とはお別れ。

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朝食が終わって、時刻は9:10くらい。搭乗開始が9:40なので、思ったよりも時間は残っていなかった。やはり国際線に乗るときは到着の3時間前に空港着がちょうどいいかな。

搭乗ゲートは134番ゲート。まず向かうは中国の広州!

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飛行機まではバスで移動。

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GWだから家族連れが多いかと思ったが、そうでもなさそうだ。席は55Kで、3列席の窓側の席。横の2列には日本人のカップルだった。

いざ、テイクオフ!窓側の席だと、離陸瞬間の写真は撮りたくなるね。

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朝早起きしたせいか、離陸後はすぐに眠ってしまった。そして目が覚めた時には機内食が配られている時だった。機内食は特段美味しいというわけではないんだけど、機内で食べるという雰囲気もあって、なかなか美味しく感じられる。

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食事後もひたすらに睡眠。昨夜の睡眠不足分をここで取り返さんと言わんばかりに、ひたすら寝てた。そして目が覚めたときは、広州国際空港に着陸したときだった。あっという間のフライト。

広州国際空港は、昨年行ったオーストラリア旅行の時も、トランジットで利用した空港なので、見慣れた光景だ。

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ここでは約4時間のトランジット待ち。前回利用した空港なので、空港内を探検することなく、カフェでのんびりと時間つぶし。

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ちなみに、広州国際空港のwifiを利用するには、専用の機械からキー情報を発行する必要がある。こんな感じでキー情報をゲット。

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wifiに接続するも、なんかSNSが遅い、というか繋がらない。しばらくトライして気づいたのだが、そういえばここは中国だった。SNSは使えないんだった。中国でSNSが使えないことは知っていたが、このタイミングまで、そのことに全く気づかなかった。。。

SNSが使えないと、4時間のトランジットはなかなか暇を持て余してしまう。コーヒーを飲みつつ、のんびり本を読みつつ。日常が忙しい分、たまには、こう、のんびり本を読みながら、時間が過ぎるのを待つのも悪くないかな。

前回のオーストラリア旅行から約8ヶ月、目が回るような忙しさで、年末年始を除いては纏まった休みが全く取れていなかった。そんな中での久しぶりの大型連休だ。暇と思える時間があってもいいよね。

実は、この大型連休、当初は旅行に行く予定はなかった。どこも混んでいそうだし、いろんな値段も跳ね上がりそうだったしで、別にどこにも行かなくてもいいかなと思っていた。

だけど、大型連休の2週間前(確か、4/12(金))、仕事帰りの電車で、ふと周囲の人の会話から「ドバイ」というキーワードを耳にして、「ドバイかぁ」と思い、そのまま帰り道にある本屋で、ドバイの「地球の歩き方」を立ち読みしたら、これは行くしかないという思いになり、その週末にパパッと計画を立てたのが今回のドバイ旅行のきっかけ。

中東の国には行ったことがなく、いつか行って見たいという気持ちはあったので、それはそれで都合が良かったし。あと、仮に大型連休を何もしないで家で過ごしていたら、「仕事まで、あと何日」という、よくない意味でのカウントダウンに苛まれてしまい、精神衛生上もよくないだろうしね。

値段についても、航空券は確かに高くなっていたけど、許容範囲内の値段だったので、まぁいいかという程度だった。値段を気にして諦めるよりも、行きたいという気持ちを優先させた方が、人生の中では絶対にプラスに働くよね。

さてさて、カフェでコーヒーを飲みつつ、のんびり読書。周りには日本人グループも何組かいた。聞こえてきた話から、どうやら彼らもドバイに向かうようだ。ひとり旅をしているのは、見えた範囲では私だけのようだ。

ちなみに今回の旅のお供はこれ。説明不要な名著。

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アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

 


現地時間の18:25に搭乗。向かうはドバイ。8時間弱のフライト。

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座席は79Kで窓側の席。横は中国人の女性。友人(家族?)との旅行なのか、後ろの列の人と話をしている。

席にはモニターがついていて、USBポートもついている。席もゆったりとしていて、長時間のフライトでも窮屈さを感じないくらいの広さだった。設備としてはバッチリだね。

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19:10に離陸。外はすっかり日が暮れていて、眼下には広州の夜景が広がっている。それがすぐに雲に隠れ、後には地平線に広がる夕焼けだけが残る。

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機内では、機内食の前後の時間以外は消灯されてしまったので、特に何かをすることもできず、寝るだけだった。機内食はこんな感じ。どちらもなかなかのお味。

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寝たり、うとうとしたりの時間を彷徨いつつ、現地時間の23:10にドバイ国際空港に到着!

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機外に出ると、思ったよりも暑くない。蒸し暑いと聞いていたが、冷房が効いているせいか、それほど不快なほどではない。

ターミナル間はモノレールで移動する。人が乗りかけていても容赦なく扉が閉まる。日本にはない、海外なスタイルだ。

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このモノレールの中は、冷房がものすごく効いていて、この時はまだ厚手のジャケットを羽織っていたのだけど、それでも肌寒く感じるくらいだった。いらないと思っていたジャケットが意外と役に立ってるぞ。

入国審査は自動ではなく、対面での審査。アラブの民族衣装を着た人が審査員だった。審査では名前だけ聞かれたが、それだけだった。形だけの質問って感じ。UAEは入国カードとかは必要ないので、入国自体はとても楽だ。


旅行では、空港に着いたら、まずは空港の外観を取るようにしている。ドバイ国際空港でもまずは空港の外観を取ろうと思ったが、空港がとてつもなく大きく、外観を取れるような場所も見つけられなかった。かろうじて取れた1枚がこれ。(外観でもなんでもない。。。)

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少し空港内を探検。

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時刻は24:00近くなっており、空港内を探検するという時間でもないので、タクシーに乗ってホテルへ向かうことに。ところが、タクシー乗り場は大行列。確かに、この時間帯の移動手段はタクシーくらいしかないから、みんなタクシーを使うわな。私もタクシーを使わざるを得ないので、仕方なくこの行列に並ぶ。

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1時間くらい待つのを覚悟する程の行列だったけど、意外と早く列ははけて、15分程度でタクシーに乗ることができた。タクシーの運転手は英語が通じて、ホテルのバウチャー(英語表記)を見せたら、理解してくれた。

ホテルは、GATEWAY HOTELという旧市街にあるホテルだ。空港からホテルまで、タクシーで20分程度で55DH (約1800円)。

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ホテルに着くと、ポーターがタクシーのドアを開けてくれ、荷物を運んでくれた。

ポーターにタクシーのドアを開けてもらったり、荷物を運んでもらうような経験はしたことがなかったので、ちょっと戸惑いつつも、ありがたくそのサービスを受けてホテルの中に入る。こういうサービスって豪華なホテルでリッチな人が受けるような印象を持っていたので、なんというか、大したことではないんだけど、自分がそのサービスを受けていることに、ちょっと不思議な気分になる。

ホテルの中に入り、まずはチェックイン。

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ウェルカムドリンクとして、マンゴーのフレッシュジュースをもらった。もちろん美味しかったが、コップの下に砂糖が沈んでいて、最後の方はとてつもなく甘かった(笑

さてさて、ドリンクを飲みつつチェックインの手続きをするが、なぜかチェックインに時間がかかっている。どうやら、何かの手違いにより、僕の予約していた部屋が確保されていなかったようだ。なので代わりとして、この日だけは別の部屋を使って欲しいということになった。了承するしかないので、それでOKとして、代わりの部屋に向かう。部屋は236号室。

部屋に入って、びっくり!!ものすごく広い部屋だ!!!
ダブルベットが3つ、テーブルもソファーもついている。部屋に入った瞬間、「マジか!!!」と思うくらい広くて豪華な部屋だ。

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バスタブとシャワールームがそれぞれ用意されているし、もう、なんじゃこりゃという感じ。

この部屋を一人で使っていいのかと思いつつ、ありがたく使わせてもらう。手違いとはいえ、ラッキーな思いをさせてもらった。

ちなみに私の部屋は236号で、下のフロアマップでいうと、中央右上付近の部屋だ。他の部屋と比べても、私の部屋が一番と言っていいくらい大きな部屋だった。
いやぁ、ありがたやー。

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この時点で、時刻は深夜1:30を過ぎていた。流石に寝る時間なので、思いがけないラッキーに浸るのもそこそこにして、シャワーも浴びずにさっさと寝てしまった。

明日からドバイの町の散策だ!

1日目終了。2日目に続く。

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2日目以降のお話はこちらからどうぞ! 

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【旅行記】ドバイひとりたび(2019/04/29〜05/05) 概要編

 2019/04/29~05/05 でドバイに行ってきました。せっかくの10連休、家でジッとしている訳がなく、行きたいところは、行きたいうちに行ってしまえということで。

 これから数回に分けてその旅行記を書きたいと思います。

 実はこの10連休、旅行をする予定はなかったのですが、ふと仕事帰りの電車の中で、横にいた人からドバイというキーワードを耳にして、「ドバイかぁ」と思い、そのまま帰り道にある本屋で、ドバイの「地球の歩き方」を読んだら、行くっきゃないという気持ちになり、割と勢いで選んだのがきっかけ。

 もともと、中東の国には行ったことがなく、いつか中東の世界を見て見たいなと思っていたので、そう行った意味でも都合がよくってね。

 実はその出来事は、出発の2週間前の金曜日(4/12(金))で、その週末に大まかな旅程と、航空券、ホテル、現地ツアーを申し込むという、本当に勢いで立てた旅行。

 とはいえ、今回も充実した旅行となりました。ハイライトとしてはこんな感じ。

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(ジュメイラモスク)

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(ジュメイラモスク)

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(ドバイマリーナの夜景)

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(バージュハリファ地上148階展望台から見えるドバイモール)

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(バージュハリファ地上148階展望台からの夜景)

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(砂漠の夕暮れ)

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(ドバイマリーナから見える高層ビル群)

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(ドバイモール)

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(シェイク・ザイード・モスク)


詳しくは次回以降の記事で書くとして、まずは概要編。


■ スケジュール(カッコ内の時間は現地時間)
 ・4/29(月)
  - 移動: 羽田空港(10:45発) → 広州国際空港(14:25着、19:05発) → ドバイ国際空港(23:55着)
 ・4/30(火)
  - ドバイ旧市街観光(バール・ドバイ地区、デイラ地区)、ドバイマリーナクルーズツアー
 ・5/1(水)
  - ドバイ新市街観光(ダウンタウンドバイ)
 ・5/2(木)
  - ドバイ旧市街観光(バール・ドバイ地区)、デザートサファリツアー
 ・5/3(金)
  - 新市街観光(ドバイマリーナ、ダウンタウンドバイ)
 ・5/4(土)
  - アブダビ観光ツアー
 ・5/5(日)
  - 移動:ドバイ国際空港(01:20発) → 広州国際空港(12:35着、14:40発) → 羽田空港(19:45着)

 ドバイの旧市街の街並み、デザートサファリツアー、世界一高いビル(バージュカリファ)からの景色、が旅のメイン。砂漠で一泊できるツアー(デザートサファリツアー)が、今回ドバイに行くと決めた決め手。砂漠でキャンプとか激アツだよね。

 今回は5日間の滞在(前後の移動を含めれば7日)でしたが、個人的にはドバイを回るならこれくらいがちょうどいいかなという印象です。ドバイの主要な所を、時間をかけて見ることができました。ビーチで遊ぶとか、ドバイ近郊の観光地を巡るとかなら、もう数日あってもいいかなという感じです。


■ 行ったところ
 地図に、4/29〜5/5で行ったところに印をつけています。地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます。

ドバイで行ったところはこちら。

・4/30(火)
 ゲートウェイ ホテル → アル・ファヒーディ歴史地区 → オールドスーク → アブラ船乗り場(Bur Dubai Abra Station) → アル・サファディ(مطعم الصفدي) → Dubai Gold Souk → ドバイスパイススーク → Marina Dhow Cruise → (ドバイマリーナ ディナークルーズツアー)

・5/1(水)
 ゲートウェイ ホテル → ジュメイラ・モスク → AlSayed Mohammad AlHashemi Masjid → Union House Flag → Etihad Museum → ドバイフレーム → ジュメイラ・エミレーツタワーズ・ホテル → バージュ・ハリファ(Burj Khalifa)

・5/2(木)
 ゲートウェイ ホテル → 伝統建築博物館 → AL Ustad Special Kebab → (デザートサファリツアー)

・5/3(金)
(デザートサファリツアー) →  ゲートウェイ ホテル → Bayt al Wakeel → アブラ船乗り場(Bur Dubai Abra Station) → JBR Marina Beach → Marina Dhow Cruise → ドバイ・モール → ドバイ歌劇場 → Dubai Waterfall → Bayt al Wakeel


アブダビで行ったところはこちら。

・5/4(土)
 (アブダビ1日観光ツアー) → ドバイ国際空港

 ちなみに行くところは「地球の歩き方」で決めています。もちろん、ネットでも調べてはいますが、結局「地球の歩き方」に乗っているので、そこまでガッツしネットで調べてはないです。(今回もそうですし、これまでも割とそう。使うにしても補足的な位置付けですね。)

 ただし、今回はレストランはネットで探しました。「地球の歩き方」に掲載されているレストランは、高級レストランが多く、私のようにリーズナブルなレストランでいいと思う人にとっては、少し情報が少なかったです。


■ 使ったお金
・ 航空券:
 − 羽田空港〜広州国際空港〜ドバイ国際空港  : (中国南方航空)
 − ドバイ国際空港〜広州国際空港〜羽田空港  : (中国南方航空)

 航空券代計:¥188,260 

・ ホテル
 - [ドバイ](5泊): ¥30,579 (1泊当り¥6,116)


・ 現地ツアー
 - ドバイマリーナ ディナークルーズツアー: ¥9,328
 - バージュハリファ展望台入場チケット: ¥16,584
 - デザートサファリツアー: ¥13,720
 - アブダビ1日観光ツアー: ¥9,223

 現地ツアー代計:¥48,855


海外保険(7日分): ¥2,780

Wifiレンタル(7日分): ¥8,232

両替したお金: ¥30,000

カードで使ったお金: ¥17,098

合計:¥325,804

 やはり10連休ということもあり、航空券は少し高くなっていたようです。時期を選べば3~4万円くらいは安くなりそうですね。

 羽田空港で、日本円からUAEの通貨DH(ディルハム)へ、¥30,000分両替しましたが、結果的には両替しすぎでした。UAEでは、どこでもカードが使えるので、現金不要なくらい。

 あと、日本での両替はとてもレートが悪かったです。1DH=35円くらいのレートで、為替的には1DH=30円くらい。後から気づきました。これは失敗した。。。

 日本で両替するにしても、余裕を持っても¥10,000分で十分かなという印象でした。この旅行の後半でも、現金が余りそうで積極的に現金で払ってました。

■ 航空券予約
 スカイスキャナーで検索したところ、乗り継ぎ時間や値段を勘定して、中国南方航空のサイトで直接予約した方がベターという結論になりました。中国南方航空のサイトを利用するのは初めてでしたが、サイトは日本語表示もされているので、特に問題なく利用できました。e-チケットはメールで送られてきます。

www.skyscanner.jp

■ ホテル

 booking.comで高評価だったのでこのホテルにしました。

www.booking.com 旧市街(バール・ドバイ地区)にあるホテルです。朝食が美味しいと口コミにあったのですが、確かに美味しく大満足でした。このホテルは、徒歩圏内にメトロがあるので移動も便利ですし、近くに夜遅くまでやっているスーパーマーケットもあるので、諸々便利です。私の中では当たりなホテルです。

 booking.comで調べた感じだと、新市街のホテル(ダウンタウンドバイ、ドバイマリーナとか)は高級ホテルが多く値段も高い(当たり前のように1泊1万円以上する)のですが、旧市街の方は割とリーズナブルなホテルが多い印象ですね。

 新市街への移動も、メトロを使えば20~30分で行けてしまうので、ホテルの豪華さを求めないのであれば、あえて新市街の高いホテルを選ぶというよりかは、旧市街のリーズナブルなホテルで十分かなという印象です。

■ 現地ツアー
 - ドバイマリーナ ディナークルーズツアー:

www.veltra.com

 ドバイの夜景スポット、ドバイマリーナをクルーズ船で巡りながら食事ができるツアー。高層ビルのライトに彩られた夜景は、なかなかロマンチックで綺麗ですね。なぜか私は一人で参加してしまったので、周りからは奇妙な目で見られていたんだろうなと思います(笑

 - バージュハリファ展望台入場チケット:

www.veltra.com

 世界一高いビル、バージュハリファの、地上148階の展望台に行ける専用チケットです。チケットだけで1万円以上!通常のチケットでは124階と125階の展望台に行けて、値段も148階のチケットの半額以下で行けるのですが、私としては絶対に148階のチケットがいいと思います。

 やはり眺めが格別です!また、そこまで多くの人で混雑していないので、ストレスを感じることなく気のすむまで眺めることができます。退場は自由なので、私はここに夕暮れから夜景を通して3時間くらい滞在していました。

 148階の入場チケットで、124,125階の展望台に入ることもできます。そこからの眺めも見ましたが、やはり148階からの眺めの方が圧巻です。そしてこちらは人で大混雑しているので、のんびり景色を眺めるということが難しいです。

 ちなみに、帰りのエレベータは124,125階のチケットの人と共用で、ものすごく混雑しています。が、148階チケットの人は優先レーンで早く乗れるので、帰りもスムーズに降りれます(124,125階チケットの人は、見た感じ1時間くらい並ぶ必要があるのかな思いました)。

 ということで、高いお金を払ってでも、絶対に148階に行った方が良いです!

 - デザートサファリツアー:

www.veltra.com

 砂漠をドライブしたり、ラクダ乗りを体験できたり、砂漠でキャンプできたりという、1泊2日の砂漠体験ツアーです。私が今回ドバイ旅行を決めたのもこのツアーを見つけたのが決め手です。

 砂漠の夕暮れ、星空、朝日を見ることができて、砂漠を満喫できます。日帰りのツアーもあるみたいで、ほとんどの参加者は日帰りでした。ちなみに、最終的に1泊したのは私を含めて4組で、しかも全員日本人という状況でした(笑。そういうものなのか。。。


 - アブダビ1日観光ツアー:

www.veltra.com

 ドバイ発でアブダビの観光地を巡るバスツアーです。私としては、アブダビはシェイク・ザイードモスクを見れれば良かったので、これくらいがちょうどいいかも。

■ 海外保険
 私にとっては「いつもの」の「たびとも」で申し込みました。
 いつものように保証が最小プラン。
 ま、こういうのは一度使うと固定化されますよね。

www.hs-sonpo.co.jp


■ Wifiレンタル
 こちらも私にとっては「いつもの」の「グローバルwifi」で申し込みました。
 これも私の中では固定化されてますね。

townwifi.com


さてさて、概要編はこれくらいにして、次回から旅行記を書いていきます。

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 本編はこちらからどうぞ!

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【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)8〜9日目〜エアーズロックツアー3日目〜日本帰国編

オーストラリアひとりたび8〜9日目。この日は8/18(土)-19(日)。

オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ! 

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲) 
・8/18(土)-19(日)

 エイヤーズ・ロック・キャンプグランド → Uluru car sunset viewing area → エアーズ・ロック → Yulara Visitor Centre → Imalung Lookout → エイヤーズ・ロック空港 → シドニー国際空港 → 広州国際空港 → 羽田空港

地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)

朝5:10起床。防寒対策が良かったのか、昨日ほど寒さを感じることなく起きることができた。 

ガイドの兄ちゃんが既に焚き火を熾してくれていていた。寒さを感じることなく起きることができたとは言え、やはり寒いことには変わりなく、起きてしばらくは焚き火の前にしゃがんで暖をとる。

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体が温まってきたところで、スワッグと寝袋を片付けて、朝食をとる。コーヒーと昨夜作ったサンド。

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昨日と同様、外は真っ暗で空には星が輝いている。目の前には焚き火。そんな環境での食事は今回が最後だ。この先も、あったとしても数えるくらいにしかないのだろう。忘れられない食事になりそうだ。

ちなみに、朝食として食べたこのサンドは、実はランチ用だったらしい(後で気づいた)。そんな説明あったっけかな?まぁ、あったところで聞き取れなかったと思うけど(笑

荷物をバスに積み込み、6:15に出発。エアーズロックの日の出を見に、昨日のサンセットを見た展望台(Uluru car sunset viewing area)へ向かう。

出発して10分もせずに展望台に到着。地平線に太陽の光が映る。

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昨日はここで日の入りの写真を撮った。昨日の日の入りの空(前回の記事にあります)は紫に近い青色、日の出前の空は深い青色をしている。日の入りと日の出では、空の色って違うんだな。しみじみそう思いながら景色を眺める。

そんな景色のなかに映るエアーズロック

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この展望台には10分くらいしか滞在せず、ここで日の出を見ることはできなかった。バスは出発し、今度はエアーズロックの麓に向かう。

バスはエアーズロックの登山口で一旦停車し、ガイドの兄ちゃんが登頂できるかどうか確認してくれた。が、どうやら今日は登頂NGなようだ。なんでも、風が強くで危険と判断されたらしい。うーん、残念だけど、こればっかりは仕方ないか。

登山ができなかったので、代わりにエアーズロックの周囲のトレイルを歩くことになった。

エアーズロックは周囲をぐるっと1周できるトレイルが整備されており、BaseWalkという名前が付けられている。昨日エアーズロックを散策した時も、このBaseWalkを歩いており、今回は昨日歩いていないルートを歩く。昨日歩いたルートを合わせれば、ちょうどエアーズロックをぐるっと一周したことになる。

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空は白んでいるけど、まだ日の出前という状態でトレイルがスタート。さっき、今日は風が強いとガイドの兄ちゃんが言っていた通り、強い風が吹いている。風を感じながら歩く。

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歩き出して5分もしないうちに、陽の光がエアーズロックを照らし出し、刻一刻とエアーズロックの色を変えていく。

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この時間帯のエアーズロックは本当に神秘的だった。陽が昇り、空が白んだ空から青みがかった空へと変わり、その中で真っ赤に染まったエアーズロックが佇んでいる。風の音がする中でこの光景というのは、なんとも神聖な感じがする。アボリジニがここを神聖な場所としているのがわかる気がする。私も何かインスパイアされるような気持ちになった。

ここの景色は本当に綺麗だった。登頂していたらこの景色は見れなかっただろうから、逆に登らなくてよかったのかもしれない。そう思えるくらいにこの景色は素晴らしくて、久々に全身に鳥肌が立った。

そんな神々しい景色に包まれながらトレイルを歩く。

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陽が昇りきると、光景としては昨日と同じ。雲ひとつない青空、赤茶けた岩と大地、低い気と乾いた草、そんな中を進む。神々しくて神聖な雰囲気は、日の出直後の数分間にだけ現れるんだな。

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このトレイルでも、台湾の女性と一緒に話しつつ、景色を見つつ、写真を撮りつつ歩く。日本では東京ディズニーランドの話、台湾では九份の話、あとは日本と台湾の英語教育についての話なんかをしたかな。せっかくなので、LINEのIDを交換する。日本に帰ってから連絡を取ってみよう。

話しながら、写真を撮りながら歩いているので、歩くペースはかなり遅い。どうやら私たちは相当後ろの方を歩いてしまっていたようだ。前方に歩いているはずの人を見失ってしまった。しばらく歩いて、途中の休憩所で、他のメンバーと合流。私たちを待っていてくれていたようだ。

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ここはトレイルの出発地点でもあり、バス停と駐車場らしきスペースがあった。とはいえ周囲には何もなく、道路はあるけど、本当に道路だけな風景。

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休憩所で水を汲んで、少し休んで再度出発。

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早朝という時間帯もあってか、歩いているのは私たちのグループだけ。人の声は全く聞こえず、歩いている音と風の音だけが聞こえてくる。そんな中で、エアーズロックを見ながら歩く。贅沢すぎる時間だ。f:id:shoumatch:20181209232556j:plain
1時間30分くらい歩いただろうか。ゴールとなる駐車場に到着。

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駐車場では、ガイドの兄ちゃんがパンケーキを用意してくれていた。補給食だろう。本当にオーストラリアは補給をしっかりしている。

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まだ出発まで時間があるらしく、駐車場からエアーズロックの方へ真っ直ぐに向かった先にある、「Mutitjulu Waterfall」へ行くことにする。というか、気づいたら他のメンバーがいなく、ガイドの兄ちゃんにみんなどこに言ったのか聞いたら、そこに言ったと教えてくれたので、私もそこへ向かったのだ。

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「Mutitjulu Waterfall」は歩いて10分もしないくらい。今は枯れているが、かつては水が流れていたらしく、それがわかるような地形になっている。何千年前、何万年前は、ここが滝として水が流れるような気候や地形をしていたんだな。

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駐車場に戻り、これでエアーズロックとはお別れ。本当に不思議なところだった。本当にどうやってこの地形ができたのだろう。大自然の神秘と言うとチンケになってしまうが、本当に地球ってすごいなと感じてしまう。

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バスは出発し、これまで何度か寄ったカルチャーセンターでトイレタイムを取り、その後、エアーズロックリゾート(GoogleMapでは「Yulara Visitor Centre」)へ向かう。エアーズロック空港に向かう人はここで降りるようにと聞こえた。

どうやら、エアーズロックリゾートから無料シャトルバスで空港に行けるらしい。青いシャツを着たカップル2人が降りて行った。台湾の家族もガイドの兄ちゃんに話をしていたが、どうやらバスに残るようだ。

私も、ガイドの兄ちゃんに、ここで降りた方が良いか聞いたら、ここで降りてバスの時間まで待つようにと言われたので、ここで降りることにした。台湾の女性から、残っても大丈夫的なことを言われたが、飛行機の時間を伝えると納得したようにも見えた。荷物を取り、みんなに別れを告げてバスを降りる。ここら辺、もうちょっと英語力があればなと思った瞬間ではあった。

バスを降りる際に、ガイドの兄ちゃんからランチを持ったかと聞かれ、クーラーボックスを開けてくれた。中には、昨夜参加者が作ったサンドが入っていた。この時になって初めて、私が昨夜作って今朝食べたあのサンドは、朝食用ではなくランチ用であったことに気づいた。そうだったのか。。。やっぱり聞けてるようで聞けてないな(汗

バスを降りてみんなを見送る。きっと、降りなくても大丈夫だったのだろうな。私の意図が兄ちゃんに伝わっていなかったか、もしくは、兄ちゃんの英語を聞き取れていないだけなのか。とにかく、一方通行なコミュニケーションになっているのは事実だな。

みんなを見送ったあと、エアーズロックリゾート内に入る。

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この3日間は特に整理もせずに荷物の出し入れをしていたので、カバンの中がぐちゃぐちゃになっていた。まずは荷物の整理したくて、施設内の大きなベンチのあるところで荷物を整理する。

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荷物を整理していると、いつの間にか、一緒にバスを降りた青いシャツを着たカップルが隣に座っていた。二人とも大きなバックパックを背負っている。特に男性の方は前にもバックを背負っている。この二人は、どれくらいの期間旅行をしているのだろう。少なくとも、短期間の旅行という荷物量ではない。気になったが、特に話しかけることもなく、黙々と荷物の整理を続ける。

20分くらいかけて荷物の整理を終える。

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コーヒーを飲みたいと思い、カフェをうろつくが、どこも満員。コーヒーを飲むのは諦めて、リゾート内の施設を散策する。日本人もそこそこいて、日本語もあちこちで聞こえてくる。

お土産屋をうろつく(何も買う気はなかったけど)。

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スーパーマーケットもうろつく。

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この日も外は暑く、歩き疲れていたこともあり、アイスを購入。美味し!

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アボリジニの文化を紹介するイベントも催されていた。

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ツアーのバスを降りるときに、ガイドの兄ちゃんから10:30から1時間おきにバスが出ていると教えられた。時間は10:30近くになり、バス乗り場に向かう。看板には20分毎という記載がされている。1時間おきではなく20分毎なのだな。

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飛行機の時間は14:10だ。空港には12:00くらいに着けばいいと思い、すぐにはバスに乗らず、もう少しリゾート内を散策することにした。青いシャツを着たカップルも空港に向かう予定なのだろう。バス乗り場でバスを待っていた。

エアーズロックリゾート内には、エアーズロックを眺められる展望台があり、そこへ向かうことにする。

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トレイルの入り口から展望台へは歩いて10分もしないくらい。歩いているときにも数組の日本人とすれ違った。やっぱり日本人多い。

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遠くにエアーズロックが見える。

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飛行船(アドバルーンかな?)も遠くに見える。

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バス乗り場に戻ると、先ほどの青いシャツを着たカップルがまだそこにいた。20分おきにバスが出ると書かれていたが、まだ来ていないのか。

青いシャツを着たカップルと一緒にバスを待つ。5分くらいしてバスが来た。運転手に空港まで行くかと聞いたが、このバスは行かないということだった。

カップルの女性の方が話に加わる。どうやら、何度かバスが来ていたようなのだが、どれも空港には行かないバスだったようで、空港行きのバスはいつ来るのか知りたがっているようだ。ところが、運転手の方が言うには、このバス乗り場からは空港行きのバスは出ていないということだった。ガイドの兄ちゃんはこのバス乗り場から行けると言っていたのだが。。。

ここからは空港に行けないと言うことで、空港行きのバス乗り場を探さないといけない。先ほど、エアーズロックリゾート内を散策していたときにInformation Centerがあることは知っていたので、Information Centerに聞きに行こうと提案し、カップルの女性の方と一緒に向かう。男性の方はバス乗り場で待ちだ。

僕らがInformation Centerに行く間に空港行きのバスが来たら大変だねという話をしながらInformation Centerへ向かう。

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Information Centerで話を聞くと、やっぱり乗り場が違っており、別な場所にあるとのことだった。私の乗るシドニー行きの飛行機は11:50にバスが出て、カップルが乗るケアンズ行きの飛行機は13:20に出るようだ。バス乗り場が書かれた地図をもらい、カップルの男性と合流する。バスの出る時間は違えど、乗り場は同じなので、その場所まで一緒に向かう。

本当のバス乗り場は、歩いて10分程のところにあるホテル前にあった。

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空港行きシャトルバスの看板を発見。どうやらここで間違いなさそうだ。一安心。

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40分ほど時間があったので、ホテル周辺を散策する。なんか、外観も建物の中も、リゾートって感じがするね。中庭にはプールも備えられてあったしな。誰かと一緒ならこういうホテルもありだけど、ひとり旅には無用だね。

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外で小鳥を発見。思わず一枚。

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バスは時刻通りに来た。早速乗り込む。エアーズロックともこれでお別れだ。

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こういう景色を見るのもこれで終わり。

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エアーズロックリゾートから空港までは割と近い距離にあるようで、10分もせずに着いてしまった。これなら歩いてでも行けたのではないかと思えるくらい。

エアーズロック空港に到着!

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1階建ての小さな空港だ。航空カウンターの隣が保安検査エリア。保安検査エリアの先にはお店があるようだが、その前には何もない。

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着いたそばから航空カウンターへ向かう。カウンターは空いていなかったけど、バスに乗車した人数から見て、激混みになるのはわかっていたので、先に並んで待つということで。ちなみに私の後ろには日本人家族が並んでいた。

チケットをゲット。

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そのまま保安検査エリアへ。

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お昼ご飯を食べてなかったけど、特に食べたいものがなかったので、スナック菓子を買いつつ、搭乗時間までロビーで待ち。

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すると、アナウンスがあり、そのアナウンスを受けて急に周囲がざわつき始めた。なんだろうと思い、再度流れたアナウンスに耳を傾ける。どうやら、一部の飛行機の到着が遅れていて、出発時間が予定よりも3時間程度遅れるとのことだ。

その便が自分の便なのかがわからず、スタッフの方に聞く。もし自分の乗る便だったら次の乗り換えが間に合わないという事態になってしまう。

が、遅延しているのは、どうやら自分の乗る便ではなさそうだった。遅れているのはメルボルン行きの便で、私の乗るシドニー行きの便ではなかった。とりあえずは一安心だ。スタッフの人とそのやり取りをした後で、その姿を見ていたのか、数人の日本人が私に話しかけて来た。私と同じくシドニー行きの便に乗る人達で、彼らもホッとしたようだった。

そういえば、メルボルン行きといえば、台湾の家族が乗る便じゃなかったっけか。ロビーにいるかなと思い、周囲を見渡して見たけど姿は見えなかった。

ロビーで搭乗を待っていたが、搭乗時間の13:40になってもアナウンスが流れず、出発時間の14:10になっても何もアナウンスがない。カウンターにスタッフもいない。電光掲示板には 「on time」の表示がされているのだが。。。

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14:10を過ぎると、電光掲示板の「on time」の表示が消えた。やっぱり私が乗る便も遅延しているようだ。アナウンスがなく、スタッフの方もいないので状況を知ることができない。流石にこれは勘弁してほしい。。。

私の隣に座っている日本人女性は、次の便の乗り換え時間が短いらしく、次の便に間に合わなかった時に備えて、代わりの飛行機の空き状況を確認している。私は、次の便の乗り換えが4時間なので、2時間程度の遅延なら問題ないのだけど、内心ドキドキしながら、事態が動くのを待っていた。

14:50になって、ようやく搭乗開始のアナウンスが流れた。どうやら、1時間遅延での出発のようだ。これで、次の便の乗り換えは大丈夫そうだ。ちなみに、この時まで何のアナウンスも無し。アナウンス無しってのは勘弁してほしいな。

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搭乗の列に並んでいると、遠くで台湾の家族を発見。向こうも私に気づいてくれたようで手を振ってくれた。やはり、遅延しているメルボルン行きの便に乗る予定のようだ。こちらも手を振り、別れを告げ、機内に乗り込む。

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飛行機の座席は24Aで翼の側の窓際席。後ろには日本人家族、隣はオーストラリア人の夫婦が座っていた。窓の外からはエアーズロックが見える。これで見納め。ありがとうエアーズロック

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フライト時間は5時間程度。半分の時間は寝てて、もう半分の時間はのんびりと景色を眺める。オーストラリアの大地、赤茶けて乾いた大地というのは、普段見ることがないので、新鮮な気持ちで眺めていられる。

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フライト時間が短いということで、機内食では軽食が出て来た。パンプキンケーキとドライフルーツ。

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シドニー到着は18:40。到着することには外は真っ暗だ。

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シドニー到着前、機体がものすごく揺れた。軽く動揺を覚えるくらい。問題なく着陸したんだけど、周りからは拍手が起きていた。

シドニー国際空港に到着。そのまま国際線に乗り換える。

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シドニー国際空港では、国内線から国際線への乗り換えはバスを使う。バスに乗り、10分程で国際線乗り場へ到着。国内線の建物から国際線の建物までバスで10分なんて、結構な距離離れているんだな。

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次に乗る便は中国南方航空で、チェックインカウンターはKカウンターという場所にある。が、歩いても歩いてもKカウンターにつかない。Kカウンターは、カウンターエリアの一番離れた場所にあった。そしてチェックインカウンターには大行列。1時間くらい並んでようやくチェックイン完了。

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チェックインを終えると、搭乗時間まで余り時間は残っていなかった。もともと乗り換えは4時間あったけど、飛行機が遅延したのと、チェックインの行列で時間が取られたので、ここでのんびりとできるような時間は余っていなかった。そのまま保安検査場へ向かう。

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出国審査は自動化されていて、機械にパスポートをかざすだけだった。楽な出国だ。

余ったオーストラリアドルを日本円に再両替する。レートは悪いんだろうけど、使えない紙幣を持ち続けるよりかはマシってことで。お金は、小銭をのぞいて115A$残っていた。半分近く使わなかったということか。ほとんどのお店でカードが使えたからなぁ。

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乗るのは、21:45のGuangzhou(広州国際空港)行きだ。

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実は、ここら辺から急に体調が悪くなって来ていた。腹痛と吐き気に襲われて、何度もトイレに駆け込むような事態だった。何か悪いものでも食べただろうか。時間的には先ほどの飛行機の中で食べたパンプキンケーキかドライフルーツあたりな気がするが。

待合ゲートで搭乗を待つ間、かなりきつい状態が続いていた。一刻も早く横になりたい気持ちと戦いつつ、搭乗時間を待つ。

ようやく搭乗時間になり、機内に入る。

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もし隣の席が空いているようだったら横になろうと思っていたけど、残念なことに隣の席には人が座っていた。

胃からこみ上げてくるものがあり、その都度耐えて、これはもう寝て凌ぐしかないという思いで、席に着くと同時に寝る体制を整えて目を閉じていた。

しかし、何度か我慢の限界が来て、その都度エチケット袋を持ってトイレに駆け込んだ。結局吐くまでにはいかなかったけど、割とこの時が体調の悪い時のピークで、全身ふらふらな状態だった。

幸い後ろの席が小さい子供ですぐに寝てしまっていたので、特に気を使うことなくリクライニングを倒して休むことができた。

当然ながら機内食は断り、ドリンクサービスでは温かいお茶をお願いした。この時は機内食の匂いがしんどくて、その匂いでまた何度か吐き気に襲われた。本当にこの時はしんどかった。

フライト時間は全て睡眠の時間。とにかく寝て、体調を戻すことに専念する。途中、目が覚めては水をお願いし、また寝るの繰り返し。変な病気を持って帰るようなことをしていたら大変だなと思いつつ、ひたすらに寝る。

ずっと寝ていたおかげか、広州国際空港に着く頃にはだいぶ回復することができた。体のだるさはあるものの、気合でなんとかなる範囲だ。

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広州国際空港に到着。次の乗り換えが最後だ。

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広州国際空港では、ただの国際線内の乗り換えなのに、色々な検査をさせられた。病原菌の検査、チケットの確認、手荷物検査と、こんなに検査を受けるものだったっけかな。

手荷物検査で何かに引っかかったらしく、職員から何か聞かれた。ただ、中国語で聞かれたのでさっぱりわからず。英語でお願いと言っても、職員は英語がわからないらしく、ひらすら中国語で話しかけてくる。埒が開かないと思ったのか、カバンをガサゴソと探られてしまった。な、特に問題はなく検査は通ったんだけどね。

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広州国際空港は綺麗で広い。到着が早朝であったので、お店の大半が閉まっている。空港内を散策しながら、朝食を取れるお店を探す。正直、食欲はなかったのだけど、昨日は朝食の後から何も食べていなかったので、何か食べなきゃという思いにかられていた。

中国の空港なので、中華粥が食べれるお店があるはずだと思い、お店を探していると、案の定、中華粥を食べれるお店を見つけたので、早速入る。

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白粥を注文。胃の調子は回復していなく、これ以外は食べたいとは思えなかった。体調を崩した後で、こういう優しい味は本当にありがたい。

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朝食を終えて、最後のフライトのゲートに向かう。ゲートはA160だ。

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チケットは、シドニー国際空港の時に取得済みなので、改めてチェックインする必要はなし!

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乗るは、9:15の羽田空港行きの便だ。

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体調が回復しきれていないのか、寒気がしてきた。温かい飲み物を頼もうとお店を探す。が、見つけたSUBWAYにはホットドリンクは取り扱っていなかった。そして次に見つけたマクドナルドでは、なぜか中国のクレジットカードか、中国のお金でないと扱えないと言われ、買うことができなかった。国際線の保安検査エリア内なのに、中国のカードか中国のお金しか使えないなんて、そんなことってあるのか。

結局、適当なお店でホットティーをゲット。ただ、このお店も注文してから商品が出てくるまで10分以上待たされて、なんだかなぁって気分になってしまった。まぁ、ホットティーは美味しかったからいいんだけどね。甘いレモンティー。体が温まる。

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待合ゲートで搭乗時間を待つ。目の前にあるテレビには、野生動物保護のドキュメンタリー番組が流れている。合間のCMでは悪質な融資話に注意的なCMが何度も流れていた。中国語の英語字幕なので、何を言おうとしているのかはなんとなくわかる。

日本行きの便であるにも関わらず、日本人は少ないようだ。日本語は聞こえず、聞こえるは中国語ばかり。これはちょっと意外だ。

さてさて、いよいよ搭乗時間。最後のフライトだ。

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席は51Cで通路側。隣は日本人の男性の方だった。通路側なので窓からの景色は撮れなかった。

離陸して1時間くらいして機内食が運ばれて来た。朝は食欲がなく白粥しか食べられなかったが、今回はちゃんと食べることができた。ただ、蕎麦は、わさびを気にせず全部入れたら、容赦なく辛くなってしまい、食べれたものではなくなってしまった。一口入れた途端に猛烈にむせてしまい、隣の日本人男性に思いっきり見られてしまった(笑

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さてさて、日本に帰って来た!

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日本に着く頃には体調はすっかり元に戻っていた。やっぱり悪いものを食べてしまったんだろうな。これまで、旅行先で体調を崩すということはなく、今回が初めてであったので、これは怖いものだと気付いた。

ひとり旅で、言葉もうまく通じない中で、動けなくなるほどに体調を崩すというのはとても危険だ。今後の旅行でも体調管理だけは気をつけるようにしよう。

さてさて羽田空港に到着!

9日間のオーストラリアひとり旅もこれにて終わり。

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行きたいところはまだまだたくさん。
次はどこに行こうかな。

【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)7日目〜エアーズロックツアー2日目編

オーストラリアひとりたび7日目。この日は8/17(金)。

オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲) 
 ・8/17(金)
 エイヤーズ・ロック・キャンプグランド → Kata Tjuta - Valley of the Winds → カタジュタ・ビューイン・エリア → Uluru-Kata Tjuta Cultural Centre → エアーズ・ロック → Uluru car sunset viewing area → エイヤーズ・ロック・キャンプグランド


地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)


朝5:15起床。外はまだ真っ暗で、空には満点の星空が広がっている。太陽の光の下ではなく、満点の星空の下で目が覚めるのは、生まれて初めての経験だ。

寒くてスワッグの外に出る気になれない。足元と首がとても冷えている。そこの防寒はしてなかったからなぁ。次の夜は防寒用の靴下とネックウォーマーをちゃんと付けるようにしよう。

ちなみに昨夜は、防寒でヒートテック上下を着込んでいたけど、ヒートテックの下がきつくて、途中で目が覚めてしまい、夜中に脱いでしまった。とはいえ、下半身はそこまで冷えなかったので、ヒートテックの下はなくてもいいかな。

スワッグの外に出たくなかったけど、覚悟を決めて外に出る。

寒い!!まさに気持ちはこんな感じ。曲が脳内再生されながら、スワッグや寝袋を片付ける。

www.youtube.com

ガイドの兄ちゃんが、既に焚き火を熾してくれていた。あと、朝食とコーヒーを用意してくれていたので、焚き火の前に座って、食事をとる。

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朝食はパンとバター&ジャムといった本当に簡単なもの。周囲は真っ暗闇で、明かりは焚き火の炎だけ。今が朝なのか、夜なのか、よくわからない感覚にとらわれる。

それでも、昨夜に続いて、周囲は真っ暗、空には満点の星空、目の前には焚き火という中で、寝ぼけ半分で焚き火を見ながらのコーヒーは最高だということだけは、はっきりしている。

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朝食が終わり、昨日と同じように皿を洗い、バスに乗り込む。6:20くらいに出発。

出発した時は、周囲はまだ真っ暗。6:40を過ぎると、だんだんと空が明るくなって来た。

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みんなでサンライズを見るのかと思ったけど、違った。日が昇ってもバスは止まらずに走り続けた。

7:20にシャワーを浴びれる施設があるキャンプ場に到着。エイヤーズ・ロック・キャンプグランドというキャンプ場だ。ここで、しばしシャワータイム。

ちなみにここは、今夜キャンプする場所だ。昨夜とは違って、トイレやシャワー施設がある。

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下の写真にある施設が、トイレ&シャワールーム。体がベトベトしていたので、シャワーを浴びれるのはありがたい。ちゃんと温かいお湯が出た。大満足。

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ここでの滞在時間は1時間あったので、のんびりシャワーを浴びてもまだ時間に余裕があった。余った時間でしばし周囲を散策する。シャワーを浴びて、清々しい気分での散歩はとても気持ちがいい。

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キャンプ場にあったリサイクルボックス。茶色のビン、緑のビン、透明なビン、アルミカン、ペットボトル、という5種類の分別。しっかりとしたリサイクルルールだ。

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8:30に出発。向かうはエアーズロックがあるウルル国立公園。キャンプ場からウルル国立公園までは、距離としてはとても近く、バスで走って10分もしないくらいだ。

バスの窓からはエアーズロックが見える。が、まず向かうはカタジュタ岩窟の「風の谷」(Kata Tjuta - Valley of the Winds)と呼ばれる場所。「風の谷のナウシカ」の舞台になったのでは、と噂される場所だ。エアーズロックはその後に向かう予定だ。

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風の谷に到着。昨日と同様に、水と補給食はしっかり持つようにと、かなり念を押された。ガイドの兄ちゃんの先導でいざ出発。

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風の谷のナウシカ」の舞台になったと噂されるだけあって、確かに、目に映る光景と映画のシーンが重なる部分がある気がする。

下の写真、岩の形が船のように見えて、ナウシカでいうところの、宇宙船の残骸のシーン(映画の後半、風の谷の民が、クシャナ軍に抵抗するために立てこもった船のことね)と重なって見えた。

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台湾の女性も「風の谷のナウシカ」のことは知っていたようで、iphoneで「風之谷」や「宮崎駿」の文字を見せながら話しかけてきた。私もジブリの映画は好きなので、しばしジブリ談義に花が咲いた。

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風の谷では見所が2箇所あって、「Karu Lookout」と「Karingana Lookout」という名前が付いている。風の谷のトレッキングルートとしては、その2箇所を巡りつつ、岩窟の周りをぐるっと一周するのがメインルートのようだ。

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歩き始めて20分くらいで、1つ目の見どころ「Karu Lookout」に到着。日本ではまず見れない光景だ。なんか異世界にきたような感覚にさせられる。

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ここで小休憩。ガイドの兄ちゃんが、このカタジュタ岩窟の成り立ちに関する説明をしてくれた。ただ、私にはほとんど聞き取れなかった。説明をしてくれる中、歩き回ったり写真を撮ったりするのも悪いので、その場に座って、耳を傾けつつ、周りの景色をのんびりと眺めることにする。そういう時間も悪くないね。

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話が終わり、この後は、参加者の体力に応じて、いくつかのグループに分かれて散策することになった。体力のある人はメインルートである岩窟を一周するルート、体力に自身のない人は、2つ目の見所の「Karingana Lookout」で引き返すルート、この2つに分かれて行動することになった。ちなみにガイドの兄ちゃんはバスに戻って待機しているとのことだった。私はメインルートのグループに混じる。

ここまでは割と開けた道を歩いていたが、この後は、岩と岩の間を縫うように歩いていくようなルートになる。「風の谷」はいくつかの大きな岩が集まった場所で、地形的に、その割れ目から風が入ってくる。「風の谷」と言われる所以なのだろう。

「Karu Lookout」から「Karingana Lookout」へ向かっていると、風を感じるようになってきた。

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周囲に映るのは、赤茶けた大地、乾燥した草、低い木、赤茶けた岩、雲ひとつない青空。どこを見てもそういう景色で、割と似たような景色が続くのだけど、普段見ない景色なだけあって、全く飽きずに眺められる。周囲を見つつ、写真を撮りつつ歩く。

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道中、綺麗な色をした鳥を発見。望遠カメラで一枚。こんな過酷な場所でも鳥がいるんだね。

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私は写真を撮りつつ歩いているので、自然とグループの中でも後ろの方を歩くようになってしまう。そして、台湾の女性もそこまで体力に自信があるわけではないのか、同じくグループの中でも後ろの方を歩いている。自然と一緒に歩くことが多く、自然といろんな会話も生まれてくる。

家族4人のうち、一番下の女の子は14歳だそうだ。14歳でオーストラリア旅行とか羨ましいね。その女の子はグループの中でも最前方でガンガン進んでいた。ちなみにもう1人のお子さんは男の子で、父親と一緒に歩いていたけど、母親を置いてけぼりにして先に進んでるようだった。

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たまに、こういう急な上り坂もある。(写真じゃわかりづらいかな。。。)

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2つ目の見所の「Karingana Lookout」に到着。

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岩と岩の切れ目で、その先には木々と岩窟が広がっている。ナウシカにもこういうシーンがありそうな気がする。いい眺めだ!

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ここで小休憩。給水とお菓子タイム。ドイツ人と思わしき方からビスケットを勧められて、ありがたく頂戴する。オーストラリアならではなのかはわからないが、休憩の度にお菓子を食べている。エネルギー補給のためだとは思うのだが、本当に頻繁に取っている。

いや、本来はこれが普通なのかな。世界的に見ると、きっと私の感覚の方がずれているんだろうね。ガイドの兄ちゃんも水はちゃんと持っていくようにと何度も言っているし、そう言った危機管理は本当にしっかりしていると思う。

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10分くらい休憩して先に進む。頭の中で「風の谷のナウシカ」の「鳥の人」が脳内再生されながら歩いていく。そしてなぜか、「となりのトトロ」の「風の通り道」も脳内再生される。一応「風」つながりだからかな。一応、どちらもこの光景と雰囲気はあってる。

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「Karingana Lookout」の後は平坦な道が続く。

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「Karingana Lookout」から30分くらい歩いて、再度休憩。水を汲めるので、水を補給しつつ、お菓子ももらって栄養補給。

水汲み場の案内には、「喉が乾く前に水を飲め」、「15分に1度は水を飲め」、「1時間に1リットルは水を飲め」とかなり細かく給水の案内を出している。正直細かいなと思いつつも、これが普通なんだろうね。危機管理は自己責任なので、これくらい言わないと、本当に命の危機になる場合があるということだろう。

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「風の谷」の景色をパノラマ写真でも。本当に自然しかなく、広大な景色だ。

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岩窟の周りを一周して、1つ目の見所「Karu Lookout」に戻ってきた。この眺めはとても気に入っている。「Karu Lookout」と「Karingana Lookout」のどちらが気に入ったかと言われると、私は「Karu Lookout」かなぁ。

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駐車場まで戻る。

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駐車場に戻り、ガイドの兄ちゃんと、別ルートを歩いていたグループと合流する。合流後は、屋根とテーブルの付いたピクニックができるスペースに移動して、みんなでランチ。トルティーヤに野菜、ハム、昨日の残りのパスタソースなどをサンドして食べる。天気が良く、眺めが良い中で食べるので、簡単な食事だけど、とても美味しく感じられる。

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テーブルの向かいには、バスで隣の席に座っている老婦人がいる。やはりベジタリアンなのだろうか、トルティーヤだけ食べている。なかなか体力的に厳しそうだ。確かに、さっきの道は高齢の方が歩くには大変な道だからな。


ランチの後はバスに乗り込み、カルチャルセンター(Uluru-Kata Tjuta Cultural Centre)へ向かう。が、その前に寄り道をする。今行ったカタジュタ岩窟と、これから行くエアーズロックが一望できる「カタジュタ・ビューイン・エリア」という場所だ。

周囲に何もないところに展望台だけがあり、そこからカタジュタ岩窟とエアーズロックが大パノラマで見ることができる。

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左の写真がカタジュタ岩窟で右側の写真がエアーズロック(写真中央に小さく写っています)。

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パノラマ写真でも。左側に写るのがカタジュタ岩窟で中央に小さく見えるのがエアーズロック(小さすぎて見えないかなぁ)。

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カタジュタ岩窟もエアーズロックも、そこにだけポツンと存在しており、その周囲は草原や低い木々が生えているだけだ。なぜそこにだけポツンと存在しているのか不思議でならない。

バスに戻り、カルチャルセンターへ向かう。「カタジュタ岩窟」、「カタジュタ・ビューイン・エリア」、「カルチャルセンター」、共にウルル国立公園内にあるので、それぞれが近場にあり、バスに乗って10分もしないくらいでカルチャルセンターに着いた。

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カルチャルセンター内は写真NGのようで、外観の写真は撮れたけど、中の写真は撮れなかった。この写真を撮った後、ガイドの兄ちゃんから、建物内は写真NGと注意されてしまった。

建物内にはアボリジニエアーズロックの関係を示す歴史の展示がされている。滞在が45分という短い間だったので、じっくりとはいかなかったが、日本語の案内が書かれていたので、しっかりと見ることはできた。

アボリジニエアーズロックを昔から聖地として崇めており、オーストラリア政府ができる前からずっとエアーズロックと共存してきた。ところが、オーストラリア政府でき、政府がウルル国立公園を制定した際に、エアーズロック(ウルル国立公園に含まれる)の管理をアボリジニには認めなかったようだ。そこから、アボリジニと政府との間で長い間協議が行われ、最近になってようやく、政府とアボリジニとの間でエアーズロックの管理についての協力関係が形成されたようだ。

概要編でも記載したけど、エアーズロックは2019年から登山が禁止になる。アボリジニの方はエアーズロックを聖地としており、エアーズロックには決して登らない。そのため、観光客にも登山はしないで欲しいとの想いのようで、今回それがようやく認められたとのことだ。アボリジニと政府の関係改善の結果なので、観光客からすると楽しみの一つが減ってしまうような気もするが、ここは素直に喜んであげるところなんだろうね。

www.nikkei.com
ちなみに案内は日本語のほか、中国語、イタリア語、フランス語、ドイツ語など、多くの言語で記載がされており、より多くの人に知ってもらいたいという想いが伺えた。

カルチャルセンターを後にして、いよいよエアーズロックに向かう。エアーズロックは主に周囲のトレイルを散策するか、登山するかの楽しみ方がある。今回はトレイルを歩く。登山は翌日の朝、天候が良ければ登るとのことだ。

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間近でエアーズロックを見る。第一印象としては「なんだこれは?」という感じ。巨大な一枚岩がポツンとそこにあるだけ。巨大に岩と言えばそれだけなのだが、なぜそれがここにと思うと本当に不思議でならない。

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エアーズロックには、穴が空いて空洞となっている箇所がいくつもあり、その中には、かつてアボリジニの方が描いた絵が描かれている。ガイドの兄ちゃんが絵について色々と解説してくれた。かつてのアボリジニの方はこの絵を使いながら、小さい子供に自然との共存方法を教えていたようだ。(見にくいかなぁ。左側の写真には右側に、右側の写真には左側に絵が描かれています。)

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こういう絵が描かれている場所は、2〜3箇所あり、それぞれでガイドの兄ちゃんが解説をしてくれた。長いところでは10分以上も話をしていて、ただ見るだけでなく、ちゃんと歴史を伝えようとしてくれているようだ。参加者も兄ちゃんの話に聞き入っている。

兄ちゃんの解説を交えながら、エアーズロックのトレイルを歩く。エアーズロックは遠くから見ると巨大な一枚岩。間近で見ると巨大な岩の壁。岩の壁なので、間近で見ると、さっきの「風の谷」で見た光景と同じに見えてしまう(笑

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トレイルの途中で、エアーズロックの登山道の入り口に着いた。どうやら、この日は登山が可能だったらしく、多くの観光客が登っていた。エアーズロックの登山は、天候がちょっとでも悪いとすぐに登山禁止となってしまい、登山をできる日が最も多いとされる8月でも半分くらいは禁止になるらしい。

下の写真はその登山道の写真。小さいけど写真中央部が登山道で、観光客が登っているところが写っている。本当に何もないところを登っており、確かにパッと見て危険な印象がある。天候がちょっとでも悪いと、登山が禁止になる理由がわかる。これは危ない。

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エアーズロックには神聖なエリアと定められているエリアがあり、そこでは写真や動画の撮影が禁止されているところがある。下の写真のように案内がされている。案内に注意しながら写真を撮りつつ、トレイルを進んでいく。

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途中、セグウェイの集団と遭遇。エアーズロックの周囲をセグウェイで一周しているようだ。楽しそう。ただ、これに乗ると写真は撮れないんだろうなぁ。

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1時間くらい歩いただろうか。日もいい感じに傾いてきた。

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エアーズロックでのトレイルを終えて、次はエアーズロックのサンセットを見るべく「Uluru car sunset viewing area」へ移動する。

17:45くらいにサンセットスポットに到着。サンセットスポットとなる展望台には大型バスが何台も止まっており、多くの観光客がいた。バスを見る限り、「AAT KINGS」というオーストラリアの旅行会社のツアーだろう。日本人も多くいて、周囲には日本語の会話であふれている。軽食やシャンパンの準備がされており、それらを楽しみながらサンセットを見るツアーなのだろう。

撮影スポットを探し、良さげなところに陣取り、後は写真タイム。日本語の賑やかな会話が聞こえてくる。日の入りと共に姿を変えていくエアーズロック

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18:25くらいに日の入り。大型バスに乗っていた観光客は、日の入りになると同時に引き上げてしまった。日の入りとは言え、周囲はまだ明るいし、まだまだエアーズロックを眺めていられるんだけどね。

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18:30に夕食。いつの間にか、ガイドの兄ちゃんが夕食を作ってくれていたようだ。エアーズロックを見ながらの夕食。これもまた贅沢だ!

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夕食は鶏肉のトマト煮とパスタ。フォークが足りてないらしくて、私が食事を取りに行った時にはスプーンしかなく、私の側いた参加者と、僕らはスプーンだねという会話をして笑いあった。

ちなみに、この日のパスタは失敗しなかったようで、塊になっておらず、ちゃんとしたパスタだった(笑

夕食が終わる頃には周囲は結構暗くなっていた。日の入りになってからは暗くなるのが早い。この時間になると、展望台に残っている人はいなく、私の参加しているツアーの人たちだけしか残っていなかった。

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19:00くらいだったろうか。展望台を後に、今晩のキャンプ場へ向かう。

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キャンプ場に行く前に、ガソリンスタンドによって、給油&買い出しタイム。ここで良さげなショットグラスとピンバッチが売られていたので、早速購入。この先買えるかどうかわからないし、気に入ったものがあれば今のうちにということで。後はオレンジジュースを購入。

キャンプ場に到着。今朝、シャワーを浴びに寄った施設が今晩のキャンプ場だ。簡易なコテージがあり、そこに荷物を置く。ありがたいことに電源があったので、一つを借りてカメラの充電をする。これは助かる!

カメラのバッテリーは3つ持っていたが、2つがバッテリー切れで、ラスト1個で残りの2日を凌がないと行けない状態だった。ラスト1個で不安だったが、どうやらこれで心配しなくてもよさそうだ。

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シャワーを浴びて、コテージに戻ると、参加者がお昼の余りのトルティーヤと野菜でサンドを作っていた。雰囲気から察するに翌朝の朝食を用意しているのだろうか。私もサンドを作って、バックの中にしまう。

昨日と同様にガイドの兄ちゃんが焚き火を用意してくれた。昨日よりはまともなキャンプ場ではあるが、屋外であることには変わらないので、相変わらず外は寒い。その中での焚き火はありがたい。本当に暖かい。

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スワッグと寝袋を焚き火の周りに敷いて寝る準備を整える。昨夜の反省を踏まえて、防寒として、ネックウォーマー、防寒用の靴下、ヒートテック上を着込む。防寒はこれで大丈夫なはずだ。

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さてさて寝る準備を終えて、後は気の済むまで星空の撮影タイムだ。寝場所の近くは焚き火の光で眩しかったので、少し離れたところに移動して、ひたすら写真。昨夜と同じく、空には満点の星空。

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せっかくなので、星空のタイムラプス動画も作って見たくて、時間の許す限り、ひたすらに写真を撮ることにした。

焚き火もそうなのだが、星空は人に何も考えさせなくするような、何かがあるように思えてならない。吸い込まれるような感覚というのだろうか、本当に時間を忘れてずっと見ていられる。

カメラのシャッター音、遠くから聞こえる音楽と人の陽気な声、そんな音を聞きながら星空を眺める。これもまた贅沢な時間だ。こんな雰囲気の中、綺麗な星空を一人でのんびりと眺めていられるなんて、この後の人生でもないんだろうな。

30分くらい撮っていただろうか。50枚くらいの写真が撮れた。帰国後にタイムラプスにして見たが、50枚とって約4秒の動画。こんな感じになった。

youtu.be

タイムラプス動画は初めて作って見たけど、初めてな割には上出来でしょ(笑
当たり前なんだけど、星って動いているんだね。自分で撮った写真でそれが見えると、より一層、そうなんだって実感する。

22:00になって寝袋の所へ戻る。他の参加者も流石に寝袋に入って寝ているようだ。あちこちで寝息が聞こえる。

頭上にはやはり満点の星空、視線を下げると焚き火。昨夜と同じく、寝たくないと思う夜。こういう気持ちの中で寝れるなんて、私はなんてラッキーなんだ。

オーストラリアひとり旅も翌日で終わり。
翌日は帰国の日だ。

7日目終了。8〜9日目に続く。

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8〜9日目以降のお話はこちらからどうぞ!

shoumatch.hatenablog.com

 

【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)6日目〜エアーズロックツアー1日目編

オーストラリアひとりたび6日目。この日は8/16(木)。

オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ!

shoumatch.hatenablog.com

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲)  
・8/16(木)
 Haven Backpacker Resort → エルデュンダ・ロードハウス → ワタルカ国立公園(GoogleMapだと「ウォーターカ国立公園」) → Kings Creek Station → カーティン・スプリングス 


地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)


朝4:00起床。アラームを鳴らすのを躊躇う気持ちのまま寝てしまったせいか、早めに目が覚めてしまった。当然ながら部屋は真っ暗で、電気を付けるのも悪いので、暗がりの中で洗面道具を持ち出し、トイレで身支度を整える。

4:30過ぎに荷物を持って部屋を出る。一緒の部屋いた女性は、もぞもぞ動いていたので、たぶん起こしてしまったな。

ロビーにでると、そこにはすでに数人いた。どうやら空港に向かう人たちのようだ。4:30から朝食を食べれるとのことだったが、食べ物らしきものが見当たらない。ロビーの張り紙にも、キッチンに朝食を置いてあると書いてあるんだけどな。

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周辺を探して見たけど、食事らしきものはなかったので、仕方なく諦める。うーん、がっかり。ツアーは朝食抜きでの参加になりそうだ。もしかしたら、先に起きていた人たちが全て食べてしまったんだろうか。

ゲストハウスの玄関付近で、男性が慌てた様子で電話をしている。聞こえた範囲だと、どうやら昨日、受付の部屋に荷物を置いたままにしており、早朝チェックアウトでもうすぐ出発なのだが、受付の部屋が閉まっていて荷物が取れず困っているようだった。これは大変だ。

チェックアウトを済ませて(といっても、シーツを指定の場所において、部屋の鍵をボックスに入れるだけなのだけど)外に出る。5:10くらい。外は真っ暗で、とても寒い。

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外には私の他に、空港行きのシャトルバスを待っている集団がいる。日本人も2人ほどいた。少し離れたところに1人でいる私に、「日本人ですか?」と話しかけてきた。

外で待っていると、セキュリティ会社の方が来て、ゲストハウスの中へ入っていった。おそらくさっきの男性の件だろう。受付のドアを開けに来たのかな。早朝から災難だなぁ。無事に荷物を取れるといいけど。

5:30にツアーのバスが到着。バスには、運転手の男性が1人、参加者の夫婦1組が先に乗っていた。

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バスはこの後、数件のホテルをめぐり、最終的には22名のメンバーでツアーが開始。バスの座席は1列に3席で、左側に1席、右側に2席の配置。自然と1人で参加している人は左側の1席に、グループで参加している人は右側の席に着く。1人で参加している人は、私の他にも3人ほどいて、全員が女性だった。私も左側の席に座る。右側には老婦人が座っている。

ちなみに、参加したのはこのツアー。
www.hotholiday.jp
参加者を乗せて、アリススプリングスの街を出発したのが、6:00くらい。

バスの中はかなり寒い。耐えられなくなって来たので、バックの中から、ダウンジャケットと手袋を取り出して着込む。

ちなみに、このツアーはバスでワタルカ国立公園(キングスキャニオン)やエアーズロックを廻り、夜はキャンプをするというツアー。携帯やカメラの充電ができるかどうかわからない。電池の節約のため、ツアーが始まった時点で、グローバルwifiの電源をOFFにした。当然ながら、バス車内には利用できるwifiなどあるはずもなく、この時点から完全にオフライン状態。

6:00を過ぎでも外は真っ暗。外の景色を眺めるということもできないので、しばらくは寝ていた。他の参加者もほとんどの人が寝ていた。まぁ、寝るしかないよね。

7:00を過ぎると、外がだんだんと白んできた。半分寝ぼけながら写真を撮る。その状態が20分くらい続いただろうか、日が出たところで運転手の兄ちゃんが車を止めて、写真タイムを取ってくれた。荒涼とした大地に昇る朝日。きれいだ。

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その後、20分くらい走って、最初の休憩所に到着。ERLDUNDA ROADHOUSE(エルデュンダ・ロードハウス)という給油所&休憩所だ。周囲は何もなく、荒涼とした景色の中にポツンとこの施設があるだけだ。

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給油の間に、周囲を散策したり、朝食の購入をする。

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乗っているバスは下の写真な感じ。バスの後ろには荷物を積むコンテナが付いていて、その中に、参加者の荷物や、寝袋や、食料などが積んである。車の後ろにコンテナを積んで走る車は、このツアー中にも何度も見たので、オーストラリアでは結構メジャーなのだろうか。

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ここには、エミュー(だと思う)が放し飼いされていて、柵越しにエミューと触れ合うことができる。人馴れしているのか、柵に近づくと、エミューの方も近づいてくる。少し触れることができた。

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売店でホットコーヒーとベーコンエッグサンドイッチを購入。日は出て来たとはいえ、外は相変わらず寒い。肌寒い空の下、荒涼とした景色を眺めながらのホットコーヒー。最高だね。

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バスの時間が来たので、バスに乗り込んで朝食をとる。こういう売店で買った朝食なので、正直、味は期待していなかったんだけど、思った以上に美味しかった。ベーコンがカリカリ、パンも外がカリカリで中がふっくら。ゲストハウスで朝食が取れずがっかりしていたところで、期待以上の食事が取れたので、気分がいいよね。

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出発する前に、運転手の兄ちゃんからこの後の動きの話があった。が、全くと言っていいほど聞き取れなかった。どうせ団体行動だし、周りの人の動きに合わせることにしよう。

ワタルカ国立公園に向けて出発。赤茶けた大地とステップが広がる光景が続く。

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バスの中には、運転手の兄ちゃんチョイスの音楽が流れる。陽気な音楽だ。隣の老婦人がリズムに合わせて軽く踊っていて、とても可愛かった。外は明るくなったとはいえ、車内は特にすることもないので、大半の人が寝ている。

途中、野生のロバ(かな?)の群れが草を食んでいる光景に出くわし、停車して写真タイム。

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このタイミングで、昼食が配られる。ハムとチーズとレタスのサンドイッチ。ワタルカ国立公園に着く前に済ませておくように言われる。
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隣の席の老婦人はベジタリアンなのか、ハム抜きのものがあるか聞いていた。が、運転手の兄ちゃんには伝わらなかったらしく、何度かやり取りをしていたが、最後は「Language ...」と呟いて諦めてしまった。

当たり前なんだけど、言葉が通じなくて困るのって、日本人に限った話ではないんだよね。ただ、私は、日本人でない人で言葉が通じなくて困っているという場を、これまで見たことがなかったので、そういう場面を間近に遭遇して、衝撃というか新鮮というか、とにかく、この場面が強烈に印象に残っている。

言葉が通じなくて困るのは日本人だけじゃないということを実感できたせいか、一層言葉に対するハードルが下がったように感じた。もちろん、言葉は通じた方がいいに越したことはないけど、だからと言ってそこまで尻込みしなくてもいいのかもしれない。


車内でランチを食べるが、朝食からあまり時間は経ってなく、お腹が空いてなかったので、1/4くらい残してしまった。というか、食べきる前にワタルカ国立公園に着いてしまった。11:00に到着。

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朝は寒かったが、この時間になると汗ばむくらいに暑くなっている。ダウンジャケットを脱いで、カメラを持って外へ出る。

トレイルの入り口には無人のインフォメーションエリアがある。とは言っても、水を汲む場所と、案内板があるだけなんだけど。

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ここで運転手の兄ちゃんからトレッキングの説明を受ける。とにかく給水と栄養補給はこまめにしてねと言われる。

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今回トレッキングするルートは、「Kings Canyon Rim Walk」という、キングスキャニオンの大地の割れ目を3〜4時間かけて回るというものだ。

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いざ出発!運転手の兄ちゃんがここではガイドになって、みんなを引き連れていく。

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歩き始めて早々に急な登りになる。わしわしと登っていく。

10〜15分くらいで頂上に到着する。そしてこの絶景。

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キングスキャニオンは「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地としても使われた場所らしい。私はそのドラマを見ていなかったので、実際にどの場所がロケで使われたかは知らないけど、来る前に見ておけばよかったかな。

雲ひとつない青空、赤茶けた大地、巨大な峡谷。360度見渡す限りにその光景が広がっている。

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上の写真には、波打ったような地形がみられる。どうやってこの地形ができたのだろう。水で侵食されて、侵食されやすい箇所だけが削られて、こういう地形になったのだろうか。いや、そもそもこんな乾燥地帯に、それもこんな高地に、過去に水が流れていたのだろうか。それとも別な要因なんだろうか。

いずれにせよ、少なくとも数千年、数万年のスケールで出来上がった地形なんだよな。数千年、数万年って人間には計り知れないスケールだ。だけど、そんなものを高々数十年のスケールでしか生きられない人間が、その時の長さを肌で感じることができるなんて、なかなか神秘的だ。

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運転手の兄ちゃんは、初めは先頭でみんなを引き連れていたが、岩を登るタイミングになってからは殿を務めていた。頂上について、周りの景色を見つつ兄ちゃんを待っていたが、一向にやってこない。

なんかおかしいなと思いつつ、周りもそう思っていたのか、少しガヤガヤしてきた。何人かが来た道を戻り、様子を見にいく。すると、様子を見に行った数人が戻ってきて、一人が頂上に設置されているEmargency Callに電話をしつつ、もう一人が、これまた頂上に設置されていたAEDを取って下って行った。

どうやら、参加者の誰かに何かあったようだ。何か手伝おうとしても、できることは何もなかった。仕方なく、その場で待機する。Emargency Call の近くで、やり取りを聞いてもみたけど、何を行っているかは分からず。

言葉がわからないと、トラブル時に対応ができない。こういうときに言葉がわからないっていうのはなかなか辛い。

30分くらい待っただろうか。運転手の兄ちゃんが頂上に登ってきた。どうやら参加者の一人が具合が悪くなったようで、トレイルを引き返して、駐車場で休んでいるようだ。思ったよりも大ごとでなくてよかった。

ちなみにトレイルには、Emargency Callやドクターヘリが止まれる場所が、いたるところに存在しており、下の写真のような設備が備えられている。ワタルカ国立公園の周辺には何もないので、こういう設備で緊急時に対応できるようにしているようだ。

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とはいえ、救急隊員がここに到着するのには時間がかかるのは事実なので、そうならないように、体調管理とか給水とか栄養補給とかをこまめに取ることが大事なんだね。

運転手の兄ちゃんとも合流して、トレイルの再開。登りはなくなり、あとは平坦な道を歩いていく。

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歩いている途中に、台湾から参加した女性に話しかけられる。どこから来たのと聞かれ、日本から来たと答えると、嬉しそうな感じになり、そこから色々と会話が弾んだ。

その女性は、家族4人で参加しており、台北に住んでいるようだ。日本にも何回も来たことがあり、東京と北海道に来たことがあるとのことだった。そして9月(この翌月)には、仙台に行くんだと言ってた。2週間オーストラリアを旅行する予定で、このツアーの後はメルボルンに行くようだ。

私も4月に台北を観光した話をすると、喜んでくれて、私のインスタグラムに投稿した台北の写真を見せると、「あの場所ね!」という会話になって楽しい時間になった。

ちなみに、台北の話は以下をどうぞ。

shoumatch.hatenablog.com

shoumatch.hatenablog.com

女性は英語は得意ではないと言っていたけど、お互いになんとか英語で会話ができた。そして会話が通じにくい時でも、iphoneでその言葉を漢字で打てば、お互いに理解することができた。ちなみに、旦那さんは英語は全くできないみたいだ。やはり英語が話せないからって海外に出ないっていうのは無いんだろうな。英語が話せなくても、海外に行ったり、海外のツアーに参加するっていうのは、そこまで特別なことではないんだろうね。

女性と会話をしつつ、景色を眺めつつ、写真を撮りつつ、道を進む。 

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トレイルでは何度か運転手の兄ちゃんの説明を挟みながら進む。正直言って、内容はさっぱりわからなかった。

トレイルの半分くらいを歩いたところで休憩タイム。みんなで日陰に座りながら兄ちゃんの話を聞く。ちゃんとは聞き取れなかったけど、この峡谷の成り立ちを話しているようだった。その後、参加者の自己紹介タイム。メンバーの名前は流石に覚えていないけど、確か、フランス、アメリカ、台湾、オーストラリア、日本(私)あたりから参加していたと思う。

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休憩が終わり、トレイルの再開。天気が良く、普段は見ることのできない景色なので、目に入る光景がなんでも絶景に映る。

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ここは、かつてここに水が流れていたことを表す場所とのこと。トレイルのコースの中で「A dead sea's ripples」と名付けられた場所だ。

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岩の写真をアップで。この流線型の模様がかつて水があったことを表しているとのことだ。こんな乾燥地帯に、そしてこの場所は岩の頂上であるのに、かつてここに水が流れていたなんてとても不思議だ。にわかには信じられない。

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とはいえ、水場が全く無いかと言われるとそうではなく、この峡谷にも水場はある。キングスキャニオンの中でも「エデンの園」と呼ばれている場所だ。

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キングスキャニオンのトレイルは大きな峡谷の周りをぐるっと回るコースで、崖の付近に柵などはない。落ちたら一巻の終わり。過去にも何人か転落事後で死亡しているみたいだ。特に子供の事故が多いらしい。私も何度か崖の近くを歩いていて、運転手の兄ちゃんに気をつけるように注意された。

この岩の切れ目、本当にすごい光景だ。言葉にすればチンケになってしまうけど、本当にすごい。(この気持ちを表すいい表現が見当たらない。そういう言葉があったら本当に教えて欲しい。)

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パノラマでも一枚。

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写真を撮りつつ、景色を眺めつつ、たまに台湾の女性と話をしながら歩いて行く。

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16:00くらいに駐車場に戻ってきた。4時間ちょっとのトレイルもこれで終わり。気分が悪くなった方ともここで合流。問題なさそうで本当に良かった。

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今日のツアーはこれで終わり。この後はキャンプ場に向かうだけだ。

バスはちょっと走って、給油のために一度停車した。「Kings Creek Station」という場所だ。

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売店でオレンジジュースを購入。長時間歩いたせいか、何か味のある飲み物が飲みたくて、ここでのオレンジジュースはありがたい。

給油を終えて、バスが発車したのだが、また10分もせずに停車した。特に何も無い道端だ。

ここで運転手の兄ちゃんから、「夜にキャンプファイヤーをするから、ここで適当な木材を集めてきてくれ!」と言われる。これにはびっくり!男女関係なくみんな車外に出て、そこらへんに生えている木々を倒して木材を調達する。

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周囲に生えている木々は細い木ばかりなので、簡単に倒せてしまいそうだ。とはいえ、「本当にやっていいのか?」と思いながら周りの人を動きを観察してみる。すると、周りの人は容赦なく木々を倒して木材を集めている。

特に、参加者の中に1人、アウトドアはベテランって感じの雰囲気を出している女性の方がいて、その人は体重をかけて木を丸々1本倒して、足で踏んで余計な枝を折って、さっと運んで行ってしまった。その手際の良さに、しばし呆然と眺めてしまっていた。豪快すぎるでしょ!私も負けじと1本倒して木材を調達する。

そこらへんに生えている木々を倒してキャンプファイヤーの木材にするなんて、オーストラリアならではだね。日本じゃ、まずできないだろうな。

参加者全員で集めるので、すぐに木材は集まってくる。

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集まった木材をコンテナの上に積んで行く。豪快だ!

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木材もあらかた集まり終わり、参加者がバスの周りに戻ってきた。見ると足から血が出ている人が何人かいた。その中の何人かは女性。そりゃ、こんな場所でハーフパンツで木材を集める作業をしてたら、そうなるよね。

木材を積む作業も完了。コンテナの上には大量の木材。

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バスはキャンプ場に向けて出発する。いやぁ、なかなか面白い経験ができた(笑

道中、我々と同じように木材を集めている集団を見つけた。やはり、そこらへんに生えている木を倒してキャンプファイヤーの木材とするのは、オーストラリアでは普通なのか。ちなみに、運転手の兄ちゃんはクラクションをバンバン鳴らして挨拶をしていた。

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バスの車内では陽気な音楽が流れる。参加者のほとんどがウトウトしている。18:00を過ぎてくると、日も沈んできて、だんだんと寒くなってきた。日中は暑いが、日が暮れると途端に寒くなる。ダウンジャケットを羽織る。

18:40に、キャンプ場到着前の最後のトイレタイム&売店タイム。どうやらキャンプ場は売店もトイレもシャワーも何も無い場所だそうで、ここで今夜飲みたいものを買ったり、最低限のトイレをここで済ませた方が良いとのことだった。

その場所から見える景色を一枚。殺風景な景色の中にタンク車が1台。人はいない。なんか終末的な雰囲気を感じるね。

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さてさて、売店ではビールとオレンジジュースを購入してバスに乗り込む。

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バスが出発する頃には日暮間近。なかなか幻想的。

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バスは周囲に何も無い道を進んで、途中、横道に入る。コンクリートで舗装されていない道だ。その先に今晩泊まるキャンプ場がある。

キャンプ場についた時には、すっかり日が暮れて、辺りは真っ暗闇。キャンプ場といっても、ファイヤーピットと軽く雨が凌げる屋根があるだけの、本当に何もない場所。トイレはあるにはあるが、地面に穴を掘ってそこに座る台を置いただけの、簡易とも呼べないようなトイレだ。

コンテナの上から木材を下ろす。それを、アウトドアがベテランな雰囲気の女性が手際よくファイヤーピットにおいて火を付ける。あっという間にキャンプファイヤーの完成だ。

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周囲は何もない吹きさらしの場所なので、結構寒い。キャンプファイヤーができると周囲に集まってみんなで暖をとる。なんか、いい絵だ。

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運転手の兄ちゃんは、参加者の人と一緒に夕食の支度をする。夕食は、ジャガイモと人参を蒸したものとパスタだ。みんなで手分けして食材を切る。

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うん、アウトドアだね!

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ちなみに、車の後ろに付いているコンテナは、荷物を降ろした後はガスコンロとなって、お湯を沸かしたり、炒め物をするのに使える。なかなか便利なコンテナだね。(下の写真はぼやけているけど、ガスボンベをつけた即席のガスコンロがコンテナにできていて、2人はここで炒め物をしている。)

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ジャガイモと人参の蒸したものは、切った食材をダッチオーブンに入れて、そのダッチオーブンを焚き火の側に置き、木材の燃えかすをその周りに敷いて熱を取る、という調理をしていた。本当にアウトドアだね。なかなかできない経験だ。(見にくいかもしれないけど、写真の左下に燃えかすが敷かれたダッチオーブン2台があります。)

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周囲は真っ暗闇。空には満点の星空が広がっている。思わず見とれてしまう。

今、この場には、焚き火と星空と兄ちゃんが流している陽気な音楽しかない。キャンプとしてはこれ以上ないくらいに最高の雰囲気だ。

料理が完成!パスタは茹でるのに失敗したらしく、塊になってしまったとのこと。ごめんねとのことだけど、そこはアウトドアならではってことで、全然気にならない。

各自食べたい分をとって、焚き火の周りでみんなで食事。

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目の前には焚き火、上を見上げれば星空。そんな中で食べる食事。不味いなんてことがあろうか!最高の食事だね!ビールを飲みつつ、おかわりもしつつ、こんな雰囲気だもん、食は進むね!

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私の左側には運転手の兄ちゃん、右側にはアウトドアがベテランな雰囲気の女性。私を挟んで会話があったが、私には聞き取れなかった。うーん、ちょっと残念。基本的に、家族やグループ参加がほとんどなので、会話といってもその家族やグループ内の会話になる。全体で交流という感じにはならなかった。

本当に贅沢な時間だ。もう2度とこんな時間は無い気がする。

食事を終えて各自で皿を洗う。これも本当に簡易で、お湯を張った容器が2つあり、片方で洗って、片方で濯ぐという使い方だ。ただ、濯ぐ方の容器もすぐに洗剤まみれになるので、最後の方はどちらも洗剤まみれで、濯げてないんじゃないかと思えるくらいだった。ま、これもアウトドアならではってことで。

ってか、アウトドアだからってことで、なんでも通ってしまう気がするな(笑

食事も終えて、いつでも寝れるように防寒をしておく。キャンプ用に買っておいたヒートテック上下を着込む。他の防寒具をどうしようか考えたが、焚き火の火が暖かく、まぁいらないかなと思い、防寒具はこれだけにした。(ただ、次の記事で書くけど、これは失敗でした。翌朝とても寒かった。。。)

兄ちゃんからスワッグの説明を受ける。スワッグの中に寝袋を入れて、その中で寝るようにとのことだ。スワッグを焚き火の側に置く。みんなで焚き火を囲んで寝るような感じだ。

下の写真がスワッグ。その中に寝袋を入れる。キャンプというかほとんど野宿に近い。

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寝袋に入ると思った以上に暖かい。スワッグで意外と防寒・保温してくれるようだ。真冬の外でキャンプということで、正直ビクビクしていたけど、これなら大丈夫そうだ。

スワッグの説明を終えると、兄ちゃんが男性の参加者を3人ほど連れて、どこかに行ってしまった。そして数分して、木材を持って戻ってきた。どうやら、翌朝までの木材を調達しに行っていたんだな。大量に木材を積んだと思っていたけど、意外と木材の消費が早くて、木材が尽きかけていたからな。

21:30を過ぎると、だんだんと寝袋の中に入る人が出てきた。周りは真っ暗で何もないので、夕食が済んだら寝るしかない。だから自然とそうなるんだけどね。寝た後もしばらく火が続くように、兄ちゃんが大きくて太い木材を焚き火に投入する。

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私は寝る前に星空を撮りたくて、こっそりとスワッグを抜け出して写真タイム。

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満点の星空。本当に綺麗だ。カナダのイエローナイフで見た星空や、ボリビアのウユニで見た星空と同じくらい綺麗な星空だ。吸い込まれるような感じというのだろうか。こういう景色は時間の経過を忘れてしまうくらいに見入ってしまう。

22:00をすぎて、周りからも寝息が聞こえてきた。これ以上起きているのも良くないと思い、私もスワッグの中に入り寝る体制に入る。

だけど、目に映るのは満点の星空。視線を下げると焚き火。そして耳に聞こえて来るのは
焚き火の音。こんな贅沢な夜があっただろうか。こんなに寝たくないと思った夜があっただろうか。そんな気持ちに浸りながら、いつの間にか眠ってしまった。

自分の人生の中でも、これ以上ないと思えるくらいに素敵な夜だった。

きっとこの先も、この夜を超えるほどの素敵な夜なんていうのは、数えるくらいにしかないんだろうなと思う。そんな夜。

6日目終了。7日目に続く。

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7日目以降のお話はこちらからどうぞ!

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【旅行記】オーストラリアひとりたび(2018/08/11〜19)5日目〜アリススプリングス編

オーストラリアひとりたび5日目。この日は8/15(水)。

オーストラリアひとりたびのこれまでの話は以下の記事をどうぞ! 

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この日は、以下を見て回りました。(概要編の再掲)  
・8/15(水)
 マッド モンキー バックパッカーズ → ケアンズ空港 → Alice Springs Airport → Haven Backpacker Resort → Alice Springs Station → The Rock Tour → Bojangles Saloon & Restaurant → Todd Mall Markets Alice Springs → Anzac Hill →
 Our Lady of the Sacred Heart Catholic Church → The Gap → Crowne Plaza Alice Springs Lasseters → The Overlanders Steakhouse → Haven Backpacker Resort

地図にするとこんな感じ。(地図の左上のメニューから日別に表示したり、具体的な場所の情報が見れます)

朝6:00起床。が、寝坊できない緊張感からか、その前も何度も目が覚めていた。 覚えているだけでも1:00と4:00に目が覚めていた。

トイレで身支度を整えていると、いきなりラフな格好をした女性が中に入ってきた。どうやらシャワーを浴びたかったようで、私の姿を見るとすぐに立ち去ってしまった。男性用のトイレ&シャワールームだから入られても困るけど、流石に朝からちょっとドキッとした。

何やら、外から雨音がする。外を見ると結構な雨が降っていた。ケアンズに来て初めての雨。移動日に雨でよかった。 

朝6:00という早朝の時間にも関わらず、荷物を持って移動している人が大勢いた。私と同様にアーリーチェックアウトする人は結構いるみたいだ。荷造りは昨晩のうちに済ませておいたので、身支度を整えた後は、そのまま荷物を持ってチェックアウト。

フロントにいる男性にチェックアウトの旨を伝えると、ビローケースと何度か聞かれた。なんのことかわからずに何度か聞き返し、それでもわからなかったので、google翻訳でフロントの人に単語を打ってもらう。どうやらビローケースとは枕カバーのようだ。つまり、自分が使った枕カバーをフロントまで持ってきてと言うことだった。なるほど。部屋に戻り、枕カバーを取りに行く。

昨日、フロントの方に6:30にタクシーをお願いしていたので、外でタクシーを待つ。外は雨。どんより空。

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外でタクシーを待っていたが、一向にやってこない。流石に遅いと思い、6:45にフロントの方に、タクシー会社へ連絡するようにお願いして、再度外で待つ。途中、バスが一台ゲストハウスの前に止まり、人を待っているようだった。多分違うんだろうなと思いながら、空港に行くか聞いたら、やっぱり違った。

ちょうどそのやりとりをしているときに、依頼していたタクシーが来たので、それに乗り込み空港に向かう。空港へは10分くらい。20A$。

空港に到着。ゲストハウスの前では本降りだった雨は、空港に着く頃には雨は上がっていた。

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早朝ということもあってか、航空カウンターに人はほとんどいない。

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使うはカンタス航空。自動チェックイン機があったので、それでチェックインを行う。

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実は海外で自動チェックイン機を使うのは初めてだった。とはいえ特に問題なくチェックインが完了。チケットをゲット。

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航空カウンターのすぐ隣が保安検査場となっている。オーストラリア国内の移動なので検査も手荷物検査だけでとても簡単。

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ちなみに空港内は日本語表記で溢れている。やはり日本人が多く訪れているということなのか。特に右側の写真なんて、英語の表記すらなく、日本語と中国語標記のみ。これだけ見たら日本にある案内と思ってもおかしくないよね。本当にケアンズは日本語にあふれている。

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さてさて、乗るは8:50発のアリススプリングス行きの便だ。

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搭乗まで時間があるので、朝食を食べることに。適当なファストフード店のハムチーズトースト。8A$。ケアンズに来て一番安い食事だったのではないかな。正直パン食には飽きていたけど、他のお店だと朝食として食べるには値段が高くて、そこまでお金を払ってまで食べたいものではなかった。

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朝食を終えて、8:30に搭乗開始。

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飛行機に乗り込む。

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席は14Fで窓際の席。機内には日本人はいなさそうだ。ありがとうケアンズ

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海沿いの街から内陸の街へ。離陸直後は窓の外には海が広がっていたが、すぐに赤茶けた大地の広がる景色に変わる。赤茶けた大地というのは見たことがないので、空からその景色を見るだけでも新鮮な気分だ。

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機内では半分くらいの時間は寝てて、後の半分はのんびりと景色を眺めていた。カンタス航空LCCではないはずだけど、カメラバックを座席下においたら足の置き場に困るほど座席が狭くて、寝るのに苦労した。途中、機内食が運ばれて来たが断り、ドリンクサービスではオレンジジュースを注文。(特に機内食の申し込みはしていなかったけど、無料サービスだったのかな?)

フライト時間は2時間30分。時差が30分あるので、実質時計の針は2時間しか進まない。11時過ぎにアリススプリングスに到着。ケアンズは雨だったが、アリススプリングスは雲ひとつない快晴だ。

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割と小さめな空港。建物の中にはアボリジニのアートの展示があったり、車が飾ってあったりで、なかなかオシャレな感じ。

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シャトルバス乗り場に向かう。シャトルバスは泊まるホテルまで送ってくれるとのことだった。行き先を告げて、料金を払う。

40代と思われる女性が応対してくれたのだけど、PCの調子がよくないらしく、操作に手間取ったり、次のバスの時間がPCに表示されなかったりして、「ごめんねー」「問題ないですよー」みたいなやりとりを何度か繰り返した。

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結局、次のバスの時間はわからなかったけど、15分くらいで来るとは言われたので、時間まで空港周りを探索する。とりあえずは空港の外観を一枚。

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しかし、この街は蚊が多い。少し外を歩いただけなのに、飛んでいる音が間近で聞こえたり、顔に付いたりする。以前、オーストラリアにいた友人からそのような話は聞いていたし、「水曜どうでしょう」でも蚊が多くて大変なんて場面もあったな。

蚊が多い話は知っていたので、日本から虫除けスプレーは持って来ていた。なので、全身に虫除けスプレーをかけておく。また、日差しが強いので、日焼け止めを塗って、帽子もかぶる。

11:30くらいにバスが到着。私を含めて4〜5組が乗り込む。

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アリススプリングスは周囲が岩や低い木に囲まれた、なんというか、自然公園の中にある感じのする街だ。映画のワンシーンに出てきそうな自然の光景が広がる。

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バスの運転手は、運転しながら周りの景色の説明をしてくれている。私はバスの後ろの席にいたので、運転手が何を言っているのかは聞き取れなかったけど、バスの前の方にいた乗客とはアリススプリングスの街について、色々と会話をしているようだった。

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街のホテルを数件廻り、私の泊まるゲストハウスが一番最後に着いた。「Haven Backpacker Resort」というゲストハウスだ。

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ゲストハウスの受付でチェックインを済ませる。若い女性の方が応対してくれた。簡単な朝食を4:30から食べることができるとのこと。これはありがたい。翌朝は5:20集合なので、朝食抜きの状態でツアーに参加することにはならなさそうだ。アーリーチェックアウトの旨を伝えると、シーツだけ指定のところに置くように言われる。エアーズロックを見に行くんだと話すと、ウルルを楽しんで来てねと言ってくれた。

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部屋は18番。中に入ると2段ベットが2つ、部屋の広さの割りにベットが少なく、広々としている。部屋の中にトイレ&シャワールームが付いている。部屋には誰もいなく、荷物が一つだけ置かれていた。どうやら私の他にもう1人、この部屋に泊まっている人がいるようだ。

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荷物を置いて、すぐに部屋を出る。アリススプリングスの街歩き開始だ。

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高い建物がなく、人も多くなく、街の中でも田舎に属しそうな印象だ。大学生の頃、アメリカのボルダーという街に2ヶ月弱滞在していたことがあるのだけど、その街と雰囲気がどこか似ていて、ふとボルダーの街のことを思い出してしまった。

大きな岩の間を縫うように道路が引かれていたり、街の一角に大きな岩があったりと、自然と共存している感じがわかる。こういう大きな岩が街の中にゴロゴロある。何度か登って見たい衝動に駆られてしまった(笑

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道を歩いていると、目の前に駅の看板を発見。ゲストハウスの近くに駅があることは知っていたので、こういう小さい街の駅がどんな感じかを見て見たく、駅に行くことにする。

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GoogleMapを片手に駅の方へ向かうのだが、一向に駅らしき建物は見当たらない。看板の指す方角へ歩いているし、GoogleMapでも駅と表示されているところの近くにいるはずなのだけど、それらしきものはない。線路らしきものは見えるんだけど。。。

おかしいなと思い歩いていると、目の前に扉の開いたフェンスを発見。明らかに駅の入口じゃないのはわかっているんだけど、駅の敷地内に入れるっぽいので入ってみることに。

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すると、そこは駅のホームだった。人は誰もおらず、ホームと線路だけの光景が広がる。こういう光景、映画のワンシーンでありそうだ。こういう光景好きだ。

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ホーム沿いに歩いていけば駅は見つかったんだろうけど、割と満足してしまったので、街の中心部に向かって歩くことにする。ちなみに、この時は28℃。季節的には真冬のはずだけど、気温だけでいうと真夏だね。

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エアーズロックツアーは翌日からなのだが、前日までにリコンファームをする必要があった。なので、まずはリコンファームをしに、ツアー会社へ行く。「The Rock Tour」という会社だ。街の中心部には歩行者天国となっているショッピングエリアがあり、「The Rock Tour」はその歩行者天国の一つ手前のブロックにある。

男性の方が応対してくれ、問題なくリコンファームが完了した。寝袋をレンタルする予定だったが、こちらも問題なく予約完了。明日は5:20にゲストハウス前に迎えが来るとのことだ。寝坊は厳禁だ。

ツアーの説明を受ける中で、ウルルの写真を何枚か見せてもらった。夜の星空の写真や、夕暮れのエアーズロックの写真など、とても綺麗な写真で、それを見ただけでも心が踊る。

リコンファームも終わり、時刻はすでに13:00を過ぎていた。お腹が空いたので、お昼ご飯を食べることにする。「The Rock Tour」の隣にある、「Bojangles Saloon & Restaurant」というお店へ。

ちなみにアリススプリングスのレストラン情報は、「地球の歩き方」には載っていなかったので、トリップアドバイザーで探しました。

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西部劇に出て来そうな入り口の扉。「Live A Live」というゲームの西部編を思い出す(わかる人いるかなぁ)。

店内にはバーカウンターで飲んでいる人、子供連れの家族、カップルで食事をしている人の3組程度。お昼時を少し過ぎていたので、人は少なかった。店内には、ステージライトに照らされたスペースがあって、夜なんかは賑わってそうな感じがする雰囲気だ。

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カウンターでランチメニューを注文する。ステーキセットとオレンジジュース。焼き方とソースを聞かれたが、店員さんのおすすめでお願いしたところ、肉はミディアムでクリーム系のソースが出てきた。2時くらいまでのんびりと食事をする。

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お店を出た後は、アンザックヒルという街を一望できる岩山へ向かう。道中、歩行者天国となっているマーケットエリアを通る。

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平日で、しかも小さな街というとこもあってか、あまり人はいなかった。

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途中で、おしゃれな看板を発見。東京まで6578km。思えば遠くまで来たものだ。

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アンザックヒルAnzac Hill)はマーケットエリアを越えた先にある。お昼を食べたお店から歩いて15分くらいか。

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岩山を登って行く。とはいえ、そんなに高くない岩山なので5分もあれば頂上についてしまうくらいの高さ。

アンザックヒルの頂上には慰霊碑が建っている。これは、これまでオーストラリアが経験した戦争や平和活動で亡くなった方を慰霊しているようだ。

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アリススプリングスではないけど、この記事を書いているちょっと前に、安倍総理もオーストラリアで戦没者の慰霊をして、ニュースになっていましたね。

平成30年11月16日 オーストラリア訪問 -1日目- | 平成30年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ


アンザックヒルからはアリススプリングスの街が一望できる。高い建物がなく、遠くには「MacDonnell Ranges」という岩山が連なっている。本当に映画のセットに出て来そうな街だ。アンザックヒルの頂上にはベンチがおかれており、そこに座ってのんびり景色を眺める。

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途中、幼稚園児か小学校低学年とみられる集団が、先生に引き連れられてやって来て、街の話とか、植物の話とかをしていた。課外授業かな。

あと、日本人女性2人がアンザックヒルに登ってきた。こんな小さな街で日本人に会うとは思わなかった。声をかけようかとも思ったけど、特に話すこともないしやめた。

高い建物がない分、変に視界が遮られることなく、遠くまで景色が見渡せる。思わずパノラマ写真を撮りたくなるような場所だ。

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アンザックヒルを降りる。アンザックヒルへ向かうときは気づかなかったけど、降りたところの向かいには、おしゃれな教会がある。GoogleMapでは「Our Lady of the Sacred Heart Catholic Church」と書かれている教会だ。中に入ってみたかったけど、扉がしまっていて中には入れなかった。

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マーケットエリアに戻り、エリア内にあるジョンフリン教会へ向かう。が、日曜日のみ開いているようで、この日は閉まっていた。ちなみに、ジョンフリンという方は、オーストラリアでフライングドクター制度を構築した偉大な人のようだ。この教会は、その人を記念して建てられた教会だ。

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その向かいには、アデレードハウス博物館があり、そのジョンフリンの身の回り品の展示がされている。が、その博物館も午後2時までで、訪れた時にはすでに閉まっていた。うーん、残念。午後2時で閉まるって早すぎないかとも思ったけど、この街自体が観光の街じゃないから仕方ないのかな。

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教会と博物館を後に、すぐそばにあったVisitorCenterに寄ってみる。とはいえ、特にみるものもなかったので、軽く雰囲気だけをみてさっと出る。

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マーケットエリアも見終わって、少し時間を持て余し気味になってしまった。もともと、アリススプリングス自体が観光の街ではないので、旅行を計画する時も観ようと思っていたところはそこまでなく、ちゃんとは計画はしていなかったのだ。

この後どうしようかなと思い、VisitorCenterの前にあった地図を眺めてみる。すると街の南側に「Heavitree Gap」(GoogleMapでは「The Gap」)という場所を見つける。岩山(MacDonnell Ranges)の裂け目で、そこに道路が走っており、アリススプリングスの入り口となっている場所だ。ざっと3kmくらいの距離だったので、行って見ることにした。

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街の南北には「Todd River」という川が流れており、その川沿いに沿って「Heavitree Gap」に向かう。街の中心部からちょっと離れるだけで、こんな景色になる。

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道中、走っている人や運動目的で自転車に乗っている人と何人もすれ違った。アリススプリングスでは健康を意識した人たちが多いのだろうか。

しかし暑い。28℃もあるしなぁ。湿度は低いから空気はカラッとしていて、東京みたいな嫌な暑さではないけど、秋用のジャケットを羽織って歩くような気温ではない。ジャケットを脱いで、Tシャツ一枚になって歩く。

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3kmは距離としては近いように思ったけど、暑い中歩いているので、思った以上に遠く感じる。「Heavitree Gap」はすぐそこだ。

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45分くらい歩いただろうか。「Heavitree Gap」に到着。周囲は遊歩道的な道が整備されており、ピクニックをしている家族づれを数組見かけた。雰囲気からしアボリジニの方だろうか。

大きな2枚の岩が城壁を作っているかのようにそびえていて、その間の切れ目に道路が走っている。アリススプリングの出入口となる場所だ。この切れ目が自然にできたものなのか人工的に作ったものなのかはわからないけど、なかなか面白い光景だ。

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これは土でできた山ではなくて、石でできた岩山なんだよね。この部分だけ綺麗な岩山となっているのはとても不思議だ。どうやってこれが形成されたのだろう。

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岩山から木が生えている。どうやって根を張っているんだろう。不思議だ。不思議なことだらけだ。

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街から離れたせいか、蚊がものすごい。再度、虫除けスプレーを全身にふりかける。しばらく眺めて、今来た道を引き返す。

「Heavitree Gap」のそばにある道路標識。ここから空港に行ったり、街に行ったり、「West MacDonnells」という国立公園に行ったりと、アリススプリングスの主要な場所へ行くための分岐となる場所だ。

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さてさて、アリススプリングスにも1件カジノがあって、「Heavitree Gap」へ向かう途中にそのカジノを発見していた。帰りに寄ろうと思っていたので、ここで寄ることにする。「Crowne Plaza Alice Springs Lasseters」というカジノだ。

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カジノの入り口にはセキュリティーチェックはなく、何もせずに中に入れた。小さい街のカジノなので、規模は小さく、ケアンズのカジノの1/2〜1/3の規模な感じだ。

客はスロットなどのマシンゲームに数人いるくらいだった。卓には誰も付いておらず、ディーラーの方は暇そうにしてた。ブラックジャックバカラ、3カードポーカーなど、ラインナップはケアンズと同じ。ミニマムベットが10A$で、遊べなくはないレートであったけど、遊ぶ気分でもなかったので、雰囲気だけ見てカジノを出る。

この後は、明日からのツアーに備えて水を買っておくのと、夕食を取るくらいで、時間的には余裕がある。帰り道はのんびりと歩いて行く。

行きと帰りで同じ道を通っていても、行きの時には目に入らなかったものが、帰り道で目に入って見つけるということがよくある。左側の写真、いかにも南国って感じのする木々だ。こういう木々は、歩いていた通りには結構生えていた。だけど、行きの時には全く気づかなくて、帰りの道でそれに気づいて、自分でもこういうものがあったんだなと驚いた。

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街の中に戻って来た。スーパーマーケットに入って水を調達する。

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翌日のツアーのリコンファームをした時に、スタッフの方から水は2リットル以上持ってくるように言われたので、念のため水を3リットル購入。これだけあれば十分でしょ。

そのままゲストハウスに向かう。ゲストハウスに向かう途中に、踏切を渡るのだけど、ちょうどそのタイミングで貨物列車が通ったので、思わずシャッターを切る。東京にいると、貨物列車を見る機会がないせいか、なかなか貨物列車が走っている光景は新鮮だね。

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ゲストハウスに到着。部屋の前に行くと、扉の前に男性2人がいて、私の部屋の扉を開けていた。私も後ろから入ろうとすると、「ここの部屋の人か?」と聞かれて、「そうだ」と答えると、そそくさと部屋から去ってしまった。なんだったんだろう。怪しいな。

部屋には誰もおらず、私1人だけ。明日の出発が早いので、今のうちに荷物の整理をして、シャワーを浴びる。このゲストハウスは、部屋にドライヤーは備えられていない。当然ながらドライヤーは持って来ていないので、髪は自然乾燥だ。シャワーはちゃんとお湯が出た。ありがたい。

18:30に夕食を食べにゲストハウスを出る。流石に外は暗い。

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The Overlanders Steakhouse」というお店に行く。トリップアドバイザーで評価の高かったお店だ。

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予約なしで1人と伝えると、ちょっと待つように言われた。どうやら満席らしい。トリップアドバイザーで評価が高かっただけあって人気の店のようだ。マネージャらしき人から、席が空いたら声をかけるから、それまでは店の奥のバーエリアで待つようにと言われる。

バーエリアに行くと、私の他に7人組の初老の方のグループがいて、私のすぐ後に男性1人が来た。

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バーエリアに来て、何も飲まずに待つものなんか勿体無い気がしたので、ビールを注文。「CASCADE」というビールを注文する。

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15分くらい待って、席に通される。賑わっている。

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席には日本の国旗が掛けられていた。周りの席を見ると、いろんな国の国旗が掛けられている。どうやら、その席にいる人の国の国旗がかけられているようだ。オーストラリアの国旗が多かったけど、イタリア、アメリカの国旗はあった気がする。日本の国旗は私の席だけだった。一目でどこの国から来た人かがわかる。これは面白いね。

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オニオンスープとビーフチョップというメニューを注文する。スープはすぐに出て来た。店員さんがスープが入った鍋を持って来て、鍋から皿へお玉でスープをよそいでくれた。なかなか豪快だ。

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このスープがとても美味しかった。玉ねぎの甘みがすごくて、何杯でも飲めてしまいそうなくらい。本当にお代わりしようかと思った。スープが来て数分でビーフチョップも来たんだけど、ビーフチョップがくる前に飲み干してしまい、店員さんから「もう飲んでしまったのね」と言われてしまったくらいだ。

ビーフチョップは焼き方は店員さんのオススメでお願いしたが、ミディアムで出て来た。店員さんが教えてくれたのだけど、オーストラリアではミディアムで頼むのが一般的らしい。

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これも美味しかった。お肉が柔らかくて脂っこくもないので、すっと食べられてしまう。人気なだけはある。オーストラリアに来て一番美味しい食事だったと思う。

食事が美味しかったので、ついついお酒も進んで「LAZY YAK ALE」というビールをパイントサイズでお代わり。お酒は弱いんだけど、追加で飲みたくなってしまうほどに美味しい食事だった。アリススプリングスでこんな美味しい食事ができるとは思っていなかったので、これは本当に大満足だった。このお店はオススメ。

食事を終えて、ゲストハウスに戻る。お店を出たのが20:30だったか。外の気温は16℃。湿度が低い分、気温に比べて肌寒く感じられる。

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ゲストハウスに戻ると、部屋の中には女性1人がいた。どうやら今夜は私とその女性の2人だけのようだ。見た感じ、私よりも若い。ドミトリーの部屋で男女2人きりとは、こういうこともあるのね。

女性から、夜は冷えるから暖房をつけていいかと聞かれて、もちろんと答える。こちらも明日は朝早く出るから、起こしてしまったらごめんねと伝えておく。

明日は5:20にツアーの迎えが来るから、4:30には起床かな。22:30には床について翌日の早起きに備える。しかし、先ほどの男性2人組みはなんだったんだろうか。荷物を盗もうとでもしていたのだろうか。だとしたら、危ないところだった。

暖房あたたかい。

5日目終了。6日目に続く!

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6日目以降のお話はこちらからどうぞ!

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